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山頭火は昭和8年1933年12月に、折本仕立ての第二句集「草木塔」を刊行し、昭和10年1935年2月「山行水行さんこうすいこう」、昭和11年1936年2月「雑草風景」、昭和12年1937年8月第五句集となる「柿の葉」を刊行した。其中庵時代にこの4句集を出した。いくつか其中庵時代の句を。ぬいてもぬいても草の執着をぬく其中一人「執着」は仏教的に「しゅうじゃく」と読むかもしれないてふてふうらからおもてへひらひら其中一人春風の鉢の子一つ行乞途上この道しかない春の雪ふる旅か
今年のGWも山形県へ。いつもの48号線で天童方面から入る。そんなに道は混んでいませんでした。月山は、雲で覆われてましたが、葉山が美しかったです!葉山の麓までいってきたのですが、深~いみちのくの信仰に触れることができましたよ~。途中できれいな公園があったので、立ち寄ってみることに。大イチョウの移設工事とあり。樹齢400年。都市計画で移動らしいが、イチョウは、保存することになったそうです。山形は自然愛が熱いところです。その習慣は、「草木
#油断した瞬間皆様、最近これは油断だった!ということありましたか?なんと、流司氏が「FRIDAY」に載る!な、なんですと!?バレたか?あんなことやこんなこと!(・・・って何だ?)さにあらず。写真集のカットが載るんですって!写真集買うけど、これも欲しい。BIGNEWS!来週3月21日(金)発売の週刊誌『FRIDAY』にて、#佐藤流司4th写真集Reasonのカットがたっぷり8Pにわたって掲載されます。FRIDAY史上初となる男性俳優の綴じ
(山頭火ふるさと館・防府市)昨年2024年の遅い秋に防府市の山頭火記念館を訪ねたが、その折に買い求めた小冊子『山頭火』を辿りながら、ちくま文庫「山頭火句集」村上護編、ミネルヴァ書房「うしろすがたのしぐれてゆくか種田山頭火」村上護著を基礎資料として、山頭火俳句を旅する。ちくま文庫「山頭火句集」は山頭火の自選句集である「草木塔」と「草木塔以後」とで構成され、最後に出家以前の句も収録されている。冊子を開くと、昭和5年10月20日付『歩かない日はさみしい、飲まない日はさみしい、作らない日はさみ
どうもこんにちは。ある日のスーパーにて。ままーこれ買わなくていいのーという女の子の声。そんなの庶民の買うものじゃないよ!値段見たら心臓止まるかと思ったよ!というお母さんの返し。キャベツの前で繰り広げられた親子の攻防。私もお母さんに賛成ですよ、もう葉物野菜買えないよとはいえ少しずつ値下がりしてきているのか、たまに特売になったりするようになりましたね。今日は某スーパーで1玉298円!になっていて思わず買ってしまいました。お好み焼きするぞー!!草木塔らーめん草木塔北海道札幌市
明けましておめでとうございます年末PCトラブルにつきスムーズにUPできませんでした(涙本日のblogは元旦日記無かったので5年前の3日のです『らーめん草木塔』さんこの日は朝一若干間に合わず・・・結構満席でしたね特選塩チャーシュー若干ビジュアル淋しくなった?しゃーーーーないかぁぁぁスープ相変わらず旨っっっめっちゃくりーみぃぃぃ麺も大好き色白ちゃん美味しいぃぃぃチャーシュー
年越しフォーの予約販売を開始12/20まで、年越しフォーの予約販売を開始致します。状況により予約を早めに打ち切る場合がございますのでどうぞお早めに!スープ、鶏肉、麺のセットです。冷凍保存できて、お好きな時に召し上がれます。一食分¥700です。お渡しは12/20より、霧島神宮前草木塔の一階、420にて。またはヤマト運輸クール便着払いも可能です。420フォーTwenty【なぜかクセになる-420-】|旅族【旅行記/旅写真/雑貨/雑学/雑記】出店情報探
【札幌ラーメン行脚第10弾】inらーめん草木塔吉山商店×SOUPCURRYKING3連休ラストはコチラのイベント参加で締めくくり♪気温11℃雨の札幌。10:10着で12番目くらいဗီူဗီူ⸝ဗီူ⸜並び中、色々な方にお会いできご挨拶しまくり┏○ラーメンはもちろん楽しみですが、個人的にはラー好きな方と知り合える楽しさもあります(^^)さらに!「ラーメン行脚」の焼印はどの食材に?なんて推理楽しむのもこのイベントならではですね♪着席後、程なくして登場♪オペレーショ
吉山商店さんのセカンドブランドに初訪問。ここは…担々麺がおすすめのようですな。が、しかし。この日…というか、今日ここにきた目的は…そう、札幌ラーメン行脚第10弾です!『札幌ラーメン行脚!!第10弾❗️発表‼️』絶賛開催中のラーメンイベント『札幌ラーメン行脚!!』第9弾❗️は、初の平日夜営業にもかかわらず、参加して頂いた皆様のお陰で大盛況で終了しましたm(__)m第…ameblo.jpてことで…焙煎黒胡麻咖喱~KINGlamb~¥1280草木塔さんとKINGさんのコラボですぞ
札幌ではラーメンで有名な「吉山商店」が新しいブランドのラーメン店があると聞いて😳もちろん、すぐに行ってみた。その名はらーめん「草木塔」(そうもくとう)2色の担々麺と豚げん骨の白湯味があるらしいもちろん普通のラーメンも‥ほぉ〜看板にもしっかり吉山商店と入ってるんだね‥普通のラーメンはもちろん担々麺や白湯味も大好きだから迷って困る‥店内木調で清潔かつ明るい感じです昼をずらしたのでスムーズに入れました。結局、まずはその白ごま担々麺に‥(黒胡麻担々麺もございます!)
山形-長野フルーツ旅part35~道の駅を経てサヨナラ山形!!~本編の前に我が家のプチネタ。今日のお題は「ももた、お出かけ前のルーティン2」。旅読たちのお出かけに一緒に連れてってもらうため、今ヒラリッと台の上に飛び乗ったところ。台のはじっこに見事に着地っ!ワンコとしてはももたは別に運動能力が優れてるわけでもないんだが。それでも人間にしたら2m以上の高さに飛び上がってるんじゃないかと思う。閑話休題。旅行4日目、午前9時
絶賛開催中のラーメンイベント『札幌ラーメン行脚!!』第9弾❗️は、初の平日夜営業にもかかわらず、参加して頂いた皆様のお陰で大盛況で終了しましたm(__)m第10弾❗️は…自分が今、最も信頼してるラー友さんとの話し合いで閃いた✨企画!ラーメンも好きだけど、スープカレーも好き❗️ラーメン王国札幌は、スープカレー好きも多い‼️ラーメン好きばかりではなく、スープカレー好きの方にも『札幌ラーメン行脚!!』を楽しんでもらいたい‼️その気持ちを込めて…『らの道札幌4』参加で大いに盛り上げ
いや〜涼しい通り越して寒い札幌でも今年のエスコンフィールドは暑いトゥットゥルーエスコンフィールドで浮かれる男今回はラーメンを食べに行った写真をアップ今回も食レポではありませ〜ん草木塔焙煎黒胡麻担々麺新札幌の12号線沿トラックステーションにある星製麺所味噌中華そはと高菜ご飯のセット麺は自家製麺の細麺札幌民なら太ちぢれ麺の味噌が良いなここは、無限ご飯と言うおかわりし放題のメニューがあるダークヒーローインタビュー「ラーメンはカロリーが高いから、カロリー消費のためホームま
札幌市電243号車の運行も10日までとのことなのでちょっと出動。ランチに草木塔と車をとめますがちょっと混んでいるようなので様子を見ようと幌南小学校前付近交差点に行くとカメラを構えている人が見えます。もしやと思うとビンゴです。(24-05-0614:05頃)草木塔も戻るとすぐに入れてランチです。予報通り弱い雨が時折降りますがもう少し撮れるかな...
積丹の帰りは三男が古着を見たいとのことで何軒かまわり私も人生初の古着を購入かわいい茶色のパーカーと緑色のパンツを購入しました買い物終わりお腹がすき三男リクエストのらーめんらーめん草木塔らーめん草木塔(幌南小学校前/ラーメン)★★★☆☆3.48■安定の吉山商店の新ブランド【らーめん草木塔】豚げん骨のまろやかな白湯■予算(夜):~¥999s.tabelog.com吉山商店の系列店吉山商店は山頭火にいた方が開いた東区の人気店私も大好きな何食べても美味しいお店です
今日は山頭火の生き方を彷彿とさせるような代表句をあるけばかつこういそげばかつこうへうへうとして水を味ふ一羽来て啼かない鳥であるうしろすがたのしぐれてゆくかどうしようもない私が歩いている生まれた家はあとかたもないほうたる音はしぐれかゆうぜんとしてほろ酔へば雑草そよぐ酔うてこほろぎと寝ていたよ鴉啼いてわたしも一人笠にとんぼをとまらせてあるく笠も漏り出したかけふもいちにち風を歩いてきたこの旅、果もない旅のつくつくぼうしこころすなほに御飯がふいた鈴をふりふりお四国の土に
わが庵は御幸山裾にうづくまりお宮とお寺とにいだかれてゐる。開いてしづかに、ぽとりと落ちたたんぽぽちるやしきりにおもふ母の死のことけふはよいたよりがありさうな障子あけとくおちついて死ねさうな草萌ゆるてふてふちらちら風に乗つた来たなければないで、さくら咲きさくら散る天の川ま夜中の酔ひどれは踊る自省蝿を打ち蚊を打ち我を打つゆう焼しづかなお釜を磨く夕立やお地蔵さんもわたしもずぶぬれ焼かれる虫の香ひかんばしく老いてはとかく物に倦みやす
所詮は自分を知ることである。私は私の愚を守らう。(昭和十五年二月、御幸山麓一草庵にて、山頭火)寝床まで月を入れ寝るとする身辺整理焼いてしまへばこれだけの灰を風吹く啼いて鴉の、飛んで鴉の、おちつくところがない木曽の宿おちつけないふとんおもたく寝るけふの暑さはたばこやにたばこがない(青空文庫作成ファイル)より(続きます)*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆今日も命を授けていただきありがとう(^-^)二度とない人生だから今日が大事、今日が
昭和十四年臘月十五日松山知友の厚情に甘え、縁に随うて当分、或は一生、滞在することになつた。朝焼のうつくしさおわかれする秋空ただよふ雲の一人となる牧水の歌を誦して秋ただにふかうなるけふも旅ゆく死をひしひしと水のうまさかな十月廿八日野宿まどろめばふるさとの夢の葦の葉ずれいちにち物いはず波音一洵君におちついて死ねさうな草枯るる(死ぬることは生れることよりもむつかしいと老来しみじみ感じないではゐられない)山裾やすらかに歯のないくらしもしぐるるや郵便や
孤寒といふ語は私としても好ましいとは思はないが私はその語が表現する限界を彷徨してゐる。私は早くさういふ句境から抜け出したい。この関頭を透過しなければ私の句作は無礙自在であり得ない。(孤高といふやうな言葉は多くの場合に於て夜郎自大のシノニムに過ぎない。)母の四十七回忌うどん供へて、母よ、わたくしもいただきまする窓あけて窓いつぱいの春自嘲初孫がうまれたさうな風鈴の鳴る葦の穂風の行きたい方へ行くどこからともなく雲が出て来て秋の雲ごろりと草に、ふんどしか
私は雑草的存在に過ぎないけれどそれで満ち足りてゐる。雑草は雑草として、生え伸び咲き実り、そして枯れてしまへばそれでよろしいのである。昭和十年十二月六日、庵中独座に堪へかねて旅立つ水に雲かげもおちつかせないものがあるたたずめば風わたる空のとほくとほくまた一枚ぬぎすてる旅から旅甲信国境行き暮れてなんとここらの水のうまさはのんびり尿する草の芽だらけ自責酔いざめの風のかなしく吹きぬける自嘲影もぼそぼそ夜ふけのわたしがたべてゐる自画像ぼろ着て着ぶくれておめでたい
私はやうやく『存在の世界』にかへつて来て帰家穏座とでもいひたいここちがする。私は長い間さまようてゐた。からだがさまようてゐたばかりでなくこころもさまようてゐた。在るべきものに苦しみ在らずにはゐないものに悩まされてゐた。そしてやうやくにして在るものにおちつくことができた。そこに私自身を見出したのである。なんぼう考へてもおんなじことの落葉ふみあるく悔いるこころに日が照り小鳥来て啼くか枯れゆく草のうつくしさにすわる枯木に鴉が、お正月もすみましたひとりたが
山頭火「鉢の子」には酒のやうな句(その醇不醇は別として)が多かつた。草にも風が出てきた豆腐も冷えただろ秋風の、腹立ててゐるかまきりで郵便屋さんたより持つてきて熟柿たべて行くともかくも生かされてはゐる雑草の中昼寝さめてどちらを見ても山よい宿でどちらも山で前は酒屋ですわれば風がある秋の雑草木の葉ふるふる鉢の子へもこの道しかない春の雪ふるけふはここまでの草鞋をぬぐ乞ひあるく水音のどこまでも山しづかなれば笠をぬぐ「其中一人」
私は酒が好きであり水もまた好きである。昨日までは酒が水よりも好きであつた。今日は酒が好きな程度に於て水も好きである。明日は水が酒よりも好きになるかも知れない。曼珠沙華咲いてここがわたしの寝るところ雪のあかるさが家いつぱいのしづけさ寝ざめ雪ふる、さびしがるではないがふくろうはふくろうでわたしはわたしでねむれない病みほほけて信濃より帰庵草や木や生きて戻つて茂つてゐる病みて一人の朝がゆふべとなりゆく青葉影もはつきりと若葉うれしいこともかなしいことも草しげ
山頭火の『草木塔』より家を持たない秋がふかうなるばかり行乞流転のはかなさであり独善孤調のわびしさである。私はあてもなく果もなくさまよひあるいてゐたが人つひに孤ならず欲しがつてゐた寝床はめぐまれた。日ざかりのお地蔵さまの顔がにこにこ手がとどくいちじくのうれざまふと子のことを百舌鳥が啼く山のあなたへお日さま見おくり御飯にする人を見送りひとりでかへるぬかるみ月夜、あるだけの米をとぐ空のふかさは落葉しづんでゐる水なんといふ空がなごやかな柚子の二
山頭火の『草木塔』より昭和六年熊本に落ちつくべく努めたけれどどうしても落ちつけなかつた。またもや旅から旅へ旅しつづけるばかりである。自嘲うしろすがたのしぐれてゆくか鉄鉢の中へも霰いつまで旅することの爪をきるよい湯からよい月へ出た笠へぽつとり椿だつたいただいて足りて一人の箸をおく秋風の石を拾ふ雨ふるふるさとははだしであるくゆふ空から柚子の一つをもらふ茶の花のちるばかりちらしておく月が昇つて何を待つでもなく水音しん
山頭火の『草木塔』より昭和四年も五年もまた歩き続けるより外なかつた。あなたこなたと九州地方を流浪したことである。また見ることもない山が遠ざかるこほろぎに鳴かれてばかりれいろうとして水鳥はつるむ百舌鳥啼いて身の捨てどころなしどうしようもないわたしが歩いてゐるぶらさがつてゐる烏瓜は二つすすきのひかりさえぎるものなしすべつてころんで山がひつそりけさもよい日の星一つつかれた脚へとんぼとまつた捨てきれない荷物のおもさまへうしろ法
山頭火の『草木塔』より昭和二年三年或は山陽道、或は山陰道或は四国九州をあてもなくさまよふ。踏みわける萩よすすきよこの旅、果もない旅のつくつくぼうしへうへうとして水を味ふ落ちかかる月を観てゐるに一人ひとりで蚊にくはれてゐる投げだしてまだ陽のある脚山の奥から繭負うて来た笠にとんぼをとまらせてあるくまつすぐな道でさみしいだまつて今日の草蛙穿くほろほろ酔うて木の葉ふるしぐるるや死なないでゐる張りかへた障子のなかの一人
山頭火の『草木塔』より若うして死をいそぎたまへる母上の霊前に本書を供へまつる大正十四年二月、いよいよ出家得度して肥後の片田舎なる味取観音堂守となつたがそれはまことに山林独住の、しづかといへばしづかなさびしいと思へばさびしい生活であつた。松はみな枝垂れて南無観世音松風に明け暮れの鐘撞いてひさしぶりに掃く垣根の花が咲いてゐる大正十五年四月解くすべもない惑ひを背負うて、行乞流転の旅に出た。分け入つても分け入つても青い山しとどに濡れてこれは道しるべの石
◆『草木塔』は,種田山頭火(1882—1940)の生涯を代表する句集です。初の句集『鉢の子』を刊行したのが,50歳のとき。『草木塔』は続く同題の第二句集『草木塔』を含む6つの句集を晩年にいたって集大成したもので山頭火の死の年1940年に東京八雲書林から発行された。山頭火57歳の4月のことであります。◆山頭火,本名種田正一は山口県佐波郡(現防府市)生まれ。母の自死や家の破産など波乱多き生涯を送り1925年,43歳のときに出家得度。以後,乞食僧として日本各地を放浪した人で