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2024年2月6日映画『蜘蛛巣城』NHKBSで見た。ポスターはカラー写真だが、この時代の黒澤明監督作品であるからもちろんモノクロームである。黒澤作品では『羅生門』など音楽がうるさいなと思ったが、この映画はこの時代にしてはずいぶん抑制した使い方だという印象である。ストーリーを邪魔しない、あるいはよりドラマを盛り上げる、効果的な挿入だったと感じたことである。映像も『羅生門』は古いせいもあるとはいえ暗くて陰鬱で、『蜘蛛巣城』の方が神秘的なところもあり、美術の村木与四郎が
昭和29年公開の黒澤明監督の「七人の侍」を色々と興味深く鑑賞しました。準主役の三船敏郎扮する菊千代は、実は農民。志村喬扮する島田勘兵衛たち六人が侍です。この七人が、盗賊と化した落ち武者たちにおびえる農民たちの村を守る、というストーリーです。映画の中では、侍たちと農民たちとは別世界の人間であり全く違う生き方であることがよく表現されていました。互いに全く分かっていなくて、事がうまくいかないのですがそこを農民出身である菊千代が間に入り少しづつ
1.蜘蛛巣城三船敏郎A1957年公開作品。三船敏郎扮する鷲津武時らの働きよろしく謀反を鎮圧したが、殿への報告の途中蜘蛛巣城の由縁たる道に迷ってしまった。すると森の中で得体の知れない老婆に出会い予言を受けた。観るのは二回目だが、改めて観ると三船敏郎の迫力ある顔は尋常じゃないな。でも時の武将が登城する道に迷うなんてちょっとね。人を殺しながら出世していく侍の世。忠義が勝つか出世の夢が勝つか。それにしても夫に謀反をけしかける妻の強さは凄いね。
黒澤明監督による時代劇映画。原作はシェイクスピアの「マクベス」。主演は三船敏郎、山田五十鈴、千秋実。<あらすじ>北の館藤巻の謀反は一の砦鷲津武時(三船敏郎)と二の砦三木義明(千秋実)の活躍によって鎮圧された。喜んだ主君都築国春はふたりを本丸へ呼び寄せた。馬で駆け付けたふたりであったが、勝手知る森の中で不覚にも道に迷い、不思議な老婆と出会った。老婆は、一の砦の鷲津は北の館主になり、いずれは蜘蛛巣城の城主になるだろうという。二の砦の三木は一の砦の主になったのちに、子が蜘蛛巣城の城主になるとい
この記事は、2018年7月22日の記事を再録したものです。【予告編:3分38秒】【あらすじ:Wikipediaよりの引用(→☆)】北の館(きたのたち)の主藤巻の謀反を鎮圧した武将鷲津武時(三船敏郎)と三木義明(千秋実)は、喜ぶ主君都築国春(佐々木孝丸)に召し呼ばれ、蜘蛛巣城へ馬を走らせていたが、雷鳴の中、慣れているはずの「蜘蛛手の森」で道に迷い、奇妙な老婆と出会う。老婆は、武時はやがて北の館の主、そして蜘蛛巣城の城主になることを、義明は一の砦の大将となり、やがて子が蜘蛛巣城の城主に
松田美智子著「サムライ評伝・三船敏郎」その他より平成9年12月24日三船敏郎は77歳で亡くなった翌年、平成10年1月24日東京・青山葬儀場で葬儀・告別式が営まれた三船プロダクション、東宝、黒澤プロダクションの三社合同葬である式場の入り口には『用心棒』のパネルが置かれ祭壇は『蜘蛛巣城』のイメージで床の間に星兜が置かれ遺影は『七人の侍』の菊千代の写真だった参列した主な映画関係者は東映・岡田茂会長、監督・谷口千吉、岡本喜八、熊井啓、
また黒澤明監督。他にも素晴らしい映画はあるが、先日スペルという怖い映画を取り上げたので、その続きを。恐怖映画という括りで出した映画だが、ボクにとっては恐怖そのもの。大学生のこと初めて観たのだが、本当に怖かったのを覚えている。藤巻の謀反を鎮圧した武将、鷲津武時(三船敏郎)と三木義明(千秋実)は、喜ぶ主君・都築国春に召し呼ばれ、蜘蛛巣城へ馬を走らせていたが、雷鳴の中、慣れているはずの「蜘蛛手の森」で道に迷い、奇妙な老婆と出会う。老婆は、武時はやがて北の館の主、そして蜘蛛巣
「蜘蛛巣城」内容は、日本の戦国時代、天下統一の野望を抱いた者たちが群雄割拠の様相を呈した頃、蜘蛛巣城の城主・都築国春は味方の謀反により苦戦をしいられていた。一の砦の大将・鷲津武時と二の砦の大将・三木義明は隣国との激しい戦いの末、蜘蛛手の森の中をさまよっていると、二人は森に棲む謎の老婆と出会い、二人は予言めいたことを告げられる。武時には「今宵からはあなたは北の館のお殿様、やがては蜘蛛巣城のご城主様」、義明には「あなたのお子はやがて蜘蛛巣城のご城主様」。この予言を聞いてから武時と
こんにちは。年甲斐もなく昨日が萌え過ぎでしたので、少し軌道修正しましょう。実は昨年、結構なお品物をお預かりする事になりまして…、東宝からかつて販売されていた、LDボックスです。黒澤明監督の映画ですね。黒澤明-Wikipedia黒澤明とは?映画の代表作や経歴を詳しく解説|thisismedia(thisisgallery.com)映画の師匠であるKさんからです。深謝。LD…今となっては、なかなか動かす機械も
三船敏郎がブチ切れた矢のシーン。
2023年3月18日、「蜘蛛巣城」を観てきました「きれいは汚い、汚いはきれい」で、シェイクスピアだな、見たことあるなと思ったものの、何だったか思い出せず。で、帰ってから自分のブログを調べて、分かりました、「マクベス」でした。黒澤明監督がシェイクスピアのマクベスを日本の戦国時代に翻案した作品を、赤堀雅秋が演出したもの。元の映画を知らないので、忠実に舞台化しているのか、映画から結構、離れているのか、その辺りのことは分からないのが残念です。たしか百姓が雑兵に「犬は殺し合わない、殺し合うのは人
舞台蜘蛛巣城公式HP(演出)赤堀雅秋(出演)早乙女太一倉科カナ長塚圭史中島歩佐藤直子山本浩司水澤紳吾西本竜樹永岡佑新名基浩清水優川畑和雄新井郁井上向日葵小林諒音相田真滉松川大祐村中龍人荒井天吾田中誠人久保酎吉赤堀雅秋銀粉蝶日本の戦国時代、天下統一の野望を抱いた者たちが群雄割拠の様相を呈した頃、蜘蛛巣城の城主・都築国春(久保)は味方の謀反により苦戦をしいられていた。一の砦の大将・鷲津武時(早乙女)と二の砦の大将・三木義明(中島)は
ほぼ休み無しの私の泊まりがけの外出となると、帰省を除けば、おととしの沖縄旅行以来。推しの俳優さんを山形まで追いかける(;・∀・)山形自体、もうかなりご無沙汰。以前来たのは、今は就職して子どもも3人いる元孫弟子が、今の奥さんと結婚前に一度別れかけた時、仲を取り持つ感じで温泉旅行に誘った時以来だから、もう15年程前になる。今回は、初の高速バス利用。山形は電車のアクセスが悪いので、ほぼ車で行き来していたが、高速バスで1時間という近さと一時間に3~5本という時刻表に驚いた。いつも行列が長いなあ
こんにちは相良🔮です「蜘蛛巣城」を観てきました。あの難しいセリフをスラスラと役者さんて、ほんと凄いですよね。▼ご予約は相良まで090‐9249‐9428相良ホームページはこちら
舞台蜘蛛巣城公式HP3月18・19日兵庫県立芸術文化センターKAAT神奈川芸術劇場初日千穐楽の後、兵庫公演を観に行きました。武時と浅茅若き夫婦の疾走と破滅兵庫公演無事に終了。回を増す事にパワーアップ。物語と役者さんのお芝居にグイグイ引き込まれていってます。太一君の演じる武時も長塚さん演じる小田倉も懸命に妻を愛していたなあ。その姿が愛おしく、悲しく、恐ろしい。武時が中島歩さん演じる盟友・義明と蜘蛛巣城で語るシーン。冒頭と子供の頃の話をする時の武時の表情
こんにちわ。クロカワです♪教室のホームページ⇒『神戸六甲♪音楽教室』ホームページはこちらただいま教室がある兵庫県神戸市は、新型コロナ感染者が、減ってきましたが、そのかわり、インフルエンザが、コロナ以上に、まだ流行っていて、3月でも学級閉鎖がまだあります教室では、マスクの緩和などの話題もありますが。。インフルエンザも教室ではマスク有効だと思いますし、引き続き、感染対策をしながら、そして、皆様にもご協力いただきながら、レッスンを続けています現在、新年度に向けて、生
【あらすじ】日本の戦国時代、天下統一の野望を抱いた者たちが群雄割拠の様相を呈した頃、蜘蛛巣城の城主・都築国春は味方の謀反により苦戦をしいられていた。一の砦の大将・鷲津武時と二の砦の大将・三木義明は隣国との激しい戦いの末、蜘蛛手の森の中をさまよっていると、二人は森に棲む謎の老婆と出会い、二人は予言めいたことを告げられる。武時には「今宵からはあなたは北の館のお殿様、やがては蜘蛛巣城のご城主様」、義明には「あなたのお子はやがて蜘蛛巣城のご城主様」。この予言を聞いてから武時とその妻・浅
舞台「蜘蛛巣城」戦乱の世に翻弄される若き夫婦。赤堀版『蜘蛛巣城』。日本映画界の巨匠・黒澤明監督の傑作映画の舞台化。上演台本:齋藤雅文赤堀雅秋演出:赤堀雅秋出演:早乙女太一倉科カナ長塚圭史中島歩佐藤直子山本浩司水澤紳吾久保酎吉赤堀雅秋銀粉蝶ほか☆☆☆フォローさせていただいているかたのブログの記事を読んで観たくなり、観劇となった次第です。席は後方で演者のお顔はよく見えませんでしたが、もやのかかったような舞台は、とても…幻想的で美しく、素晴らしかった
やっぱり遠い〜😂埼玉に近い東京なもんで💦みなとみらいとか元町とかになるともっと遠く感じる〜そんな訳で推しの舞台は2.3回観たいとこだけど会場がKAAT神奈川芸術劇場と言う遠いとこだったので大好きな太一君の舞台も1回限りやっと行く事が出来ました〜初めての劇場なのでマップと睨めっこして無事に辿り着いてマップ見ると直ぐ近くに神奈川県民ホールがある〜少し早目に着いたのでそっちまで行ってみた4月にはそこで優君のライブあるから今行っとけば当日安心こちらも
一昨日はお誘いいただき神奈川芸術劇場へ行ってきました戦乱の世に翻弄される若き夫婦を早乙女太一くんと倉科カナさんが演じる赤堀版『蜘蛛巣城』日本映画界の巨匠黒澤明監督の映画を舞台化した作品です。HPより太一くんのファンのEちゃんが取ってくれたお席はステージ正面の良席休憩無しの2時間15分の舞台『蜘蛛巣城』は、シェークスピアの『マクベス』をベースに黒澤明監督が戦国時代に置き換えて制作した作品。イギリスで書かれた戯曲が戦国時代にも成立してしまうことに人間が私利私欲によって翻弄
撮影:阿部章仁長塚圭史、倉科カナ、早乙女太一、赤堀雅秋ーーー演出の赤堀さんも重要な役で出演しています。長塚圭史が芸術監督を務める神奈川芸術劇場(KKAT)で世界の黒澤明監督の代表作の一つ「蜘蛛巣城」(1957年)を赤堀雅秋演出で舞台化した作品を観た。シェイクスピアのマクベスを基にした黒澤の映画は2001年に松竹で舞台化されているのだが、今回はその2001年の舞台で脚本・演出を施した齋藤雅文の脚本に赤堀が手を加え、2023年版の蜘蛛巣城として上演している。赤堀が現代の
KAATにて、赤堀雅秋さん演出「蜘蛛巣城」マクベスをもとに戦国時代の物語をつづった黒沢映画を基にした作品長塚さん芸術監督のKAATの2022シーズンの最後の企画作品出演は、早乙女太一さん、倉科カナさん、長塚圭史さん、久保酎吉さん、赤堀雅秋さん、銀粉蝶さんなど日頃の疲れが出て、前半めちゃくちゃうとうと・・・後半物語が進むにつれて、2人に引き込まれていく早乙女さんは、最初ちょっと線の細い感じがしてたけど、葛藤の中で突き進む感じが迫力倉科さんは、したたかさのある女性で普段と違う感
KAATからスズナリへ。体調が悪い(花粉症)こともあり。移動がしんどい。ナイロン100℃。これくらいの箱で観るのがいい。これって再演か?『蜘蛛巣城』が物足りなかったので。これは引き込まれた。終演後。下北の街を見ると。飲み屋は盛況。駅前も人で溢れていた。でもどこか、以前とは違うのだろう。3.11に思う。
11日の蜘蛛の巣城を見ました。2回目なので、登場人物の野望と悩みが一層感じ取れるような気がしました。武時の北の館に入ったときの爽やかな笑顔と、蜘蛛の巣城に入ったときの複雑な笑顔、地獄に行くことにしたときの決意と、それでも襲ってきたおびえ、眠るがいいと言ったときの優しい顔など早乙女太一さんのたくさんの表情が見られました。事前のインタビュー記事で読んでいた武時の素朴さや浅茅の大切さがわかったような気がしました。こんなものが我らの定めであってよいものか、は身勝手と思うとともに、切な
原作ウィリアム・シェイクスピア原脚本黒澤明/小國英雄/橋本忍/菊島隆三脚本齋藤雅文上演台本齋藤雅文/赤堀雅秋演出赤堀雅秋早乙女太一/倉科カナ/長塚圭史/新井郁/中島歩/久保酎吉/新名基浩/赤堀雅秋/銀粉蝶すご面白い🎊黒澤明の映画「蜘蛛巣城」は観てないので、シェイクスピア「マクベス」の翻案モノという視点で観た感想です。一番感心したのは、原作のお話に色々手を加えてあるけど、それらにとても説得力があり、お話の筋が通っていること。たとえば原作「マクベス」を観ていると「魔
歌舞伎座で上演中の「花の御所始末」と、神奈川芸術劇場の「蜘蛛巣城」をご紹介ししましたが、世田谷パブリックシアターの「ハムレット」も萬斎さん演出で、日本ならではのシェークスピアでした。【記者に聞く雑談力講座】シェークスピア劇を日本に置き換え今月相次ぎ上演シェークスピア劇を日本に置き換えた和の舞台が今月、首都圏で相次いで上演されています。東京・歌舞伎座の「花の御所始末」は元が「リチャード三世」。劇作家、宇野信夫…www.sankei.com
神奈川芸術劇場で上演中の『蜘蛛巣城』を、見ました。(3月12日までの上演)黒澤明監督の『蜘蛛巣城』は、見ました。1957年の公開ですから、その公開時に見たのではなく、『名画』として上映される機会に。そして、また、黒澤監督の、映画作りを追ったドキュメンタリーでも。そして、何回見ても、その『迫力』は消えず。あらたな発見もあり。三船敏郎、山田五十鈴などの存在感。そして、蜷川幸雄の『NINAGAWAマクベス』。舞台が、巨大な仏壇仕立て。平幹二郎、栗原小巻。そのおもしろさ。という、
今日、倉科カナさん主演の舞台『蜘蛛巣城』を観て来ました。厳密には、早乙女太一さんが主演ですが、倉科カナさんはヒロインなのです。3列目11番で、近くで観れて良かったです。可愛かったです。舞台も黒澤明監督の傑作映画の舞台化ともあって、面白かったです。
舞台蜘蛛巣城公式HPシェイクスピアの「マクベス」を元に黒澤明監督が映画にした「蜘蛛巣城」の舞台化。先週の事ですが、KAAT神奈川芸術劇場での舞台「蜘蛛巣城」初日見届けて来ました。生で早乙女太一君を観るのは約2年ぶりです。すごく緊張しました。太一君のお姿を見た瞬間込み上げるものが~席が後ろの方だったのでオペラグラスで見たらカッコ良くて悲鳴出そうでした😓念願の赤堀作品です。上演中なので、ちょこっと感想。幸せを求めた夫婦の転落。大胆にかつ繊細に、喜びも悲しみも、強さも弱さ