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⒍⑴花月うどん店の展代・直之夫妻クリーニング店の蒲島・まみ夫妻直之と展代の息子ヒロシに成り済ましている、詐欺師の新名5名。オープニング客の泰秀とほたるが警官姿で現れる。親泊「失礼します!」二人が敬礼する。その瞬間、ヒロシに成り済ました詐欺師・新名が慌て、新名「はーっ!」と、お尻を押さえる。新名は警察官の前から慌てて姿を消そうとする。新名「洗いもん行ってくる!」と、厨房の方に消えていく。展代「トイレ、そっちちゃうで!?」新名「皿洗って、ケツ洗う」新名
『うどんのように太く長い親の愛』[セット紹介]花月うどん店吉本新喜劇の最も基本的なセット⒈下手に屋外あり下手端…クリーニング店クリーニング店を挟んで、客席側と奥側が道路になっている。⒉店内⑴下手寄り…お店入り口(引き戸)下手寄り奥…レジ上手寄り奥…厨房カウンター、厨房に続く通路上手端…手洗い・居住部分への通路⑵レジ前と厨房カウンター前にテーブル席[物語](敬称略)⒈⑴舞台は花月うどん店。ほたる(重谷ほたる)と
2022/08/14〜15【セカンドシアター新喜劇森田展義さん・新名徹郎さん班】『うどんのように太く長い親の愛』[概要]⒈展代と直之の老夫婦が営むうどん屋は身体の衰えから麺のコシを維持できなくなっていた。うどん屋の土地の権利書を狙う詐欺師の新名は長年音沙汰がないうどん屋の息子ヒロシへの成り済ましを計画。老夫婦を見事に騙し、うどん屋に潜り込む。新名の打つ麺にはコシがあり、順調に老夫婦の信頼を得ていく。だが、本物のヒロシが帰ってきて、計画に暗雲が立ち込める。
⒑⑴真希に一方的にアタックされ、更には令に誤解され、困惑する、清水。そこに、喫茶店のマスター風の男性・森田(森田展義)が現れる。森田「ちょっとええか?」清水「お客さん?」森田「客やない。俺はスナック・ムーンのマスターで、森田いうもんや」森田「ここに清水健次いう奴、おるな?」清水「私ですけど…」森田「うちの店のホステスの体、触りやがって!」清水「はー!?」⑵騒ぎを聞きつけ、上手端通路から茂造が現れる。茂造「何や、何や?」森田が茂造にホステスの体に触れた件を説明する。
⒊⑴オーナー・清水と番頭・令、二人。仲居の靖子(高橋靖子)が中央奥通路から現れる。靖子「大浴場の準備が終わりました」清水「この旅館で働き始めて半年…慣れましたか?」靖子「皆さん親切にしてくださって、感謝しています」清水「こちらこそ、一所懸命に働いてくれて、助かっています」靖子「調理場に行ってきますね」靖子が上手端通路に消える。⑵清水と令、二人。清水は靖子を意識するように、上手端通路の方を優しい目で見ながら、清水「ほんま、しっかり働いてくれている」レイ「お前も見習えよ!
『しみけんの結婚までのいばらの道』[セット紹介]花月旅館のロビー⒈舞台下手に、旅館入り口(引き戸)。玄関先あり。舞台中央奥に、大浴場に続く通路。舞台上手端に、客室や調理場に続く通路。⒉舞台中央に、テーブル、椅子が四つ。舞台上手奥に、フロント。フロントの壁には『花月旅館』のプレートが見える。[物語](敬称略)⒈⑴舞台は、温泉を備えた花月旅館。若いカップルの泰秀(親泊泰秀)とライラ(川筋ライラ)が旅館にやってくる。泰秀「ここや!」泰秀「やっとつ
『当選請負人が来る!』[セット紹介]『花月村の広場』舞台中央…木製の長椅子舞台下手端…交番の入り口交番前には、赤色のビールケースが置かれている。舞台上手端…村長宅の入り口村長宅前には農具や麻袋、ほうきが置かれている。舞台下手端・上手端最前部分…道路(=演者が出入りする場所)[物語](敬称略)⒈⑴舞台は、山間部にある『花月村の広場』。村民の音羽(音羽一憲)・親泊(親泊泰秀)・ゆう(小林ゆう)が広場を通り掛かる(=舞台下手袖から登場する)。音羽と親泊は薪を
⒒⑴久美子が藍に声を掛ける。久美「藍、大丈夫だった?」あい「うん…」藍は体裁が悪そうに、辻本に対し、あい「あの…」辻本「…ワシに嘘をついとったな?」辻本「ワシには嫁も子供もおれへん。…そうやろ?」あい「ごめんなさい…」⑵中央奥通路から、安尾と筒井が現れる。安尾「先、帰らせてもらいます~」辻本「アホかっ!」安尾・筒井「…?」友見が安尾たちに、友見「記憶が戻ったみたいで…」⑶出掛けていた泰秀とほたるが戻ってくるが、ロビーの様子に違和感を覚えたか、中には入
⒌⑴誰も居ない、旅館ロビー。藍・諸見里・高井がトイレから戻ってくる。高井「大丈夫やった」警察官のけんた(けんたくん)が現れる。けんたは沖縄弁が出易く、何を喋っているのか全く分からない。高井が聞き直す。けんたは、旅館を探している人を連れてきたよう。けんたに呼ばれ、宿泊客の泰秀(親泊泰秀)と娘のほたる(重谷ほたる)が現れる。泰秀は白髪が混じっている。役目を終え、けんたが去っていった。⑵ほたるは藍を見て、ほた「藍ちゃん!」あい「ほたるちゃん!」二人は小学校のクラスメイト
⒓⑴近くに警察官が巡回していたようで、親泊達は前田と吉田を警察官に引き渡し、直ぐに戻ってくる。ゆうが自分を助けようとして腕を切られた今別府のもとに駆け寄る。ゆ「大丈夫ですか!?」ゆ「どうして、そこまでしてくださったんですか?」今「…」清「もう、正直に言いましょう」清「今別府さんは、あなたのお父さんなんです」今「オッオッオッ」今別府が咄嗟にオットセイを真似、誤魔化そうとする。清「もう、オットセイはしなくていいから」⑵ゆ「お父さん?」♪感傷的な音楽が流れる。今「お父さ
⒐⑴おしみ・親泊・今別府、三人。親「ゆうちゃんの誤解は解けましたけど、」親「昨日は結局、名乗り出ることができませんでしたね…」今「なにか良い方法があればいいのですが…」⑵そこに、借金取りの高関(高関優)が現れる。高「じゃますんでー!」親「お客さんですか?」高「客やないねん」高「ワシ、借金取りや」高「社長がここの仲居に金を貸したらしいんやけど、社長の代わりに取り立てに来た」高「そいつは、このネックレスを社長に渡した切り、借金を返さんらしい」と、赤い宝石の入った真珠のネッ
⒎⑴おしみ・親泊・今別府、三人。そこに、吉本ホテルのブライダル担当スタッフ、前田(前田真希)と吉田(レイチェル)が現れる。吉田はカメラを首にぶら下げている。前「失礼します」前「吉本ホテルの者ですが、小西様は?」親「ちょうど、奥で結婚式の話をしていますので、呼びますね」おしみが今別府に、清「今別府さん、他人のフリをして、娘さんを見てください」⑵舞台上手奥の従業員通路から、小西とゆうが現れる。おしみが今別府に小声で、清「あの子ですよ!」今「立派になって…」安尾も従業員
⒍⑴誰も居ないロビーに、グレーのスーツを着た今別府(今別府直之)が現れる。今別府が従業員通路を覗いていると、おしみが客室通路から現れる。清「忘れ物したわ」おしみは従業員通路を覗いている今別府を見て、今別府に聞こえないように小声で、清「何、こいつ?…泥棒?」マキザッパを取り出し、今別府の頭や背中を叩く。「泥棒ーっ!」おしみの声をかけて聞き、番頭・親泊が現れる。今別府が倒れても叩き続ける、おしみ。清「泥棒ーっ!」今「ちょっと待ってください!」今「泥棒ちゃいます!客です
⒋⑴上手奥の従業員通路から、主人の安尾(安尾信乃助)と仲居のゆう(小林ゆう)が現れる。安「おじゃましますか?」親「『か?』は要らないです」安「『か?』は要らない…」ゆ「お疲れ様です」安尾がゆうに対し、安「普通かい!」⑵親泊が安尾に、おしみと花子のことを告げる。親「旦那さん、聞いてください!」親「おしみさんと花ちゃん、また客に怒られたんです!」安「また!?」安「ちゃんとしないとクビにするよ?、三人とも」親「なんで、僕が入るんですか!」安「連帯責任です!」親「そん
『おしみの娘への想い届けましょう!』【セット紹介】舞台は『祇園旅館』のロビー⒈舞台下手に、旅館入り口(引き戸)。舞台中央奥に、客室への通路。舞台上手袖に、従業員控え室・特別室等への通路。⒉舞台中央奥上手寄りに、フロント。舞台中央に、横長の低めのテーブルと椅子。⒊旅館入り口先に、道路。[物語](敬称略)⒈⑴舞台は、『祇園旅館』。誰も居ないロビーに、亜由貴(筒井亜由貴)と綾子(ぢゃいこ)のカップルが現れる。筒「ここやで、今日、泊まる旅館」ぢ「昔なが
2018/10/02~08【よしもと祇園花月・清水けんじさん担当週】[はじめに]このページを訪れてくださった全ての方に感謝いたします。一個人の記憶の範囲内でのレポートですので、場面・台詞の抜け、記憶違い等、多々あるかもしれません。一観客の一視点と捉えてくださるとたいへん有難いです。また、PCでの閲覧を前提にレイアウトしているため、スマホからご覧になる場合、改行箇所など不自然に感じられるかもしれません。誤字脱字等もあると思いますが、どうかお許しください。[概
⒔⑴借金取りのカバ島と松元が現れる。カバ島が瀧見に対し、カバ「金の用意はできたか!」瀧見「いえ…」カバ「さっさと借りんかい!」続いて、借金取りの高関と石橋も現れる。高関が敬介に対し、高関「金の用意はできたか!」敬介「いえ…」高関「さっさと借りんかい!」⑵瀧見がカバ島に対し、瀧見「自分で働いて返しますんで、待ってください!」松元「何、甘いこと言うとんや!」松元が瀧見を殴る。殴られた瀧見が玉置の方によろめくと、今度は玉置が瀧見を殴る。敬介が高関に対し、敬介「自
⒑⑴健二が勝徳に話し掛ける。健「さっき、『お父さん』って呼んでくれた…」カ「お父さん、ありがとう」カ「僕のために悪い人に立ち向かってくれた」カ「お父さん、凄く強くて、僕、嬉しい」清「あんた(=勝徳)の方がどう見ても強い。(苦笑)」カ「旅館で仕事をしてみて、クヨクヨしたらあかんって思った」健「そうか…」カ「お父さんの息子で良かった」健「ありがとう」カ「でも、お母さんを泣かせたら許さんからな?」健「分かった」おしみさんが勝徳に、清「よく言えた。偉い」と、ピコピコハンマ
⒏⑴真希・久美子・若井・おしみさん、4人。皆が子供を心配していると、親泊と安尾が外から戻ってくる。安「匍匐前進で必死で探したんですけど、子供達、見つかりません」清「時間、掛かり過ぎるでしょ!(苦笑)」健二・忠志も外から戻ってくるが、子供達は見つからないよう。真「おしみさんが途中で切るから、犯人について何も情報がないのよ!」忠「とにかく、300万は下ろしてきた」⑵そこに、ナイフを持った長髪姿の椎森と祐代が子供を連れて現れる。椎「子供を返してほしかったら、金渡しや」親「…誘
⒍⑴翌日。親泊が旅館にやってくる。親「おはようございます!」親「…また、誰もおらん」親「おしみさん、ちゃんとやってんのかな?」⑵おしみさんの声が舞台下手袖から聞こえてくる。清「1・2、1・2」サングラスを掛け、ピコピコハンマーを持った鬼教官風のおしみさんに続き、勝徳、亜依、ライラが行進しながらやってくる。清「ぜんたーい(=全体)、止まれ!」まるで軍隊のよう。⑶おしみさんが子供三人に対し、清「頑張んなさいよ!」子供三人は挙手の敬礼しながら、カ・亜・ラ「イェッサー
⒋⑴久美子(秋田くみ子)&健二(伊賀健二)の夫婦が現れる。親「お待ちしておりました」親泊が若井に二人のことを伝える。親「職業体験の親御さんです」久美子が若井に子供のことを話す。久「息子は今は元気なのですが、」久「生まれた時は病弱で、甘やかして育ててしまいました」久「ご迷惑をお掛けするかもしれません」⑵久美子が旅館入り口の方を見て、久「勝徳(=まさのり)、ここですよ!」久美子と健二の息子、勝徳(カバ)が現れる。勝徳は黄色の帽子を被り、小学生らしいが、まるで相撲取りのよ
『おしみの職業体験は任せなさい!』【セット紹介】舞台は『花月旅館』のロビー⒈舞台下手に、旅館入り口(引き戸)。舞台中央奥に、客室への通路舞台上手袖に、従業員控え室・待合室等への通路。⒉舞台中央奥上手寄りに、フロント。舞台中央に、横長の低めのテーブルと椅子。⒊旅館入り口先に、手入れされた木々。旅館と木々の間にある道路は、手前側と奥側、二手に分かれている。[物語](敬称略)⒈⑴舞台は『花月旅館』のロビー。黒スーツを着た、会社員らしき親泊(親泊泰秀)が現
18/09/11~17【よしもと祇園花月・清水けんじさん担当週】[はじめに]このページを訪れてくださった全ての方に感謝いたします。一個人の記憶の範囲内でのレポートですので、場面・台詞の抜け、記憶違い等、多々あるかもしれません。一観客の一視点と捉えてくださるとたいへん有難いです。また、PCでの閲覧を前提にレイアウトしているため、スマホからご覧になる場合、改行箇所など不自然に感じられるかもしれません。誤字脱字等もあると思いますが、どうかお許しください。[概
⒔⑴アキコ・サキ・奥重・椎森・祐代・大島、6人。そこに、岩橋がパーキングから戻ってくる。岩「おいっ!」岩「馬に人参を与えたら、死んだやないか!」岩橋が馬に与えた人参は、大島が裕に渡したもの。中にはカプセルが入っていて、馬には効果が強かったのだろうか?⑵サキが岩橋を見て、サ「あんた、私の部屋、覗いたわねっ!」アキコが苦笑する。「この段階で、その設定を掘り返す?」というニュアンスで、ア「だいぶ前の…(苦笑)」岩「何、言うてんの?」岩橋は最初の時と変わらない発言をする。
≪第二部…台本のない新喜劇≫[セット紹介]『花月旅館』のロビー。⒈舞台下手に、旅館入り口(引き戸)。舞台中央奥に、客室への通路舞台上手袖に、従業員控え室等への通路。⒉舞台中央奥上手寄りに、フロント。舞台中央に、椅子と横長の低めのテーブル。テーブルには観客から募集した一言セリフのボックスと効果音を出す機械(サンプラー)が置かれている。⒊旅館入り口先に、手入れされた木々。旅館と木々の間にある道路は、手前側と奥側、二手に分かれている。※補足。18/09
[開演前]観客から、一言セリフを募集。≪第一部…演者紹介・ルール説明等≫[開幕]⒈開幕曲が流れ、緞帳が上がると、タオルを頭に巻いたアキさんが一人で登場。ア「皆さん、こんばんはー!」ア「始まりました!」ア「祇園花月ではもう8回目ですね」ア「祇園花月の社員さんに『イベントをしませんか?』って聞かれて」ア「座員も忙しいので、負担の無いイベントで考えたのが始まりなんです」ア「ルミネでも18日に3回目があって、そちらは収録して、TV放送があります」ア「ここま
[セット紹介]『お笑い劇場前の広場』舞台上手袖に、劇場入り口(引き戸)。民家のような見た目の木造の劇場で、近代的なシアターという響きにはほど遠い作り。舞台中央奥には、長めのテーブルや椅子が置かれている。背景には、竹垣や手入れされた木々が見え、壁代わりになっている。[物語](敬称略)⒈⑴『♪ホンワカパッパ~』と開幕。木造の民家入り口前の庭に見える。庭に置かれた低めの長テーブル周りで、小西(小西武蔵)と親泊(親泊泰秀)の男性二人が座っていて、小西は気だるげ
⒎⑴信濃と花子、二人。信「何で、昨日、歌い出したの?」花子がスマホを見せ、花「曲をかけたら、ついつい歌ってしもた」信「あれ、花ちゃんがかけてたの?(苦笑)」⑵烏川・小西・親泊、北高の三人が現れ、烏川がベンチに腰掛ける。親「烏川さん、あの話、聞かせてください!」親「地元の高校生、10人と戦ったってやつ」烏「10人ちゃう、100人や」烏「俺は1秒に100発パンチを打つことが出来てな」烏「地元では『音速パンチの烏川』と呼ばれていた」烏川の話はどんどんエスカレートしているよ
⒊⑴交番勤務の警察官の亮(山田亮)が現れる。亮「こんにちは。お邪魔しますよ」信「随分、訛ってますね」亮「広島出身でして」信「だからですか」亮「広島出身じゃからの、会話の最後にの、『の』が付くんじゃ『な』」信「最後、『な』ですやん!(苦笑)」⑵亮「なぜ、こんなところに屋台を…」亮「この公園は、北高と南高の不良グループが集まる場所での」花「直ぐ、揉め事を起こすのよね」亮「喧嘩になるんで、見回りに来とる」花「言うてたら、来たわ!」⑶北高の小西(小西武蔵)と親泊が、舞台上
18/05/15~21【祇園花月・信濃岳夫さん担当週】[はじめに]このページを訪れてくださった全ての方に感謝いたします。一個人の記憶の範囲内でのレポートですので、場面・台詞の抜け、記憶違い等、多々あるかもしれません。一観客の一視点と捉えてくださるとたいへん有難いです。誤字脱字等もあると思いますが、どうかお許しください。[概要]『激突!北と南の男たち』とある公園に、念願のたこ焼き屋台を開店した、店主。その公園は、花月北高と南高の不良の争いが絶えない場所