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遅ればせながら、菊五郎襲名記者会見をYouTubeでノーカット版を見た。まー腹立つわっ!記者達は七代目が菊五郎のままで居るのが納得出来ないらしい。しつこいくらい皆その質問ばかり。母と生前話していた「菊五郎襲名になったら菊五郎な何になるのかねー」「キクオウ?」「ナイナイ!」「菊五郎はずっと菊五郎だよね」って。今生きている人間なら菊五郎と言えば七代目。江戸前で、粋でいなせで義理人情溢れてて「江戸っ子」そのもの。菊五郎は一世一代もやらない。実に菊五郎らしいじゃないか!「菊五郎のまま
歌舞伎俳優尾上菊之助さん来年「八代目尾上菊五郎」襲名へ|NHK【NHK】人気歌舞伎俳優の尾上菊之助さんが、来年、歌舞伎の大名跡八代目尾上菊五郎を襲名することになり、会見で抱負を述べました。また…www3.nhk.or.jpついにっ!!じゃ、菊五郎は?て思ったらそのまんまだそうな。よって、ふたり一緒のときはそれぞれ「七代目」「八代目」と呼ぶのだそうな。七代目の「菊五郎」への思い?もはやそれは役者の執念とでも申しましょうか。さすがに最近は動きの激しいお役はめっきりと減り
2025年5月、6月と菊五郎、菊之助襲名興行!との発表。菊之助が八代目菊五郎に。丑之助が六代目菊之助に。現菊五郎はそのまま七代目菊五郎!この七代目が現象維持って言うのが粋だねぇ。菊五郎らしいではないか!歌舞伎役者は名前を大切にする。七代目なら6人の菊五郎を背負ってる。菊五郎を観ていて感じる。「菊五郎」という名の責任と誇りを。現菊之助の襲名興行は残念ながら観ていない。(その頃は三代目猿之助と五代目勘九郎に夢中。)それでも菊之助の20代前半から贔屓になり、歌舞伎以外の舞台も観に
菊五郎との名コンビで楽しませてくれた四世左團次の一年祭。神道なのかなあ男女蔵が毛抜の粂寺弾正をつとめた。孫の男寅が錦の前。男寅は、はじめて姫を演じたときに比べると、格段の進歩。男女蔵は、粂寺弾正とキャラクターがあっているように思えたのだが、思ったよりも面白くない。なぜだろう。実直に一生懸命というような役のほうが、観客に伝わるものがある。弾正には、もう少し余裕、遊び心が必用だと思うのだが、その大らかさが足りないと思った。再演を重ねて行くしかないのかなあ。その他菊五郎の春道
男女蔵/又五郎/松也/権十郎/梅枝/時蔵/松緑/男寅/鴈治郎/萬次郎/菊五郎/團十郎男女蔵の粂寺弾正は2004年の新春浅草歌舞伎以来20年ぶり2度目なのだそうです。ずいぶん空いてしまってるんですね。男女蔵はベテランの域に入っている役者さんだけど、最大の不運は、左團次パパが後ろ盾になってくれなかったことだと思う。インタビューで父親との関係を聞かれると好意的に答えているけど、要は「何も教えてもらえなかった」ということです。男寅にしても同じで、名優の御曹司たちなのに本当に気の毒😔私は基本、
四世が亡くなって12年がすぎた。遺影と献花は四世らしく華やかに。先週とは花の色合いが違う。京屋結びの家紋もふさわしく。二階ロビーでは思い出の写真展。雀右衛門には京鹿子娘道成寺よりも豊後道成寺や傾城道成寺が似合う。追善演目は傾城道成寺友右衛門丈廣太郎、廣松丈京妙丈と一門が勢ぞろい。菊五郎丈、松緑丈が加わって厚みが増した。ちなみに二世松緑の妹が、四世雀右衛門の妻。踊りじたいは、よくわからないし、四世のキャラクターで成り立っていた面もあると思うが、五世が四
團菊祭五月大歌舞伎の演目がでた。久しぶりに團十郎と菊之助の共演。昼の部は極付幡随長兵衛團十郎の長兵衛菊之助の水野お時は児太郎夜の部は伽羅先代萩菊之助の政岡團十郎の仁木右團次の荒獅子歌六の八汐やっと團菊祭が復活したみたい。その他左團次一周忌追善で男女蔵の毛抜左團次への第一歩。豪華な配役時蔵の巻絹菊五郎の春道鴈治郎の春風梅枝の秀太郎松緑の万兵衛松也の数馬男寅の錦の前など左團次の人柄かなあ。その他舞踊おしどり松也、尾上右近、萬太郎四千両小
あかし会(大谷友右衛門後援会)から、四世雀右衛門十三回忌追善の案内がきた。3月の歌舞伎座昼の部。演目は、傾城道成寺五世が傾城清川友右衛門丈、廣太郎、廣松の兄弟。相手役に松緑丈菊五郎丈が出演されるのが嬉しい。一周忌のときは追善舞踊会があり、白鸚丈、吉右衛門丈が、昼夜に分かれてゲスト出演された。対談は面白かった。友右衛門丈も踊られ廣太郎、廣松の道行初音旅は、新鮮だった。芝雀として五世は鏡獅子。懐かしなあ。最近は歌舞伎会でチケット買うこと多いが、今回は、後援会に
こんにちは最近は少なくなりましたが、戦前の新聞には怪異に関する記事がたくさんありました。民俗学者の湯本豪一氏が編集した『怪異妖怪記事資料集成』四巻(国書刊行会)が決定版とでもいうべき大著なので、そこから拾ったものをご紹介します。なお、読みやすくするため、意訳したものになります。◇◇◇◇◇役者の怪談(6)~菊五郎がモデルとした幽霊の話明治42年9月2日/都新聞六代目菊五郎が幽霊をモデルとした話である。七月
山田風太郎「白波五人帖」読了しました。作者といいネタといい、絶対面白いはず、と思って読み始め、やっぱり面白かったです!歌舞伎でお馴染みの白浪五人男。彼らの末路と最期がそれぞれ描かれます。とくに面白かったのは、弁天小僧と南郷力丸のお話。二人が江戸城で、牢で大暴れ。ドキドキハラハラしました。そして迎える最期はとても切なくて、思わず涙。やっぱり弁天小僧は立ち腹を切るのだなー。歌舞伎の「浜松屋」そっくりの場面には、ニヤニヤしちゃいました。実は私、若いころから歌舞伎が大
ヤッホ~!帆足由美です。喉の調子は良くないものの、それ以外は元気そのもの。歌舞伎は相変わらずもりもりと楽しんでおります。先日楽しんできたのがこちら。『令和6年初春歌舞伎公演』@新国立中劇場毎年1月に東京・国立劇場で開催されてきたこの公演。国立劇場は建て替えで昨年10月末に閉場したため、今年は新国立劇場の中劇場で公演が行われているのです。上の写真は、もぎり前の特大ビジュアル。さて、私はこの劇場、初めてです。
菊五郎劇団による恒例の1月歌舞伎公演、今までは復活狂言の通し上演というのが多かったけど、今年は古典と舞踊の3本立てというオーソドックスな構成。出番は少なくとも、創意工夫の面でアイディアを出すなどして復活狂言に取り組むには、菊五郎さんの体力的な問題があったのかなとか思ってしまいました。ただ、時蔵&梅枝親子のインタヴュー記事によると、今回の公演のテーマは「継承」だそうで(って、毎年テーマがあったのかい😅)、古典を次の世代に継承していくという気持ちを込めた公演なのかな。「梶原平三誉石切」菊之
国立劇場が閉場したので、来年の歌舞伎公演は新国立劇場。菊之助の石切梅枝の葛の葉新国立劇場お目見えの祝いの一幕勢獅子梅枝が石切の梢葛の葉の二役時蔵は保名と勢獅子ではたぶん芸者梅枝に大役が振られていく葛の葉は時蔵でも良いと思うが。一方菊之助は、岳父吉右衛門の当り役の梶原平三。音羽屋の当たり役もみたいのだが。これから、新国立劇場中劇場に移って上演されるが、舞台の形状、花道はどうなるなど、課題の多い門出。どう使うのか興味深い。新国立劇場の中劇場は、トイレ
歌舞伎座昼の部に菊五郎丈が復活して出演していた。まさかと思って歌舞伎座スタッフに確認したらそうだという。那羅延天というお役。お元気になられてよかった。
七代目!歌舞伎座11月『マハーバーラタ戦記』に菊五郎の出演決定|歌舞伎美人松竹が運営する歌舞伎公式サイト。歌舞伎の公演情報、ニュース、俳優インタビューなどをお届けします。こちらのページは、ニュース「歌舞伎座11月『マハーバーラタ戦記』に菊五郎の出演決定」を配信しています。www.kabuki-bito.jp
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国立劇場最後の公演に出演するはずだったのに、休演だって。配役も「代役」では無くて変更。と、言う事は無理って事。大丈夫かな~?菊五郎って今まで私が観ている限り、休んだ事無い。国立劇場最後の舞台だもの、出番が僅かでも立ちたかっただろうに。それが初日前日に発表だもの、よっぽどの事だろうと推察出来る。「脊柱管狭窄症」と言われているけど、それだけかな?手術もしないみたいだし。心配だよ。これ以上、憧れの人を失いたく無い。どうか、元気になって。そしてまた、美声を聴かせて。私の取り越し
今月は松緑の「四の切」だね。誰の「四の切」が好きか…あえて順番を付けるとしたら断然、三代目猿之助!これはもう絶対に変わらない。そして、2番目は七代目菊五郎!何年前だったか、菊五郎の四の切が良くて、凄く感動して、興奮冷めやらぬ状態で歌舞伎座を出た。すると、向こうから富司純子さん。私の中ではもう「菊五郎の奥さん」なので、どうしても菊五郎さんに伝えて貰いたくて声を掛けてしまった。「感動しました!情の深さが心に染みてきました。オモダカヤの四の切りが大好きなんですけど、菊五郎さんの音羽
宮島のだんまり幕が開いた時、スポットライトが降り注ぐ舞台を見て、「君はなぜ、この夢の世界を手放す選択をしてしまったのか」と思って涙が出た。髪結新三菊之助が本来真面目なタイプだから、自然と勝奴も真面目に、そして周りも何となく真面目に演じていた。真面目にやってしまうと、話しが深刻になってしまうんだね。そう言えば、鼠小僧もそうだった。私のツボは家主女房の萬次郎さん。ああ言うバアサンいるよね。鰹をさばく時、包丁を入れて、エラの所からはガッガッってやや力を入れた方がそれらしくないか?菊十郎さ
今朝の横浜の空、よく晴れています。西の空の彼方に富士山がぼんやりと霞んで見えています。今日は夏日になりそうです。さて昨日は11連休の最終日、午前中から歌舞伎座に出掛けました。五月は恒例の團菊祭、歌舞伎座新開場十周年と銘打たれております。演目は「寿曽我対面」「若き日の信長」「音菊眞秀若武者(おとにきくまことのわかむしゃ)」の3つ。「寿曽我対面」はお馴染みの演目。工藤左衛門祐経は梅玉が貫禄を示し、曽我五郎時致に松也、曽我十郎祐成に尾上右近と若手を配したフレッシュな舞台でした。「若き日の信長」は
今日の感動を記録に残す。眞秀くんの襲名「音菊眞秀若武者」おとにきく、まことのわかむしゃ。これがビックリ!襲名なのに劇中口上も無く、1つの物語をしっかり見せた。歌舞伎技のオンパレード!鳴り物は、長唄、常磐津、義太夫、更には大薩摩まで!菊五郎の台詞は役者の道を歩み出した眞秀へのエール。立ち回りは菊五郎劇団の弟子達で盛り上げる。最後は幕外の引っ込みで終わった。女形で舞踊、立役では立ち回りを見せた。兼ねる役者になるんだね。なんか、、、菊五郎の、大きくて広くて深い愛を感じた。そう思っ
市川左團次丈が亡くなったそうで菊五郎丈はさぞお力落としだろうと心配になってしまった。今年の正月の国立劇場では少し声にハリがないなと気になっていたのだけれど、まさかこんなに早くお亡くなりになるとは思ってもみなかった。今年の團菊祭にも出演される予定だったから眞秀くんの初舞台での共演を楽しみにしていたのだけれど…。助六の意休も好きだったが一番鮮明に覚えているのは團菊祭で菊五郎丈と演った「弁天娘女男白浪」の浜松屋の場での南郷力丸。筋書を繰ってみたらもう5年も前の話なのに
逝く市川左團次死去。名バイプレーヤー。とにかく。あの声が好きだったな。『身代座禅』の鬼奥方役が印象的。相手は菊五郎だつたかな。合掌。
六月大歌舞伎の演目がでた。うーん。昼の部傾城反魂香又平中車おとく猿之助中車久しぶり。猿之助のおとくは、白鸚の又平のとき感動した。児雷也芝翫、松緑、孝太郎舞踊?芝居?夕顔棚菊五郎、左團次若夫婦は誰?左團次は、4/4の源氏店休演だったので心配。夜の部義経千本桜木の実小金吾討死鮨屋川連法眼館権太仁左衛門佐藤忠信狐忠信松緑静御前魁春若葉内侍孝太郎弥助錦之助義経時蔵弥左衛門歌六小金吾、お里、こせんなどがまだ決ま
歌舞伎座の第三部に来ています。5月のチラシ発見。久しぶりにワクワクの演目。「若き日の信長」は、ずっと見たかった。藤吉郎は右團次か。12代のときの辰之助ように松緑にやってもらいたかったなあ。平手中務の梅玉は、仕方ないか。どうも二世松緑がちらつく。弥生は菊之助(現菊五郎)だった。今回中務菊五郎弥生菊之助藤吉郎松緑だったら、再現になるのに。「達陀」も大好きな演目。二世松緑、辰之助、菊之助だった。日生劇場のときは、当代の松緑辰之助の役は、坂東亀蔵だった。青衣の
テキストを入力国立劇場さよなら公演。今年も菊五郎、時蔵、松緑中心でやっぱりアンサンブルの良さはこのメンバーならでは遠山金四郎菊五郎尾花屋小三郎菊之助おわか梅枝生田角太夫松緑角太夫女房時蔵おえん尾上右近佐島天学彦三郎尾花屋丁稚、役者丑之助役者眞秀役者亀三郎役者小川大晴尾花屋番頭片岡亀蔵八州廻り他萬太郎羅漢尊者左團次河原崎座座元権十郎
今朝の横浜の空、とことどころに小さな雲が浮かんでいますが、全体的に青空で良く晴れています。全国的に大寒波が襲来していて、東京や横浜でも朝方はマイナス気温です。さて昨日は寒い中、JRで国立劇場に向かいました。恒例の菊五郎一座による歌舞伎公演「通し狂言遠山桜天保日記」の観劇です。JR新橋駅の改札を出て地下鉄に乗り換えるところですが、よく晴れていたのと開演時刻の正午まで45分間ありましたので、久々に散歩がてら徒歩で行くことに。ゆったり歩いて30分で到着します。西新橋の交差点を右折して内幸町を左折
ヤッホ~!帆足由美です。昨日に続き、今日も歌舞伎ブログ。現在、国立劇場で上演中のこのお芝居の感想です。国立劇場令和5年初春歌舞伎公演『通し狂言遠山桜天保日記ー歌舞伎の恩人・遠山の金さんー』お正月の国立劇場といえば、尾上菊五郎さんを座長とする「菊五郎劇団」の公演が定番。ただし、国立劇場は建て替えのために今年の10月に閉場ということで、今回の公演は初代国立劇場での最後の初春歌舞伎公演、ということになります。
上村以和於氏による。ここ一年ぐらいなんとなく気忙しく、ゆっくり新聞も読んでいなかった。年があけて少し余裕。恒例の国立劇場菊五郎劇団による遠山桜天保日記庶民の娯楽である歌舞伎を守った遠山金四郎が今回の主人公。息のあったメンバーで黙阿弥劇をみせてくれたということ。国立劇場さよなら公演にふさわしく各々が自分の実力を発揮しているようだ。ここには書かれていないが、私の楽しみの一つは、芝居の中で披露される時事ネタ。今年は、何をとりあげているのだろう。大谷翔平?村神さま?キー