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高麗茶碗?「形式」と、その意味和物茶碗のそこここに高麗茶碗の「形式」は、かくのごとく、見え隠れする。それは、ひとつには、差異に貪欲だった茶人たちが高麗物を「異物」とみなしたからである。それまでの茶碗たちとは違うことが、かれらにとっては何より重要だった。だから、利休や織部のような先駆的な茶人が和製のオリジナル茶碗をつくるとき、それをさらに新しい「異物」の演出に利用した。だが、それも、もしかれらが高麗茶碗が祭器由来の道具であるという正しい知識を得ていたなら、つまり、かれらがそれを誤解していなかっ
海を渡る、その後半生?これら祈りの器たちが、ひとたび海を渡ると、そこではそれまでとはまったく違う人生が待っていた。どのような経緯でそれらが朝鮮から日本に渡り、茶席でもてはやされるようになるに至ったのかは定かではない。高麗茶碗がはじめて茶会記に登場するのが天文6年(1537)。その後、主に「カウライ」の名前で徐々に茶会記に載ることが増え、やがてその世紀も終わりに近づくにつれ頻度も高まって、「コユミ(暦)」とか「三島」とか「井戸」などの分類名で記載されるようになる。さらに、それまでは主に輸入に頼
利休が切腹した後、秀吉はその首を一条戻橋で衆目に曝す。「一条戻り橋に獄門にかけ、大徳寺山門の上に置たる利休が木像を、柱を立て結付け、利休が首を鉋(かんな)がけにのせて、木像に踏せて曝さる。毎日の見物、群集をなすといふ」。『墨海山筆』の「利休伝」のこの記述は、秀吉の怒りのボルテージを示しているとともに、愛情が憎しみに転じたときの悲劇の凄さをも告げている。ひとはこれほど残忍になり得るのか。それと同時に、その光景は、ちょうどイエス・キリストがゴルゴダの丘で磔刑に処せられた事蹟と重なってみえる。
さらにいえば、光悦のアマチュアリズムについて、やきものを「家業」にしてこれに専念していたならと嘆くとき、柳は、その主張が自家撞着に陥っていることに気づいていない。かれの理屈どおりに、もし「智恵」の数がものをいうのであれば、長次郎よりも、光悦よりも、樂当代の作品のほうがよほど優れていなければならない。なぜなら、それは、長次郎より三百年以上もの長い時間をかけて、歴代の幾多の「智恵」の恩恵の下で、「家業」として焼き上げられたはずのものだから。そのとき、当代の営みは、朝鮮の陶工たちのそれがそうで
さらに、出土品にトチンなどの窯道具がついているからといって、窯買いした製品をまるごと引き取るというのには論理の飛躍がある。各地の窯跡にきまって「モノハラ」と呼ばれる不良品の廃棄場所があるように、売り物にならない製品は、窯出しのときに陶工たち自ら選別していたはず。第一、そんな不良品まじりの大量のやきものを輸送すること自体、コストが無駄にふくらんで不合理だろう。降矢氏の説明は、産地のプライドを考慮してないし、商売における経済的視点を欠いているようにみえる。百歩譲って、氏のいうように、商品にな
こんにちは。2021年4月1日に別冊炎芸術「見て・買って楽しむ愛しの陶磁器」が発行されます。弊店からは柳下季器さん、山口真人さん、澤克典さん、西岡悠さん、藤ノ木陽太郎さん、市川透さん、谷本洋さん(※順不同)の作品を掲載させていただきました。また、おうちごはんの投稿で人気のインスタグラマー千葉麻紀さんがお越しくださり、器探しのお手伝いもさせていただきました。よだれが出る仕上がりとなっておりますので、ぜひご覧くださいませ!作品のお問い合わせはとべとべくさまでお待ちいたしておりますm
「西岡悠WEBEXHIBITION」に作品を掲載いたしました。花器、茶碗、徳利、片口、ぐい呑をご覧いただけます。→https://bit.ly/2uCQKefWEBには15日(水)まで掲載いたします。ご高覧いただけましたら幸いです。-----「西岡悠初窯展」【会期】2020年1月3日(金)~12日(日)12:00~19:00作家在廊予定日:3日(金)~5日(日)※会期中は無休【会場】とべとべくさ111-0035東京都台東区西浅草2-7-1090-
「西岡悠初窯展」開催中です!西岡さんは本日5日まで在廊されています!黄瀬戸、弥七田織部、美濃唐津、焼締めなど、見所満載です。ぜひお越しくださいませ。-----「西岡悠初窯展」【会期】2020年1月3日(金)~12日(日)12:00~19:00作家在廊予定日:3日(金)~5日(日)※会期中は無休【会場】とべとべくさ111-0035東京都台東区西浅草2-7-1090-2526-9940http://tobetobe-kusa.jp/
こんにちは。昨日までで「山口真人食の器展」は終了いたしました。今回もたくさんの方にお越しいただきましたことに感謝申し上げます。1月3日(金)からは「西岡悠初窯展」を開催いたします。新たに作られた薪窯で新たな挑戦です!微力ながら窯(の屋根)作りのお手伝いをしてきたこともあり、どんな作品があがるかとても楽しみです。是非お越しください。年末年始の営業予定ですが、30日、31日は営業、1日、2日は休業、3日から西岡さんの個展です。よろしくお願いいたします。-----以下、
2019年4月1日に発行されました別冊炎芸術「見て・買って楽しむ麗しの酒器」に弊店でおなじみの作家さんたちが掲載されております。在庫などのお問い合わせはお気軽にご連絡ください。--------------------------やきものとべとべくさ〒111-0035東京都台東区西浅草2-7-1http://tobetobe-kusa.jp信楽・備前・瀬戸などのぐい呑、徳利などの酒器、茶碗、花器、その他器を取り扱っています。ネット販売もしております。ぜひご覧ください
こんにちは。今日も寒いですねー外気に触れる肌がピリピリして、日に日に寒くなっているような気がしてしまいます。さて!「西岡悠陶展」は本日までです。初日から沢山の方にお越しいただき、大分お店のスペースに余裕がでてきましたが、まだご覧いただけます!ネットショップでは掲載していない作品たちもございますので、ぜひ足をお運びくださいませ♪あたたかい飲み物をご用意してお待ちしております。とべとべくさ順子
こんにちは。16日(日)まで、「西岡悠陶展」開催中です。西岡さんは仕事の都合で恵那に帰ってしまわれましたが、作品たちはとべとべでご覧いただけます!奇跡の茶碗も会期中は弊店でお預りしておりますのでぜひご覧にいらしてください。・・・そして、来る12月20日(木)より「柳下季器陶展」を開催いたします!11月には「柳下季器を愉しむ於乃木坂しん」で食事会が大盛況だった柳下さん。今回の個展に向けて新たに作品をご制作いただきました!新作もご覧いただけます♪乃木坂しんさんとはまた違った作
こんにちは。「西岡悠陶展」開催中です。黄瀬戸、織部、灰釉の器も沢山ご出品いただいております!西岡さん本日まで在廊されておりますのでぜひお越しください♪皆さまのご来店お待ちしております!とべとべくさ順子--------------------「西岡悠陶展」【会期】2018年12月8日(土)~16日(日)12:00~19:00会期中無休作家在廊予定日:8日(土)~10日(月)【会場】とべとべくさ〒111-0035東京都台東区西浅草2-7-109
こんにちは!いよいよ明日から「西岡悠陶展」です!本日全ての作品が搬入され、現在会場準備中ですが、総数320点!狭い弊店には並べきれないのではないか、という数をご出品いただいております。今回は西岡さん曰く、「奇跡の茶碗」をご出品いただいております。写真には掲載しておりませんので、ぜひお店で"奇跡"をご覧いただけましたら幸いです。開店は昼12:00です!西岡さんもご在廊下さいますので、ぜひお越しくださいませ!皆さまのご来店をお待ちしておりますm(__)mとべとべくさ
こんにちは!昨日までで「谷本洋陶展」は終了いたしました。今回もたくさんの方にご来場いただきありがとうございました。ギャラリートークでは色々とお話をいただきました。時代背景による作り手の心境の違い、それらが作品にどんな影響を与えるか、今を生きる人間がどのような作品を生めばいいのか、など、洋さんのお考えをたくさんお聞かせいただけ、とても勉強になりました。作家がそれぞれの哲学を持っているというのは当たり前ですが、共感を得る得ないは別として理解を得られるくらいに整理できているということが
こんにちは!西岡悠陶展、開催中です。初日からたくさんの方にご来店いただきありがとうございます。10日(日)までですので、是非いらしてください。さて、同じ週の12月16日(土)からは「曽我尭陶展」を開催いたします。古備前の追及に人生を懸ける若手陶芸家曽我尭(そがたかし)の力作が集まります。こちらも是非、お越しくださいませ。そして、来年1月3日からは「ここまいぬ展」です。小さい狛犬ばかり展示します。またしつこく告知させていただきます。よろしくお願いいたします
WEBEXHIBITIONに、茶碗、徳利、片口、ぐい呑を掲載いたしました。黄瀬戸、織部、瀬戸黒、志野など盛りだくさんです!ぜひご高覧ください。→http://bit.ly/1ONknNf※花器、湯呑など随時掲載いたします。※ご質問などございましたら、お気軽にご連絡ください。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「西岡悠陶展」【会期】2017年12月2日(土)~10日(日)10:00~18:00作家在廊日:2日(土)・3日(日)【会場】ギャラリー
こんにちは!西岡悠さん本日までご在廊いただいておりますm(__)m!ぜひお出かけください♪とべとべくさ順子-----------------------「西岡悠陶展」【会期】2017年12月2日(土)~10日(日)10:00~18:00作家在廊日:2日(土)・3日(日)【会場】ギャラリーとべとべくさ〒111-0035東京都台東区西浅草2-7-1090-2526-9940http://tobetobe-kusa.jp
こんにちは!昨日は暖かかったですね!さて、「谷本洋酒器展」は終了いたしました。今回もたくさんの方にお越しいただきましてありがとうございました!かなり激しかったオープニングパーティーですが、また来年も開催させていただきます。是非、またお越しくださいませ!そして、12/2からは「西岡悠陶展」を開催いたします。作品も無事に到着し、展示準備を進めております。黄瀬戸、織部、瀬戸黒、志野の力作255点、展示いたします!こちらも是非お越しください。よろしくお願いいたします。m(_
こんにちは!しつこいと言われそうですが、明日26日(日)まで「谷本洋酒器展」を開催中です(^^)/是非いらしてください!そして、12月2日(土)からは「西岡悠陶展」を開催いたします。西岡さんの個展を開催させていただくのは今年で3回目です。デビューから恐ろしいくらい美しかった黄瀬戸ですが、更に磨きがかかり人気黄瀬戸作家としての地位がガッチリ固められました。黄瀬戸の油揚げ肌が輝きを増していくのと一緒に織部の魅力も増してきております。造形の幅が広がり、筆は走り、素材の良さが風
WEBに西岡悠さんの作品を掲載いたしました。今回はとべとべ特注のぐい呑です。以前も、縦長のぐい呑をご出品いただきましたが、さらに日本酒を楽しめる形状で登場です。縦長の形状をストンとさせずに口に向かってすぼまることで香りをにがさず、小ぶりのため量もちょうど良くいただけます。のみ口を反らせることで口あたりも良く、なんとも絶妙な存在感があります。もちろん素晴らしい油揚肌で、抜けタンパンも見事に出ております。ぜひお試しください。→http://bit.ly/2c6wV0T
WEBSHOPに西岡悠さんの作品を掲載いたしました。黄瀬戸、鳴海織部の片口・ぐい呑をご覧いただけます。ぜひご高覧ください。→http://bit.ly/2sitKOr黄瀬戸六角ぐい呑黄瀬戸六角ぐい呑黄瀬戸ぐい呑鳴海織部ぐい呑黄瀬戸ぐい呑黄瀬戸片口--------------------------やきものとべとべくさ〒111-0035東京都台東区西浅草2-7-1http://tobetobe-kusa.jp信楽・備前・瀬戸などの
山口真人さん、澤克典さん、鈴木大弓さん、西岡悠さん、福島一紘さんの作品を掲載いたしました。4月1日に発行されました別冊炎芸術に掲載されている茶碗たちです。ぜひご高覧ください。→http://tobetobe-kusa.jp/とべとべくさ順子--------------------------やきものとべとべくさ〒111-0035東京都台東区西浅草2-7-1http://tobetobe-kusa.jp信楽・備前・瀬戸などのぐい
2月1日発行、No.129炎芸術「陶芸マーケットプライス」に弊店も掲載頂いておりました。西岡悠さんの黄瀬戸茶碗です。ぜひご高覧ください。--------------------------やきものとべとべくさ〒111-0035東京都台東区西浅草2-7-1http://tobetobe-kusa.jp信楽・備前・瀬戸などのぐい呑、徳利などの酒器、茶碗、花器、その他器を取り扱っています。ネット販売もしております。ぜひご覧ください。・常設取り扱い作家さん(五十音順・敬称
こんにちは!昨日で西岡悠さんの個展は終了いたしました。たくさんの方にお越しいただきましてありがとうございました。黄瀬戸の食器がスグなくなってしまったのには焦りました(^^;)織部のデザイン力・造形力も更に濃いものとなり、志野・瀬戸黒も素晴らしい焼けで好評でした!来年12月にも個展をお願いしております。今から来年が楽しみです!また是非ご覧ください!m(__)mそして来年1月3日~15日は21名の陶芸家+4名の木工などの作家さんによる、旅茶碗と茶箱と茶道具展です!素晴ら
こんにちは。西岡悠陶展はいよいよ本日までです!また、WEB展覧会は本日の23:59まで開催しております。WEB展覧会→http://bit.ly/1ONknNf先ほど織部の水指も旅立って行きました。本日までです、ぜひご覧くださいませ。とべとべくさ順子----------------やきものとべとべくさ〒111-0035東京都台東区西浅草2-7-1http://tobetobe-
メレンゲのような優しい形。ふわっと手の中に収まる感じがなんとも言えません。西岡悠陶展は明日25日までです。皆さまのお越しをお待ちいたしております。とべとべくさ順子----------------やきものとべとべくさ〒111-0035東京都台東区西浅草2-7-1http://tobetobe-kusa.jp信楽・備前・瀬戸などのぐい呑、徳利などの酒器、茶碗、花器、その他器を取り扱っています。ネット販売もしております。ぜひご覧ください。・常設
こんにちは。昨晩の雨風と打って変わって、いいお天気の浅草です。あたたかくて、春のようですね。さて、西岡さんの在廊は昨日まででしたが、西岡悠陶展は25日(日)クリスマスまで開催しております!ぜひ遊びにいらして下さい。そして、1月3日からの旅茶碗と茶箱展について、とべとべHPに特設ページを開設いたしました!この企画展について店主がいろいろと書いていきますので、ぜひご覧くださいm(__)m◇特設ページ→http://bit.ly/2hYGJh0よろしくお願いします
こんばんは!とべとべくさでは西岡悠さんの個展を12月25日まで開催しております。そして、来年1月3日からは旅茶碗と茶箱の展示をいたします。陶芸作家さん21名の旅茶碗が70~100碗(詳細未定)、ご出品いただく予定です。茶箱と茶道具は4名の作家さんにご出品いただきます。お正月3日から開催いたします。是非、お越しください!m(__)m※DMは印刷中です・・・----------------やきものとべとべくさ〒111-0035東京都台東区西浅草
細心な工程から生み出される黄瀬戸の繊細な美しさと、その反動から生み出される織部の闊達自在さ。去年の個展では作品そのものとの対比に驚かされましたが、今年は志野と瀬戸黒もご出品いただきます。磨き続けられている黄瀬戸・織部の最新作と、研究の成果である志野・瀬戸黒。四つの技法の対比はそのような驚きを与えてくれるのか。是非、ご高覧ください。~DMより抜粋~とべとべくさ順子西岡悠さん。----------------やきものとべとべくさ〒111-0035東京