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読書日記2024-11かっかどるどるどぅ若竹千佐子(著)[河出書房新社2023年5月発行]あらすじ女優になる夢を捨てきれず、つましい暮らしを送る60代後半の悦子。夫を亡くし、舅姑の介護に明け暮れ、気づけば自分を持たぬままに68歳になっていた芳江。大学院を出たものの就職氷河期に重なり、非正規雇用の職を転々とする30代の理恵。そして生きることに不器用で、自死まで思いつめ河川敷に座り込む20代の保――。片倉吉野という不思議な女性が、自室を開放し、訪れる人たちに食事をふるまっ
一人読書週間📖ちょっと前に読んだこちら💁♀️『おらおらでひとりいぐも』若竹千佐子おらおらでひとりいぐもAmazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}映画化も🎬されているこちら💁♀️なかなか手に取る機会が無かったのですが読んでみました。主人公の心の声?脳内会話?のお話で岩手県訛りの文章になっているのでちょっと自分には読みづらく感じました。映画の方が見やすいのかもしれません😅一人だけど、ひとりは寂しいだけじゃないよ的なお話でした。
※作品評価は◎=おもしろい○=ふつう△=う~む×=よくない珍=珍作9月前半のNHKは16本。久々の多作期間で、特に地方局から面白い作品が続々と出てきました。中でも良かったのが、最近好調の長野局“知るしん”『信州まんが道~熱血“武論尊塾”の青春~』。信州まんが道〜熱血“武論尊塾”の青春〜-知るしん信州を知るテレビ人気漫画「北斗の拳」の原作者・武論尊さんが、故郷・佐久市で主宰する漫画塾。プロデビューを目指す若者たちが、漫画の「奥義」の、熱血指導を受けている。読者を感
若竹千佐子さんのデビュー作&文藝賞受賞作&芥川賞受賞作(初出は2017年)。主人公の桃子さんは70代。息子と娘は独り立ちし、夫にも先立たれ、孤独で楽しいひとり暮らしを満喫中。と聞けば昨今はやりの、キラキラ老後ライフかと思ったらさにあらず。桃子さんってけっこうずぼら、部屋はちらかり、そして過去の悔恨を抱えて生きている。親の立場から、子どもを差別してしまうこと、子どもに人生を仮託しようとして子どもを押しつぶしてしまう弱さが、小説のなかでここまでキッパリと描かれたのを私ははじめて見たような気がする
若竹千佐子さんは岩手県の遠野出身だそうカッパがいて、ジンギスカンが美味いところちょっと読み切るのに時間が掛かりました第158回芥川賞受賞作若竹千佐子「おらおらでひとりいぐも」映画化もされてるようなので面白そう~♪田中裕子さん主演最初から最後まで登場人物は主人公75歳桃子さんだけあとは頭の中で回想したときに出てくる方々文章は桃子さんが話す東北弁で綴られる年老いて行く中で、苦しかったこと、旦那さんとの幸せだったこと子供との楽しかったことそして、旦那さん
若竹千佐子さんの「かっかどるどるどぅ」を読みました。若竹さん、今年5月の作品。前作「おらおらでひとりいぐも」で芥川賞受賞後から6年、待望の新作。いや、良かった!!僕的には今年1番の作品。登場人物達の語る言葉が刺さる!刺さる!ブルースを感じる1冊です。お話は、、『かっかどるどるどぅ』は、現代社会で仕事や介護、家族やお金など、様々な問題を抱え孤立して生きざるを得ない、寄る辺ない登場人物たちが、いかに「共に生きていく」ことができるのかを描いた群像劇。女優になる夢を捨てきれず、つ
「神戸ニニンガ日誌」(第3,004号)〇若竹千佐子『おらおらでひとりいぐも』。遠野出身の74歳桃子さんのはなし。上野駅に降りてから50年。夫となる周造との出会いと突然の別れ。〇独りがこう長いと様々な声が聞こえてくる。周造の声、幼いときの周囲の声、仲間の東北弁。寂しがっている閑もない。あまつさえ独り言も多い。〇金木犀が香るある日「おんで、おんでよ。」という声に、周造の墓参りに出る。山道に出た。独りだ。それもこれも「周造がくれた独りのとき」だ。桃子さんの好きな地球46億年の歴史でいうと
気持ち安らぐ、相性の良い人や土地。私にとっての東北4県(青森・秋田・岩手・山形)。圧倒的な自然、溢れる美味、耳心地のいい方言、出会ってきた素敵な面々…本を読んだり(favorite69)テレビを観たり出身者と話したりすると、改めて好きだなぁと感じる。定期的に推し県が入れ替わり、最近のブームは山形県。この時期に外せないのはさくらんぼ。小さいのに、ひと粒のチカラが強い。ぜひとも4県は、独り暮らし候補地のひとつに挙げたいと思う。そのために、きっちり冬に対抗できるカラダを作るのだ!私は
こちらも、初めての作家さんひとりだけれど、ひとりじゃない。おらの今は、こわいものなし70代ひとり暮らしの桃子さん2人の子どもを育て上げ夫婦水入らずの平穏な日々が続くはずだったのに・・・最愛の夫を亡くし子どもたちは疎遠おらはちゃんと生ぎだべか?悲しみの果て人生の意味を問う桃子さんに突然ふるさとの懐かしい言葉で様々な内なる声がジャズセッションのように湧いてくるそして思いもよらぬ賑やかな毎日が・・・読んでいて桃子さんの田中裕子さんの表情
若竹千佐子著『おらおらでひとりいぐも』第54回文藝賞第158回芥川龍之介賞受賞作品2022年9月に、アジア、アフリカ、ラテンアメリカ、アラブ世界の女性作家の作品に贈呈されるドイツの文学賞・リベラトゥール賞を受賞したニュースを見て、読みたいな~と思っていたんだけど。今回、本より先に映画で観る機会が有りました。それも初めてのバリアフリー上映で!娯楽作品的な映画ではないけど、面白かった~!お勧めです。バリアフリー上映は、それが必要ない方はやめた方が良いと思います。こういうモノか
おはようございます~あたたかい日が続きますね先週末の晴れた日眺めのいい場所にいました(´∀`)第158回芥川賞を受賞した「おらおらでひとりいぐも」の著者若竹千佐子さんの講演会に行きました♪「おらおらでひとりいぐも」は昨年にもドイツの文学賞「リベラトゥール賞」に日本作品として初めて受賞したそうです。その時のお話も聞けました「おらおらで~」は孤独な70代の女性が老いや色々な葛藤をかかえつつ前向きに過ごしていく様子が東北弁で書かれているのですが、
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今日は電車に乗ってお出掛けです。フランクフルトのブックフェアに行ってきました。いつもはネットで先に電車の切符を買っておくのですが今日はギリギリまで車で行くかどうか分からなかったので駅に行きがてら切符をオンラインで購入、電車が来た!と、インターネットが切れて結局切符は購入出来ずΣ(゚д゚lll)車掌さんに事情を話し、通常の値段で切符を売ってもらいました。私の話を信じてくれてありがとうと言ったら若い子や男だったらあんまり信じないけどね、あなたの話は信憑性があったからと言われました。
若竹千佐子『おらおらでひとりいぐも』は、芥川賞を取ったときに興味を引かれたが、方言のものって、読みにくいかなと思って読まないでいて忘れていた。この度、ドイツの文学賞「リベラトゥール賞」を受賞した、というのを知って、この作品のことを思い出し、読んでみた。素晴しかったおらおらでひとりいぐも(河出文庫)Kindle版の特別小冊子もある、無料。74歳の桃子さん、夫に先立たれ、子供も離れ、「きれいさっぱり用済み」の人間であると開き直る頭の中にあちらこち
連日、本や映画ですみません。そういう気分の時なのですね。アマゾンプライムにて鑑賞。おらおらでひとりいぐもAmazon(アマゾン)2,000円6/10第158回芥川賞と第54回文藝賞をダブル受賞した若竹千佐子のベストセラー小説を「横道世之介」「モリのいる場所」の沖田修一監督が映画化し、昭和・平成・令和を生きるひとりの女性を田中裕子と蒼井優が2人1役で演じた人間ドラマ。75歳の桃子さんは、突然夫に先立たれ、ひとり孤独な日々を送ることに。しかし、毎日本を読みあさり46億年
書店にて購入。おらおらでひとりいぐも(河出文庫)Amazon(アマゾン)1〜1,693円6/10”外は澄んだ抜けるような秋空なのにおらは閉じこもってあの人のお仏壇の前に横ずわりに座っていで、涙ってやつはだらだらきり無しに流れるし、おらは自分ながらあきれでそのまま横になって手足を投げ出した。もう目を開けるのさえやんたがった。目を開ければ現実が見える。頬の手の甲にひんやりした畳の感触。それだけでいい。目をしっかりつむって何にも見ない。そうやって小さく息をした。消え入りそう
「おらおらでひとりいぐも」「おらおらでひとりいぐも」予告編2020年11月6日公開。突然夫に先立たれひとり退屈な日々を過ごす75歳の女性を描く。興行収入:1億2506万円。原作:若竹千佐子「おらおらでひとりいぐも」監督・脚本:沖田修一主題歌:ハナレグミ『賑やかな日々』キャスト:現代の桃子:田中裕子昭和の桃子:蒼井優周造:東出昌大寂しさ1:濱田岳寂しさ2:青木崇高寂しさ3:宮藤官九郎桃子の娘:田畑智子警官:黒田大輔医師:山中崇車メーカーの
読書の記録おらおらでひとりいぐも/若竹千佐子標準語と東北弁が混ざり合う。現実と妄想も混ざり合う。主人公・桃子さんは70代。最愛の夫に先立たれたときから、人生の捉え方が大きく転換。人生についての思考がぐるぐる巡る。自分の中に沢山の人格が同居して討論している。頭の中のぐちゃぐちゃを、綺麗な言葉で纏めず、そのまんま垂れ流して書いてる感じ。たぶん、全部標準語だとこの小説の味わいは8割くらい消える。方言や擬音語を多用したリズミカルな言葉遊びみたいな部分と、小難しい用語を用いた壮大な部
若竹千佐子さんの「おらおらでひとりいぐも」を読みました芥川賞受賞作品全編きつめの東北弁で語られるお話主人公は日高桃子夫周造を亡くして一人暮らす74歳の桃子さん息子と近くに住む娘がいる明日も一人、明後日も一人で暮らすはずだった、が、でも、聞こえる。。。母な脳梗塞で入院したとき見えもしない人が周りにいるとよく言ってたそうなはずないよと笑い飛ばしたけれどもしかしてそうゆうことだったのかも寂しさの中、亡き夫を、人生のこれまでを悔恨を、人寂しさを、人恋しさを、達成感を、自
小説家:若竹千佐子さんの経歴に惹かれました↓専業主婦が55歳のときに夫に先立たれ、55歳から小説講座に通い始め8年の時を経て執筆した『おらおらでひとりいぐも』で2017年、第54回文藝賞を史上最年長となる63歳で受賞しデビュー。2018年、同作で第158回芥川賞を受賞。63歳で芥川賞を受賞した主婦、若竹千佐子さん|ハルメク暮らし若竹千佐子(わかたけ・ちさこ)さんはデビュー作『おらおらでひとりいぐも』で芥川賞を受賞。55歳で突然夫を亡くし、小説講座に通い8年。「いつか
一昨日のあさイチ(NHK)の続きです芥川賞作家の若竹千佐子さんの話からお見合いの話へここからの続きです↓『昨日のあさイチ3/7』昨日のあさイチ(NHK)の続きです芥川賞作家の若竹千佐子さん67歳昨日のブログ続きになりますが、テーマ「生きがい」に、この方も出演されていました。今、…ameblo.jp昨日のブログから話は脱線したままですが……“お見合い”の話に、私も思い出があります。はい、親の(特に母親の)圧に耐えられず、言われるがままに、お見合いをした経験があ
昨日のあさイチ(NHK)の続きです芥川賞作家の若竹千佐子さん67歳昨日のブログ続きになりますが、テーマ「生きがい」に、この方も出演されていました。今、我が家の録画デッキが壊れてまして、携帯で画面を写メしまくりました若竹千佐子さんの芥川賞受賞のときに、いろいろと話題になったことは知っていたのですが、人生の背景については、昨日のあさイチで初めて知りました。人生の終盤でこんな晴れがましいことが私に起こるなんて......もう信じられないこのように
今回の朝ドラを毎回観てます。その後の番組は観たり観なかったりです。でも今朝は出掛ける支度をしながら観てました。「生きがい」をやってました。皆さん、生きがいありますか?うちは、ん……(-_-)生きがいかー考えたこと無かった。「生きたい」は、強烈にどうすればいいのかを考えたりするけど「生きがい」は、無かったです。「やりがい」も考える。でも「生きがい」とは違うんじゃろうし……そんなんで支度もそっちのけで見入ってしまいました。その中で茂木健一郎さんが言ってました。生きが