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土曜日ですね!おはようございます゚+.(ノ*・ω・)ノ*.オハヨオォォ☆゚・:*☆先日(というか先月です💦)、日本舞踊をされているご夫婦にお誘いいただき、版画家の棟方志功さんの作品展にご一緒させていただきました。目黒区駒場にある日本民藝館にて開催世界的に有名な版画家さんの作品をとても間近に拝見することができました大展示室に広がる作品群が圧巻の迫力個人的には般若心経をテーマとした作品がお気に入りでたっぷり堪能しました(*ᵒ̴̶̷͈̀ᴗᵒ̴̶̷͈́)و大展示室
イキって本を読んでみようと思い83冊目に入りました。今回読んでみたのは「虚無への供物(下)」(中井英夫作)。昨日はとんでもない所で次回に続きましたね。トンチキ探偵たちがほぼ妄想の推理を喋るだけでほとんど進んで、全部偶然の事故だったんだよ!えーっ!?みたいな終わりでした。本当にちゃんとオチはつくんでしょうか?こうご期待!それでは感想を書き散らかしていこうと思います。適当なあらすじ前巻の事件から少し後、東京の黒馬荘というアパートには怪しい男が住んでいた。そう、実在しないと思われて
イキって本を読んでみようと思い82冊目に入りました。今回読んでみたのは「虚無への供物(上)」(中井英夫作)。以前読んだ「黒死館殺人事件」に続き日本三大奇書の一つだそうです。なんかヤバそうなタイトルですね。キーショッショッ!(奇書の笑い声)この前の「黒死館」みたいな怪文書だったらどうしよう……。それでは感想を書き散らかしていこうと思います。適当なあらすじ昭和29年、ゲイバーで飲んでいた亜利夫(ありお)は氷沼藍司くんという男の子から相談を受ける。藍司くんの両親と叔父夫婦は洞爺丸事
『虚無への供物』塔晶夫(東京創元社)今日も「鉱物庭園mami」さんのブログをストーカーの如く徘徊してしまった……(*゚ー゚)「硬いもの好き」は何処から来たのだろう?純粋に(不純人間なのに?…と云われても純粋に突き詰めたい気持ちは多少は有るので…)感覚が好き………と謂っても……「触感」なのか?「食感」ってのも有るし………食感??……此のブログでは御馴染みの澁澤龍彦は「食感」硬いコリコリしたものも好きらしいが私は…残念ながら……其処まででは無い。唇や舌で転がす内に
読むと気が触れると言われる😱「ドグラマグラ」数年前に読んだ僕は全然平気です😄残り2つ「虚無への供物」「黒死館殺人事件」積読して放置してたのをようやっと読み終える💦「虚無への供物」は最後に読むべし‼️「ドグラマグラ」のネタバレがちょっと出てくる「黒死館殺人事件」の件も触れてくる最初にそれ教えてよ‼️‼️この3冊なら「ドグラマグラ」がおすすめ陰鬱な精神世界の描写が面白いかもー(*^◯^*)1番難儀したのは「黒死館殺人事件」インテリ感満載の知識オカルティズム、宗教
日本流にいって昭和二十九年というこの年には、すこぶる陰惨な事件が多く、警視庁の調べによると、年間の殺人件数は、未遂を含めて三千八十一件、一日あたりほぼ八件という未曾有の新記録を樹立している。──つまり、このとし、この日本では、それだけの人たちが本気で誰かを殺そうと考え、企み、実際に試みたのである。ちょうど「鵼の碑」(昭和二十九年の話)を読み終えたので、こちらを読み始めるにはよい頃合いかなと、二十年ほどの積読だったけれど(`_´)ゞキリッ終わることで始まる呪縛は、今も持続している。
日本三大奇書といえば、戦前の1935(昭和10)年に書かれた夢野久作の「ドグラ・マグラ」と同年の小栗虫太郎の「黒死館殺人事件」、そして戦後の1964(昭和39)年の中井英夫による「虚無への供物」という難解にしてマニアックな人気を持つ探偵小説(ミステリー)に指を折ることになっていますが、私はそれらすべてを高校時代に読んでいますが、この度久しぶりに「虚無への供物」を再読しようと書棚から取り出しました。この複雑怪奇な入れ籠状のメタ・ミステリーは北海道で洞爺丸事故があった昭和29年の東京を舞台にして
ごきげんよう。えの字です。娘がこの数か月で、日本三大奇書を読むことにチャレンジしています。三大奇書(さんだいきしょ)は、日本の推理小説・異端文学史上における『黒死館殺人事件』・『ドグラ・マグラ』・『虚無への供物』の3作品を指していて、「読みにくい」でおなじみだとか。『ドグラ・マグラ』読了→『虚無への供物』読了→『黒死館殺人事件』の途中、という状況です。『虚無への供物』は「頭のいいのコナンくんみたいな感じでおもしろかった」とのこと。3冊読み切ったら、自信になるので
連休明けの職場にて、必然的に目に入ってしまい、まんまと持ち主である先輩女史女子に聞いちゃいましたd(•̀∀•́)b「何ですかぁ?コレw?」「何?!君、知らんのかいな」し、知らん「スミスキーやないか!」す、スミス…御意!(-ロ_ロ)กクイ(ΦωΦ)フフフ…スミスキーっていうキャラだそうですこの逆さで虚無い表情に惹かれて写真を撮らせてもらいました♪(メスシリンダー常備の職場って笑)暗所で発行するということで2人して更衣室までわざわざ出向いて撮影(」^ω^)」ワッ(/
学生時代に幻想文学や「虚無への供物」を書いた中井英夫にハマってた頃、「短歌研究」や「日本短歌」の編集長だった中井に並んでよくその名を見かけた。現代短歌の巨星、塚本邦雄。寺山修司らとともに前衛短歌運動を行い、短歌を現代に蘇らせた歌人である。この人の短歌は全然違う。その塚本邦雄が遺したミステリ「十二神将変」。三十一文字の短い言葉に、沢山の意味を閉じ込める魔術師ゆえにこの文章の言語感覚に陶酔したい。まさに中井英夫の「虚無への供物」にも似た絢爛豪華な文体、悪く言えばまだるっこしい傑作である。「虚無へ
何人かのかたがブログでニコライ堂を取り上げておられる。東京名所のひとつだが、私はニコライ堂というと中井英夫のエッセイを思い出す。ニコライ堂の前の広場で、外国人の子供が2人、ボール遊びに興じている。見ていると1人がもう1人に声をかけた。「アリョーシャ!」言うまでもなく、カラマーゾフ兄弟のひとりの名前だが、中井の傑作『虚無への供物』の登場人物の渾名がアリョーシャだ。ところで、このニコライ堂の隣に茶色のビルが建っている。井上眼科という眼医者である。この眼医者、なんとニコライ堂より10年も前
こんばんは😊約1か月ほどかけて読み終わった本を紹介します。『時計館の殺人』実は、上巻を読んだ後なかなか下巻が借りられなくてその間に他の本を読んでたこともあってうろ覚えで下巻を読みました。なので再度上下巻読み返しました。最初は気づかなかったけど読み返すと作者の張った伏線が散りばめられてて読み返して良かったです😊上下巻ですがあっという間に読めました。(ただ、お預け期間が長かっただけ)メタ読みすると特徴的な建物が舞台になる時ってその仕掛けがトリックに使われるのが
日本三大奇書、これにてコンプリート。昭和29年、洞爺湖で沈んだ船で両親を失った氷沼家兄弟。宝石商にて身を起こした曽祖父からなる氷沼の家だったが弟の紅司が自宅の浴室で密閉された状態で死去。そこから次々と事件が発生する・・・新装版虚無への供物(上)(講談社文庫)Amazon(アマゾン)880円新装版虚無への供物(下)(講談社文庫)Amazon(アマゾン)140〜4,440円・・・長かった・・・探偵役(複数)が迷走に迷走して「あら、こんなこともわからないの?」ってな上
※※この本を読んで一言※※「日本三大奇書」ならぬ「日本四大奇書」に数えられるこの作品!!推理小説好きならばこの作品は面白いと思ったり、深い作品と思うのかもしれませんが、ライトなミステリ読みの私は初めから混乱し、最後まで混乱したまま読み終わりました。※※※※※※※※※※※※※※※竹本健治さんの作品を読むのは「涙香迷宮」に続き2作品目になります。この「匣の中の失楽」はかの有名な「日本三大奇書」にこの作品を加えた「日本四大奇書」の1冊であるすごい作品であるので、ちょっとヤバい雰囲気を
こんにちは!ヒデカズKですイヴ・クライン(1928年〜1962年)この地球に忽然とあらわれ、もうすぐ自分の子供が生まれるというのに、34才で忽然とどこかの時空の狭間に消えていった男、インターナショナル・クライン・ブルー日本の講道館でのクライン(柔道家として来日)人体測定空飛ぶクライン空虚への飛翔パフォーマンスの先駆者「人体測定」YvesKlein:SymphonieMonotone-SilenceSymphonie'Monotone-Silence',194
中井英夫の虚無への供物に出てくる主人公、アリョーシャ。主人公にしては色恋に縁がなく、恋愛に関する描写は皆無だった。彼を紹介する際に、性の真空地帯にいると表現してあったが、今思えばアセクシャルだろうか。ゲイバーに行ってみるが、特に興味を惹かれることもなく、知り合った女を誘うふうでもない。女探偵ははねっかえりのじゃじゃ馬なので、誘う気にもなれないだろうが。探偵が色恋で目をくもらせても困るが、あまりに冷静ということはアセクシャルの疑いがある。アリョーシャはそれ以外は平均的な常識人で、高校生
先日、NHKで夢野久作の『ドグラ・マグラ』の番組を見ていまして(おもしろかったです、HNKって何気に夢野久作が好きよね)、再読しようと思って探したんですよ。で、ない行方不明、PCで管理している目録で確認。記載されているからあるはず、探す、ない。あきらめて再購入となりました。(ついでに不安だったから『虚無への供物』とかも確認してしまったわ、しっかりありました。『とらんぷ譚』と一緒の場所に(´▽`)ホッ)私はそんなに本を持っている人間ではないとは思うんですが、さすがにここらで
以前にもブログで少し触れた戸川昌子さんの「大いなる幻影」をン十年ぶり(笑)に再読しました物語の舞台は昭和26年元々は自立した職業婦人のために建てられたK女子アパート今は住人たちも皆年老いてかつての華やかな職業婦人の面影など微塵もない孤独でうらぶれた暮らしぶり区画整理によりアパートの移動工事が行われることになりそれと同時に奇怪な事件が続発し住人たちの数奇な過去や心の闇が次々に暴かれていくサスペンス
春なので✨真冬から始まるのですが、確か春になっていくはず……とか好きだ好きだ言うわりには、内容が曖昧。常に新発見☆てことで。黒鳥譚青髯公の城(講談社文庫)Amazon(アマゾン)660円新装版匣の中の失楽(講談社文庫)Amazon(アマゾン)699〜5,150円「虚無への供物」で検索すると引っ掛かるとかアマゾンさんすごい。
うなぎを求めて不動前へ。待っている間にお参りです。お不動さまも久しぶり!うなぎも久しぶり!駅からはちょっと歩くのですが、その道もなんとなく好きで、選べるなら不動前に棲みたいなぁ、とか毎回考えています。そしたら毎日お散歩×お参りしたいな。めちゃ良いお天気でした。もうすぐ春ね~。紅白!とても素敵な配置だと思います。シリーズ☆いつか叶う。今回も笑先日、本棚の「虚無への供物」と目が合いまして、春だしそろそろ読みますかね、とか思ったところで、目黒不動尊に用事ができるとか不思議。駅近
「真犯人はあたしたち御見物衆には違いないけど、それは〝読者〟も同じでしょう。この2013年から2014年にかけて、責任ある大人だった日本人なら全部犯人・・・続きはこちらで↓http://blog.livedoor.jp/artmania_3-artmania_3/archives/86389060.html【虚言への供物】:artmania_3のblog「真犯人はあたしたち御見物衆には違いないけど、それは〝読者〟も同じでしょう。この2013年から2014年にかけて、責任ある大人だった
以前、このブログに書いた「聖不動経」という経文にメロディーをつけた曲があるが、中井英夫の「虚無への供物」を題材にアルバムを1つ作るという、いつ終わるともわからない企画があって、その中の1曲がこれ。例によってビートルズ調のサイケなりきりソング。
こんばんは、ワーグナーです。突然ですが、九州大学には「健康スポーツ実習」なる授業があります。たいそうな名前がついておりますが、要は保健体育です。七面倒臭いことに、山奥キャンパスまで行って体を動かさないといけないわけですね。それで、その通称「健スポ」が、来週から対面授業になります。なお、そのほかの授業は依然オンラインです。つまり、「90分体育をするためだけに片道2時間かけて大学に行かなくてはいけない」ということですね。対面が恋しいとは言ったけどさあ…さすが
<筒井康隆、マラルメ、中井英夫、ヘッセ>647.「国境線は遠かった」筒井康隆短編集永井豪:解説早川文庫収録作品1.穴2.夜を走る3.たぬきの方程式4.欠陥バスの突撃5.ビタミン6.フル・ネルソン7.国境線は遠かった私にとっての早川文庫版:最後の筒井康隆作品。相変わらずのドタバタや、危ないネタに加えて、この作品集では、さまざまな<書き方>を試しておられるようで、後年の実験的作品に相通じるものがあるような気がします。
週刊文春が2012年に実施した調査、「東西ミステリーベスト100」日本編堂々の2位。因みに1位は横溝正史の「獄門島」。2位が全く未知の作品???これはいつか読まねばと、かねがね思っていたのでした。文庫本で上下1000頁。純文学の古典を彷彿させる格調高い文体で、難解な表現もやたらと多く、十分に面白いけれども、読み終えるには多少難儀もした。古今東西のミステリーの名作と、その中で描かれる犯罪トリックが随所に紹介されるのは興味深く、それらに対する挑戦状的な野心も
夢野久作「ドグラ・マグラ」小栗虫太郎「黒死館殺人事件」と並び、”日本推理小説三大奇書”のひとつとされる本作。著者は中井英夫、初刊は1964年。1954年に発生した、日本史上最悪の海難事故とされる「洞爺丸事故」から着想を得て執筆された本書。巷で言われる通り、「アンチ・ミステリー」の傑作として知られているがその評価通り、まさに一般的なミステリーからはほど遠い内容で純粋(?)な推理小説として読むとその期待を大きく裏切られるのは他二作と
あなたもスタンプをGETしよう今日はシャンソンの日だそうです。中井英夫の「虚無への供物」の影響で、私も一時期シャンソンをよく聴いていました。(ヒロインの奈々村久生がシャンソン歌手なので)「ラ・メール(LaMer)」「小さなひなげしのように(Commeunp'titcoquelicot)」「ルナロッサ(Lunarossa)」「ムッシュールノーブル(MonsieurLenoble)」…等々。もっとも、私は作品の雰囲気が好き
中井英夫の大長編推理小説『虚無への供物』を読了しました。20年以上前に購入しましたが、直後に、テレビドラマ化されて、それを観て、原作を読んだつもりになって死蔵していました。今となってはドラマの内容も覚えていないのですが、改めて原作を読むと、ドラマとはかなり異なった趣向になっているように感じられました。連続死亡事件を何でも密室殺人事件と思い込み、素人探偵たちが推理に頭をひねる様子が、事細かに長々と書かれています。結局は、1件のみが殺人で、その犯人も判明するのですが、動機が、海難事故で亡くした
※今回は以前書いたブログを編集補足しました。本の背表紙や帯や扉に書かれる宣伝文句。自分的に「最強」と思っているのが、これ。戦後の推理小説ベスト3に数えられ、闇の世界にひときわ孤高な光芒を放ち屹立する巨篇ついにその姿を現す!井戸の底に潜む3人の兄弟。薔薇と不動と犯罪の神秘な妖かしに彩られた4つの密室殺人は、魂を震撼させる終章の悲劇の完成とともに、漆黒の翼に読者を乗せ、めくるめく反世界へと飛翔する。ミステリ・マニアなら、これが何の作品の宣伝文句かは即座にわかる