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愛読している新聞欄に日曜日の「木もれ日」がある。関取花さん森下典子さん深緑野分さん藤沢周さんの4名が交代で執筆されている。私が最も好みの著者は藤沢周さんで新年早々の記事を読んで共感した。標題は「いいんじゃないか?」である。新学期が始まってピカピカのランドセルを背負う子供たち新社会人に向かって「頑張れよ」の言葉は浮かばないとのことこの言葉が相手への応援ではなく成果効率主義に合わせるための無理にシフトチェンジすることを意味するのは怖ろしいからとあった。若し新年度に
新潟文化祭2023第13回新潟出版文化賞の表彰式と記念講演が行われ、司会を務めさせていただきました。受賞者の皆様、本当におめでとうございます。受賞者の皆様が作品に込めた思いなどをお話してくださるのですが私は、このお話を伺うのが大好きです。受賞者の皆様のお人柄と作品への思いが伝わり、すごく魅力的なお話でした。選考委員長である作家の藤沢周さんの記念講演「安吾の魂、新潟の心」にもすっかり引き込まれてあっという間に時間が過ぎてました。この表彰式と記念講演の様子は後日、You
7月22日(土)川崎市アートセンターアルテリオ映像感(アルテリッカ新百合)歌人(ワタクシにとっては能人)馬場あき子の、93歳から94歳にかけての1年を見つめたドキュメンタリー映画。現在は95歳のはず。済みません、以下、敬称略で。勿体ないほどの大先輩で、尊敬すべきお方なのだけど。まだ矍鑠としていて、お元気で能公演の解説などで度々拝見、拝聴している。映画芸術として、黒澤明などの映画作りとは違うのは当たり前で、ドキュメンタリーなのです。だから、映画の善し悪しと言うより、映画を見ての
6月16日(金)at常磐座文弥人形芝居『国性爺合戦』出演者は、地元の人at正法寺浄道場正法寺住職その他僧講演『平家の俊才・平経正』藤沢周演誦平家琵琶『祇園精舎』高橋秀樹能『経政』(観世流)シテ(平経政)松木千俊ワキ(行慶僧都)村瀬慧笛:木内豊小鼓:清水和音大鼓:浮部博貴地頭:松木崇俊世阿弥が佐渡に配流されたことを偲ぶ、世阿弥の功績を讃える企画。佐渡の「能を識る会」が中心となり、観光協会などの協力を得て、一連の企画になる。講
2019年夏のブログです*藤沢周さんの『界』(2019・文春文庫)を読みました。これも旭川の本屋さんで見つけました。藤沢さんの小説は初めて。新潟出身で、あの水島新司さんのマンガのモデルで有名になった新潟明訓高校卒業と聞いています。BSの「週刊ブックレビュー」や地元新潟のローカル番組でそのお姿はお見かけしていますが、なぜか小説はなかなか読めませんでした(藤沢さん、ごめんなさいい)。そして、今回、新潟でなく北海道で、藤沢さんの『界』という不思議な小説を読むことに
「神戸ニニンガ日誌」(第2,878号)○河出書房新社『スピン2』が届く。昨秋創刊の季刊誌。現在『波』(新潮社)と『図書』(岩波書店)を定期購読している。出版社のPR誌が大好きだ。○河出はPR誌がなかったので『スピン』がそれに該当するのかと思った。しかし、この季刊誌は河出の創業140周年記念で企画され、16号で終わるという「カウントダウン企画。」○また洋紙商社の竹尾とコラボしていて、毎号違う紙で展開。2号の表紙は「羊皮紙」で、本文紙は「OKアドニスラフW」というもの。○書き手も
黒電話使ったことある?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう今日は【電話創業の日】だそうです。黒電話使ったことある?あります!あります!子どもの頃自宅にありました。お仕事お休みでした。午前中はHDDレコーダーの整理して歯医者さんに行きました。温存していた歯の根が思っていた以上に劣化していて抜歯することになりました。麻酔注射の針が歯茎にぐいっと刺さったときは「あがっ」と声にならない声が出ました。脆くなっていて扱いづらい歯の根が完全に抜き取られるま
よく食べるヘルシー食材ある?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう今日は【こんにゃくの日】だそうです。よく食べるヘルシー食材ある?たんぱく質を摂るように医師からの勧めがあったのでゆでたまごを朝食か昼食に添えて食べるようにしています。お仕事お休みでした。連休嬉しいです。返却期限が迫ってるーと気づいて本を読みました。『ベスト・エッセイ2021』お馴染みの作家さんや名前を存知ていなかった研究者さん冒険家さん、色んな方々の文章(エッセイ)を読むことがで
先日新潟出版文化賞表彰式が無事に行われました。選考委員長は作家の藤沢周さん。先生の貴重なお話もお伺いました。新潟県にまん延防止等重点措置が出る前に開催された式でしたがコロナ禍のため参加者は関係者のみで厳重に感染対策をした上で開催されました。開催されて本当に良かったと思います。皆様が思いを込めて書いた本。その本が出版されるまでには様々なドラマがあります。数年前からこの表彰式の司会をさせていただいておりますが皆様のお話にはそれぞれ思いがこもっていて私
岩波書店発行、月刊総合誌『世界』2022年2月号。そこに、藤沢周と馬場あき子の対談が掲載されている。題名は「心の花は残りけるぞや」。藤沢周が、最新作『世阿弥最後の花』を上梓したのが、2021年6月。今は、第三刷になっているらしい。その感想などは、当ブログに2021年9月に記載したが、この感想はまだまだ未完成で、著作を頂いたお能お稽古仲間としての、ちょっとした感想に過ぎない。もっと書くべき事がある、と思っていて、いまだ、それが実現できていない。その点を、再確認・再認識させてくれたのが
世阿弥が時の将軍義教に疎まれ佐渡島に遠流になり、当初は都を恋しく思ったものの雨ごいの能を舞い地元に溶け込む。200年前同じように佐渡に遠流になり自死した順徳院の霊を沈め、同時に子の元雅の思いも知る。年月が過ぎ、義教が殺され、世阿弥は都に戻ることになる、、、とまああらすじで書いてしまえばこんな感じなのだが、この本はそれ以上の魅力がある。私には。私の両親は佐渡の生まれ。私が子供のころは毎夏里帰りしていて、佐渡の言葉をよく耳にしていた。その言葉がこの本の中で生き生きと蘇ってくるの
11月18日(木)その日は、夜、日本フィルの定期演奏会があって、神奈川県民ホールまで行くので、どうせならばと、前から招待券を頂いていた樋口一葉展へ。樋口一葉、5000円札になった程度の知識しかなくて、まったく知らなかったのです。更に偶々、最寄りの駅近くの図書館に本を返しにいって、その時、偶然に瀬戸内寂聴の「わたしの樋口一葉」という本を発見して借りた。ちと予習に、という訳。それを読みつつ、電車に乗って、会場へ。活字中毒者です。編集委員が藤沢周さん。予習の成果もあってか、2時
先週末にオンラインで参加したイベントがもう一つ、そちらも非常に面白いイベントでした。河出書房新社と旅行会社のクラブツーリズムとがコラボした企画、「「本と旅する」第1回!芥川賞作家藤沢周とめぐる佐渡島「世阿弥最後の花」を読み解く」というイベントです。トピックス|9/25河出書房新社×クラブツーリズムオンラインイベント「本と旅する」第1回!芥川賞作家藤沢周とめぐる佐渡島「世阿弥最後の花」を読み解く|河出書房新社9月25日(土)14時~15時開催!芥川賞作家藤沢周先生をお招きし、6月
春からお能の謡を習っています。能というと「見たことはあるけど寝ちゃった」という方も多いでしょう。アタシも何度か見ましたが、いつも寝てばかり。「能は自分でお稽古をしている人が見たら面白いんだろうけど・・・」そう思っていたアタシですが、いざ自分が習ってみたところ・・・面白いんですよこれが!今は毎月能を見て、色んな能楽関連の本を読んで楽しんでいます。そんな流れで『世阿弥最後の花』を読みました。三代将軍・足利義満公に可愛がられ、世
2021年6月30日初版発行河出書房新社発行6月に著書を頂き、メモによると、7月4日に読み終わっている。直ちに感想を書くことが出来ず、再度、今度はゆっくりと、反芻しつつ読み進めた。2回目の読了は、9月14日。なんと、2ヶ月以上2回目の読書に時間を要した。これまでに、多数の書評が公開されている。まだ、新聞の書評欄には出ていないと思うが。もともと私は、小説は、大学時代以来ほとんど読んでいない。法学の道に進んでからは、とにもかくにも論理を基準とする著作や、実務に役だつ法解釈本、
2021年9月3日金曜日猫町俱楽部藝術部の藤沢周『世阿弥最後の花』読書会に参加。今回の課題本はこちら。芥川賞作家藤沢周さんが晩年佐渡配流になった世阿弥を主人公いして書いた小説です。世阿弥はこのブログでも書いたように「風姿花伝」の著者であり、能を大成した人です。猫町倶楽部世阿弥『風姿花伝』その世阿弥を主人公にして藤沢周さんが「世阿弥最後の花」を書かれました。藤沢さんは新潟市西区のご出身であるためこの小説の舞台の佐渡島は地元に当たるので今回の小
最近、能について観たり読んだり調べたりする機会が多く、能を観に行きたい気持ちも盛り上がっています。今回は、世阿弥の晩年、佐渡の世阿弥をテーマに書かれた物語、藤沢周「世阿弥最後の花」が課題本でした。世阿弥最後の花Amazon(アマゾン)1,980円読んで、すごく能を観たくなりました。特に作中で演じられるている「黒木」を観てみたい。藤沢さんとどなたか能楽師さんで舞台化してくださらないだろうか。もしくは、この本をドラマ化してくださらないだろうか、もちろん、ロケは佐渡で。佐渡にもすごく行
ちょっと、一般的には、並列的に論ずるのはおかしいかもしれない。小説家と経済財政学者。たまたま、両人とも私が注目する言論人であり、個人的な関係も無いではないような不思議な関係者で、たまたま、今月に、両人とも書評を公開して、通底するものを感じたので、普段この様な記事はブログには書かないようにしているけど、書く。オリンピックとコロナ感染拡大のこと。Ⅰ藤沢周「世界」9月号「目の眩んだ者たちの国家」(2018年刊)について韓国のセマウル号事件についての書に対して、藤沢周が評論している
毎度おなじみちり紙交換、ではないよもぎねこ先生です。毎日、0120で始まる迷惑電話がかかってきます。きりがないですね。エアコンのない部屋、ただいまの室温30℃ですが、涼しく感じますね。ふだん35℃くらいだから。外も30℃だと涼しく感じます。感覚がおかしくなってます。この前、芥川賞が掲載された文藝春秋9月号を買いました。芥川賞作品を読むのが好きなので、年に二回、文藝春秋3月号と9月号を買うのです。芥川賞全文掲載ですから、単行本を買うより安上がりなわけです。ほかには、今日は書店でブラックマ
6月18日(金)国立能楽堂狂言『箕被』(大藏流・宗家)シテ(男)大藏彌右衛門アド(妻)大藏彌太郎(休憩)能『松風』(喜多流)シテ(松風)狩野了一ツレ(村雨)内田成信ワキ(旅僧)森常好アイ(須磨の浦人)大藏基誠笛:杉市和小鼓:観世新九郎大鼓:亀井広忠地頭:出雲康雅面:シテもツレも「小面」狂言『箕被』は2回目。2019年6月に、和泉流・野村万作の会で。最近、ブログに載っている狂言を纏めたので、回想できるのです。連歌にのめり込んだ、シテ
おはようございますいつもお読みくださりありがとうございます☆講談社文庫朝井まかて福袋舟橋聖一文学賞受賞作だそうです☆前にこのブログで積ん読をお知らせしたように記憶していますが💦あれから読みはじめ一話読み終えるも、そこから間がかなりひらいてしまったので、改めて最初から読みはじめることにしました。今回は読了できるかな☺️歌舞伎好き(注※私は万年初心者🔰)としては『千両役者』という短編が気になります✊✨焦らずおはなしを味わう🌸アウトプットもインプットも大切にしたいです
600人越えが続きとうとう大阪府はこれまでで過去最多の感染者数になりました。ってもう~っ!私個人としては大人しくしているし全然外でもマスク外さないし手指の消毒もこまめにしているので・・・昨日は駅前の百貨店に(というか、中にあるジュンク堂とユザワヤ)買い物に出かけたんです。阪急駅前にクレープ屋さんがあるのですがその前で女の子たちがすごくお行儀よくクレープを食べていました。若い子だってキチンとしている子たちが多いんですよ。マスク外して汚い手で自分の顔とか相手
ジャマ〜イカ〜ジャマ〜イカ〜ダイドーブレンドコーヒーダイドーブレンドコーヒーの缶にイイ男のイラストが描かれていましたね。時代とともに少しずつ顔が変わっていくやつ。最近、見ないなあ。それはさておき、おきたひろゆき、小林エリカと小林エリコを混同します。どっちがどっちだったっけ?作家では、○○昌代(名字忘れた)と山本昌代、高橋治と橋本治、どっちがどっちだったっけ?となります。柚木麻子と柚月裕子だったっけ?よく似た作家名。藤沢周平と藤沢周とかね。かたや筆名、かたや本名。何を書こうとした
昨日から読んでる『芥川龍之介没後90年不滅の文豪』藤沢周さんと言う作家さん芥川賞作家らしい藤沢周さんの作品はまだ読んだことがないのだけれど芥川龍之介について書かれていること実によくわかるそう言うことなんだと文学にはストーリーで書かれたものそれとは違う書き方がある"とらわれのない本当の自分自身を見つけて十全に生き切るという(自己本位)"漱石が言ってた詰まるところ(則天去私)の作家が書く文章なんだということ少し説明が難しいけどわたしは生きてて感じたり考え
第32回舟橋聖一顕彰青年文学賞の作品を募集しています。締切は9月18日で、詳しくはコチラ。花の生涯〈上〉(祥伝社文庫)Amazon(アマゾン)289〜3,377円花の生涯〈下〉(祥伝社文庫)Amazon(アマゾン)236〜2,381円舟橋聖一の大東亜文学共栄圏―「抵抗の文学」を問い直す―Amazon(アマゾン)3,680〜12,530円雪夫人絵図(新潮文庫)Amazon(アマゾン)660円芸者小夏(講談社文芸文庫)Amazon(アマ
新潟出版文化賞の表彰式と記念講演の司会をさせていただきました選考委員長をつとめられた作家の藤沢周さんは記念講演もしてくださいました藤沢さんはロシア語の「トスカ」という苦悩、憂鬱、不安、あわれ、憧れ、憂い極めて幅広い不快などなど様々な言葉で訳されるけれどもピタリとくる言葉はない感情についてご自身の体験と合わせてお話してくださいましたとても興味深くすっかり引き込まれてしまいました受賞者の皆さまから作品に対する思いを伺い胸が熱くなりました日常をとても丁寧に生きている
秋のプールに鴨がいる交代で使おうね猫と少年の坂道少年が猫を誘って遊びますこの道は猫と少年の坂いつもここにいて少年たちが帰る頃遊びに誘ってくれるのを待っています川に蓋小学校の外を流れる人工の小川夏はサラサラ気持ちがいいのですがベニヤ板でみっともなく蓋がされています!下校中の低学年の子供達が話していたのが聞こえました。「見てて!こうしてふらふらしてドボンと落ちるんだよ
おはようござます。近頃の私は早寝はかないませんが早めに起きて近くのファミレスでモーニングを食すというそんな自分に酔っています💜朝から酔っている…と言っても前夜の酔いが残っている…とかではないですよ!(たぶん)ありがたいことにいろんなファミレスがご近所に存在してくれているおかげで楽しんでます。近頃の自分的な人気はデニモニ(デニーズのモーニング)です。本日はこんな感じ。ご飯は気持ち大盛りです。タマゴがほんのりマーガリンかバター風味なのですけど(本当は塩味だけが