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世界は、何を犠牲に平和を得たのか。「虐殺器官」『サラエボで発生した核爆弾のテロにより、世界中で戦争やテロが激化。アメリカなどの先進諸国はテロ攻撃に対抗し、厳重な個人情報管理対策を構築した。十数年後、後進国で内戦や虐殺が横行。その扇動者とされるアメリカ人ジョン・ポールに暗殺命令が出された。』2017年公開。監督・脚本:村瀬修功。原作:伊藤計劃。主題歌:EGOIST「リローデッド」。制作会社:manglobe、ジェノスタジオ。伊藤計劃原作による小説の劇場アニメ化プロジェクト「Pro
『ホロコーストの原因は優生思想ではなく「専門家」による食料問題?』【ゆっくり解説】ヘルベルト・バッケ-YouTube第二次大戦中のドイツの食糧事情は第一次大戦時の飢餓と違い余裕があったのかと思っていた。実際はかなり追…ameblo.jpナチスの食料問題「専門家」ヘルベルト・バッケ「虐殺器官」とは人間の「脳の仕組み」として「生存に有利(食料難を生き抜く)な機能」が残っている。「口減らしとしての虐殺」を行うために「良心の機能を停止させる」仕組みである。そ
虐殺器官でございます。彗星のごとく現れ、今後のSF小説を牽引すると期待された逸材にして、実質3年余りの活躍で早逝したという、伊藤計劃氏の長編デビュー作。ようやく読めました。兵士が戦場で影響されがちな、敵への同情や痛みによる恐怖心や倫理観など、任務遂行の妨げになるような感情を、体内のナノマシンにより制御し、子供すら躊躇なく撃てるように調整されることが行われている時代。米国の特殊部隊の一員として、敵地への侵入と暗殺を担うクラヴィス大尉は、ジョン・ポールなる人物を追っていた。彼は小国の中枢に潜
○人類の内側に埋め込まれた殺戮の臓器、「虐殺の文法」◇思考実験SF小説『虐殺器官』伊藤計劃(いとうけいかく)著初刊早川書房2007年◇劇場アニメ映画『虐殺器官』村瀬修功(むらせしゅうこう)監督2015年「ProjectItoh」2015年劇場アニメ化公式サイトノイタミナムービー第2弾『虐殺器官』『ハーモニー』『屍者の帝国』2015年劇場アニメ化。イラストレーターredjuiceによる描き下ろしビジュアル発表!project-itoh.com○2022年2月24日~
今、手元に「虐殺器官」(伊藤計劃著、ハヤカワ文庫)がある。特に意味はない何度目かの再読つまり息抜きを終えたとき、理由は定かではないが、ブログを更新しようという気分が沸き上がり、やや困惑しながらこれを書いている。一年半前に更新して以来、もう当面の間は書くべきことはないと考えていたし、実際あれから何か新しい発見をしたわけでもない。私はただ慣れ親しんだ本を数年ぶりに読み返しただけである。しかしよく考えてみれば、それは執拗に過去を掘り返しまくる私のような人種には相応しい切っ掛けなのかもしれなかった
ハチクロです♪♪(((*≧艸≦)ププッさて「虐殺器官」と言う作品は、クラヴィス・シェパード大尉と言うアメリカ軍の大尉が、ジョン・ポールくんと言う人物から「虐殺の文法を活用した、何故、この文法を放つと虐殺が起こるのか?」等の事を知るお話だと言う感じです。物語冒頭では、クラヴィス・シェパード大尉は、アレックス少尉を射殺するシーンがあり、アレックスくんの遺体は、クラヴィス・シェパード大尉は、その場を離れ脱出。ただ、後にこれは「精神調整」が成されていた結果で、クラヴィス・シェパード大尉
ハチクロです♪♪(*⌒∇⌒*)さて、私は「虐殺器官」と言う映画を見に行った時、クラヴィス・シェパード大尉が知った事、それは「思考は、言葉に規定されたりなんかしない」と言う事でした。ジョン・ポールくんは「虐殺には文法がある」と言う事や「虐殺の文法を見つけたのは、つい最近だ」等と明言しています。そんなジョン・ポールくんには「ルツィア・シュクロウポヴァさん」と言う愛人もいます。その人は「チェコ語の教師」もしています。その一方で、クラヴィス・シェパード大尉は「適応調整」等を受けなが
☆彡虐殺器官☆彡2017年2月3日114分🈲R15+☆彡原作・伊藤計劃☆彡村瀬修功映画解説・あらすじ2009年に34歳の若さでこの世を去った小説家・伊藤計劃の作品をアニメ化していく、「Project-Itoh」の第1作として放たれるSFアクション。内戦や虐殺を裏で操っているとされる謎の人物、ジョン・ポールを追い掛けるアメリカ軍の特殊部隊大尉クラヴィス・シェパードの姿を描く。監督には数多くのガンダム作品に携ってきた村瀬修功、キャラクター原案には「ビビッドレッド・オペレーシ
ハチクロです♪♪(*`▽´*)さて、私は「虐殺器官」では、クラヴィス・シェパードくんと言う大尉が、チェコを調査したり、少年兵と戦ったり、悲惨な「戦争」を描いた作品です。クラヴィス・シェパードくんは、ジョン・ポールくんと邂逅した時「思考は、言葉に規定されたりなんかしない」と言う台詞があるのですが、一方で、ジョン・ポールくんが言った「虐殺の文法」を、見つけたのは、つい最近の事だった事です。しかし、ルツィア・シュクロウポヴァさんと言う人物がジョン・ポールくんと関わりがあり、その後、ジョン
「夏にが来れば思い出す」、かのように・・・毎年この時期になると「あの戦争」についての特集が増える。けれど、そこで語られるのは、多くの場合「結果」でしかないわけで。「戦争の悲惨さ」「平和の尊さ」を語ること自体、悪くはありません。けれどそれらは、今日、世界で起きている事件・事故と同じように、ただ、自分自身が傷つかない程度に消費されいくばかりだという気もします。というか、世界の其処此処にある「戦争」は、それらを知らないから起きて、それらを忘れたから続いている、わけでもない
伊藤計劃『虐殺器官』「ProjectItoh」2015年劇場アニメ化公式サイトノイタミナムービー第2弾『虐殺器官』『ハーモニー』『屍者の帝国』2015年劇場アニメ化。イラストレーターredjuiceによる描き下ろしビジュアル発表!project-itoh.comアメリカの特殊暗殺部隊隊員である主人公が、世界各地に内戦・虐殺を引き起こす黒幕と目される男を、時に直接対峙しながら追跡し、その虐殺の真相に迫る。敢えて逆順で語る愚を犯せば極めてPSYCHO-PASS的な話の流れで、そりゃノイタミナ
『虐殺器官』伊藤計劃ハヤカワ文庫〔新版〕2022年第29刷友人(の息子さんの蔵書)から借りたのですが、あまりにも面白くてついに買ってきてしまいました。面白いけれど、紹介するのが難しい小説です。〔新版〕は2010年に文庫化したものに、著者と円城塔の対談「装飾と構造で乗り切る終末」を追加収録して2014年に初版が刊行されました。未来のある日、手製の核爆弾で消失したサラエボの街、監視網の中で“安全”な生活を送るかに見える市民、途上国で頻発する民族闘争や内戦、過酷な日常を送る一方、
『虐殺器官』伊藤計劃ハヤカワ文庫2010年23刷読書家の友人の息子さんの蔵書です。円城塔をお貸しした時に、息子さんご推薦として真っ先に上がっていました。(この友人ご一家は全員がとてつもない読書家揃い)息子さんの部屋の“本層(地層のように層をなしている)”の活断層涯からようやく発掘されて届きましたついでに勧められた同じ作者の『ハーモニー』はついに、発見できなかったので他から借りてね、とのメッセージ付きでした。(もはやマントルに達して対流し始めているのかも)まだ第一部の半分しか読
いつも回し読みをしているお仲間が、このところSFに傾きつつある私に、息子さんの推薦という『虐殺器官』(伊藤計劃ハヤカワ文庫2007年)を薦めてくれました。今のところ手一杯なので、少し時間を置くことにしましたが、今日の朝日新聞夕刊「時代の栞(ときのしおり)」に“日本SF界に新しい風”として取り上げられたのが、まさしくこの『虐殺器官』です。円城塔の『Self-ReferencENGINE』(2月5日に感想アップ)と並んで、小松左京賞の候補作になったものの、両作とも受賞を逃します。(ト
虐殺器官(ハヤカワ文庫JA)Amazon(アマゾン)713円【虐殺器官】「虐殺」とタイトルにあるだけあって内戦や虐殺が主ではあるけれど、読み終わって作品全体で見たときに、それらの描写の印象以上に伊藤計劃さんの発想力の深さに魅せられた。虐殺と器官をそこで結びつけられる人が他にいんのかな。虐殺を引き起こす男「ジョン・ポール」の語る虐殺に至るまでの手法と、その理由が壮絶。生と死と愛とが凝縮されて尚且つ、調和してる感じ。ゼロ年代最高のフィクション一読の価値あり。#虐殺器官#伊藤計劃
故伊藤計劃が描いた世界と現実がシンクロするのか?アルマゲドン(世界最終核戦争)で世界は滅亡するのか?「正規戦で兵士同士が戦ってもPTSDを発病する」ことを明らかにしたデーヴ・グロスマンの「戦争における人殺しの心理学」私の「元帝国陸軍兵士が複雑性PTSDを呈した一例」(広島医学2007)もそれを示している。埼玉大学教育学部名誉教授の清水寛先生が明らかにした陸軍国府台病院(現国立国府台病院)の陸軍PTSD入院患者一万人の実態
あっれー?今ブログ記事を漁ってみたら、「ハーモニー」の記事を書いてない?!虐殺器官と並ぶ名作だというのに!『言葉の暴力・ホントの暴力〜「虐殺器官」伊藤計劃』皆様の記事拝見しています。「体を冷やさない」が抽象で、「しょうが」が具体ですね、なるほど。小麦は冷やすからよくないと(パン好きな私は衝撃)。やはり「具体と…ameblo.jp虐殺器官については、さすがにいくつか記事を書いていましたが、この記事なんて不親切極まりないです。「生姜」って一体なんのことを書いてい
【2022年5月22日追記】この感想の最後に映画「ハーモニー」を観た感想を追記しました。】※※この本を読んで一言※※「言葉」に続き「意識」!とても伊藤計劃さんらしさを感じました。そして人間とはどういう状態が「幸せ」なのか考えさせられます。※※※※※※※※※※※※※※※伊藤計劃さんの作品は「虐殺器官」を読んでいましたが、読書の先輩から「ハーモニー」と「屍者の帝国」は本もアニメも面白いと教えていただいたので、まずは本から読んでみることにしました。物語の時間軸は「虐
「(広島長崎原爆)PTSD否認=うつ病」妄想にしがみつく「唯一の被爆国」明日、EU大統領ヒロシマ訪問で広島原爆被爆者と面会既に「ロシアが戦術核を使った後の展開」という記事がネットニュースに普通に出ている。「核が使われる世界」を描いたPTSD小説「虐殺器官」が現実になるのか。最後は核の投げ合いで破滅するだろうけどね。2005年朝日新聞
最近では「核戦争」という言葉まで使ってわめきだしたマスメディア報道の裏で、密かに法改正を進めている政府だが、政府のバックにいる闇の存在、ディープステート、カバール、イルミナティ、ユダヤ金融資本たちの脳内が読めてきた我々は、「闇さん、相当焦っているな〜♪」と、このフェイクな世界を俯瞰して楽しめるようになってきてはないだろうか?o(*´ω`*)oテレビのフェイクニュースでは、ロシア兵が子供を含む一般市民のいる避難所を爆撃したとか、住民を後ろ手に拘束して射●しまくっているなどというニュ
故伊藤計劃氏のSF小説「虐殺器官」の世界ではサラエボが核テロで消滅したがゆえに、「核」が「タブー」ではなく「使える兵器」として認識され、インドでも核攻撃があった。「どうせいずれは皆死ぬ」「それでも我々は天国に行ける」ロシアTV、核攻撃前提のプロパガンダ?(ニューズウィーク日本版)-Yahoo!ニュースプーチンの核攻撃はレトリックから本番段階へ?AlexeiNikolsky/RIANovosti/Kremlin/REUTERS-Yahoo!ニュース(ニューズウィーク
冷戦時代に数量で勝ると考えられたソ連軍に対し、NATOは通信などの情報を収集し、ソ連軍指揮官をピンポイントで殺害する戦術を練っていた。その成果が出ているのだろう。これだけの上級将校の殺害が軍隊組織にいかなる傷を与えるかは未知の世界。テロ指導者を殺害する「PTSD予防対策」を施されたアメリカ軍暗殺部隊の物語「虐殺器官」「無意識・心」を操作された少女暗殺サイボーグたち「ガンスリンガーガール」世界で初めて「無意識・心」の化学的キュア(治
海軍の将軍が陸戦で戦死?ウクライナ南部で攻勢を強めるロシア軍が兵力不足から海軍の人員を陸戦に回した?准将の戦死はウクライナ軍の意図的に高級将校を狙った殺害の結果か?ベトナム戦争末期にもみられたが、戦争が敵の人員の殺害が目的化するとPTSD化が強まる。
戦争が「相手の軍勢を打倒する」より「相手(指揮官)の首をとる」の方がPTSD化が激しくなります。早世した作家の伊藤計劃のSF小説「虐殺器官」の内容そのままになってきましたね「PTSD予防技術」をほどこされた特殊部隊隊員が敵のテロ・虐殺指導者の「首をとる」言語学者が発展途上国での虐殺・テロを「隠された言葉」で引き起こすことにより先進国を守ろうとする「精神障害=複雑性PTSDのみ」の薬物キュア(治療)を可能にするのはラポール(無意識への言語的・非言語的
休みの日は、なるべく映画やアニメを見て感想を書いていきますが、何を見るかかなり困ってますw多すぎて・・・見たいものが。ガンダムシリーズでも未見の作品が増えてきたし、サスペンスで見たい作品も増えてきたし。でも、今回選んだのは「虐殺器官」です。「あらすじ」9.11のテロの後の世界は。富める平和な国と内戦が激化していく貧困国に2分されていた。アメリカ軍の特殊部隊の隊長クラヴィスは、いつものようにテロ部隊を鎮圧するが、テロの指導者の最期の発言が気にかかる「我々は、なぜこんなことをし
2021年228作品目虐殺器官視聴終了しました世界の紛争地を飛び回る米軍特殊部隊クラヴィス・シェパード大尉に、謎のアメリカ人の追跡ミッションが下る。その男、「ジョン・ポール」は、紛争の予兆と共に現れ、その紛争が泥沼化するとともに忽然と姿を消してしまう。かつて有能な言語学者だった彼が、その地で何をしていたのか。アメリカ政府の追求をかわし、彼が企てていたこととは…?よく出来た作品ですねストーリーの展開が良くて先が凄く気になりました我々が生きてる世界に対する社会風刺の面が強く感じます我々が
ハチクロです♪♪(○´∀`○)さて、私は「虐殺器官」と言う作品において、私は「虐殺には、独特の臭いがする」と、言う形で描かれていた印象です。ただ、一方で本作に関して重要なキーワードである「虐殺には文法が存在する」と言うことがあり、それを見つけたのはつい最近だったと、ジョン・ポールくんが発言していました。で、それに反感があったのが、主人公のアメリカ軍人である、クラヴィス・シェパードくんと言う、アメリカ軍の大尉でした。その際、クラヴィス・シェパードくんは「思考は、言葉に規定される
ジョン・ポールを描きました。話の根本の人物、核心にせまる話をしているシーンです。謎の人物だけあって、暗い場所のシーンが多く、色は悩んだ挙句こんな感じに仕上げました。声優は櫻井孝宏さん。PSYCO-PASSの槙島の声でもありますが、こういう文学的なセリフをつらつらと話す役が良く似合う声ですよね。どんな役もこなす天才声優さんと私は思っております。しかしながら、村瀬修功さんのキャラデザ本当に綺麗ですね!今回はすべてデジタルで作成しました。そうです。すべてペンタブです。なんな
ルツィア・シュクロウボヴァを描いてみました。ジョン・ポールと接触があったというチェコ語の先生をしている元教え子ルツィアにクラヴィスが近づき、チェコ語を教えてもらう契約をしているところのシーンです。声優は小林沙苗さん。私がわかる範囲では、夏目友人帳で夏目レイコの役をやっていた方です。色っぽい声ですよマジで(笑)虐殺器官はredjuiceさんのキャラクターデザイン原案を村瀬修功監督がリデザインしてアニメに落とし込んでいるのですが、redjuiceさんもすごいイラスレーターですね。
潜入捜査のためチェコのプラハに来たばかりでクラヴィスとウィリアムズが会話しているシーンを描きました。クラヴィスの相棒ですが、砕けた感じが良く似合いますね♪アメリカ人らしいキャラクターデザインがとってもお気に入り♡声優は三上哲さんです。アニメより、吹き替えで活躍されている声優さんみたいですね。