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こんばんは。最近、コツコツ研究に取り組んでいるエビーナです!さて、高い満足度と目的意識を持って取り組むことと、組織内で評価されることとの間に、高い相関関係があることが、最近の分析で確認されました!また論文として査読誌に掲載されたら、改めてお知らせしますが、人にイキイキと満足度や目的意識を持って仕事に取り組んでもらいたければ、やっぱり組織内できちんと認められる経験をすることが重要なのですね〜。そして、組織を活性化させる重要な要因の一部が、満足度と目的意識、組織内評価なのです。
おはようございます。今日は七夕ですね。さて、先日の子育て支援講演会、多くの皆様にご満足いただけたようで…お手紙が届きました!--以下、引用--講演会終了後に来場者アンケートを実施しましたところ、9割以上の方が満足したと回答されておりました。さらに、子育てで悩んでいたので、ほめ方や言葉のかけ方など、事例もあり具体的ですぐに実践できそう。子育てだけでなく、家族や職場の人材育成、人間関係にも活かす事が出来るという感想が多く聞かれておりました。今後、母親が子育てをする
先週、近しい人が亡くなりました。60代。まだ若い死でした。遠方のため、あまり会えませんでしたが、それでも考えると、重たい気持ちが押し寄せてくるので、日々のやらなくてはならないことをこなしたら、あとは(夜は)ゆっくりその気持ちと寄り添い、ボーッとしていました。そうすることで、少し心が落ち着いたように感じています。もしさらに近しい家族等、自分の人生に欠かせない、最愛の人が亡くなったら、悲しみのため、自分らしく動けない時間は、さらに長くなるでしょう。約20年前、まだ私が
第26回日本健康教育学会のシンポジウム1「社会的成果をもたらす健康づくりの戦略と実践」で、重要文化財であり、クリントン元米大統領も講演をされたという、早稲田大学の大隈講堂で「集団的健康づくりに必要な実践方法~ヘルスコミュニケーション~」というタイトルの講演をさせていただきました。(写真は、阪本先生にいただきました。ありがとうございました!)本シンポジウムは、学会長の荒尾先生の「今後、集団的健康づくりに戦略的に取り組み、エビデンスの蓄積をすることが求められる」という主旨説明から始ま
昨日の日本健康教育学会レポートの続きの前に、今日の講演のお話を。今日は、独立行政法人高齢障害求職者雇用支援機構主催のリワーク研修を、「困難を乗り越える力として知られるSOC(senseofcoherence)を高める」という視点からさせていただきました。休職している間に、生活世界に対する志向性を変え、SOCを高められたら、復職後、またつらいことがあっても、次はその困難をうまく乗り越えられる。そう信じているので、休職されている方々や支援者の方々への講演は、やりがいがありました。お世
とーっても楽しみにしていた今年の日本健康教育学会!というのも、今年の学術大会の学会長は、早稲田大学の荒尾教授。おもしろくならないはずがありません!結果。500名以上の方々が参加されるという、過去最多の参加者数で、大盛況でした!本大会テーマは、社会的成果をもたらす健康づくり〜個別から集団へ〜。学会長講演で、運動疫学研究の第一人者の荒尾先生が「少子化・超高齢化が加速するなか、戦略的にヘルスプロモーションに取り組むことで、安心、安全、公平性が維持でき、社会保障制度(年金、医療
先日、東海村主催「子育て支援講演会」にて講演をさせていただいたのですが、講演前に、控室で、保健師の千葉さんから、驚きの話を伺ったので、シェアします。(私の左隣が千葉さん。)とてもエレガントなのでルックスからは想像しづらいのですが、実は千葉さん、今年から、ある小学校のドッチボールチームの顧問をされています。昨年は、最弱だったそのチーム。今年は運悪く、高学年男子が、他の催しで出られないなか、高学年女子生徒と中学年生徒だけで、試合に出なくてはならなくなりました。当然
「救命救急は最大の社会奉仕である」という使命感をもと、「三重県民が最高の救急医療を受けられる体制をつくる」という夢を叶えるために、高校生に出張講義までされている救命救急医がいます。三重大学の救命救急センター長の今井教授です。(私の右隣にいらっしゃるのが、今井先生@第1回三重救急レジリエンス・システム研究会)そんな私が心から尊敬している今井先生に、「救急医療の教科書は、何を使われていますか?」と質問したら、なんと…贈ってくださいました!(出
今日は茨城県東海村主催「子育て支援講演会」にて、「子どもの生き抜く力を育てよう:折れない心をつくる3つの方法」という講演をさせていただきました。素晴らしい会場に、美しいお花で、テンションアーップ!真剣に、でも生き抜く力クイズを入れながら、ノリノリで講演いたしましたら、受講者の皆様もとても積極的に参加してくださり、質疑応答の時間もどんどん手が上がり、盛り上がり、とても楽しかったです!受講者の皆様と一体化した感じ。ヤッタネ!素晴らしい講演会を開催してくださった主催者の
今日は、日本家族計画協会主催講演会にて、「思春期の生き抜く力を高める」というタイトルの講演をさせていただきました。雨の休日なのに、思春期の健康に関わる専門家80名弱の皆様が、北は北海道から南は沖縄までお集まりくださり、質問もたくさんいただけて、とても嬉しかったです!過去に私の講演を受講された方々や、著書を読んでくださった方々も結構いらしたため、会場がとーっても温かい雰囲気に包まれていて、私自身、楽しすぎました!ステキな講演会を開催してくださった主催者の貝塚さんと野地さんと記念撮
最近、ある人が「実は、母のことが嫌いでした」と言いました。その理由は、何十年も前、まだその人が子どもだったときに、母親に「あんたは、歌が下手だね」と言われたからだとのこと。もうその母親は亡くなっているけれど、それでもその人は未だに、その言葉の呪縛にとらわれ、カラオケに誘われても断り続けている。深く考えずにポロリと出てしまった、なにげない日常の言葉。「私が、あなたのことを愛していることくらい、わかるでしょ」「そんな深い意味はない、冗談よ」言った側は軽く捉えて
この数年間、関わらせていただいていた研究班事業、平成25年~28年度科学研究費助成事業「就業後のメンタルヘルス不調予防のための大学生向けキャリア教育プログラム開発」(主任研究者は関西福祉大学の長見教授)の成果物である、『就活生のためのストレス対処能力向上ワークブック』が届きました!私の担当は、『Part2.ストレスに負けない心をつくるウォーミングアップ』でした。研究班(私のパート)では、まず私が、困難を乗り越える力やストレス対処力として知られるSOC(SenseofCohe
イギリスでの同行者の入院やその心労による私の体調不良以来、どうも運気が低迷している感じでしたが(おまけに帰国後のこの数週間で、イギリスではサイバーテロと2つのテロが起き、悲しい気分にもなりやすかったのですが)、やーっと流れが変わってきました!仕事も、外郭団体や自治体の思春期のメンタルヘルスの講演、会社を休業中の方々やその支援者の方々への講演、大学や大学院での講義、学会のシンポジウムでの講演、企業のメンタルヘルス研修、市町村保健師の方々へのヘルスコミュニケーション講演…と、来週から、ついに、
昨日はお久しぶりに、小島弘クロアチア名誉領事とお会いしました!(あっ、イギリスの件でいろいろご心配をおかけしておりますが、この通り、もうすっかり快復して、元気になりました)実は、私が困難を乗り越える力として知られるSOC(首尾一貫感覚;SenseofCoherence)に関心を持つきっかけは、今から16年前、旧ユーゴ紛争生存者との出逢いにあります。どんなきっかけだったかを、著書『生き抜く力の育て方:逆境を成長につなげるために』(大修館書店)から引用しますね。
お仕事関係者に「私、元気にやっていますよ」と知らせることが主な目的の一つである、こちらのブログ。目的は無事、達成できているようで、前々回のブログで「少しずつ落ち着いてきた」と書いた途端、講演のご依頼がちょこちょこ入ってきていて、「やっぱり読んでくださっているんだ~」とわかり、とても嬉しいです!さてここ7年ほど、「私たち皆が持っている困難を乗り越える力SOC(SenseofCoherence)やレジリエンスを、どう高めたら良いのか」についての講演やコンサルティングに
この数か月のイギリス滞在中、まるで自分の生き抜く力が試されているような、大変な経験をしましたが、帰国後、イギリスでは国営病院NHSを含むサイバー攻撃に、マンチェスターのテロと、悲しい出来事が次々と起きています。2か月前、私が渡航する直前にもテロが起こり、私が現場近くのウェストミンスター寺院前を訪れたときにもまだたくさんの花が供えられていましたが、このたびマンチェスターで起きたテロでは、若者がターゲットにされたとのこと。メイ首相も激しく非難する声明を出しましたが、本当に許せな
昨日は、第3回「生き抜く力で人生を変えるセミナー」でした!本セミナーは3回シリーズで、昨日が最終回。全シリーズが無事、終了し、ホッとしていると同時に、少し淋しさも感じています。さて内容ですが、第1回目と第2回目は、自分自身でストレスに対処していく方法について、講義をしてきましたが、最終回である昨日は、「自分だけでストレスをうまく対処できないときには、心が追いつめられる前に、他人にうまく頼ることが大切。そのためにも、良い人間関係を築くコミュニケーションのスキルを身につけましょう
私が所属している東京大学大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学教室10周年記念誌が届きました。実は、私も「非常勤講師等」の一人として寄稿させていただいたのです。寄稿文のタイトルは、「ヘルスリテラシー研究が日本の未来を拓く」です。ヘルスリテラシーの視点から、ヘルスコミュニケーションの可能性と未来への希望について、心を込めて書きました。せっかくなので、「なぜ、この分野が大切だと私が考えているのか」に関わる部分だけ、本寄稿文より、一部、引用してご紹介します。
来週からの出張で取材するため、最近、結構な数の論文を読み、「インタビューガイドも9割方できたし、楽しみだな」と思っていたら、ロンドンで、テロが…!実は出張先は、イギリス。ロンドンにも滞在するのです…前回の海外出張もベルギー渡航直後に、パリ同時多発テロの実行犯がベルギーに潜伏していることが発覚し、緊張感に満ちたブリュッセルに一週間滞在した私ですが……今回も、安全に過ごせますように。さて、先日いただいたビタミンカラーのブーケを眺めて、気分を変えて♡先日のメルマ
一昨年のベルギーの学会出席中、テロの実行犯がベルギーに潜伏したことを受け、機関銃を持った軍人や警察官が街じゅうにいて、地下鉄もとまる状況に身を置き、帰国後しばらくしてブリュッセル空港で爆破テロも起きたりしてから、海外はできるだけ避けていたのですが…やっぱりずっと国内にいると、ムズムズするようで…来週から、海外出張&旅行に行ってくることにしました!取材中心なので、どんな出逢いがあるか、楽しみです!さて、もし体調が悪くなったりして病院に行くことになったら、重要になるのが、病院英会
先日、メルマガ【GHCヘルスコミュニケーション通信第40号】(2017.3.18)を発行したのですが、反響が大きかったので、ここでもシェアさせていただきます。--引用始まり--3.11の少し前、福島県立福島高等学校で「生き抜く力の育て方」についての講演をさせていただきました。福島高校といえば、文科省によりスーパーサイエンスハイスクールの指定を受けた学校。ちょうど私の講演の前に、生徒たちによる研究発表会が開催されていたのですが、「D-ShuttleProject福
Attentionplease!!健康教育情報紙「家族と健康」(日本家族計画協会刊)に、私の著書『生き抜く力の育て方:逆境を成長につなげるために』の書評と、私が講師を務めさせていただく思春期保健ミニ講座「思春期の生き抜く力を高める」セミナー(6月18日)の紹介が大きく掲載されていました!こんなにたくさんのスペースを割いていただけて…思春期から生き抜く力を高める重要性に共感していただけていることが伺えて、光栄です。著書『生き抜く力の育て方:逆境を成長につなげるために』の書
東日本大震災から今日で、6年ですね。看護教員の皆様に向けた講演「2016年度仙台青葉学院短期大学看護学科特別講演」のために、昨日まで、仙台におりました。講演タイトルは、「学生の"困難を乗り越える力"の育て方:逆境を成長につなげるために」です。看護実習によるストレスのため、心が弱ってしまう看護学生も少なくありませんが、そうした実習ストレスに加え、宮城県の学生の多くは、震災によるストレスも体験しています。「そうした数々の多様なストレスとうまくつきあい、困難を乗り越えられたからこそ、人の痛み
福島県立福島高等学校で「生き抜く力の育て方」についての講演をさせていただくため、福島県に行ってきました。福島高校といえば、文科省によりスーパーサイエンスハイスクールの指定を受けた学校。ちょうど私の講演の前に、生徒たちによる研究発表会が開催されていたのですが、「D-ShuttleProject福島県内外の高校生個人線量調査」といった線量率の学校・地域(海外を含む)間比較についての調査等、とても質の高い、興味深い研究発表が英語でなされていて、びっくり!まとめ方も、通常の学
昨日は、京都で開催された病院広報専門指導員認定講座(日本HIS研究センター主催)にて、「ヘルスリテラシー」の講演をさせていただきました。まず京都大学の中山健夫教授が「これからのヘルスケアとコミュニケーション」について話され、そこから私が、ヘルスリテラシーを高める重要性と国内外の取り組み事例を解説しました。公衆衛生関係者間でピンク本として有名な、米国の国立がん研究所の「ヘルスコミュニケーション実践ガイド」を訳され、日本に紹介された中山先生と一緒に講演をさせていただき(やっとお会いで
昨日の夕方、福島県と宮城県でまた地震がありましたが、皆様、大丈夫でしたでしょうか?今週、来週と、両県に講演に行くので、「なかなか落ち着かない不安な状況下でも、元気に生き抜いていくための方法」について、じっくりお話してこようと思っています。講演内容は、著書「生き抜く力の育て方:逆境を成長につなげるために」に基づいたものなのですが、この著書が、なんと、保健専門職のための月刊誌「へるすあっぷ21」3月号に、紹介されておりました!とても嬉しい!ありがとうございました!!よろしけ
昨日は、「生き抜く力で人生を変えるセミナー」でした。第2回目の昨日は、健康生成的アプローチと問題解決療法を応用して、「不安を募らす思考の連鎖の落とし穴に気づき、将来を合理的に予測する方法」と「問題解決につながる行動を理解し、希望する未来を手に入れる方法」について学んでいただきました。限定したわけではないのですが、本セミナー参加者は、大学教員と医療保健専門職と管理職というお立場の、「超」がつくほどご多忙な方ばかり。そんな皆様が、北は北海道から南は福岡までの全国から、時間と旅費
著書『生き抜く力の育て方:逆境を成長につなげるために』の書評が掲載された月刊誌『英語教育』が届きました!大塚謙二先生という北海道の中学校教諭が書いてくださったようです。現役の中学校教諭が、本書を読んでどう感じられたのか、ドキドキしましたが、これが本当に素晴らしい書評で、感動!!とても嬉しいので、少しご紹介しますね。--引用始まり--教師は目の前の児童生徒に生きる力をバランスよく育むために多様な支援を日々行っている。しかし、自信のない子、人間関係構築が苦手な子、無気
再来週、医療者向けにヘルスリテラシーの講演をさせていただくので、その準備をしています。国民のヘルスリテラシーが高いオランダの、現実の場面に基づいたフォトストーリーを用いた健康教育を紹介しようと、写真を整理していたら、一昨年の欧州ヘルスリテラシー学会で、オランダの研究者と撮ったフォトストーリー写真を発見!(患者役の私、大口開けて笑わずに、もっと痛そうな顔をしないといけませんよね。役者失格!)楽しく、身になる、健康教育は、最高です♪1998年にWHO(世界保健機関)により
私の仕事仲間は、やはり、医療関係者が多いのですが、近年、外国人対応に頭を悩ます人が増えているようです。そこで、英会話だけでなく、外国人の患者さんに安心して医療にかかってもらえる、そんな病院づくりの一助になれたら…と願い、現在、『病院羅針盤』(産労総合研究所)で病院英会話の連載をさせていただいているのですが、今月は、「予診・問診時に信頼関係を築くコツ」について取り上げました。予診・問診時に、患者さんと信頼関係を築くことは日本人同士でも難しく、うまくできていない医療専門職も少なくないように感