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『聾歴史研究』第93号表表紙『聾歴史研究』第93号【目次】第29回研究報告会予稿広島時代の藤本敏文―「手語」の発送は?・・・松田悠(1)植民地・外地の統計からみる大連盲唖学校―内務官僚による在外植民地行政と聾唖教育・・・水澤学(6)研究ノート樺太盲唖学校教員の日誌を読む―泉アイ「陽だまり」から―・・・新谷嘉浩(20)史料紹介大連盲啞學校『ヘレン・ケラー来校記念写真』について・・・水澤学(24)藤本敏文「聾唖教育に就て」について・・・松田悠(28)
2023(令和5)年9月24日(日)、大阪府立中央図書館大会議室で標記の集会が行われ、zoomも含め15名の参加者があった。昨年は台風接近で中止となったので、久しぶりである。内容は午前に2本の発表、午後に講義という順序であった。最初は松田悠氏による「藤本敏文研究―広島時代―」であった。藤本敏文は、戦前は日本聾唖協会の幹部で『聾唖界』の編輯主任であったが、まともな人物研究は出ていない。そこでまず広島時代、つまり広島盲唖学校勤務時代に藤本の書いた文章を読み解くことから始めてみた。ただ焦点が不明
2022(令和4)年11月6日(日)、標記の集まりが大阪府立中央図書館中会議室において開かれた。参加者は9名で、ほか、zoomによる参加者も1名いた。読んだのは、『島根県私立教育会雑誌』204号(1903年11月)掲載の福田ヨシが投稿した盲唖教育談であった。まず、福田与志の名前がヨシとカタカナに書いているのは彼女がクリスチャンであったこと、福田ヨシが東京盲唖学校から京都盲唖院に復職し発音科を担当したのは一学年甲乙より五学年まで六組を一人で同時に教授していたこと、福田と藤本敏文の、京都盲唖院
『聾歴史研究』第87号表表紙『聾歴史研究』P1『聾歴史研究』P6『聾歴史研究』87号裏表紙[個人情報保護の面から連絡先・メール・FAX番号は削除]【目次】研究ノート『聾唖月報』小論―現存分より―・・・松延秀一(1)樺太日日新聞『建設回想藤川マキヱ』を読む‐藤川実践女学校と樺太盲啞学校との関係について-・・・新谷嘉浩、中根伸一(6)第27回研究報告会予稿集小西信八「盲唖教育ニツイテ」を読む―『奈良県教育会雑誌』第66号
2021(令和3)年9月12日(日)午後、島本町ふれあいセンター第二学習室で、第31回目の『聾唖界』輪読会を行った。参加者は3名であった。この日は、第八号の残りと第九号の註のチェックを行った。第九号では、福島彦次郎の卒業生を送る文や藤本敏文・山中忠太郎などの多彩な文章があった。この日も、とくに外国情報について難航した。次回は十月に実施する予定。
2021(令和3)年9月5日(日)午後、東大阪市の大阪府立中央図書館で標記の集まりが行われた。ただし、COVID-19感染防止のため定員を15名に限定した。3名の個人研究発表があった。なお当日午前には史料輪読会の一環として、史料紹介と研究ノートの違いについての勉強会も行われた。さて個人研究発表のテーマは下記のとおりであった。発表者のほうは、新鮮な顔ぶれであった。(1)小川廉「小西信八「盲唖教育ニツイテ」を読む」(2)水澤学「盲啞教育から内務省・官僚による聾啞教育への変遷―私立神戸聾啞学
第27回研究報告会(9/5)参加申込をいただいた方へいつもお世話になっております。9/5(日)、第27回研究報告会に参加される方で、事前に申込いただいた方のみ、今日予稿集を郵送で送り致しました。届き次第、ご査収ください。引き続き、参加申込はできます。但し、コロナ禍のため、定員15名までとなっておりますが、若干参加申込はできます。8/31(水)までに参加申込をいただいた方には当日(9/5)に予稿集をお渡しします。以上、よろしくお願いします。『第27回研究報告会予稿集
2021(令和3)年9月5日(日)に行われる第27回研究報告会の発表者及びテーマがようやく決まりましたのでアナウンスします。発表順、発表時間、発表者、研究テーマと掲載しています。場所は大阪府立中央図書館、2階の大会議室。受付時間は午後1時から、開始は1時30分からです。❶13:35-14:20小川廉小西信八「盲唖教育ニツイテ」を読む❷14:30-15:15水澤学盲唖教育から内務省官僚による聾唖教育への変遷私立神戸聾唖学校と兵庫県立聾唖学校(仮題)
聾歴史研究第86号表表紙聾歴史研究第86号1ページ目聾歴史研究第86号裏表紙[個人情報保護の面から連絡先・メール・FAX番号は削除]【目次】もうひとつの私立大阪盲唖学校設立計画―大阪の実業家による発起とその消滅―……………………………新谷嘉浩(1)研究ノート聾唖聴音器(補聴器)の導入―初期の聾唖教育の方法(東京の場合)―…………小枝豊(6)史料紹介『香川県教育会雑誌』にみる京都市盲唖院の盲唖教授法―盲生山本傳三郎と啞生河合
2021(令和3)年7月11日(日)午後、第29回目の『聾唖界』輪読会を大阪府立中央図書館小会議室で行った。参加者は4名であった。この日は、第六号の途中から、註のチェックを行った。内容は、朝鮮の平壌にある平壌盲唖学校で開催された東亜盲唖教育大会、朝鮮総督府済生院盲唖部長の大塚米蔵による朝鮮通信、第七号では広島時代の藤本敏文の論説などが主であった。特に我々が知っている事項は結果的に一般の方々には知られていないという盲点や、楽善会創設時代においての中心的人物は全て第2号に移動するなど、かなり手間が
2021(令和3)年6月26日(土)、大阪府立中央図書館にて、第28回目の『聾唖界』輪読会が行われた。参加者は4名であった。先月5月は緊急事態宣言で部屋利用が出来ず止む無く中止となったこともあり、今回約一か月ぶりの再会となった。内容は前回に引き続き、註のチェックで、この日は第5号の途中から第6号の途中まで進んだ。岩田鎌太郎によるオハイオ州立聾学校の紹介文(英文からの和訳・連載)、三浦浩の神のめぐみについての一文(クリスチャンであった)、藤本敏文の広島聾唖学校時代の文章、岡山盲唖学校の井上久之丞
2021(令和3)年4月17日(土)、大阪府島本町立ふれあいセンターにて、第27回目の『聾唖界』輪読会が行われた。参加者は4名であった。内容は前回に引き続く、註のチェックで、この日は第4号の途中から第5号の途中まで進んだ。不詳の人名もあって、なかなか進歩が遅かった第5号では、1914(大正3)年夏に京都で開かれた日本聾唖協会創立協議会の記録が注目される。藤本敏文と三浦浩の間で手演をめぐる対立、そして藤本敏文が提唱した本部と部会との関係についての組織論などがあった。次回は5月。
2021(令和3)年4月10日(土)午後、まん延防止警戒の中、大阪府立中央図書館中会議室で第6回「聾史」史料輪読会を行った。参加者は4名であった。この日読んだのは、以下のものであった。『教育辞林』(1881年)に掲載されたdactylologyの訳語としての「手語法」の解説。これは現在言うところの指文字のことらしい。『郵便報知新聞』1880年6月30日付に掲載された栗本鋤雲「聴声器を試むる記上」。6月28日に東京・本所区(現在の墨田区)にいる唖者八名に二つの聴聲器を試みた記録であ
聾歴史研究第85号表表紙聾歴史研究第85号1ページ目聾歴史研究第85号裏表紙[個人情報保護の面から連絡先・メール・FAX番号は削除]【目次】研究ノート「手話」という単語の出現をめぐって―『聾唖界』より―…小枝豊史料紹介「京都盲唖院・塚田秀苗の上東京復命上申」の翻刻―明治29年における「東西2校」の交流…岸博実東京盲唖学校における盲唖教授法―雑誌『教育学術界』から―
2020(令和2)年7月11日(土)午後から大阪府立中央図書館中会議室で、第18回目の『聾唖界』輪読会が行われた。感染拡大に対する厳重な警戒のもと、今回は第九号を読んだ。内容は次の通り。岩田鎌太郎(推定)による、ドイツの歴史家トライチュケの紹介文(トライチュケを超聾唖とする)、トライチュケが彼の有名なドイツの歴史家であったゆえ聴覚障害を持っていたことをはじめて知った。その他、山中忠太郎の宗教に関する難解な文章、福島彦次郎による卒業生への言葉、そして藤本敏文による聾唖者の社会的活動についてや、
2020(令和2)年2月9日(日)、京都市聴覚言語障害センターにおいて第15回目の『聾唖界』輪読会が行われた。今回は第七号の残りと第八号を読んだ。主な内容は七号が平壌で開催された「東洋盲唖教育会議概況報告」、長崎盲唖学校卒業生の妻木末子の自伝的文章など。第八号が「聾唖界に偉人の出現する時期はいつか」、とか日本聾唖協会東京部協賛委員親睦会の報告等であった。次回は3月の予定。
第13回『聾唖界』輪読会2019年12月7日(土)、大阪府島本町のふれあいセンターで第13回目の『聾唖界』輪読会が行われた。今回は第六号の残りと第七号を読んだ。第六号では、朝鮮総督府済生院の大塚米蔵から小西信八へあてた済生院盲唖部盲唖部の状況、三浦浩の関西周遊記(京都での日本聾唖協会創立協議を含む)など。第七号では、福島彦次郎・三島邦三の評論や藤本敏文の聾唖教育私論などあり、現在にも通じるところあり苦笑いさせたれた。次回は2020年1月。
2019(令和)年10月14日(月・祝日)、京都市聴覚言語障害センターにおいて第11回目の『聾唖界』輪読会が行われた。参加者は4名であった。今回は第五号の残りと第六号の前半を読んだ。掲載内容は、広島聾唖学校在職どきの藤本敏文の叫びのような文章や福島彦次郎・横江栄雄・三浦浩の文章などであった。日本聾唖協会創立前夜の様子がうかがえる。
2019年9月16日(月祝日)、京都市聴覚言語障害センターにおいて第10回目の『聾唖界』輪読会が行われた。参加者は5名であった。今回は第五号の大部分を読んだ。掲載内容は、京都での日本聾唖協会創立準備委員会の記事やヘレンケラ―の記事などであった。日本聾唖協会創立準備委員会の記事は、議長をつとめた万沢格の筆になるものであり、委員会内部の意見の対立点を示していて興味深いものがあった。議事進行にあたり、「手演」をめぐる、藤本敏文と三浦浩の対立もあった。次回は10月である。第五号の残りと第六号を予定。
2019年7月15日(月祝)、京都市聴覚言語障害センターにおいて第8回目の『聾唖界』輪読会が行われた。今回は第三号の中ほどからの部分と第四号の前半を読んだ。掲載内容は、第三号では小西校長還暦記念祝賀のあいさつ文や小西校長の訓示的文章、第四号では、山中忠太郎や藤本敏文の文章や石川文平による欧州聾唖者の現状説明などであった。次回は8月で、第四号の残りを読む予定。
第7回『聾唖界』輪読会6月16日(日)、京都市聴覚言語障害センターにおいて第7回目の『聾唖界』輪読会が行われた。今回は第三号の前半を読んだ。内容は、皇太后の追悼記事、「聾唖者団結の精神」という論説(岩田鎌太郎執筆か)、松江盲唖学校教員時代の若き藤本敏文による「強く生きんと欲する心」という、キリスト教の影響も考えられる文章であった。次回は第三号の残りと第四号を読む予定。また、9月の日程も決めた。
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昨年はいろいろお世話になりました本年も相変わらずどうぞよろしくお願いしますさて、昨年の5大ニュース1、内閣府からバリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労賞授賞2、石狩翔陽高校手話語授業開始3、数々のイベントを石狩市で開催6月北海道聾史講座第7弾「藤本敏文氏の生涯」7月全道ろうあ女性研修会10月全国手話言語市区長会手話劇祭11月行政職員手話講習会北海道会場4、ロンのク
那須英彰氏の講演会にいってきました。「藤本敏文氏の生涯」というテーマで那須英彰氏が藤本敏文氏の一人芝居と生涯をいろいろ語ってくれました。知らなかったことがたくさんあっていろいろ勉強になったし藤本氏の映像を見たりしました。聾唖者は聾唖者らしく生きたまえ健聴者の真似で生きる必要はないの言葉にジーンときました(*´∇`*)那須英彰氏と久しぶりに会えて嬉しかったです。那須英彰氏、お疲れ様です\(^_^)(^_^)/