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タイトル:LIVE警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花著者:内藤了レーベル:角川ホラー文庫ページ数:336ページ*****シリーズ第2弾!今回は焼身自殺&火事のあった屋敷の蔵から妙なものが出た。という案件。妙なものというのは人形です。花嫁衣裳を着た等身大の花嫁人形が十数体。等身大の人形とか、冷静に考えたらちょっと怖いかも。そして猟奇的な匂いがします。*****現場は
タイトル:FIND警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花著者:内藤了レーベル:角川ホラー文庫ページ数:317ページ*****新シリーズ始めました。鳴瀬清花シリーズ。なのに、いきなり「木下清花」で登場するもんだから???となりました。が、すぐになるほどと理解できます。家庭よりお仕事優先しちゃう人みたいで夫さんに愛想つかれちゃうみたい。夫さんも警察にお勤めらしいので、捜査一課で働く妻に理解を示してあげてほ
マッチングアプリには危険がいっぱい。マッチングアプリで成婚した男女が次々殺害されるという猟奇事件であり、その魔手が最近アプリをはじめた晩稲の女性のもとへ及ぶ。マッチングアプリをガジェットに据えた現代的なダークサスペンス。明らかなミスリードはその先にどういう真相が待っているのかが気になり、そして展開と視点転換が結構多いこともあって、始終いいテンポで読めるようになっています。その真相についてはなかなかゾクッと来るものものありましたし、さらにエピローグを読んでいると、案外この女性も取り込まれて闇
投身自殺をした女学生が、死の瞬間に持っていた「ゆうずど」という小説…大学生の菊池斗真は、先輩の日下部とその本を読むが、彼女の死との繋がりは見つけられなかった…しかし翌週、日下部も投身自殺し、菊池の手元には「ゆうずど」の本が現れる…何度捨てても戻ってくる本…勝手にページを進んでいく黒い栞…本を読んだ人にだけ見える「紙の化け物」…これらは本の呪いなのか📖お邪魔しているブログで紹介されていたこちらの本!ホラーは苦手なのですが、なんだかとてもそそられて借りてみました…作中に出てくる《ゆ
ネタバレ注意。本書感想を殴り書きしました。十三番目の人格ISOLA(角川ホラー文庫)[貴志祐介]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}【まずはリスペクト】貴志さんは、これ書くためにどんだけ知識を蓄えたんだろう…それとも元々博学なのか、一先ずは作者のそんなところに尊敬。文学家達は皆本当に知識と表現力が豊かすぎるんだ。さてさて、内容に関してであるがやはり貴志祐介さん作品は読みやすい。優しく展開するので、かなりハイペースでスラスラ読める!【良かったところ】
すみせごの贄(7)(角川ホラー文庫)[澤村伊智]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}澤村伊智さんの、復活!比嘉姉妹シリーズ!🎊㊗新作「すみせごの贄」発売2015年の怪奇バナシ日本にこんなミステリアスな現象があるのか…不思議不思議なかなか見間違えや勘違いというものはないだけに、そういう経験ができたら…喜ぶべきか悲しむべきかルーレットを回したくなるようなお話です。喜悲喜悲…実際、そうなってみないとわからないですよね💦
Aimerさんの800を聴きながらマッチングを読む第六章の中盤から後半にはもう涙が溢れ頬を伝うなんだろこの涙の理由は、、、永山吐夢このお役を佐久間さんが引き受けなければ佐久間さんにお声が掛からなければワタシは吐夢に出会わなかった映画を観に行くこともなければ小説を手に取ることもなかった怖いの苦手なのに読めば読むほどその存在が愛おしく感じる健気で、真っすぐで嘘が嫌いで前も言ったかもだけどラスト1秒、ワタシの愛が反転した映画マッチング原作小説マッチング
こんにちは晴れてるみぬ☆地方☀旅行の帰り道ですが、これから映画観ます笑それでは本日も読書記録〜✍📕↓↓ーゆうずどの結末ー著)滝川さりこんな結末は耐えられない――。大学に入学して3か月、菊池斗真はサークルの同級生・宮原の投身自殺を目撃してしまう。死因に不審な点もなく遺書もあったことから、彼女の死は自殺と断定された。宮原の死から数日後、菊池は同じサークルに所属する先輩の日下部から、表紙にいくつかの赤黒い染みがある本を手渡される。それは、宮原が死の瞬間に持っていた小説ら
京王デパートメントストア【石川・福井物産と観光展】でヨーロッパ軒のソースカツ丼食しました。一年に一度東京で食せる福井ヨーロッパ軒のソースカツ丼。初めて食したあの日からずーっと好きなヨーロッパ軒のソースカツ丼。心の底から好きなんですヨーロッパ軒のソースカツ丼が。『歪つ火』三浦晴海先生。キャンプホラー。和やかな感じと不穏な感じで進んでいく物語、恐怖が始まるとジェットコースター。これでもかってくらい怖がらせてくれました。怖爽快。映像がイメージしやすいので読書とホラー映画を同時に
2024年は辰年で年男です。いつも心にアルフィーを“明日を信じて振り向くな立ち止まるな”の気持ちで。皆様どうぞよろしくお願いいたします。毎年恒例のお正月権太楼一門の写真。今年のテーマはズバリ『明星』だよ。脳内であの書体であの文字いれてみてみて。年末年始に読んだ本です。『生霊(いきすだま)』ささやななえこ先生。めちゃめちゃ怖かった。特に『鉄輪』『空ほ石の・・・』は怖い。『空ほ石の・・・』は映像以外で怖くてビックってなったの初めてかも。怖いだけじゃなくて少女漫画
ブログ、なんとか生きてましたねアメブロの使い方、すっかり忘れてるししばらく更新をさぼり、最後に書いた日は、2021年9月7日だった。なぜ書いてなかったって?仕事が決まって、慣れたら再開しようと思いながら…コロナ解雇で無職になり、三ヶ月ほど無職となり、ハローワークで何とか職を見つけ、めでたく就職パートのつもりが、まさかのフルタイムの正規採用すっごくお給料が良い訳ではないけど、かなりホワイトな職場で、家からも近いし、定時で帰れる。コロナ解雇、実はラッキーだったのかもし
角川ホラー文庫の新刊。昔の作品が多くて楽しかった。既読作品がいくつかあったけど忘れていたし、久しぶりに読み返してみてやっぱり怖かったです。このラインナップは良いですね。特に、鈴木光司さん!『リング』『らせん』流行った頃に読みまして、もう心底怖かった。映画も怖いけど、絶対原作の方が怖いと思う。この本に収録されている『浮遊する水』も遥か昔に読んだことがあったはず。うろ覚えだったので読み返せて良かったです。●『浮遊する水』/鈴木光司古びて住人がまばらなマンションで慎ましく
内容はとても惨たらしい描写が続きましたが、読後感はスッキリする作品でした。突然見知らぬ土地に放置されて、ゲームの脱出を目的に行動するというサバイバル要素満載の展開はシンプルではありますが、著者の表現力がその部分をカバーしているといえます。動植物についてかなり細かく描写されており、著者が綿密に動植物の種類を調べて本作を脱稿したのが伝わってきます。食人鬼の描写はとても見ていられないほどリアルであり、鳥肌が立ちそうになったほどです。リアルだからこそ、緊迫感が直に伝わってきました。
前回は吉村達也先生の樹海の紹介をしました。で、今回紹介するのは同じく吉村達也先生の★時計です。三部作の順番的には卒業⇒樹海⇒時計となっています。ですが、どれか一冊だけ読もうが全て読むにしても順番はバラバラでも差支えないです。【中古】時計角川ホラー文庫/吉村達也(著者)【中古】afb楽天市場110円${EVENT_LABEL_01_TEXT}【中古】時計/吉村達也/角川書店[文庫]【メール便送料無料】【あす楽対応】楽天市場255円${EV
今回も同じく吉村達也先生の、あくまで個人的に面白かった小説を紹介します。吉村達也先生は朝比奈耕作シリーズで知名度が高いですが、私的には角川文庫のホラー特有の黒本シリーズが好きです。紹介するのは吉村達也先生は大々的にコメントはしなかったのですが「どれから読んでも単作として読める。だからじつはシリーズということに気づかない人も多いかもしれない」との記載が何かの後書きにあったのを覚えています。で、三部作となっており、その1作目が★卒業です。【中古】卒業角川ホラー文庫/吉村達也(著者
夏といえばホラー!黒い家貴志祐介を読みました↑画像はAmazon商品ページより引用https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B009GPM5GM/ref=tmm_kin_swatch_0?ie=UTF8&qid=&sr=この作品は第4回日本ホラー大賞の受賞作です。生命保険会社の若槻慎二がある日顧客の家に呼び出され、あるものを目撃してしまいます。不審に思った若槻は独自調査に乗り出すのですが…。20年ぶりくらいに読み返しました。びっっっくりするぐらい話ぜん
ずーっとずーっと前に、「ぼぎわんが、来る」を読んだのですが。今回は、何の気なしに「恐怖小説キリカ」を読んでみたら、「ぼぎわん…」が盛大な伏線(とは違うか、なんていうんだろう、とりあえずネタとして出てくる)になっていて、ほほー、こういう手法もあるんですね、と。【中古】ぼぎわんが、来る角川ホラー文庫/澤村伊智(著者)【中古】afb楽天市場登場人物の中に、実在の人物がちりばめられているのだけれど、なにより主人公がご自分である設定なのがちょっと可愛らしかった(って、これも微
【読書記録】321冊目「内藤了LIVE警察庁特捜地域潜入班鳴瀬清花」警察庁特捜地域潜入班鳴瀬清花シリーズ、第2弾!夫とはすれ違い離婚したが、義理の母、娘には秘密にして同居生活を続けている清花。特捜地域潜入班に異動になり、家族との時間が以前より増えたために離婚してはいますが、家庭は円満な感じ・・・そんな清花の元に事件の一報が入る。青森の古い屋敷で発見された奇妙なモノの正体を探って欲しい。その奇妙なモノの正体は、花嫁人形。生きた女性のように精巧な花嫁人形
読了妖琦庵夜話千の波万の波<10>榎田ユウリ角川ホラー文庫改めまして読後のアレコレ。ちょっと感傷的になったりしてますが。そしてせっかくなので帯を外した本来のカバー全体像を。読み始めに織り込まれている中村先生のコミックを拝し、コミック合わせに用紙を通常と変えているのか!最終巻ならではの贅沢!ワクドキしておりました。なのに読み進めるに従って、洗足先生の心情や取り巻く情景が真っ白な紙に印字されていて、寂しげで切なくて。兄に望んだ結果に心痛め世話する青目に、カイ
少しの時間ができたので、書店へ立ち寄りました。大好きなお気に入りの大事なシリーズの新刊(だけど完結巻)が発売されていました。Twitterが見られなくなりましたので、作家さんたちの動向がわからなくなったのですよ。なんてことしてくれやがったんだ💢マスク●(伏せ字ミス)前巻のラスト・シーンも伏線回収と「そこで、これを持ってくるの?!」と読んでいて、溜め息と一度、本から視線をはずして噛み締める数秒が必要でした。完結巻、楽しみだけど読んだら終わる…。第1巻は、独り暮らしを初めてした年に
妖琦庵夜話千の波万の波<10>榎田ユウリ角川ホラー文庫とうとう本当の最終話(最終巻)だそうです。読みたいけど読みたくないー。コミックも収録ー?!わーホントに終わっちゃうんですね。
BOOKデータベースより「奇妙な花嫁人形に隠された秘密に迫る、警察シリーズ第2弾!新設部署「特捜地域潜入班」の一員となった刑事・鳴瀬清花。かつての上官・反町から、潜入班の許へ奇妙な調査依頼が舞い込む。「青森の旧家で起きた火災の現場から、“変なもの”が発見されたので調査してほしい」――現場に潜入した清花たちが目にしたのは、焼け残った土蔵に保管された14体の花嫁人形だった。謎の鍵を握る屋敷の当主は焼死。人形の秘密を探っていく中で、清花は戦慄の真相に辿り着く!新ヒロインの警察小説
『ファーブル昆虫記』20分冊の第十六巻、読み終わりましたー。この巻はワタムシのお話、生き物の死体を食べる虫たちのお話、蜘蛛のお話が載ってました。ワタムシって面白い生活環を持ってるんですねー。虫瘤の様子も面白いし、ホント虫の話って興味深いです。この歳になってもワクワクしちゃいますものね。ハエやらカツオブシムシの話は少々気味が悪くはありますけど…腐った肉の放つ臭いとか汁とか想像しちゃうと、ねえ。でも、生態はやはり面白い。研究者って偉いですよね、蛇やモグラの死骸を観察のために自分の家に置
暑い一日でした…家のクーラーでも冷えてしまう私。ぎっくり腰に気をつけないとね(泣)『奇奇奇譚編集部ホラー作家はおばけが怖い』木犀あこ著角川ホラー文庫2017年9月発行223ページ第24回日本ホラー小説大賞優秀賞受賞作品『文字列の幽霊』を改題、加筆修正。『逆さ霊の怪』書き下ろしスオウさんカバーイラスト/西村弘美さんカバーデザイン目次幽霊のコンテクスト逆さ霊の怪霊が見える新人ホラー作家・熊野惣介は、『奇奇奇譚』の編集者・善知鳥とともに、新作のネタを探していた。心霊スポ
堀井拓馬『夜波の鳴く夏』読み終わりましたー。夜波の鳴く夏(角川ホラー文庫)Amazon(アマゾン)614円これは、めっちゃ面白かったです。私は悪夢のような、幻想的なエログロナンセンスな子供っぽいような、そんな不思議なお話が好きなのですが、これはピッタンコ、ハマりましたー。『姉飼』とか『粘膜』シリーズとか『魔女の子供はやってこない』とか、ああいうの好きな人には刺さるはず。『大正の世、名無しのぬっぺほふことおいらは財閥家の令嬢コバト姫に飼われ、純愛を捧げていた。だが、コバトが義理の兄
『転校生』森真沙子先生。読みました。学園ホラーの五つの物語。90年代のあの頃感があるので、学校ではなく学園という言葉がハマるホラー。いわゆる学校の怪談と違って叙情的な怖さ、一話読み終わるとゾーッと怖くなるそして全体的に少し切ない感じがする。私は『図書室』が好きな話かな。『怪と幽』の記事『角川ホラー文庫の三十年』で朝宮運河先生が紹介されていたのを読んで興味持ってこの本を読みました。角川ホラー文庫まだまだ読みたい本がいっぱいあるよ。7月29日(土)『ヨウ怪ダン』全席自由席
ブタの臓器を移植された少女、吸血鬼を屠らんとする少年、読むと狂気に憑かれる呪いの本。デビュー作『玩具修理者』の後に上梓されたというこの短篇集。おぞましくも愛おしい、魔的の三篇が収録されています。読み進めるだに、己の記憶やアイデンティティが覚束なくなり、そして現実と妄想の境界が曖昧になる。そんな縁起の悪さが遺憾なく味わえます。内容人獣細工吸血狩り本人獣細工夕霞は生まれつき、あらゆる臓器に疾患があった。生きていくには臓器移植が必要な身体であり、生まれて以来ずっ
角川ホラー文庫から出ているシリーズの第一作目です。「バチカン奇跡調査官黒の学院」藤木稟[角川ホラー文庫]-KADOKAWAアニメもあるし、コミカライズもある。でも私はこれに関しては絶対、小説がいいと思う。藤木稟さんの作品でこれが1番好きです。キリスト教の奇跡を追跡するロベルト神父と平賀神父の物語です。人間の奇跡を願う気持ち(欲望なのかも)が生み出した何かを、真摯に調べる2人の神父が活躍します。話が壮大なのと、トンデモ話系なところも好きなんで。トンデモ話系と言えば
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『ON』におけるあの猟奇事件が別サイドから描かれているということで、それだけで実に興味惹かれるものがあります。事件が起きてからの展開のみのらず、描かれているのは寧ろ半分以上があの事件が起きるまでの仕儀であり、全編通して『ON』とはまた違った雰囲気があります。無愧たる咎者たちに、己の所業を身をもって知らしめ、制裁を加える。恐悸や悔恨や昏沈が綯い交ぜになり、そして最後は哀切が極まるストーリーであったと思います。『ON』と『OFF』それぞれ単体でも面白いですが、両方合わせてひとつのストーリーのよう