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玉三郎の「雪」は、梅津貴昶の振り付け。富山清琴が、三味線と唄で、ご子息の清仁さんが琴。琴や三味線は、基本的に弾き語り。先代の清琴さんは、目の不自由な方であった。武原はんさんの舞とともに、今でも目に浮かぶ。玉三郎は、ゆっくりな動きと視線で心象風景を描き出す。玉三郎の世界が出現した。最近の玉三郎は、芝居よりも踊りで舞台に立つことが多い。2月は久しぶりに名月八幡祭の美代吉。追善演目に付き合うから演じるの?鳴神の雲の絶間、鏡山の尾上、妹背山の山の段(定高)とかを、もう一度見たいなあと、