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梅雨空の中、今日もウグイスが鳴いています。新型コロナ・ウイルス性肺炎で大変なのは、呼吸器内科や感染症科ばかりではない、という恐いお話。川崎病院には、週に2日、麻酔科のドクターが来ます。全身麻酔ばかりでなく、腰椎麻酔が困難な患者さんに対応しています。これにより、私ども執刀医は、目の前の手術に集中できます。術式の選択にも、幅が拡がります。これは、患者さんの利益につながるものです。コロナ拡大防止のため、医療機関は、隔離ベッドを確保し、緊急性の低い手術を延期しています。つまり、全国の手術
朝は霧雨で、傘をさすか迷ったのですが、昼には陽がしっかり。ウグイスが鳴いています。「NHKきょうの健康」7月号の表紙に「尿と便のトラブル」とありました。この番組で、肛門科の病気が取り上げられるのは、久しぶりです。さて┅。7月08日(水曜)と7月09日(木曜)の2日間、テーマは便失禁。講師は、前田耕太郎先生。⑴便失禁を治す!生活習慣と薬⑵便失禁治りにくい場合の治療良いところを突いてますね。川崎病院肛門科では便失禁の検査と治療を行なっていますので、興味津々┅。講師の前田耕太郎
ウグイスが鳴いています。曇り。今にも泣き出しそうな空です。半袖では寒いかも。川崎病院肛門科に着任してから4週間がたちました。いまだに、スタッフの名前と顔が一致しません(笑)。指示伝票の書き方もまだまだで、ひとつひとつナースに教わりながら┅です。今朝は、予約外の新患さんが思いのほか多くて、昼休みにだいぶ食い込んでしまいました。コロナ自粛が解除されてから、外来が少しずつ、にぎやかになってきたようです。やれやれ、さぁ、楽しみの昼御飯。◉今日のランチ(病院給食)「春巻き」太い
【写真】街角で見かけた花壇。朝からずっと曇り。湿気を感じますが、暑くはないようです。【下腹部疾患センター】今日は婦人科と麻酔科のドクターが来られる日。午後に全身麻酔の手術があります。川崎病院は、胃腸科・肛門科をうたっていますが、婦人科・泌尿器科・麻酔科・消化器外科の医師がいますので、直腸脱・子宮脱・膀胱脱などの骨盤臓器脱、鼠径ヘルニア(いわゆる脱腸)の手術も行なっています。言わば下腹部疾患センター。下腹部の良性疾患に、幅広く対応します。【水戸肛門クリニック】今日は、院長(川崎
【写真】街角で見かけた花壇。晴れ。雲多め。夕方は雷雨の予報。今日は麻酔科のドクターが来られる日。肛門科の手術は、腰椎麻酔・仙骨硬膜外麻酔・局所浸潤麻酔で行われる事が多く、麻酔も執刀医が担当します。しかし、ハイリスクの患者さん、高齢者、巨体、患者さんからの希望等の理由により、全身麻酔で手術を行う場合もあります。そういう患者さんの麻酔は、安全のため、麻酔科のドクターが担当し、手術中の全身管理を行います。そのため執刀医は、100%手術に集中できます。他の病院で、合併症や高齢、巨体を理由
【写真】街角で見かけた花壇。くもり時々晴。一時、雷雨も。川崎病院はドクターが多いので、各術者ごとの手術の工夫やこだわりを見ることができ、手術室に入るのも楽しみの一つです。当院の外来は予約制ですが、肛門に関しては、急患も診ます。今日は、手術が3件入っていたのですが┅。朝から救急車(脱肛→即入院)、急性裂肛、糞便栓塞(→摘便)┅。ほとんど手術室に入れませんでした。まるで、急患係(笑)。東京は、アラートが解除されるとか。大丈夫でしょうか?第2波が心配です。【写真】今日のランチ(
【写真】街角で見かけた花壇。おタキさん。くもり時々晴。西国は梅雨入りとか。医局に入ったら、クーラーがかかっていました。快適です。私には、寒いくらい。仕事着に着替えていると、ウグイスの鳴き声が聞こえない事に気がつきました。いつもなら、全てのドアと窓が開け放たれているのですが、エアコンの効率アップのため、医局だけ全部閉めきっています。鳥の声など、入ってくるはずもありません。川崎病院に赴任してから2週間、毎日ウグイスの歌を楽しみにしていたのに┅。うーん、ちょっと残念。快適なのも結構
【写真】常陸多賀駅の全景。晴。いい天気です。ウグイスが鳴いています。川崎病院の最寄り駅は、JR「常陸多賀」。「ひたち・たが」と読みます。私の足で、病院まで徒歩20分ほど。JR常磐線「日立」駅の、ひとつ東京寄り。駅舎は平屋(1階建)。特急が止まります。小さな駅なのに、意外です。初めて川崎病院に来た時には、もっと大きな駅を想像していました。仙台からは、特急で2時間54分。まぁ、3時間と覚えましょう。駅の構内(改札外)には、無人の野菜直売のコーナーがあります。新鮮で、おい
くもり時々晴れ。ウグイスが鳴いています。不快指数が高いという予報でしたが、私には快適。今日は、麻酔科の加藤先生が来られる日。全身麻酔の手術が2件あります。川崎病院の入院患者さんは、肛門科がメインです。今日のランチ(病院給食)は、カレー。牛乳は毎日。「からい物は痔に悪い」とよく言われますが、痔の患者さんにカレーを出していいの?「からい」の漢字は「辛」。短剣を下方に突き立てている様子を表しています。これは痛い。舌の味を感じる神経の中に痛点があります。痛点が刺激されると、脳はこ
菊田昇(故人)は、私の父。産婦人科医です。「赤ちゃんあっせん事件」がきっかけになり、「特別養子制度」が導入されました。その功績から、マザー・テレサに続いて世界生命賞を頂きました。今回、石井光太先生が、菊田昇の取り組みを小説にして下さいました。本日4月21日(火曜)付の河北新報紙朝刊第1面に大きな広告が出ています。ご覧になってみて下さい。「赤ちゃんをわが子として育てる方を求む」石井光太(著)小学館(刊)1,700円+税父菊田昇が亡くなって30年。あの頃
リー・コニッツはジャズ界のアルト・サックス奏者。白人です。「クール・ジャズ」というジャンルを広めました。この世界ではビッグ・ネームの一人。今日4月18日付の朝刊に、訃報を見ました。死因は、新型コロナ・ウイルス感染の合併症とか。他人事ではありません。92才!不謹慎ですが、とっくにお亡くなりになっていたと思っておりました。ごめんなさい。私が生まれる前に、既に何枚ものリーダー・アルバムを出していたのですから、誤解お許し下さい。【今宵の1枚】「コニッツ/リー・コニッツ」録音:195
あの、蓮田健先生が、我が家ヘお越し下さいました。赤ちゃんポストで有名な慈恵病院(熊本市)の副院長、産婦人科のドクターです。特別養子制度の最大の理解者。自らも、里子を育てています。赤ちゃんポスト設置のきっかけとなったのは「赤ちゃんあっせん事件」。その事件を起こしたのが私の父、菊田昇(故人)。後に、マザー・テレサに続き、第2回世界生命賞を頂きました。蓮田先生は、その事件のいきさつとその後の活動についての話を聞きたいとの事。何度か辞退したのですが、それでもぜひに、とおっしゃって頂き
クリフォード・ブラウン(1930~1956年)は、ジャズのトランペッター。若くして交通事故で亡くなりました(25才)。活躍したのは、ほんの数年。それでもジャズの巨人と呼ばれています。私のイチオシです。今週はブラウニーを聴き直しています(第3夜)。ちなみに、私は失業中(笑)。【今宵の1枚】「クリフォード・ブラウン/ザ・コンプリート・パリ・セッションズVOL.1」レーベル:ヴォーグ全編スタジオ録音。ライブ音源ではありません。音質はきわめて良好。ご心配なく。編成:ビッグ・バ
クリフォード・ブラウンはジャズ界のトランペッター。若くして交通事故で亡くなりました(1930~1956年)。活躍したのは、ほんの数年。ジャズ史上最高のトランペッターと言われます。天才中の天才。今週はブラウニーの1953年の録音を聴き直してみましょう。ちなみに、私は、まだ失業中(笑)。新型コロナウイルス肺炎の自粛騒動も重なって、ジャズ浸りの毎日です。これって、意外に幸せかも?【今宵の1枚】「クリフォード・ブラウン/メモリアル・アルバム」録音:#1~51953年8月28日
クリフォード・ブラウンは、ジャズ界のトランペット奏者。天才と呼ばれながら、若くして亡くなりました(1930~1956年)。私の大好きなトランペッター。帝王マイルスは別格としても、リー・モーガン、ドナルド・バード、フレディ・ハバードを抑えて、私の中ではナンバー・ワン!今週は、1953年のクリフォードを聴き直してみましょう。ちなみに、私は、まだ失職中(笑)。【今宵の1枚】「クリフォード・ブラウン/モア・メモラブル・トラックス」レーベル:ブルー・ノート#1~42管+3リズム、195
ジョン・コルトレーン(故人、1926~1967年)はジャズ界のサックス奏者。ジャズの巨人と言われています。私は、マイルス・デイビス(tp)のオリジナル・クインテット時代(1955~1960年)の演奏が好き。今週は、プレスティッジ・レーベル以外での1957年の録音を聴いています。【今宵の1枚】「ジョン・コルトレーン/ザ・ベツレヘム・イヤーズ」録音:1957年12月NY(詳しい日付は不明)レーベル:ベツレヘム・レコードタイトルとジャケットからは、一見コルトレーンのリーダー・アルバ
ジョン・コルトレーンはジャズ界のサックス奏者。ジャズの巨人と言われる。私は、マイルス・デイビス(tp)のオリジナル・クインテット時代(1955~1960年)の演奏が好き。今週は、プレスティッジ・レーベル以外の音源から、1957年の彼の演奏を聴き直しています。ちなみに、私、失職中です(笑)。【今宵の1枚】「ジョン・コルトレーン・ウィズ・アート・ブレイキー/コンプリート・リー・クラフト・セッション」録音:1957年12月NY(詳しい日付は不明)タイトルとジャケット写真からは、ジョ
3月19日(木曜)を最後に、肛門科の診療を終了しました。今までのご芳情に感謝いたします。スタッフ3名ともども、事後整理に努めて参りましたが、本日、おおむねその作業を終了しました。お昼は、理事長がご馳走して下さり、近くのお店で会食しました。その後、現地解散。何十年も、毎日、共に働いてきた戦友たち。もう、なかなか会えなくなりますね。これからも、お元気で。ありがとう。さようなら。旧きくた肛門科旧仙台青葉クリニック肛門科菊田信一【写真】「旧きくた肛門科」のサインも消えました
ジョン・コルトレーン(故人。1926~1967年)は、モダン・ジャズのサックス奏者。この世界では巨人と言われている。私は、マイルス・デイビス(tp)のオリジナル・クインテット時代(1955~1960年)のコルトレーンが好き。【今宵の1枚】ジョン・コルトレーン「ブルー・トレイン」バーソネル:ジョン・コルトレーン(ts)リー・モーガン(tp)カーティス・フラー(tb)ケニー・ドリュー(pf)ポール・チェンバース(bs)"フィリー"ジョー・ジョーンズ(ds)内容:
2020年(令和2年)3月19日(木曜)午後6時30分、肛門科の診療を全て終了しました。新型コロナウイルス肺炎による外出自粛騒動にもかかわらず、本日は34名もの患者さんにお越しいただきました。ありがたい事です。スタッフ一同、心より感謝いたします。ある患者さんは「子供に先生の名前を付けました!」とおっしゃって、写真まで持って来て下さいました。また、ある患者さんは、封書を受付に渡して帰られ、後で見ましたら、多額の現金が入っていて驚きました。大阪の新聞記者さんからは、きれいな花束が届きまし
【牛タン屋まるたん】2017年6月、牛タンの名店「まるたん」が、突然、無くなりました。きくた肛門科が大学病院前にあった頃には、よく名物の牛たんカレーを食べに行ったものです。きくた肛門科が支倉メディカルビル6階に移ってからも、ランチに利用していました。廃業の数日前に訪れていただけに、開かないシャッターの張り紙を見た時は、店の前で呆然と立ち尽くしたものです。【ハンバーガーの店トニー】ほどなく、「まるたん」の後にハンバーガー「トニー」が開店。TVで紹介されるなど、順風満帆と思ってお