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(学園祭の準備にいそしむ詩音――)詩音「ぬりぬ~り♪ふんふ~ん♪」玲「詩音さん、出番ですわよ!」詩音「……どうしたんですか玲さん。今は学園祭の準備中じゃ…」玲「忘れまして?今月の当番はわたくしたちですわ!」詩音「……当番?なんのことですか?」玲「巨夜獣討伐ですわよ!さきほど、白虎が覚醒したという報告がありましたの。ご存じないのですか?」詩音「…まさか、あの使い回しのプロローグのことですか?」玲「使い回しではありませんわ!思い出してくださいまし!
【これまでのあらすじ】・詩音「学園祭でチーム対抗で出し物をしようって話になったみたいで…」・ナタリー「は?私が主役の時代劇?」11月上旬の学園祭に向けて、チーム対抗で出し物をすることになったオルタナたち。優勝したチームにはキャプテンと理事長から豪華景品が用意されていると知って、はりきる犬組と兎組。いっぽう、猫組では――。※ちなみに、このSSは、オルガル公式の10月下旬ガチャ『初体験?どたばたウェイトレス』のストーリーとはまったく関係ありません!愛梨「やっぱ、ファッション
玲(……ダリア先生の助言をもとに、ここを修正すれば――)玲(よし、うまくいきそうですわ)玲「おーほっほっほ!第3のバーチャルタワー、TypeMの完成は間近ですわ!」俺「…それ以上の開発はやめるんだ玲!」玲「キャプテンさん?どうしてここに?」俺「バーチャルタワーTypeM、略称VTMの実装を、何としてでも阻止するためだ!」玲「…あなたは知っているのですか?VTMのことを?」俺「聞かなくてもわかるぜ。そのMはMAPバトルのことだろ?」玲「ええ、この10月の上旬イベントで
(アイリスキャットのチームミーティングにて)つむぎ「さいきん雨がおおいね、こはるちゃん」こはる「……そういえば、あの子、ちゃんと成仏してるかなぁ」玲「ああ、御手洗よし子さん?そうそう、あのときも雨の日でしたわね」こはる「…せっかくだから、ひさびさにお供え物しようかな?あたしたちがよし子ちゃんのことを忘れてない証に」乃々「え?今から?」こはる「だって、いま思い出したのもなにかの縁だと思うし…いいよね乃々ちゃん?」乃々「ま、まあ、今日は特に話すこともないし
【前回のあらすじ】・若菜「今日は玲の誕生日!方向音痴の玲のために…」【前編】6月19日の玲の誕生日はムーンフラワーカフェを借り切ってのパーティー。メイド服姿のつむぎに興奮する玲の声が響き渡る店内の裏では、かつてサンタ仮面としてオルタナに迷惑をかけた和菓子屋主人が、一つの絵を詩音と直美にわたしていた。その絵は、ムーンフラワーが咲きほこる草原の絵。それを見た玲は、思わず「こんなステキな風景をつむぎと二人きりでいつまでも歩きたい」と願ってしまった。すると、玲とつむぎの精神はたちまち
(アイリスキャット作戦ルームにて…)乃々「玲、2周年イベント出演、おつかれさま!」こはる「玲ちゃんは、アイリスキャットで、唯一の出演だったんだよね?」つむぎ「そうなんだ!すごいすごーい!」玲「わたくしなんて……まだまだでしたわ」乃々「どうしたの玲?反省するなんて珍しいじゃない?」玲「だって、わたくしは西園寺家の名に恥じないようにふるまうだけで精一杯で――」こはる「それだけでもすごいよー、あたしだったらー、ガチガチに緊張しちゃうだろうしー」玲「でも、メーヤさんは、会場
若菜「今日は玲の誕生日!方向音痴な玲のためにムーンフラワーカフェまで手を繋いで行きますよ!」俺「……玲が方向音痴?そんな設定あったっけ?」若菜「あれ?キャプテン、玲の親密度Lv.58で見ることができるストーリーイベントを、まだ見ていないんですか?」俺「Lv.58って……そんな達成困難なイベントで、キャラ設定を追加するなって運営!」若菜「ふっ、私たちの成長に追いつけないとは、キャプテンも情けないですね」俺「成長っていうよりは、劣化しているだろ!」若菜「……と、こんなム
乃々「キャプテン、いま時間空いてます?」俺「どうしたんだ乃々?」乃々「実は…玲がとんでもないことを言いだして…」俺「つむぎコンピューターが解析された、とか?」乃々「なんですかそれ」俺「つむぎの行動を司る器官(自称)だ。つむぎストーカーの玲のことだから、その解析に西園寺グループ総力で取り組んだのかと…」乃々「ちがいますよ!キャプテンが不要だとか言ってるんです!」俺「へ?どういうことだ?」乃々「とりあえず、アイリスキャットのチームミーティングに来てください!」俺「あ、ああ」
6月19日。ムーンフラワーカフェで行われた玲の誕生日パーティー。宴もたけなわになった頃――恋「ねえねえ乃々、ダーリン見なかった?」乃々「キャプテン?知りませんけど…」恋「せっかく北海道産イクラをプレゼントしたのに…」乃々「ちょっと恋さん、それは玲へのプレゼントですよね?」恋「タライいっぱいあるから、ダーリンにも食べてもらわないと!」乃々「全員食べてたんじゃないですか?わたしは玲の喜ぶ顔が見たかったから、キャプテンのことまでは……」恋「それじゃ、ダーリンに感想をきかないと!
愛梨『うわ~、ショッキングピーポーマックスなんだけど!』乃々「…………」愛梨『まぢムリ?うーん……』乃々「…………」愛梨『わかった。秒で行くから!』乃々「…………」愛梨「乃々ゴメン、ちょっとヤボ用で」乃々「ダメです」愛梨「えええ!なんで?」乃々「だって今からアイリスキャットの自主練だし」愛梨「まだ始まってないっしょ?」乃々「愛梨は友達とアイリスキャット、どっちが大事なの?」愛梨「そういう問題じゃないって!やばたんピーナッツなんだよ!」乃々「……ピーナッツ?」
つむぎ「こはるちゃん、ひざまくらしてー」こはる「もう、つむぎちゃんは甘えん坊さんなんだからー。よしよし」玲(くぅ…こはるさん、うらやましすぎますわ。わたくしだってつむぎのことを可愛いと思ってますのに…)???「浮かない顔してどーしたの?」玲「あ、貴女は…」桜子「きゅぴーん☆持ち歌がなくてもくじけない、みんなのアイドル桜子だよ!」玲「出ましたわね、わたくしよりも身長の低いことで有名な桜子さん!」桜子「あんただって似たようなもんだし!」玲「ぜんぜんちがいますわ!150cm台の