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●薬師十二神将まとめ(※画像は「文化遺産オンライン」より、狭山市指定天岑寺所蔵『木造薬師三尊像並びに十二神将像』)薬師十二神将とは十二薬叉大将とも言い、薬師如来の眷属として、薬師如来を信仰する者を守護する十二尊のことです。十二尊自体は以前にそれぞれ記事を上げておりましたが、まとめ記事自体は作っておりませんでしたので、今回遅ればせながら作成致しました。薬師如来像には、脇侍として日光菩薩および月光菩薩の像が配された「薬師三尊」というものがよく見ら
奈良薬師寺から招待券が来たので天武忌法要の日に参拝させていただきました。薬師寺は天武天皇が建立したので神社の例祭みたいに奉納行事が沢山有ります。午前の法要は日光月光菩薩と薬師十二神将が出て来る法要です。法要名は十二神将練供養です。初めに職衆と御導師加藤朝胤執事長の入堂です🙏十二神将が次々と現れて日光菩薩と月光菩薩が現れました🙏薬師如来を護る脇侍と護法神が勢揃いしました薬師如来の尊前に並びました。全員はフレームに収まりませんでした十二神将練供養に続いて大般若経転読が昼過ぎ迄、執行
銀箔を使った「迷企羅大将」これまでの仏画は金箔を使うことが多く、裏地は漆黒にして荘厳さを出しています。今回は同じ原画でも銀箔を貼り付け裏地を朱色にしました。雰囲気がぐっと変わりますね。現在でいうとお医者さんの役割を持つ仏さまが薬師如来ですが、その分身でもある十二人の武神が信じる人を守るとされています。信奉する行者を保護している十二人の神将ともいえます。昼夜十二の護法神ともいわれ十二支を当てることもあります。迷企羅大将もそのうちの一人で「めきら」あるいは「めいきら」と呼びます。
薬師十二神将のうち迷企羅大将のレリーフ薬師如来の名号を聞いて仏教に帰依し、薬師経を信仰する者を守護して、願いをかなえるという十二の大将です。十二人の神将は十二支と関連付けて中国から伝わったとされています。薬師如来は現在でいうとお医者様の役割を持つ仏で、その分身ともされるのが十二人の神将なのです。わが国では奈良の薬師寺に存置している十二神将が最古のもので、最も傑作とも言われています。この作品は薄い銅板にへらに圧力をかけながら凹凸を付けて立体化したレリーフです。今から二十数年前に制作したも
●毘羯羅大将(ぴからだいしょう)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.天之巻』より)『妙見神呪経』での名は「甲子将軍」。『陀羅尼集経』での名は「毘伽羅」。薬師如来の眷属にして、薬師如来を信仰する者を守護する「薬師十二神将(十二薬叉大将)」の一尊。それぞれに干支と本地仏があり、毘羯羅大将の干支は「子」、本地は釈迦如来。==============================================今回も薬師十二神将で、ようやく最後の十二尊目で
●招杜羅大将(しょうとらだいしょう)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.天之巻』より)『妙見神呪経』での名は「丁丑従神」。『陀羅尼集経』での名は「照頭羅」。『観行儀軌』での名は「根杜羅大将」。薬師如来の眷属にして、薬師如来を信仰する者を守護する「薬師十二神将(十二薬叉大将)」の一尊。それぞれに干支と本地仏があり、招杜羅大将の干支は「丑」、本地は大日如来。==============================================今回
●真達羅大将(しんだらだいしょう)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.天之巻』より)『妙見神呪経』での名は「丁寅将軍」。『陀羅尼集経』での名は「真特羅」。薬師如来の眷属にして、薬師如来を信仰する者を守護する「薬師十二神将(十二薬叉大将)」の一尊。それぞれに干支と本地仏があり、真達羅大将の干支は「寅」、本地は普賢菩薩。==============================================今回も薬師十二神将です。毎度ながら、書
●摩虎羅大将(まこらだいしょう)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.天之巻』より)『妙見神呪経』での名は「丁卯従神」。『陀羅尼集経』での名は同じ「摩休羅」。薬師如来の眷属にして、薬師如来を信仰する者を守護する「薬師十二神将(十二薬叉大将)」の一尊。それぞれに干支と本地仏があり、摩虎羅大将の干支は「卯」、本地は大威徳明王。==============================================今回も薬師十二神将です。詳細は変わ
●波夷羅大将(はえらだいしょう/はいらだいしょう)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.天之巻』より)『妙見神呪経』での名は「甲辰将軍」。『陀羅尼集経』での名は同じ「婆耶羅」。薬師如来の眷属にして、薬師如来を信仰する者を守護する「薬師十二神将(十二薬叉大将)」の一尊。それぞれに干支と本地仏があり、波夷羅大将の干支は「辰」、本地は文殊菩薩。==============================================今回も薬師十二神将です。
●因達羅大将(いんだらだいしょう)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.天之巻』より)『妙見神呪経』での名は「丁巳従神」。『陀羅尼集経』での名は同じ「因達羅」。薬師如来の眷属にして、薬師如来を信仰する者を守護する「薬師十二神将(十二薬叉大将)」の一尊。それぞれに干支と本地仏があり、珊底羅大将の干支は「巳」、本地は地蔵菩薩。==============================================今回も薬師十二神将です。詳細はいつ
●珊底羅大将(さんてらだいしょう/さんていらだいしょう)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.天之巻』より)『妙見神呪経』での名は「丁午将軍」。『陀羅尼集経』での名は「素藍羅」。薬師如来の眷属にして、薬師如来を信仰する者を守護する「薬師十二神将(十二薬叉大将)」の一尊。それぞれに干支と本地仏があり、珊底羅大将の干支は「午」、本地は虚空蔵菩薩。==============================================今回も薬師十二神将で
●安儞羅大将(あにらだいしょう/あんにらだいしょう)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.天之巻』より)「安爾羅大将」・「頞儞羅大将」とも書く。『妙見神呪経』での名は「丁未従神」。『陀羅尼集経』での名は「摩尼羅」。『観行儀軌』での名は「額儞羅大将」。薬師如来の眷属にして、薬師如来を信仰する者を守護する「薬師十二神将(十二薬叉大将)」の一尊。それぞれに干支と本地仏があり、安儞羅大将の干支は「未」、本地は摩利支天。========================
●安底羅大将(あんていらだいしょう/あんてらだいしょう)(※画像は「文化遺産オンライン」より)(東京藝術大学大学美術館所蔵、「安底羅大将像(興福寺像の模)」)『妙見神呪経』での名は「甲申尅軍」。『陀羅尼集経』での名は「安陀羅」。薬師如来の眷属にして、薬師如来を信仰する者を守護する「薬師十二神将(十二薬叉大将)」の一尊。それぞれに干支と本地仏があり、安底羅大将の干支は「申」、本地は観音菩薩。==========================================
●迷企羅大将(めきらだいしょう/めいしらだいしょう)(※画像は「文化遺産オンライン」より)(東京藝術大学大学美術館所蔵、(模造)松原象雲作「迷企羅大将立像」)『妙見神呪経』での名は「丁酉従神」。『陀羅尼集経』での名は「儞佉羅」薬師如来の眷属にして、薬師如来を信仰する者を守護する「薬師十二神将(十二薬叉大将)」の一尊。それぞれに干支と本地仏があり、迷企羅大将の干支は「酉」、本地は阿弥陀如来。==========================================
●伐折羅大将(ばさらだいしょう)(※画像は「栗田こだわり仏像店」さん取扱品)(「伐折羅大将十二神将5.0寸桧木彩色」)『妙見神呪経』での名は「甲戌将軍」。『陀羅尼集経』での名は「和耆羅」薬師如来の眷属にして、薬師如来を信仰する者を守護する「薬師十二神将(十二薬叉大将)」の一尊。それぞれに干支と本地仏があり、伐折羅大将の干支は「戌」、本地は勢至菩薩。==============================================薬師如来の像の両脇に
令和4年4月朔日の寺社巡り珍道中2ヶ所目は、徳島県三好市の箸蔵寺さんへ。こちらもロープウェイ山頂駅付近から護摩殿付近にかけては桜が咲き揃っておりました。箸蔵寺さんにも花見を兼ねた方がたくさん訪れておりました。お詣りと桜の撮影を終えて、四国別格霊場弘法大師御誕生1250年記念御朱印と箸蔵寺さんの月替わり御朱印を受けて下山いたしました。四国別格霊場弘法大師御誕生1250年記念御朱印「誓願大師」なりきり本尊の定位置に座り一休み。朝からドタバタで疲れたので…。知り合いにパシャリと撮られたりし
本日、徳島県三好市の箸蔵寺さんにも参拝しました。今日は気温がぐっと上がり、歩くと汗ばむくらいの陽気でしたが、遠くに見える剣山系はまだ雪化粧でした。諸堂をお詣りして、今回と今月の薬師十二神将月替わり御朱印を受けました。来月で一巡となりますが、毎月お詣り出来ておりますことに、まず感謝したく思います。薬師十二神将月替わり御朱印3月辰の月婆夷羅大将(はいらたいしょう)
本日は、午後から徳島県三好市池田町の箸蔵寺さんに、ご住職との打ち合わせと、月初のお詣りに行って来ました。遠く剣山系はうっすら雪化粧でした。お詣りをし、薬師十二神将の限定御朱印も授かり、ご住職との打ち合わせ…とてもスムーズな時間が流れました。もうすぐ限定御朱印も1年になりますが、毎月授かれること、つまり毎月お詣り出来ることにまず、感謝したいと思います。南無金毘羅大権現南無薬師十二神将南無不動明王南無大師遍照金剛
令和4年はじめての参拝、ご挨拶に徳島県三好市の箸蔵寺さんに行って参りました。初詣も少し落ち着き、静かな境内でゆっくりとお詣りが出来ました。遠く剣山系だと思いますが、雪化粧されてました。もちろん箸蔵寺さんの境内も気温は低く冷たい状況でした。月替わりの御朱印、そして縁起物の土鈴を受けて、気持ちよく下山いたしました。今月の月替わり御朱印は、「真達羅大将」そして寅年で寅の月🐯です。なんかいいように解釈してしまいます。南無金毘羅大権現南無薬師十二神将南無大師遍照金剛
令和3年7月5日徳島県三好市の箸蔵寺さんに、所用もあり、行ってまいりました。まずは諸堂をお詣りし、5月より開始されている、薬師十二神将月替わりの御朱印を受けました。今月は、夏らしく、青竹が背景にデザインされ、今月(申)の十二神将は、安底羅大将。また来月ももちろんお詣りいたします。南無金毘羅大権現南無薬師十二神将南無大師遍照金剛薬師十二神将月替わり御朱印「7月安底羅大将」月替わり御朱印「7月安底羅大将」護摩殿の彫刻「申」なりきり本尊のポジションから見た風景なりきり本尊のポ
5/3憲法記念日、午前中は徳島県三好市の箸蔵寺さんにお伺いしました。今月1日より、授与が始まっている、薬師十二神将各月限定御朱印を拝受してまいりました。薬師十二神将、1〜12月に配置されており、今月は「午の月:珊底羅大将」です。背景に菖蒲のイラストが配置されて、爽やかな感じです。御朱印用紙のデザインも毎月変わるようで、毎月の楽しみになります。また来月もお詣りいたします。
金毘羅詣での最後は、阿波池田での、阿波おどりフラッシュモブの映像でお楽しみください。箸蔵寺御本殿にて、金毘羅護摩講詣りを終えまして、もう少し境内をお詣りしてみたいと思います。そして、この日は、やっと探していた行場にもお詣りする事ができました(╹▽╹)観音堂(県指定有形文化財)箸蔵寺で最も古いお堂。阿波西国三十三所観音霊場で、馬頭観世音菩薩を祀ります。五大力尊。ミニ四国八十八ヶ所霊場。毎回、全てお詣りしていますよ(╹▽╹)御影堂。お優しい表情のお大師さんですよ(人•͈ᴗ
令和3年2月2日本日は、124年ぶりの節分。2月2日が節分というのは実に124年ぶりとのこと。あまり実感湧きませんが…それはそうと、徳島県三好市の名刹箸蔵寺さんにご挨拶方々お詣りに行きました。お詣りを済ませ、節分の御祈祷の準備で忙しい中、ご住職とも打ち合わせ方々出来ました。やはり下より幾分、空気が冷たく感じました。南無金毘羅大権現
ご訪問ありがとうございます毎月10日は金毘羅(こんぴら)様の縁日で12月10日は「納めの金毘羅」(おさめのこんぴら)又は「終金毘羅」(しまいこんぴら)です金毘羅様は、天竺霊鷲山(てんじくりょうじゅせん)の鬼神で薬師十二神将の1つである宮毘羅大将(くびらたいしょう)とも言われています海上の守護神として祀られ船関係の方が敬う神ですこの神を祀る香川県の金毘羅宮や東京虎ノ門の金刀比羅宮等が有名です金比羅とも書き江戸時代後期伊勢参りと共に金毘羅参りが盛んでしたお読み頂いてありが
仏画には銀箔貼りも合う薬師十二神将の一人である迷企羅大将
●金毘羅権現(こんぴらごんげん)(※画像はwikipediaより)香川県の琴平町「象頭山」は現・金刀比羅宮(ことひらぐう)に鎮座する神で、山岳信仰と修験道の習合した神。『全讃岐史』には「大宝元年10月10日、一竿の幡が空から降り来り、那珂郡榎井(現・琴平町)に落ち。その地を象頭山と名付ける。そこへ祠を立て霊徳四方に達す。金毘羅神の初めなり」とある。元はワニに似た姿態を持つインドの川の神「クベーラ」ともされるが、八幡神と同じ幡の神ともされ仔細は不明。仏教では薬師如来を
迷企羅大将薬師如来および薬師経を信仰する者を守るという十二神将。薬師如来の十二の大願に応じて、それぞれの神将が十二の方角、十二の時、十二の月を守るとされています。各神将がそれぞれ七千の眷属夜叉を率いるため、総数8万7千にもなるといいます。この数は人間の煩悩に相当するとされているのです。この十二神将の守護神のうち、迷企羅大将を箔飾画で表しました。十二神将が存置しているお寺はいくつかありますが、新薬師寺のものは日本最古、かつ、最大の仏像なのです。荘厳で重厚な純
箔貼り工程箔の継ぎ目がはっきり見えては作品も台無しになります。濡れた筆で貼った銀箔を少しずつこすり落とすのです。境界面の箔がうすくなった上に次の箔を貼ることによって、継ぎ目が目立たなくなるのです。何回も慎重に重ね貼りをしていきます。このようにして銀箔貼りを行いますが、裏止め補強に備えて十分常温で乾燥させる時間が必要なのです。
箔飾画制作工程(デザイン画を写す)箔飾画のうちj純金箔を用いて制作するものを金箔画と称していますが、いろんな種類の箔を使う場合もあります。今回は銀箔を使用した例をご紹介しましょう。金箔の格調ある高貴な雰囲気とは別に、銀箔は優雅な華やかさを感じさせる組み合わせです。裏地は朱色を使います。箔による仏画のシルエットをテーマに薬師十二神将のうち「迷企羅大将」を制作していきます。まず、きれいに磨いた透明ガラスお裏側にデザイン画を置き、ガラスの表側から絵に添って細い
鯛茶漬けと薬師如来と明日のカード2/17友人の誘いで、店の移転で2月終了の「くろぎ」のランチに出かけました。「くろぎ」は、夜はコース3万からの日本料理の名店です。予約が大変で、友人は3日電話をかけっぱなしで予約してくれました。メインの鯛茶漬けとご飯のお代わりは、ナント、制限無し。最初は、お茶漬けにせず白いご飯に、味噌漬けの鯛を乗せていただきます。2杯目はお茶漬けにしますが、お茶をかけると甘さが出てとっても美味です。