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自然布に魅せられて《後日談》先日の『自然布に魅せられて』Instagram投稿をご覧になった横浜と東京の女性おふたりが小倉ふくひろへお立ち寄りくださいました。感激です。本当にありがとうございます。近江上布や科布,葛布、宮古上布、芭蕉布など全国の原始布、自然布をご覧いただきました。現在非常に希少ですが、人々の生活に根差し、懐かしい郷愁を湛えた自然布を、これからも紹介させて頂きたいとの想いを強くしました。
今日はとても良いお天気で気持ちのよい一日になりそうです夏の小物などをそろそろ考えるのもいい時かもですよさて、本日は麻が入っている紬のお着物コーデのご紹介です。↓証紙あり。経は絹100%、緯は麻100%になります。麻が入ってる為か張りがあり、若干厚みも感じます。風が抜けるようなそんな感覚になるかなと思います。細かな蚊絣がシンプルモダンでメンズライクなところが魅力ですね透け感も少な目なので、今からお使いになれそうですよ葛布の名古屋帯と合わせまし
【自然布に魅せられて】葛布kuzufu紅い葛布は珍しいと思います古くから日本の自然布として沖縄の芭蕉布と共に葛布は全国各地で重用されてきました…起源は飛鳥天平時代に遡(さかのぼ)り、江戸時代には東海道の宿場町掛川で葛布商が隆盛を極めました。自生する葛の茎を発酵させて織り出す葛布今や貴重な葛布帯四点出品致します自然布に魅せられて古代布、原始布から続く自然に寄りそう機織り室町の加納三代目加納莊五郎さんをお迎えして4/20(土)4/21(日)4/22(月)①1
葛布八寸帯こんにちわ🙋もりしょうです。この商品は新品です葛の糸に加工する職人が居ない状態で自然布の中でも数が少ない帯となっております。この機会にぜひご覧ください。日本橋に出品予定ですお問い合わせはこちらから↓✉️risaikuru.morisyou@gmail.comLINEhttps://lin.ee/Vfj5nyTN
昨日(1日)の朝日歌壇、高野公彦氏選第1席は、こんな歌であった。葛布織り茶を摘み畑耕して記憶の祖母は常に働く(福山市倉田ひろみ)「葛布(かっぷ)」というものを知らなかったので、調べてみた。葛の蔓の繊維から織った布だという。葛の蔓を煮沸し、発酵させた後、水で洗って繊維を取り出し、布を織る。すべての工程が、今でも手作業で行われている。水洗いのときの水は、水道水では艶が出ないため、川の水を用いる。静岡県の大井川と掛川が主要な産地である
こんにちわ先日、私の「機織りがしたい!」という夢が叶いました憧れの葛布を織らせていただけたんですしかも葛のツルを採るところから織るところまで全工程ですもう楽しすぎる夢のような時間でした地球への愛と感謝の思いを込めて物語を書きましたお時間あったらお立ち寄りください『物語:地球といっしょに第1話♡』4月に前編、後編でアップしたお話を読みにくいので1つにして再度アップさせていただきますすでに読んでいただいた方申し訳ございませんここ数か月かけて1つの物
昨年仕立てて着る機会を逃し、一年眠ったままだった夏琉球絣です。ハリがあるのでベトつかず,暑い季節に重宝、合わせた帯は葛布の帯、生成りの濃淡が市松に入り,花織になっているそうな!真冬以外スリーシーズン使えます・・と聞きましたが、ザックリして通気性がいいので真夏で充分✌️合わせたものの、濃い地の着物に合わせた方がオシャレだったかも・・・😱慌てて詰め込んできたのであまり考えなかった・・・着物も帯も仕立て下ろし、どちらも扱いにくくて思いもかけず着るのに時間がかかってしまいましたぁ😱覚
四年前の今頃、近江上布伝統産業会館で苧麻を糸にしてコースターに織り上げました。『近江上布の体験に行ったときの話』今から丁度三年前、滋賀の愛荘町愛知川にある近江上布伝統産業会館に伺いました。目的は夏の間だけ体験できる苧麻でコースターを作るのです。朝10時愛知川から伝統産業…ameblo.jp近江上布は苧麻と大麻を使っていますが、この時は、朝採りの新鮮な苧麻の皮を剥いで内側の柔らかい皮を割いて糸にして織って持ち帰りました。最近になって気がついたことがありました。布、特に自然布を糸にするには
こんにちは!ひかるです😊お友達が地元の「葛布」のことを紹介しています。身近にある伝統工芸が無くなっていくのは、なんだかさみしいですね……なので「葛布」の良さを発信して次の世代に繋げられたら!という想いが伝わってきます。
葛布〜言語化できない色〜大井川葛布九寸名古屋帯紫鉱染め鬱金染め茶色?紫色?橡(つるばみ)色?口ではうまく言えません…言語化できない色なのです写真にもあまりうまく写らなくて…最後の写真が一番近いでしょうか…葛布繊維の織面の表情も関係してるのでしょうか…なんとも不思議な色相を放つ葛布手織帯なのです。
こんにちわ守りたい掛川市の伝統工芸品葛布今回が葛布のご紹介ブログの最終回です葛のツルから葛布ができるまでをご紹介したいと思います小崎葛布工芸株式会社|掛川市|くずふ|葛布|すだれ|カーテン|うちわ|手織り|襖地|掛川城前掛川市の特産品、お土産は、伝統工芸である手織り葛布の小崎葛布工芸までご用命ください。ozaki-kuzufu.jp葛のツルから葛布ができるまでの流れ1.葛が糸になるまで葛のツルってこんな感じなんです畑のモンスター
こんにちわ守りたい掛川市の伝統工芸品葛布今回は葛布の織りについてご紹介したいと思います小崎葛布工芸株式会社|掛川市|くずふ|葛布|すだれ|カーテン|うちわ|手織り|襖地|掛川城前掛川市の特産品、お土産は、伝統工芸である手織り葛布の小崎葛布工芸までご用命ください。ozaki-kuzufu.jp憧れの織り機のお部屋たくさんの機織り機がありますねこのお部屋とっても自然な良い香りがするんですすーっごく落ち着いて大好きです横糸が葛の糸で縦糸
こんにちわ守りたい掛川市の伝統工芸品葛布今回は葛布の商品とともに葛布の魅力をご紹介したいと思います小崎葛布工芸株式会社|掛川市|くずふ|葛布|すだれ|カーテン|うちわ|手織り|襖地|掛川城前掛川市の特産品、お土産は、伝統工芸である手織り葛布の小崎葛布工芸までご用命ください。ozaki-kuzufu.jpvol.1のブログでご紹介した素敵な傘には他にも色があり私が大好きな藍染めもありますそしてとっても素敵なのがカーテン和のイメージはもち
こんにちわ今回から4回に渡り静岡県掛川市の伝統工芸品である葛布をご紹介したいと思います葛布は日本三大古布の1つ葛布は私がとても大好きでどうしても守りたいものの1つです葛布を織ることは私の夢の1つでもあり畑が忙しい季節は畑を頑張って冬は葛布の作品を作るそんな暮らしがいつか叶えたい希望の暮らしなんですこちらは葛布でできた傘です自然なままの葛の糸と茶色い糸で織られたものです日に透かすととても綺麗光によっていろいろな表情を見せてくれます
こんにちは暑いと思えば急に肌寒かったり…体調管理がたいへんですいろんな方の楽しいブログでボタンの花の見ごろを知り「わぁ、もうこんななんだ!」とびっくり季節の便りをキャッチできて感謝ですで、思い出したのが地元の市民牡丹園様子を見に先日(4月18日)佐倉城跡の自由広場へ公園センターの奥が牡丹のコンパクト花園です毎年やっていて無料なので平日でも近隣の人が散歩がてら来てましたはではでしっとり豪華絢爛などなどいろいろボタンの後はシャク
前の日中級に進んだ私は、この日は朝からずっと機織り。開口が悪いのか、糸のテンションが違うのか、時々すくいそこねた経糸があり、その度やり直したり、ミミがデコボコになってくるのを直したり…最後をどこまで織るか(途中のいい加減な所でやめようとも思ったのですが)迷っていると、親方が「まだいける」「中筒をこうすれば」「綾棒を取って」「緒巻き棒を緩めて」「緒巻き棒を外して」とやり方を教えてくれるので、調子に乗っていけるところまで織ってしまえ〜!とやってみたら…100cmの予定の布が129cm織れました
今年も残すところあと少しとなりました。街中はクリスマスムードですね少し前の話ですが大好きな掛川名産の葛布の扇子をプレゼントしてもらいました。素朴な手織りの風合いと軽くて涼しげな色合いがステキです。来年使うのが楽しみ900年を超える伝統が今も大切に伝えられている葛布。葛布の製品は私も名刺入れを持っていますがお財布や筆入れなどのいろんな小物も作られています。親しい方へのプレゼントにどうですかオススメです。Chaohttps://www.instagram.com/sac
敷島しきしまの…大井川の葛布藍と柿渋と紅花大井川葛布九寸名古屋帯『敷島の』経糸◇赤城座繰糸緯糸◇葛平糸「敷島の」とは倭(やまと)の国に係る枕詞(まくらことば)と云われています。一説には大和国吉野の国栖(くず)の民が葛粉を作り商っていたので葛を「くず」と自然に呼び習わしたと云われています。それゆえ大和=吉野=国栖=葛に係る枕詞として「敷島の」と命名したのでしょう藍と柿渋と紅花黄の自然色をこれほど艶やかに織り上げた原始布は今までに
父や母が相次いで亡くなり、1人暮らしの状態になりました。私は一人っ子で40代後半の独身女です。昨日はお盆の準備をしていました。もう新盆ではないのですが毎年叔母がお線香をあげに来てくれますしこれも父や母の供養になると思い祭壇を出したり、お膳を作ったりしてお供えしています。祭壇は父の葬儀の時に葬儀屋さんからもらった物です。もらったと言っても葬儀代に含まれているとは思いますが…。木製の三段の祭壇で、専用の白い布のカバーが付いています。それを今日組み立てていた
本日の選挙に合わせ昨日から、都内にやってきました。昨日は、六本木朝日神社のほおずき市と、大蔵集古館の芭蕉布の展示を拝見してきましたよ。久しぶりのoffという感じでした。報告事項は少ないけど、いろいろ動いてはいます。朝日神社さんは初めて行きましたが、御守りのデザインが秀逸で、祭事御朱印と御守りをいくつか購入させて頂きました。ほおずき市は初めて行ったのですか季節が感じられてとても良いですね。今度は浴衣で行きたいなあ。そのあとは、前から気になっていた大蔵集古館の芭蕉布の展示
夜遅くにブログアップです。さらりとですが夏紬コーデのご紹介~透け感の強めな涼しく軽やかな夏紬です。お色目は海松色(みるいろ)に近い感じもしますし、ゆには濃いめの抹茶羊羹色のような・・感じに見えました。渋好きな方にめちゃめちゃオススメでございます今年は早めの時期から暑く、5月末くらいから色の麻襦袢をお召になり、夏紬、紗の着物でお出かけの方も多くなってきました。夏着物の需要がますますぐーんと伸びそうです2本のモダンなデザインの帯と合わせてみま
昨年、来年のためにとお買い物くださっていた友禅の小千谷縮がお仕立て上がりました。たまたまご来店いただいたので、お客様と帯を合わせてみましたが、「お手持ちのも合わせてみましょうか。」ともお話して、今日は持って帰れないから、次回取りに来ていただくことになりました。こちらの帯は、諸葛布の帯です。この帯と蜻蛉玉の帯留めを合わせたらどうかしら。です。蜻蛉玉とは、美しい色模様のついた穴あきガラスの玉のことで、約3,500年も前から、エジプトやメソポタミアで作られてきたようです。シルクロードを経て日
本日は自然布の葛布、2本のご紹介です葛布とは山野に自生する葛の繊維を織り上げたものになり、春~秋までお使いになっていただけます。(一年中お使いになる方も)渋いお色目と光沢で通気性もよく、大変軽く、気持ち良くお召になれます。しかも使い込むほどに柔らかく、光沢も増すそうですよ1本目はモダンな帯。コーディネートに使用したお着物はSOLDOUTしています。ナチュラルな渋いお色目の葛とブルー、深緑が市松模様に配され、まるでモダ
ざざんざ織の着物で出かけた先は池袋の東武百貨店で開催されてた伝統的工芸品展このイベントを知ったのが前日の夜、いや日付が変わってるので当日つまり、出かける数時間前の夜中のことでしかも、この日が最終日でした見たいブースは色々あるけどまずは、織物・染織品コーナーの端から順番に見て行こうってことで東京手描友禅から買う気はないんです、冷やかしなんですと、あらかじめお断りしておきましたがすごく丁寧に説明してくださいましててっきりスタッフ的な方かと思って
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47長尺470cm。糸の目の詰んだしっかりした織り上がりですが、シナ布や麻に比べると柔らかさがあるので、変わり結びが色々楽しめそうです。幅は4尺よりちょっと幅出しした感じの4尺2寸です。通常、葛布は緯糸のみ葛の糸を使い、経糸は麻や絹、木綿などを使うのが一般的ですが、経緯糸ともに葛の糸という至難の技で織り上げてあります。越後上布の熟練織り手ならではの特別な葛布帯です。自然布の帯は(シナ布や麻、藤布等)、夏に使用することが多いですが、この帯は先述の通り"糸の目"が詰んでいますので、春や
振り向くと、朝の芙蓉の花残暑が戻ってきた初秋彼岸花も咲き始め甘い葛花の香り若い真っ直ぐな葛を求めて、里山めぐり。先日の豪雨のあと、道路に伸びてきた、葛糸採りに最適な葛たち、どこも綺麗に刈られていたーーー寄り道しながら、汗をかきかきリースをこさえてみんなに合流。じっくり茹でてるあいだにあめつちのおうちの畑でエノコログサやらを刈って、葛たちを醸すムロをつくるふかふかのベッドで、菌たちの力、土、草、太陽、朝露夜露のしずく、月星のひかり今回3リースほどお持ち帰りして家にも段
柳崇工房訪問記去年の夏染織家柳崇やなぎそう先生の柳舍工房を初めて訪問したときのことを楽しく思い出しています。東京都内の閑静な住宅街に柳舍工房は在ります。柳先生はとても気さくな方で今までの自らの創作活動や染織の工程など包み隠さずお話してくださいます。柳崇先生のお父上で染織家の柳悦博よしひろさんが活躍した戦中から戦後のお話も興味深くお聴きしました。悦博さんは民藝の父柳宗悦むねよしの甥に当たります民藝を通じ、柳宗悦から白州正子へ時空を越えて不意にお話が繋がってゆくエキサイ
先月の、葛洗い。木漏れ日が、手元に、葛に、スポットライトのように煌めいて。気持ちいいーーー福岡で、葛布をつくるクークーズ💕葛を採って、茹でて、水に晒して、イネ科の草のムロで数日醸して、いいかんじに匂いがして、ヌルっと、ほかっと、白いのんが出てきた葛のぬるぬるを清流で洗い流す、『くそかわおとし』小さな滝の、すぐそばの清流。蝉の声のシャワーと、不意に葛や手元をス照らす木漏れ日、川の流れる音を聴きながら、おしゃべりしたり、瞑想のように葛と向き合ったり。そして、我慢できずに滝に打た
柿渋染め絹の自然布科布藤布葛布と自然布の八寸帯は何とも趣深いものですが天然繊維の風合い固さがやや苦手だという方はやはり絹の生紬(なまつむぎ)の帯をおすすめしています。生紬なまつむぎは精錬のとき絹糸のセリシンをすべて落とさずにやや固めの風合いをわざと残したものです。糸を柿渋染めして手織りした生紬は自然布原始布の雰囲気と絹特有の扱いの良さしなやかさの両方の美点を兼ね備えた八寸帯です。こんなジャンル縦断、端境の帯は意外に中々見つからないものです