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9月9日は、重陽(ちょうよう)という菊の節句古典文学にはほぼほぼ出て来ますいつかの記事に書いたけれど、NHKラジオ講座の古典講読、「更級日記」を相変わらず聴いてます「源氏物語」に憧れていた筆者・菅原孝標女が、光源氏とはちょっと違う(いや大分違う)夫と結婚し、宮仕えしていたのを夫が反対し、家庭に入る羽目になり、「源氏物語」の世界は夢のまた夢と遠ざかり、とややタマにゃんこの主観もあるのが悪しからずですが、要約するとそういうお話で、筆者の少女の頃からの妄想から、話を
こんなところに古典文学が!(『万葉集』と『浜松中納言物語』)いつもご覧くださる皆様、本当にありがとうございます。心から感謝致します。皆様にとって良い事がたくさんありますように!1『愛のメモリー』→『愛の微笑み』→『万葉集』かなりの方がご存じであろう松崎しげるさんの代表曲です。甲子園の入場曲にも使われました。〇オリジナルバージョンhttps://www.youtube.com/watch?v=HUs5d6EJxT81
書名:平安ガールフレンズ著者:酒井順子酒井順子さんによる、平安時代の女流作家5人について語ったエッセイ本。もっとも、当時は女流作家という概念はなかったと思われる。・清少納言「枕草子」・紫式部「源氏物語」・藤原道綱母「蜻蛉日記」・菅原孝標女「更級日記」・和泉式部「和泉式部日記」酒井さんの本は昔よく読んでいて、今回久しぶりに読んでみた。今も変わらず読みやすくすらすらと読了。友達になるなら誰?彼女たちがSNSをやっていたら?などの現代的視点が面白かった。平安ガールフ
明けましておめでとうございます✨🎍✨2020年も皆様よろしくお願いいたします月日の流れは早いもので新年の三ヶ日もすぎました💦皆様風邪などひいていませんか?姫貴はあるご縁がありまして#菅原孝標女さまの#更級日記を学んでいました小学校時代姫貴自身が#源氏物語が好きだったこともあり彼女の気持ちがなんだかわかる気がします平安時代に生きた40年間の一人の女性が「源氏物語」に夢を馳せ様々な感情が綴られている日記希望や真心夢や愛大切にしたいですね
イギリスの文物を楽しむのには、シェイクスピアを知っておくほうがいいと思うのだが、さて、日本ならばどうだろう?『源氏物語』だと、私は考える。平安時代に54帖にも渡って書かれた、古い、長い、物語である。日本で作られた文物には、なにかしらその影響が見てとれる。『「由美は私が創りあげた女なんです。そうです、そういっても間違いはないでしょう。私はあれを九つのときから手塩にかけたのです。・・・・・・最初から私はあれを、成人したら自分の妻とも愛人ともするつもりでした。・・・・・・それは、学生時代
昨日・・・もう一昨日になってしまいましたが台風被害の様子がアチコチであったようで朝からずっと報道でやってましたね。被害地域が1日でも早く復興することを願うばかりです。私が住んでいる地域も夕方からは雨風が酷かったです。おまけに地震まであったりして・・・。いつもは24時までやっている家の前のスーパーも昨日は17時前には終了で車も通っておらずまるでゴーストタウンのようでした。今日もテレビではそんな報道ばかりでしたが朝起きてベランダから遠くを見たら台風一過の青空と共に
石山寺秋月祭用の竹灯籠です。更級日記の作者(菅原孝標の次女・菅原孝標女)石山寺縁起絵巻から。
週刊一色塾Vol.3192019.09.03(国語科:高村康典)さて、今回は滋賀県にあるお寺です。【1】石山寺琵琶湖を水源として南に流れていく川は滋賀県内で瀬田川、京都府内で宇治川、大阪府内で淀川と名前を変え、大阪湾に注ぎます。この石山寺は、琵琶湖から瀬田川として流れて間もないところにあります。如意輪観音をご本尊としており、古来絶大な信仰を集めてきました。前にも書いたかもしれませんが、観音様は現世での御利益が期待できるとされてきたからです。従って、古典文学作
海佳です。「更級日記」読みました。平安時代にいた菅原孝標の娘の日常を書き綴ったものなんですけど、何を隠そうこの菅原孝標の娘は源氏物語オタク。書いてあること書いてあることがもう現代のオタクとそう遜色なくて面白いですw「源氏物語が読みたくてよ見たくて!でもうちは京都じゃないから本が手に入らない…あああっどうしても読みたい!あまりにも読みたいものだから自分と等身大の仏様を作って毎日お祈りしてるの!」っていう記述。もうこれって「公式イベントが東京でしかないなんて!!!
令和初の台風が通リ過ぎた関東は、やけに蒸し蒸しと暑く、それはエアコンをかけた室内にいても感じられるほどでした。これから夏が来るのかと思うと気が重く、早く秋が来ないものかと空の雲を見上げたりする。今日のタイトルは『更科日記』です。唐突ですか?ですよね~!でもニヤリとした人、一人くらいはいますか?ハイ、正解です先日のNHK「歴史秘話ヒストリア」の菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)がとてもとても面白かったのです読書女子が晩年になって自身を振り返り、ときどきの気持
色々な歴史の側面を教えてくれる歴史秘話ヒストリア6/12は更級日記の作者菅原孝標の娘でした私の愛読書娘の参考資料集ですが最新国語便覧によると『更級日記』幻想と挫折を自叙伝風に回想東路の道のはてよりもなほ奥つ方に生い出でたる人…学生の時に覚えた冒頭の一文が懐かしい物語を読む事に没頭しすぎて后の位も…とまで思ったという少女の頃の孝標の娘物語の中の姫君たちと自分を重ね合わせ空想に耽っていた少女が山あり谷ありの人生を経て当時
『更級日記』菅原孝標女の歴史秘話ヒストリアを観た。私も同じような気持ちを持つから、共感できる。月のシーンも、人との別れも。1000年も前に物語が大好きで感受性豊かな素敵な女の子がこの世に居たんだな、それが文章として残っているなんてなんだか凄い。40年に渡って自分の気持ちを記してきたことも、彼女が書いた浜松中納言物語が、藤原定家や三島由紀夫に影響を与えて何度も生まれ変わってるなんて…感慨深い。江國香織さんが、番組でコメントをしていたのも共感できて素敵だった。人生の出来事の中で感じることは
あづまぢの道のはてよりも、なほ奥つ方に生ひ出でたる人…〔東海道の最果ての地よりも、いっそう奥まった辺りで育った私は…〕と始まる『更級日記』は平安時代に書かれた古典文学作品です。作者は菅原孝標女すがわらのたかすえのむすめ。菅原孝標女は、父親が上総国の国司(上総介)だったため、幼少期を上総国(今の千葉県)で過ごしました。東海道の最果ての地は常陸国(今の茨城県)ですが、そこよりも京寄りの上総国を「なほ奥つ方」と表現しているのは考え所ですが、房総半島が南に奥まった感じがするのでこのよう
更級日記の作者も見た(nstar01.jpg)(oldcoup6.jpg)(himiko92.jpg)(himiko22b.gif)デンマンさん。。。更級日記の作者も見たと書いてありますけれど、何を見たのでござ~♪~ますかァ~?(kato3.gif)だから、この記事のタイトルのすぐ下に写真が出ているでしょう!これは何かの爆発ですわねぇ~。。。そうですよ。。。宇宙の星の爆発です。。。最近のことでござ~ますか?天文学的には、ごく最近ですけれど、日本史では11世紀
第70代天皇後冷泉(ごれいぜい)天皇在位期間1045年~1068年なお、「㊱」は「今上天皇の直系のご先祖様で、直系36代遡る」という意味です。親仁(ちかひと)親王。後朱雀天皇㊱の第1皇子。母は藤原道長の六女・喜子(よしこorきし。親仁親王を産んだ二日後に薨去、当時の位は東宮妃)。後三条天皇㉟の異母兄。乳母は、紫式部の娘、大弐三位(だいにのさんみ。藤原賢子[ふじわらのかたいこorけんし])。父は藤原宣孝[ふじわらののぶたか])。1025年生まれ。19歳(数え21歳)で即位。道長の子
2018年11月18日(日)に、房総・千葉探訪シリーズとして、上総国分寺や国分尼寺跡を訪ねてきた小旅行の記事、その5です。当日の歩行ルートは☟の通り。歩いた距離は10KM弱ほどでした。その4では、国分尼寺跡の敷地内で、経楼跡などのしぶい遺構をしげしげと眺めたところまでをご紹介しました(☟再掲)。その左隣にあったのが鐘楼跡(奥は尼坊跡)。この方向の遥か遠く、今は飛地となってしまっているところにも国分尼寺跡地があるため、そちらにも行ってみましょう。おお、あった、
2週間ぶりの投稿となります今回は、現在の千葉県市原(いちはら)市にあった五井陣屋です。五井陣屋跡は現在は跡形もなくなっていて、五井駅が聳え立っています。五井駅西口。JR東日本の内房線(京葉線・総武快速線直通含む)と小湊鉄道の小湊鉄道線が乗り入れています。五井駅は一部特急が停車するなど市原市の中心駅ともいえる駅です。Jリーグのジェフユナイテッド市原・千葉は本拠地をフクダ電子アリーナに移転するまでは、五井駅が市原臨海競技場(ゼットエーオリプリスタジアム)の最寄り駅でした。小湊鉄道線はSu
戀ノ言ノ葉百六夢見るヲタク少女の恋・菅原孝標女あのさぁ休みの度にボクの所に入り浸って遊びに行くとかデートするとかないのかなぁ?(^。^)y-.。o○ないで~す(*^_^*)だってパパの所だと本が沢山あるからまぁ~たく飽きないの(*'▽')それじゃヲタと変わらないじゃん(-_-;)そう言われるのはチョット気がひけるけど。。。昔もヲタクっていたのかなぁ?(*'▽')一人いるよ。。。上総国かずさのくに(今の千葉県)へ父の赴任に伴って行った一人の少女都の様な娯楽もなくて母親
古典を楽しく学ぶ秘訣は当時の歴史、作品の背景知識を学ぶこと。「作者名と作品名と文法を丸暗記では教養とは言えない」と思った「ものごとを簡単に説明する」コピーライターが違う世界をのぞきみる「窓」を開けようとわかりやすく解説した本です。このコンセプトは筆者の方が明確にされています。大学受験の知識として、歴女さんの読み物として、また一般教養としては物足りないですが、古典に興味を持ってもらうための入門書としては十分です。同じ才女でも対称的だった清少納言と紫式部実はニートだった鴨長明実はオ
竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記(池澤夏樹=個人編集日本文学全集03)/河出書房新社Amazon.co.jp父の赴任先の田舎で育った私は、世のなかに物語なるものがあるのを知り、なんとかして読んでみたいと思っていた。しかし、田舎のことゆえ、ままならず、ただただ沢山の物語を読めますようにと、朝に夕に薬師仏にお祈りをしていた。十三歳になる年に、父がその地の任を解かれ、待望の京へ。京の都なら、きっと物語が手に入るだろうと期待に胸を膨らませた。江國香織訳の『更科日記』です。
国語指導[Amebaグルっぽ]グルっぽを作成しました。「国語指導」という名称です。国語(日本語)についてなら、なんでも語り合っていきたいと思います。お陰様でたくさんの方にご参加いただいています。関心のある方は、どうぞご参加お待ちしております。中3の夏期講習も前半が終了しました。毎年、採択している教材は同じなのですが、いくつか話題になる作品があります。こちらでも毎年のように書いているので、今年は過去ログのリンクを3年分貼るだけにしておきますね。それより前の分をご覧になりたい方は
古典、好きなんです♡(今日は長いですよ~)なので、時々、このブログでご紹介させてください。今日、選んだのは、「更級日記(さらしなにっき)」菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)他の古典作品は、自分を遥か遠い世界に運んで行ってくれるのが魅力なのに対して、「更級日記」のこの部分は、真逆。菅原孝標女の気持ちが、100%リアルに分かり過ぎるくらいに解る!のです。少しだけ解説すると、文学少女だった孝標女ちゃん。源氏物語の紫の上を読む機会に恵まれたそうで、「続きが読み