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2022年1月16日日曜日猫町俱楽部藝術部橋本麻里『かざる日本』読書会にサポーター兼一参加者として参加。今回の課題本はこちら。橋本麻里「かざる日本」岩波書店。橋本麻里さんは存じ上げませんでしたが、結構有名なライターさんらしいです。永青文庫副館長でもあります。ご本人のツィッターアカウントもあります。この本は組紐、水引、香木、薩摩切子、刀剣・・・などこれまであまり言及されなかった日本の美について語っています。MOA美術館にある秀吉の黄金の茶室の
2021年12月6日月曜日猫町俱楽部藝術部宮下規久朗『名画の生まれるとき美術の力II』読書会にサポーター兼一般読者として参加。今回の課題本はこちら。美術評論家でクリスチャンでもある宮下規久朗先生の最新刊。宮下先生とは一度猫町俱楽部の読書会でお会いしています。猫町倶楽部藝術部宮下規久朗「カラヴァッジョへの旅」にもう5年半前にもなるのですね。月日が経つのは早いものです。宮下先生、あれからどうされているか、今も気になっています
2021年10月1日金曜日猫町俱楽部藝術部鈴木大拙『禅と日本文化』にサポーター兼任で参加。今回の課題本はこちら。鈴木大拙「禅と日本文化」岩波新書。そう、鈴木大拙です。自ら英語で書いた著書で世界に禅の考えを広めたことで有名。ただし世間と同様、私も名前を良く聞いていたけど「敬して遠さぐ」で著書を読むのはこれが初めて。タツヤさんがこの本を選んだのは多分世阿弥「風姿花伝」藤沢周「世阿弥・最後の花」に関連させての事でしょう。以前書いたように9月に鎌倉
2021年6月23日水曜日猫町俱楽部スーザン・ソンタグ『写真論』読書会に参加。米国の作家・評論家のスーザン・ソンタグによる写真を論じた著作。・・・と書いてはみたものの、実のところ著者のソンタグについてほとんど知らないのです。ぼんやりと米国の著名な知識人と言う事は知っているのですが、ほとんど業績は知らない。かろうじてユーゴスラヴィア内戦の時サラエヴォで不条理劇「ゴトーを待ちながら」を演出した、と言う話を池澤夏樹さんがエッセイに書いていた記憶がぼんやりとあるだけです。今回の参加
今日は猫町倶楽部、名古屋藝術部の読書会に参加してきました。課題本は、2冊のうち1冊を選択です。大野左紀子著、・アート・ヒステリーなんでもかんでもアートな国・ニッポンアート・ヒステリー---なんでもかんでもアートな国・ニッポン1,620円Amazon・アーティスト症候群アートと職人、クリエイターと芸能人アーティスト症候群---アートと職人、クリエイターと芸能人(河出文庫)821円Amazonどちらも面白かったので、どちらを選択するか迷いましたが、両方読んで
昨日は猫町倶楽部の読書会にも参加してきました。課題本は、平芳幸浩「マルセル・デュシャンとは何か」河出書房新社マルセル・デュシャンとは何か2,700円Amazon暖かい1日で、駅から会場までの道沿いには桜が満開でした。以前に「現代アートとは何か」という課題本の読書会にも参加したことがあり、この本にも当然デュシャンは取り上げられていました。しかしその読書時には、現代アートが自分にとってのアートのイメージとあまりに違うことへの驚きで、全般的な知の発見はあったのですが、デュシャン
先日の初の朝活読書会に参加した日には、ダブルヘッダーで仕事後にもう一つ読書会に参加したのでした。猫町倶楽部の藝術部読書会、会場はおしゃれなバー。こちらの会場での読書会は2回目です。美味しいフードをつまみながらの楽しい読書会でした。バレンタインデーに合わせて、フードにもチョコレートが。お酒を飲むのは、帰りの電車がやっぱり気になるので、ノンアルコールドリンクカクテルからいちごを選び、濃厚な美味しさでした。課題本は、渡辺裕聴衆の誕生-ポスト・モダン時代の音楽文化
今日は猫町倶楽部の藝術部が主催する読書会に参加してきました。会場はJazz茶房青猫、とても雰囲気のある素敵なお店で、気持ち良くJazzが流れています。課題本は林温日本美術がワカル本「女性性」の文化慶応義塾大学出版会日本美術がワカル本:「女性性」の文化(慶應義塾大学三田哲学会叢書arsincognita)Amazon100ページ足らずの薄めの本で、タイトルからも優しい初心者向きの本かなと思って読み始めてみましたら結構手ごわい。面白い、なるほど、と思う部分と、
今日は猫町倶楽部読書会の藝術部「佐藤晃子の日本美術基礎講座第Ⅱ期―第一回」に参加してきました。会場は藤が丘にあるJAZZ茶房青猫、青いカッコいい看板。壁に蔦のからむ階段を下りていきます。鉄の厚い扉に今日の読書会の案内が。本日貸し切りだそう。店内はとっても雰囲気ある感じ。読書会以外でも、お邪魔してみたい。柔らかな光と影が素敵。音楽を聴きつつのんびりしたい。課題図書は先にも読んだこれ。辻惟雄「奇想の系譜」(ちくま学芸文庫)榊原悟「江戸の絵を愉しむ―視覚のトリ
今日は、猫町倶楽部藝術部の「佐藤晃子の日本美術基礎講座」を受講してきました。この講座は今回が初めての受講なのですが、残念ながら今回で最終回なのだそう。内容は独立しているので、前の回を受講していなくてもOKとのことでしたので、ぜひ受講してみました。講師の佐藤晃子先生は、ライターで美術本関係の仕事もされていて、今回の講座の副読本も書いておられます。テキスト山本陽子著「図像学入門疑問符で読む日本美術」(勉誠出版)副読本佐藤晃子著「画題で読み解く日本の絵画」藤が丘にはあまり行っ
今日は読書会でした。猫町倶楽部さんの名古屋藝術部。課題本は白洲正子著「お能・老木の花」(講談社文芸文庫)。先日読み終え、備忘録に感想記事を挙げた本です。お能・老木の花(講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)Amazonグループに分かれてディスカッション。自分が読んで心に留まったところ、面白いと思ったところ、?と思ったところ。同じところを同じように感じていた人がいるのも楽しいですし、自分では気が付かなかったところ、読み流したところに注目した人がいて、なるほど、確かに!となるの