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◯那智山青岸渡寺にお参りしたのは、2023年5月12日のことである。その後、訪れたのが補陀洛山寺であることは言うまでも無い。その話は、後日することとして、今回、問題にするのは、補陀落渡海になる。◯日本に於ける補陀落渡海の話は、なかなか、面白い。ウィキペディアフリー百科事典が案内する補陀落渡海は、次の通り。補陀落渡海補陀落渡海(ふだらくとかい)は、昔の日本で行われた、仏教の宗教行為。観音菩薩の浄土である補陀落山への往生を願い、海上へ船出する。補陀落山は南にあると考えられたため、特
1月に上演された「補陀落渡海記」の公演レポートが「paperC」というWEBメディアで公開されたみたいです。読んでみたけどメチャクチャ分かりやすい!やっぱライターさんて凄いね。観に来てくれた知り合いに公演後色々聞かれたけど、あの壮大で奇想天外な物語をこんなに上手く説明出来なかったので、なるほどさすがやなぁとホンマに感心してしまいました。記憶が鮮明に蘇るわー。また観たいなぁ。WEbメディア「paperC」の記事はこちら。ホンマ独り言やねん…。-
昨日のアメリカのラジオに引き続いて、またまたニットキャップシアターのサウンドトラック関連の情報ですが、サントラに入ってる「喰われ歌」という曲がAppleMusicの素敵な公式プレイリストに入りました♪「MUSICSHAREとTHEMAGAZINEがコラボレーション。世界に誇れる日本のミュージシャンを紹介する音楽番組「MUSICSHARE」によるプレイリスト」という事らしいです。僕が世界に誇れるアーティストになれているかはさておきですが...、とにかく有難い話です。このサントラ
シアトルの人気ラジオ局KEXPの番組「PacificNotions」で、ニットキャップシアター「補陀落渡海記」サントラから1曲流れます。先週も最新作からご紹介頂いたばかり。更に過去作も取り上げてもらえるのはホント嬉しい。日本では本日22時から。下記のリンクページ内で上部の再生ボタンを押すと聴けます♪https://www.kexp.org/shows/pacific-notions/ホンマ独り言やねん…。------------------------
明日の朝のラジオ番組「やなせななはじまりの日」で、先日のニットキャップシアター『補陀落渡海記』の公演の様子やサウンドトラックについて取り上げて頂けます。パーソナリティを務めるのは、同公演も観に来て頂いた、プロのシンガーソングライターで現役の住職さんでいらっしゃる、やなせななさんです!ご興味のある方は是非に。放送は明日1/16(月)朝11時半から、宮城県仙台のDateFMで。その他の地域の方は、Radikoでも聴けますよ♪ホンマ独り言やねん…。
悪口はブログでと書きましたが、まあなんらかの記憶なんてものは日に日に薄くなっていくわけで、僕的にもできれば悪口はブログで⇩リンク貼っつけて、みたいにできればええねんけど、ブログを書いてたら当の舞台自体が終わってしまうことになる可能性大にして、面白かったものの宣伝に一役買いたいと思ってるのにそれはイヤなので、とりあえずFacebookやらInstagramやらに載せてから、やっぱりブログはあとからにならざるを得ない。でも書こうとしてる間にどんどん記憶は失われた聖櫃どころかこの宝箱
ニットキャップシアター『補陀落渡海記』いよいよ本日最終日!そしてサントラ発売中です!既に公演を観たという方はぜひ余韻を楽しんでください。まだ観てないという方は色々と想像してみてください。僕の作品を元々知ってるという方は「舞台用の書き下ろし+既存作品の舞台バージョンorリミックス盤」的に聴いてみてください♪Spotify,AppleMusicなどサブスク→linkco.re/Vrx63xRSダウンロード販売(劇団公式オンライン)→https://knit
ニットキャップシアター『補陀落渡海記』公演の音楽担当してます。皆さん本当にすごいです!凄まじいまでの芸術性とメッセージ性とエンターテインメント性。千秋楽(最終日)の公演は完売。全部で6回あった公演ですが、もう観るチャンスは明日の昼と夜の2公演のみ。是非に!サントラも好評発売中!Yahooニュース掲載記事→https://onl.tw/BHHKrhwホンマ独り言やけど…。--------------------------------------
井上靖の『補陀落渡海記』を読みました。恥ずかしながら、浄土と言えば極楽浄土のことで、それは西にあるもの(西方浄土)という認識しかありませんでした。しかしこの『補陀落渡海記』を読んで、観音様の世界である観音浄土が南方にある、という思想を初めて知りました。また、調べると文殊様の世界である文殊浄土というものが北東にある、という思想も知りました。観音浄土および文殊浄土という信仰は『華厳経』に基づくものなのだそうです。詳しいことは知りませんが。そして、「補陀落ふだらく山せん」と
○日本へ伝来した仏教は、本来の仏教とはまるでかけ離れたものとなっている。それを象徴するものの一つが補陀落渡海ではないか。その補陀落渡海を広く日本へ伝搬したのが井上靖の「補陀落渡海記」である。○一般的な補陀落渡海がどのようなものであるか。まずそれから見ておきたい。ウイキペディアフリー百科事典が案内する補陀落渡海は、次の通り。補陀落渡海補陀落渡海(ふだらくとかい)は、日本の中世において行われた、自発的な捨身を行って民衆を先導する捨身行の形態である。この行為の基本的な形態は、南方に
補陀落渡海記井上靖短篇名作集(講談社文芸文庫)1,404円Amazon「補陀落」とは、インド南部にあるとされていた観音浄土。かつて熊野の補陀落寺には、寺の前の浜から一人で船出すれば、その極楽浄土に流れ着いて往生できるという信仰があった。実際には入水死である。・・・・(解説より)とても深い文書で、じっくりと読みました。深沢七郎の「楢山節考」によく似ている話です。今朝は、雪が積もっていて雪かきから始まった一日でした。せっかく蕾がほころびかけて
また台風が近づいていますね。東海地方にはそれほど影響は無さそうだとのことですが、用心するに越したことはないでしょう。取り上げた書籍は短編小説です。新潮文庫から出版されている井上靖の「楼蘭」の収録されています。昨晩、寝る前に読みました。読むのは何回目かわかりません。かなり昔に読んだことがあります。簡単なあらすじですが、舞台は熊野補陀落寺、時代は戦国のころです。この寺の住職は代々61歳の11月になると、観音浄土をめざし、生きながら海に出て往生を願う渡海上人の慣わしがあったんですね。住職金光坊