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葵の残葉[奥山景布子]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}栄華を誇ると、後継が絶えやすくなる気がします。子だくさんだった徳川家康、中興の祖吉宗。ですが幕末において徳川家の跡取り問題は複雑です。諸藩においても後継が絶えれば御家断絶。そんな中、男子が四人も育った枝葉の美濃高須藩。三万石の小藩ながら、その息子たちは御三家の後継になり、御三卿の後継になり、京都所司代、京都守護職を務め、激動の幕末に翻弄されていきます。水戸徳川家の七男慶喜に翻弄された
文藝春秋2017年12月第1刷発行296頁徳川傍系である高須松平家に生まれた四人の男子次男、徳川慶勝、尾張藩14代、17代藩主五男、徳川茂栄、美濃国高須藩11代藩主、尾張藩15代藩主、徳川一橋家10代当主六男、松平容保、陸奥国会津藩9代藩主、京都守護職八男、松平定敬、伊勢国桑名藩4代藩主、京都所司代世に有名な『高須四兄弟』が幕末から維新の動乱の中、維新派と佐幕派とに分れながら歴史を大きく動かしていく様を尾張藩主・徳川慶勝の視点で描きます内容はおよそ知ってい
「私本太平記」を読み終わったらブログで教えてもらった高師直が主人公の作品を読むつもりだったのですが、徳川の世の草創を描いた「覇王の家」からの流れでこちらを先に。会津、桑名、尾張、一橋とそれぞれの当主となり難しい局面に立たされた高須四兄弟のお話。もちろん皆家康さんの子孫になる訳です。260年を経て葵=覇王の家の”残葉”と表現されるに至る、感慨深いです。主軸は長兄の慶勝公。御三家筆頭尾張徳川家当主でありながら、第一次長州征伐の総督~初期新政府の重職。自藩のこ
コンクリ壊して森にするのは、有りだと思います!武士は自らちょんまげ切って、180度方向転換した明治維新のご先祖様!徳川慶勝はじめ、高須四兄弟の苦難の話読むと泣くぞ!葵の残葉
やっと、やっと、来ました!葵の残葉奥山景布子著維新に引き裂かれた高須四兄弟の物語です次男尾張藩主徳川慶勝(官軍)五男一橋当主徳川茂栄(佐幕)六男会津藩主松平容保(佐幕)八男桑名藩主松平定敬(佐幕)この裏表紙の四兄弟の紹介を見るだけでも爆笑!!是非、これを、時代劇専門チャンネルで、大河ドラマ化してほしい!キャストは、おんな城主直虎からですが。徳川慶勝→高橋一生さん徳川茂栄→田中美央さん松平容保→三浦春馬さん松平定敬→菅田将暉さんが一気
杉原千畝の功績やユダヤ人迫害の歴史神戸で展示BIGLOBEニュースナチスドイツのユダヤ人迫害の歴史や、その時代に生き、戦争に翻弄されたアンネ・フランクと杉原千畝氏について紹介する「勇気の証言−ホロコースト展」(神戸...河野太郎外相「仏と日本には心と心で結ばれた文化の長い歴史」パリでジャポニスム2018開幕式産経ニューススピーチで「フランスと日本の間には心と心で結ばれた文化の長い歴史がある。多くの方に日本文化の『粋』をご堪能いただければ」と呼びかけると、仏のニセン...
奥山景布子さんNHKラジオの「明日へのことば」の番組を、若い人の目に留まるかと思われ投稿を続けていられる方の<明日へのことば>というブログを元に編集しています。2018年5月3日木曜日奥山景布子(作家)・尾張から日本の未来を見据えた男1966年愛知県生まれ。名古屋大学大学院博士課程を修了後、教員などを経て創作を始めます。2007年、戦に敗れた平家に仕えていた女性の悲哀を描いた、「平家蟹異聞」でオール読物新人賞を受賞、デビュー後も名古屋で執筆を続け、最