稲沢市荻須記念美術館で、29日から「のむらしげ代&その仲間たち展」が始まった。のむらさんは障がい児に絵を指導し、その発表の場として開いているこの作品展も今回で52回を数える。多くの子どもたちの感性を開花させ、アールブリュットでの入賞入選をはじめ、デザインやイラストを依頼されるまでに成長した子もある。今回も感性豊かで繊細で、素直で真っすぐの感覚で捉えた楽しい作品がズラリ。障がいを持ちながら、「虹の絵師」といわれた名古屋市出身の故山本良比古さんの特別出品もあり、同展を盛り上げている。5月6日までの会