近年、「口腔内の健康は全身の健康」という考え方が世間に広く浸透し、口腔内への関心が高まりつつあります。特に注目されているのは、生活習慣病をはじめとした全身疾患と歯周病との関わりです。歯周病って、お年寄りがかかるものでしょう?歯磨きはきちんとしているし、まだ若いから大丈夫!20代や30代、もしかしたら40代でも、「歯周病はお年寄りの病気」だと思っている人が少なくありません。しかし、実は歯周病患者数のピークは50代と意外に若く、厚生労働省の歯科疾患実態調査によれば35歳を過ぎると8割以上の方が歯周病