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火葬場での待ち時間。ポツンと兄がひとり。母の死part1をお読みくださいませ。昨日のつづきです。さて、母が亡くなった13日の朝、残りの1000冊のミッションがありました。出版社では、母のことを言うと心配かけるだろうと思い、誰にも言うつもりはなかったのですが、秋山が母のことを尋ねてきたので、彼女だけには言いましたら、私の代わりに泣いてくれまして、何だかそれだけで、気持ちもスッキリし、あとは、サイン書きに専念できました。黙々とサインを書きながら、
母に頂いたお花。母は紫が好きであること知らず贈ってくださいました。「子供の頃から、私は親との死別に恐怖心がありました。いつか必ず自分のもとからいなくなる親。順番でいけば、見送ることになるのは当然私。そして、その順番を望んではいるものの、想像するだけで身震いがし、特に母親との別れを思うと、胸が貫かれる痛みが走るくらい親の死が怖くて仕方がなかったのです。」(拙著・あなたは別れでもっと輝ける幻冬舎Chapter4188ページ親との別れより引用)あなたは、