葛山信貞

こんにちは、こんばんは今回はこれまた久しぶりの御城ご紹介。今回から数回にわたってご紹介するのは、静岡県裾野市（すその-し）にある葛山城（かづらやま-じょう）です🎵葛山城は駿河国（するが：今の静岡県東部・中部）の国人領主（こくじん-りょうしゅ）であった葛山氏（かずらやま-し）の本拠地にある山城です。小規模の城ながら遺構が比較的良好な状態で残されており、また近隣に葛山氏の館跡の遺構もあって、典型的な中世武士の本拠地の様子を今に伝えています。ところで、国人領主って何？

【問題】天正10年（1582）の甲州征伐で、武田信玄の子・葛山信貞は次のうちどのような運命を辿ったか？【選択肢】甲府善光寺において誅殺された北条氏に人質として引き渡された信濃青柳城で城を枕に討死した徳川家康に見出され家臣となった【正解】甲府善光寺において誅殺された【解説】信貞は信玄の六男で、駿河葛山氏の養子となって跡を継いでいた。しかし天正10年（1582）の甲州征伐で織田軍に捕らえられ、甲府の善光寺において誅殺された。