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これまで百万回以上、発表でも、授業でも、甲骨文が出土した場所の説明として、河南省安陽の小屯村は、かなんしょうあんようのしょうとんむらと堂々と、それは堂々と、前を向いて大きな声で言ってきた。落合淳思先生の『殷ー中国史最古の王朝』174頁に、しょうとんそんとある。むらではなくて、音読みのそんだったのね。恥ずかしい~。小屯村は、しょうとんそんと読むのが正しい。はい、
甲骨文の本の一つが出来たので、推敲をお願いしたY田さん。一般人代表として、読んですぐに分からない文や、分かりにくい表現をチェックしてくださいました。読後感として、白川静氏の新訂『字統』と比較した記述があります。「疒」の甲骨文を提示したところには、・「疒」は新訂『字統』には篆文からしか提示されていない。「自」の甲骨文を説明し、「鼻」の甲骨文も補足として添付したところには、・「鼻」は新訂『字統』には篆文からしか提示されていない。など。
漢字が何のために生まれたのかてっきり言葉を記録するためだと思っていたらその常識を心地よく裏切ってくれる1冊の本に出会いましたまず目を引くのが、この表紙一見するとアートのような不思議な図形これこそが本書のテーマである族徽(ぞくき)なんだそう族徽とは約3000年前の中国殷の時代あたりでしょうか…一族のシンボルとして使われていた家紋やエンブレムのようなものだったそうで漢字が文章を書くための道具として使われるようになったのは、もっともっと後の時代なんだそう
裏車掌です。2024年2月から一年間、ブログを更新し続けることができました。今後は不定期で本の紹介を中心に発信していくつもりです。よろしくお願いします本書『漢字はこうして始まった:族徽(ぞくき)の世界』は、著者の落合淳思氏が古代中国における部族のシンボルである「族徽」について深く掘り下げた一冊です。漢字の起源やその発展に興味がある方には特におすすめの内容となっています。漢字はこうして始まった族徽【ぞくき】の世界(ハヤカワ新書)Amazon(ア
練馬の気温は15時11分に36度3分を記録しました。わがベランダは「日陰」でも、温度計の針が40度を振り切ったままの状態。昼前にオートバイに短時間乗って買い物に行こうか?という予定を取りやめました。命あってのなんとやら、です。熱暑のベランダではサボテンの鉢の一つが満開になりました。ベランダで観察するのは暑くて危険なので、ゆっくり見るために室内に入れました。今日は、本を読んで過ごします。暑い日には、続けて長時間読んでいきたくなる小説よりも、歴史物が読みやすいので「殷-中国史最後の王朝
和田さん、今月も有り難うございます。そもそも月の異名はいつから?『万葉集』では、一月の睦月の「武都紀(むつき)」と出てくるとのこと、五月も、十二月など面白かったです。落合説の、敵の足の肉とする理由はどこから?何を根拠に?と疑問を持ったとのことですが、落合淳思先生の、「𠂤」については、「師」を含む軍隊資料でばっちり探求しているのですが、ここでは、「師走」の文字を書こうという資料でしたので、𠂤についての細かい文は割愛しています。いつか、軍隊に関する時に、深く追求
池袋で毎月第三週の土曜日10時から12時に行っている漢字勉強会です。この池袋のお勉強会には、おそらくわたしは、20年以上行っているのではないでしょうか。古代文字について、興味のあるメンバーです。いまは、白川静氏の新訂『字統』読み取り会と言った方が良いのでしょうか。新訂『字統』は、文字が小さくて読みにくいため、手が器用で、几帳面な、会員の木村さんが拡大して、綺麗にコピーして配布してくれます。読みやすいですよ。もし、ご自分の新
和田さん前回の分も一緒に記述します。1豊について複雑理解困難です。大変申し訳ございませんでした。資料を作り直す必要がありそうです。和田さんが書いて下さった流れ❶木や草+壴→ホウと読む「豊」❷玉+壴→レイと読む「豊(禮)」「豊(醴)」改訂版には、こんな感じで書いていこうかと思っております。ご指摘有り難うございます。2干支について子と巳、複雑怪奇理解困難です。干支がすべての組み合わせではないことに驚いたとあります。干支については松丸道
もと人の姿から出来た漢字。ぐっと押す、この漢字なに❓~漢字再確認~漢字の成り立ちクイズ‼●内容甲骨文に例のある文字の、成り立ち(原義)を読みつつ、その甲骨文を書いていき、該当する漢字を答えていただくという企画。1文字ずつの動画を配信していき、答えは、コメントに記入していただく。落合淳思氏の書物に基づいた字源をもとにしたクイズ形式で、『漢字の構造』中央公論新社、...youtu.beな、な、なんだ⁉これが漢字のもと⁉いったい、何の漢字でしょうか。書家が文字を書いて、説明したり
白川静氏の字源を長く学びながら、文字を書いてきました。ただし、数年前より、最新版を学ぶ必要があると思い、漢字学研究会に通い始めたのです。そしてまた、甲骨文は落合先生の字源を学ぶ必要があると思いました。インパクトのある覚え方が出来ないものかと思ったとき、テレビを見ていて、1問ずつのクイズを作成すれば、頭にバチッと入るのではないかとひらめきました。そして、作っては、伊藤さんが推敲し、その後、プリントして、目黒学園の『学書会』メンバーに配り、クイズにお
初めまして、安東麟です。白川静氏の新訂『字統』から、安東の「安」字を調べました。第一線で甲骨文を研究しておられる、落合淳思先生に初めてお会いしたときに、「安東麟でございます。甲骨文をひたすら探究する書道家で、東京から来ました」と言い、「安東麟の安東の「東(ドウ)」はひがしで、麟は麒麟ビールの麟です~」と言うと、「あ、そうですか、やすいにひがしと書く安東さんですね」とおっしゃったので、「いいえ...youtu.beどうしても、このたっ
今回も通信で学ばれている、和田さんからお便りを頂戴しました。福を考える前に、「示」の字が気になりました。西周金文になると、「示」の左右に画が入りますが、甲骨文では、丅の形ですね。足下が不安定なので、支えとして両脇に左右の画をつけたのかと思っていましたが、『字統』(新訂版)の甲骨文3番目を見ると、水が飛んだような例があり、祭卓の支えとは言えないのかと思っています。この斜め画、どう解釈したらよいのでしょうか。はい、和田さん有り難うございます。白川静氏の『字統』(新訂版)
どうにも書きにくい、書く気がおきなかったという生徒さんがいらっしゃいました。そうですね。美文字ではないし、あまりに短いし、内容は面白いとは言えないし・・・。はい、反省しております。これを見て、わたしの気持ちがグググっと動いたのは、まずは、「邑」の文字を見たからです。殷代の城壁ってどんなものだったのかなと思いました。そして、もう一つ、この甲骨文を見て、「作」の文字を見たら、ヘンテコなものが付いていたから、これは調べないとと思ったのでした。
和田さんからお便りを頂戴いたしました。以下にQ&Aで提示いたします。Q1「邑」について甲骨文の上部の□が都邑の城壁というのは分かります。ただ、人が跪座する形という説明は納得がいきません。人がいることを示すのであれば、たくさんの人を表わす必要があるのですが、なぜこれは跪座なのでしょうか。「光」や「祝」、「令」など、跪いている姿の字が有る中で、これらには具体性があります。ただ、この「邑」が跪座する理由が分かりません。白川説から思考すると、跪座は、神意を聞く人の姿です。この「邑」もそういっ
和田さまから、次のように、嬉しい御言葉を頂戴いたしました。おかげさまで甲骨文と西周金文の違いや、白川氏の独特な言い回し、古代中国と古代日本との共通性など、ほんの少しずつでも、見えてきました、とのことです。なんでもそうですが、慣れです。慣れるためには、日常に古代文字を取り入れることが必要なのではないでしょうか。筆を持って書くことは結構面倒で、「せ~の!」と、頑張るちから、エネルギーのいることだと思いますので、そう頑張らなくても、日常に取り入れることは、見ることではないでしょうか。日常
6月通信資料グルーピング獣の姿動物補足の神獣について和田様が資料の気になった点、ご指摘になった部分を記述しながら、お答えしていきます。①ウサギの文字について「兎」字は異体字であり、「兔」が正しいのでは❔他にも、②「突」には下に(「突」)を記すと分かりやすいのでは。③「萬」字の上部は「艹」では❓とご指摘を受けました。旧字体や異体字を入れたり、入れなかったりしている、獣のグルーピングでは、①犠牲としての獣、②狩猟の対象としての獣、③
目下奮闘中、安東麟の活動を報告させていただきます。日頃より、古代文字を書くという視点から、字形分析、字源の分析を行なっているわたくしですが、このたび、『本字を知る樂しみあるある一〇〇漢字』にて、甲骨文などの手書きの筆文字とともに、字源を解説することとなりました。もう少し詳しく記しますと、2021年4月1日に『本字を知る樂しみあるある一〇〇漢字』という漫画で、漢字の魅力を伝えるという著書が特定非営利活動法人文字文化協会より、出版されました。その内容は、新字体ではなく、旧字体
IMG_20210406_0004.pdfSharedwithDropboxwww.dropbox.com「貞ふ。多射に令(命)じてまもらしめんか」という占い。「多射」は、射撃部隊という意味。最古の漢字「射」は、弓から矢が今にも放たれそうなさま。「身」は誤り。後に弓を持つ手(寸)が含まれて射となります。『字統』の新訂版の「射」と「衛」を調べた後、甲骨文の臨書をしています。学んだら書きましょ!資料はブログに添付していますどうぞご覧ください。https://www.dropbo
IMG_20210309_0003.pdfSharedwithDropboxwww.dropbox.com「獣」の文字も「虎」の文字も、他の資料、すぐに出しますから~!!!少々お待ちを~~。本当は「獣」の文字とともに調べないと、「狩」字は、まったく字源不明でした。関連字とともに調べることが必要なのです。「虎」の文字も調べますから。古代文字書家安東麟資料はこちらhttps://www.dropbox.com/s/2qbk180f5t2ufif/IMG_20210309_0
IMG_20210309_0001.pdfSharedwithDropboxwww.dropbox.com黄河の神に犠牲を供えて、豊作を祈ります。「河に豊作を祈る」漢字の先祖甲骨文動画甲骨文は落合淳思氏に準拠して読み、字源は白川静氏の新訂「字統」に拠って調べ、必要ならばアップデートしております。資料はこちらhttps://www.dropbox.com/s/g8e3qck1hae6c11/IMG_20210309_0001.pdf?dl=0資料はPDFにてご覧くださいyout
IMG_20210305_0005.pdfSharedwithDropboxwww.dropbox.com甲骨文研究者の落合淳思氏の著書を読んで、甲骨文を書きたいと思います。殷時代は「帝」が絶対神だったんです。古代文字書家安東麟youtu.be
和田様今年も昨年と同様よろしくお願い申し上げます。ご質問も毎月お待ち申し上げております。お忙しいとは存じますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。12月の通信の資料についてのご質問にお答えいたします!①「西周金文の字形は甲骨文の省略形」の説明が分からない作成した資料では、落合淳思氏『漢字の構造』251頁に記述された「民」字の甲骨文の字形に□を付して、資料の文言として「西周金文の字形は甲骨文の省略形」と書きました。落合氏が甲骨文例示として6つ提出しているので、
IMG_20210104_0005.pdfdrive.google.com同じPDFなりIMG_20210109_0051_NEW.pdfSharedwithDropboxwww.dropbox.com資料の一部を以下に添付する。落合淳思氏の字説に拠ると、「年を祭儀の意味で用いた例は見られない」とある。白川氏の字説で育ってきた我としては俄に信じられない!新訂『字統』「年」の字源を読んで、我と同様、この字源解釈に、豊作を
元旦に想う~新訂『字統』は決して手放さない。愛するがゆえにアップデート!~白川静氏の字説は20年以上読んできたため、おばさんが言うのもおかしな話だが、白川氏の字源で育ってきたと言っても過言ではない。白川氏の字源解釈によって古代世界は明るく照らされた。書くという視点から、古代文字書を探求する者としては、字源と字形は密着しているため、字源は真っ先に理解せねばならない。わたしにとって白川氏の字源は納得しやすく覚えやすいものであった。白川氏の字説は、いつも、いつでも新鮮だった。
IMG_20210109_0001_NEW_0003.pdfSharedwithDropboxwww.dropbox.com白川静氏の新訂『字統』持参者だけが楽しめる!「次」字探求によって、見えた!!ひそかに甲骨文例示を勝手にアップデート!落合淳思氏の著書からの思考によって、見えた!2020/11/02古代文字書家安東麟(あんどうりん)あくまでも勝手にアップデートしています。誤りがあるではないか!
今日は、鬼束ちひろの「シンドローム」から、「ULTIMATEFICTION」を聞いている。落合淳思の「殷王世系研究(立命館東洋史学会)」(以下「落合論文3」という)は殷王世系の成立と実際の王統についてのコメントの続きである。(12)確実な「根拠」のない「推測」(c)盤庚と武丁落合論文3は、「第一期にすでに占卜形式は整っており、また第一期の段階ですでに非王卜辞が多くあり、武丁以前から甲骨占卜および刻辞の習慣は存在したと考えられるので、甲骨刻辞を武丁代からとする方法は
今日は、鬼束ちひろの「シンドローム」から、「SweetHi-Five」を聞いている。落合淳思の「殷王世系研究(立命館東洋史学会)」(以下「落合論文3」という)は殷王世系の成立と実際の王統について以下のようにいう。(11)社会的認知による系譜における「継承」「血縁」(a)殷王統の特徴「実際の殷王の継承関係には擬制的な血縁の部分が多いことが見え、また実際には別系統だった勢力同士が一つの「世系」として構成されている部分もある」「つまり股王世系には、実際には血縁関
今日は、鬼束ちひろの「シンドローム」から、「弦葬曲」を聞いている。落合淳思の「殷王世系研究(立命館東洋史学会)」(以下「落合論文3」という)は殷王世系の成立と実際の王統について以下のようにいう。(7)実際の殷王統(祖乙~武丁)(a)同版関係「祖乙から小乙までは第一期にすべての王名が見えているが、祭祀上では継承関係が直接には記されないため、同版関係からこの時期の継承関係を分析する」「第一期の先王の同版関係をまとめた表」「を見ると、各先王は世系上の近い王との同版が多
今日は、鬼束ちひろの「シンドローム」から、「碧の方舟」を聞いている。落合淳思の「殷王世系研究(立命館東洋史学会)」(以下「落合論文3」という)は殷王世系の成立と実際の王統について以下のようにいう。(3)世系の成立(再編)時期(a)象甲・般庚・小辛・小乙への祭祀は同列「第一期では、祖乙以降には継承関係を示した祭祀を行わないが、これは父輩の祭祀も同様であり、第一期には父輩の王が四人いる(象甲・般庚・小辛・小乙)が、いずれが直系かを明確にしないまま祀っている」「し
今日は、鬼束ちひろの「シンドローム」から、「goodbyemylove」を聞いている。落合淳思の「殷王世系研究(立命館東洋史学会)」(以下「落合論文3」という)は殷王世系の成立と実際の王統について以下のようにいう。(1)世系の再編(a)世系の混乱は王統の混乱「第一期では祖乙以降の先干は続柄が示されないまま祀られていた」が、「仮に殷王が初期から実際の血縁によって継承されていたのであれば、たとえ「中丁より以来、適を廃して更ごも諸弟子を立て、弟子或もの争い相代わり