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今日のことばヘルマン・ヘッセさんの言葉不安ならば、その不安をじっと見つめなさい。不安の正体が見えてくるまで。(小説家)
もうそれはひとえに文学ともいえるSF小説をひとつ読み終え、今日こそはと小林秀雄の「Xへの手紙・私小説論」を徐に棚から抜き出したのは三日前のことである。いまではこの裸本(重版)が手元にあるのだが、所蔵に至るまでに少しの取るに足らない出来事がある。はじめに某ショッピングサイトでこの書籍を探していた際、比較的安かった出展者の案内文に「初版」とあったため注文し待ち望んだところ数日後に届いたのはカバー付きの重版であった。即座に問い合わせたところ出展者から謝罪あり返品に至ったものだが
<河盛好蔵、バローズ、ヘッセ>1486「人とつき合う法」河盛好蔵長編あとがき新潮文庫目次イヤなやつ/秀才気質/つき合いのいい人/名もない虫/割勘について/悪口について/物くくる友/他人の秘密/話題について/酒の飲みかた/時間を守ること/言葉づかい/二人の友/中身と額縁/古い友、新しい友/礼儀について/虫のいどころ/おせじについて/父親とのつき合い/師弟のつき合い/兄弟のつき合い
2024年2月6日にヘルマン・ヘッセ「荒野のオオカミ」を読了しました★一番下に、ヘッセのリンク集アリです★構成が変わっていて、まず「編集者の序文」があり、「ハリー・ハラーの手記」があり、手記に出てくる論文「荒野のおおかみについての論文」が挟まり、「ハリー・ハラーの手記、続き」。因みに、編集者とはハリーのアパートの隣人で、彼に託した手記を公表するというもの。論文の、人間の考察は興味深い。ナルチスとゴルトムントを思わせる対比、即ち、聖者と放蕩者の比較、精神と本能、人間とおおかみ。そして、両者
皆さん❗如何お過ごしでしょうか?私は今日がやっと仕事納めでした(笑)❗さてさて、私の年末年始は読書の予定です❗先日購入した、"ヘルマン・ヘッセ"さん❗の、「荒野の狼」にチャレンジしようと思っています❗切っ掛けは、"頭脳警察"の楽曲「さようなら世界夫人よ」です❗この曲はPANTAさん❗が、まだ17歳の時にヘルマン・ヘッセさんの詩に出会い、曲をつけた、頭脳警察の代表曲です❗ヘッセさんはドイツ生まれでスイスに帰化した、詩と小説でドイツ文学を代表する作家です❗第1次世界大戦の影響も有り、
☆FE名古屋:ファイティング・イーグルス名古屋さて12月8日(日)、高松市総合体育館に到着、まだ9:30頃だ!!!朝飯も食ってないし!!!コンビニも近くにない!!!うどん屋も期待できない!!!さて、入場は11時、どうして時間を過ごそうか!?中に入れば、朝食にもありつけるし、いい席を探すこともできる!!!受付担当者に相談すると、goodideaを教えてくれる!!!会員(無料会員でもいい)になれば、10:00から入れるし、前座試合も観ることができる、という!!!吝嗇な
ようやく、ヘルマンヘッセの流れにのりかけてる感(//∇//)車輪の下などで有名なドイツの作家ヘルマンヘッセ。確か他にも読んだが、なんだかもやっとした感覚しか残ってない。もちろん読解力の弱い私だから仕方ないけど、実に珍しく滑り出さない。やはり、この"荒野のおおかみ"も。あまりにも哲学的な部分がややこしく、また面倒くさい。でも、読み始めた時の決意は…ヘルマンヘッセをモヤモヤのままには終わらせない!今回ばかりは!終わるかもだけど、一応決意!読みながら、ヘッセについて調べたりして
お誕生日のプレゼントに、大好きなフェイラーの、それも涎並みに大好きな猛獣シリーズ!Socute!Soexciting!犬でもなんでもデカイのに興奮しますの。象とか、猛獣、猛禽類。猛禽類の眼差しや、羽根の逞しさに震える。小学生の時の修学旅行では、ライオンの檻の前で、ライオン吠えをしたのですが、ちゃんと返してくれますのよ、ライオン様は。ゾクゾクするような吠えっぷりで。ライオン吠えの3回目には、ライオン様は、馬鹿馬鹿しくなったのか立ち去った。小学生ながら、さすが大したもんだなぁと感心
朝日新聞の書評サイト「好書好日」で4コマ新連載「ツァラトゥストラの編集会議」がスタート!「ベストセラーを出して起死回生!」を狙う中小出版社「ツァラトゥストラ出版」の面々と「ベストセラーを出せば人生が変わる!」と信じる関係者が名著や古典をテーマに様々な悲喜劇を繰り広げる4コママンガ。今日のお話は…▲画像をクリックすると続きが読めます(毎週金・土更新)はじめましての方への自己紹介はコチライラスト作品集はコチラベストセラーを
◎あらすじラジエーター・スプリングス建立を記念し、町でワールド・グランプリで共に戦ったレーサーを招待したレースを開く事に。そこへ突如日本からマックイーンを倒そうと目論むドリフト四天王が乱入。彼らも交えてレースをする事になるが、レーサーが1人、また1人と消える神隠しが発生する・・・。◎登場キャラクター(公式)・ライトニング・マックイーン世界的に人気なピストンカップのレーサー。現在ピストンカップを3連覇し、次のシーズンで4連覇目を狙っている。オフシーズン中に開催されたラジエーター・スプリング
惚れた腫れた騒いで楽しそうな奴らそうだそうだ互いを肯定する輩【荒野の狼/宇多田ヒカル】より誰が彼を犯人にしたのか。
仲間になんでも相談する男カッコいいと思ってタバコ吸う女の子誰にも消せない痛みを今宵は私に預けなさい【荒野の狼/宇多田ヒカル】より
【拙訳】荒野の狼権大雄(クォン・デウン)父が住んでいた所に行きたい。父が狩りに出た森中父の赤い瞳その松明の奥から燃え上がる野原探すべきものが多くて捨てるべきものも多かった川を渡り懐かしい山野の数多の丘陵を駆け抜け救った国あそこに行きたい。遅くまで町も眠らず遅くまで守るべきものも多くて聳え立つ岩坂首をもたげて立ち上がり幾夜を月と語り合ってた父。あそこに行きたいあそこに行きたい。銀色灰色の羽その長男の私はあそこに行きたくて今宵
第五章そして、パブロは言った。「ハリーさん、ちょっとした慰みに招待します。入場は狂人かぎり、知性を入場料として払うんです。用意はいいですか。」ハリーは、うなずいた。よい男だ!ハリーはパブロに従い、彼に寄り添ってついていった。その時、すでにハリーは自己を見失いかけていた。自分がどこにいるのか、見当すらつかない。そんな観念がハリーの心の中に充満していた。というより、ハリーは荒野のおおかみに侵食されていたのである。彼は自己を見失い、挙句の果てに享楽に身を投じた。これこそが荒野のおおかみの
第一章この作品は彼の作品中、唯一異彩を放っている。その理由は単に文学的な意味だけには留まらないであろう。彼の他の作品、『春の嵐』『知と愛』『車輪の下』に見られるような妙に甘ったるい表現はこの作品にはない。その理由については、私は推測しかできないが、主に彼の内的な飛躍にあったのであろう。彼の作品群を貫く愛という一つの表題を抜きにしたこの作品は彼の文学的世界観を大きく変革した。というより、愛と狂気が錯綜する愉快なサーカス。それこそ、この小説を一言で表す言葉でもある。私はそのことをこの作品を
荒野のおおかみへのレクイエム人々の内面は、激しく錯綜している。時に戦争を非難するかと思えば、その次には戦争を支持する。この狂おしいほどの現実が、人々を混沌の世へと誘なってゆく。瓦礫の下に、人々の手が見える。その手は、血にまみれ、幾重にも重なった死体が地の底に埋もれてゆく。人はその現実を直視しない。否、直視したくないのである。浅ましき所業の数々が、血の池の中に沈んでゆく。そして、新たな序曲として、再び戦争の火蓋が切り下ろされるのである。序章戦争とは、人類にとって決して避け
図書館の本を読んで。『ヘッセ全集(7)』(高橋健二訳新潮社)「シッダールタ」を読む。シッダールタは仏陀に会うことができたが、自分で悟りを開かねばならないので別れた。「荒野のおおかみ」を読む。荒野のおおかみを名乗る下宿人が、女の子と出会ったり、老ゲーテと対話する夢を見たりする。
ここ数年で読んだヘルマン・ヘッセの作品は、『シッタールタ』と『地獄は克服できる』で、どちらにも求道者としてのひたむきな精神を感じました今回読んだのは『荒野のおおかみ』(新潮文庫・高橋健二訳)で、本来ならば学生時代にでも読むべき本だったのかもしれませんが、学生時代翻訳ものが苦手だったのもあって、ちょっと手を出せずにいたものです。文庫版は、一見、ファンタジーかと錯覚するような表紙。恥かしいことですが、わたしの非力な読解力では、読み進めるのに難儀しました難しい言葉は使われていな