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詩【綿毛の笑顔】〜〜自然への詩〜〜タンポポ咲き乱れし河原の草むらで憧れつ見上げし青空の吹き渡る雲に何を想うかタンポポタンポポ咲き乱れし綿毛になりゆき憧れし空を舞い上がりゆきたし想いのどこぞやら告げる声となるタンポポの綿毛に白い綿毛の花顔に笑顔は広がる空綿毛の笑顔は広がる空
詩【夕暮れ散歩】【愛が重なり合う夕暮れ散歩】春も暮れゆく夕暮れの穏やかな風は吹きわたり辺りに咲きし草花の匂ひ体に受けつつ夕暮れ散歩貴方に酔うて花の匂ひ忘れし夕暮れ散歩のほろ酔い加減は頬の薄紅色に貴方というお酒を飲みたようになり我はほろ酔い加減になりて紅色我を酔わせる貴方というお酒夕暮れ散歩の風吹きわたりて暮れなずむ空に隠れたり我が頬の紅色は貴方に酔うていつまでも貴方ひとりに酔うていつまでも貴方にひとりに酔うて気がつけば貴方の心は私の心と
詩【ほのかな春月夜】月夜の晩オレンジ色のほのかな光を受けて放たれる声が重なりつ見つめし貴方との窓ガラス心も重なりつ春の宵月夜の晩に心は浮き上がるオレンジ色の光が見えしそれだけで二人の想い重なるほのかな月明かりの真下で貴方と声も重なりつ春の宵月夜の晩にどちらともなくほろよい散歩は月明かりで肩に降り注ぐほのかな月の光も目を瞑るは肩先の手に貴方と心も重なる春月夜触れ合う肩先の手に月明かり貴方と心も重なる春月夜
詩【桜花びら舞い踊る】〜〜自然への詩〜〜桜はらはらと舞い落ちる次の若葉を送り出すためにその桜の両手で新たな緑の息吹を生まれ出すために舞い踊る桜の木は桜花びら舞い踊りし姿を感謝を込めて眺める先で桜はらはらと舞い踊りし声なき姿の舞は若葉の息吹に新たな声を生ませてゆくそうして大地に落ちた桜花びら1年後に生まれ変われよと桜の木は告げし見送る桜の木の下で1年後を夢見て眠りにつく桜はらはらと舞い踊りし姿を小さな息吹も眺めつつ感謝の澄んだ息を空へと向けて
本日は、保存詩作品をまとめて数作品ほど、一気に載せました。ご了承ください。【手紙形式による物語詩作品】【リンドウの咲く丘】〜〜自然への詩〜〜【作者/彩鳥桜花】全てがフィクションであり、現実に存在するものとは無関係な物語ふうの詩作品です。【ただし、モデルとなったお話は存在しています。】あくまでも、これは物語ふうの詩作品に属します。なお、手紙形式による物語詩作品です。ご了承ください。★★★★★★★★★★★★★★★★★〜〜前略〜〜リンドウの花は、
詩【花香りの子守唄を】〜〜自然への詩〜〜草花と草むらの集いし中に置き去りにせし我が心が匂ふ花香りに心は眠る君らの傍らで春の野に咲きし草花よそこで住みし我の心が眠りについていたとしても異形のものと声にはせぬな無言の匂ひを子守唄代わりにしてそこに置いてくれしと遠ざかる足の静けさに君らは光を繋ぐ我になんと優しく愛しげに草花の子守唄は聴こえるのかと体だけ歩きし我に君らの歌声は届くとき目立たぬように歌う子守唄が春の風にのりつつどこまでも遠く届きし
詩【朝焼け】朝焼けの色彩は例えば絵の具で塗ったとしても油絵で描いたとしても目の前にある朝焼けは焼きついた心の光だけしか描けなくて手にした色彩の絵の具すらもそれらとは少し違っていて心に映しこまれた色彩はその都度に心の中にあるものが焼きついた色彩を変化させてしまうのだろう曇り空から覗いたその朝焼けの色彩は紅くもなく金色でもなくそれは貴方の声が朝焼けを変化させてしまって朝陽の光が無言の光を放ち美しさを瞬間的に見せている美しいねきっと朝陽は心の
詩【二人で紡ぐ明日】西の空が明るくなり始めた午後雨上がりのあと桜の花びらは微かな桃色を放つとき貴方と過ごす午後のひとときが穏やかな夕暮れに向かう瞬間の宝箱にあるものを見つけたようで心が吸い寄せられる貴方の声がするという簡単なことなのに同じ日はありはしなくていつも真新しい貴方との時間が生まれてゆくからそれを見つけることの楽しさよ二人で見つけようとする想いが重なり合って真新しい日々の紡ぎが二人の中で重ねられていく今日と明日はまた違って同じ日々の生活が
詩【野に集う花の集会にて】〜〜自然への詩〜〜何を集うているんだい?目立たぬように小さき花顔の君たちが大きな木の傍らで日差しを受けながら声を繋ぎ合わせて集うて声をかけども返答などはなきなれども集うて笑ふ花顔に心は離れぬ草むらの傍らで我も揃うて集いし花会に我もまぜておくれな君らには異形の者とは思えども心は離れぬ草むらの中での花会に耳をすませて集いていやる君らの花会に我も参加しやるそっと異形の姿の我が君らの花会に集えば心も繋ぐ秘かな花の集会に
詩【桃源郷】【桃源郷と呼ばれし里】〜〜自然への詩〜〜桃花が咲き乱れし桃源郷と呼ばれし山の麓匂ひぞ放てば川の水も春を告げし風の声も山のなだらかな斜面に咲き乱れし桃花の匂ひぞどこまで流れし空の向こうまで山を越えて流るる匂ひぞ幾つも越えし桃花の匂ひに風は運びゆる季節を呼びし桃源郷の里風は運びゆる一枚の桃花びら薄紅色の声を繋ぎ合わせて運ぶ幾つも山を越えて匂ひは流るる桃源郷の里いつぞやの桃花の匂ひは遠き地で咲き誇りしだろふか紅色に染めた花顔の君らが
詩【愛の花はいつも】愛の花は常に現実の中でこそ大輪の花を咲かせる秘かに息をして繋ぎあい貴方と私の愛が咲いたように種子は現実の中で秘かな息を繋ぎ咲く日を待っていたからこそ大輪の花は咲くのだと世の人はいつ知るのだろう幻想の中に愛は存在しないという事を世の人はいつ知るのだろう現実の確かな視線の先で愛は奏でて愛の花は咲くという事を愛は花は生命の花それは現実の中でやがて紡がれていくのだという事を愛の花は生命の花現実の中で愛は花ひらく与えるのが愛ならばそれ
全二作品ですが、YouTubeの歌と歌詞を挟んで、いちばん最後に第二作品を載せてあります。【全三作品】①詩【愛は花ひらく】菜の花が咲いた頃菜の花に雨は滴り落ちて貴方はふと告げる『あの菜の花は君が大好きな花だったね二人の体を包んだ匂ひも雨が邪魔をして消えるかな邪魔をしないでほしいな』すると私は告げる『菜の花が土に戻っても匂ひは薄れても私達の心に残り貴方と私の愛の中にしっかりと根付いて決して枯れることはないから大丈夫貴方と私の心の中でそ
詩【雨の日の車内】雨の日の車の中はまるで小さな二人のための異次元世界春雨が降れども車のガラスに滴る雨粒が小さな音楽に聴こえし曇り空声と声が放つ二人の話し声も雨粒は見て見ぬ振りの滴る雫は流れ落ちてゆき雨が描く背景となりし小さな箱の中が居心地よくて話す声すら異次元世界貴方の肩に私の心が寄せられて重なり合う手が運転席と助手席の傍らで熱くなる車の中の異次元世界雨粒は滴る車のガラスを雨の日の車の中はまるで小さな二人のための異次元世界貴方と私の心が
詩【川の流れのように】【遥かなる流れに】川は流れゆく澄んだ水一滴が森の中で生まれ川となり大河となり石や大木すらにも川波は荒々しく揺られそれでもなお遥かなる大地を目指してひたすら目指して流るる川よ粉々に砕けた砂利はやがて澄んだ水をも作り出して幾度もの季節を通り過ぎてゆるやかな大河となって弓なりに流れを向けて川よ大河となりし川よ幾度もの時が過ぎたであろう何も言わずひたすら無言のまま時には滴り落ちるものすらあったであろうに大いな
詩【我が心の住処なる草花よ】〜〜自然への詩〜〜土の匂ひを嗅ぐかのよふに君らは大地を踏みしめて澄んだ息を放ちながら生きて小さく笑ふ花顔が目立たぬように息をする凛とした小さき花顔の君らが美しすぎて声すら忘れてゆく覗き見る君らのしぐさが可愛らしくて横顔を見つめて笑ふその我の姿に風は何を言わんかや過ぎてゆく突風ごとき大丈夫だから凛と咲き誇る花顔を砕いたりはしない日差しを仰ぐ草花の見つめる花顔が可愛らしくて人のそれらにはないものだから人とは生きる
詩【育む旬な自然の中で】【春の小川は流れし】〜〜自然への詩〜〜大地で育むかのように小さきものたちが声をあげて時の季節の針を少しづつ動かしていく春には春の旬な草花の時を奏でて生まれたての若葉の芽吹きすらも聴こえぬぐらいの音を奏でる澄んだ川の流れが水音の背景を奏でては冷たさ残る滴りを生まれたての草花に飲ませるそれらの水音を聴きながら手を差し入れると春の訪れらしき針が時を刻む絵図に出会えて我が体内と心の中に小さき声が生まれ出る愛しき愛しきと
詩【静かな織物絵図】緑葉で縫われたレースの隙間を透明な糸で縫われた光の糸が縦糸を通すかのごとく織物の出来上がりはある自然が紡ぎ出す織物絵図細やかな大地の緑が光の色彩を変化させながら地上で描かれた新たな絵画を完成させていくそれらはすべて声を持たない澄んだ息を放つものが静かに絵画を描いている時間と時間の合間を縫うように人の声は絵画の上で声を持たないものたちのつくりあげた空気をもらい人と人の中で息を吐くそれらの息が緑葉で縫われたレースの隙間へと引き継がれるよ
詩【小さき花笑み《はなえみ》を】あまりに小さき黄色い花びらなれどもこの小さき花の微笑みをいつも貴方に向けまする目立たぬような小さき花びらの笑みなれども貴方の真後ろにて微笑みかけまする誰に笑みを向けるわけではなく貴方が振り向いた時にだけ微笑みを向けましょうそこにいつもいると貴方の心のありかが私にはわかるから貴方の心の真ん中へ向けて小さき黄色い花の笑みを私から言葉の代わりに貴方へと言葉の代わりに笑みをそれらがすべて貴方が息をするための
詩【寄り添い合う花心】大きな岩場の影に咲く一輪の白い花は辺りから隠されたように咲くけれど岩場の影は風も当たらず反対側にまわれば柔らかな陽射しは当たるそれらの岩場の影で陽射しだけを受けて微笑みながら咲き誇る白い花一輪岩場の上をいく誰ぞも通り過ぎていく上をいく人が見つけたならば人は口々に言うだろう隠れた場所で咲き誇る花が目立つわけもなく目立たぬように咲く花がなんとも寂しげであると花心すらも見ずに何故に言えるのかとお花畑に咲く花はあでやかに見事な大輪
詩【つゆ草と申しまする】ひっそりと目立たぬ花と言いすてなさいますなありきたりの何処ぞにもあるような花と言いすてなさいますなつゆ草と申せども凛として朝露を受けて生命の神秘さを奏でる大地の上に咲く草花でありまするいつも人はあでやかさを誇るお花畑に咲くそれらの花を眺めにおいでになられるけれども片隅にて目立たぬようにひっそり凛として草花であることに誇りを持っておいでになられるようなそんな草花もありまする要はその場所で咲き誇る花が誇りを持っていれば良
詩【朧月夜】【貴方と私の朧月夜】貴方と手を繋ぎ歩く菜の花の匂ひはあれども心に映りし貴方の横顔をちらりと眺めし気になるは貴方の握る手の強さに思わず忘れし菜の花の匂ひかな貴方と手を繋ぎ歩く菜の花の匂ひ身体にまとわりつき酔うたよふな心地の頬の薄紅色が気になりし我が耳が熱ければ貴方が肩を抱きしめ歩く菜の花の匂ひ身体に染み付きて酔うたよふな顔の我の頬を春風吹きし心地良き日の我にいつぞやの懐かしき出逢った時の想ひ思わずよみがえりし熱
詩【生命の水を心に】生まれたての小さき若葉が芽吹き匂いを奏でるムラサキの花と混ぜ合わせた旬の香りが放つそれらは引き継がれた時計の針が音を立てて時の風に混ざり込む歩く先で引き継がれた樹々の足早さは人の時よりも早いようで匂いに奪われた心が声を放つ時の旬な芽が薄緑色の仕草で風の中に溶け込むから香りを放つ艶やかさに目をみはるともに歩けば旬な匂いが二人の体をも包みあげて微笑みすら浮かびくる二人で歩いてみようか?引き継がれた樹々の芽が薄紫色の草花に匂いを注ぐ
詩【幸せという星の光】幸せはいつも花びらの片隅で光るもの目立たぬように幸せな瞬間は貴方の片隅にあるひとかけらの星の光に似ていて気がつけばひとかけらの星の光があって小さいけれども貴方の視線が向けられているときに一段と光る星の姿に似ているそれらはすべて隠された朝にある日突然に姿を見せて生命の輝きをともにあらわしながら生きるとき消しようがない幸せが確かな星の光となってくる貴方よ生命の星の姿よこの心に宇宙の星が光り続ける貴方とともに
詩【花の化身の花舞を】【視線が重なる瞬間】貴方の前で白いドレスをまといてしなやかに踊って見せましょうこの花の化身姿の花舞を貴方の肩にのせた両腕はどんな花舞になるとお思いでしょう貴方の両腕をそっと両手にいだいて桜の花びらがまとうような素肌に貴方の視線を受けながら頬を染めた薄紅色の花舞が貴方の目に焼き付けるように花舞を踊るでしょう貴方の肩にのせた両腕を伸ばしてひらりと軽く足は軽やかに手はしなやかに花の映し絵ごとき舞い踊りは貴方の目にどう
詩【薄墨桜】薄墨色の空に薄紅色の桜花びら咲き誇り止んだ雨の滴りが花雫を落として薄墨色の空と薄紅色の桜が全ての空色に染まってしまい花色すらも淡いベールに隠されているような薄墨桜滴り落ちる花雫の雨が無言のままで薄墨色の空に染まっていくそれらの桜花びらがどこまでが花であるのかどこまでが薄墨色の空であるのか分かれ目さえわからぬ花雫が滴り落としたものか桜の木の下で水溜りは空を映すけれども映された薄墨桜となりし花色の区別すらも幻想の向こう側にあるなんと幻想的な
詩【かぐわしき菜の花の傍らで】【愛の仕草】遅咲きの菜の花が満開になって薄墨色の夜空に香りを放つ匂いはかぐわしき菜の花畑貴方の手がまさぐる私の髪を髪に付けたコロンの香りさへ辺りに溶け込むような菜の花のかぐわしき匂い秘かに隠れた貴方の両手が髪に付けたコロンの匂いを確かめようとする風にまみれた揺れ動く髪を押さえる手の仕草が菜の花の傍らでそれらの中に共に過ごしている確かな貴方との愛を繋ぐ糸がある髪に触れようとする両手にかぐわしき菜の花の匂いよりも髪に付けた
詩【小鳥の羽根が生まれた朝に】小鳥はいいね目の前にいる小鳥に視線を放ち愛の鳴き声を放つ人間ぐらいだろうね会ったことすらない見知らぬ相手に愛の語らいするのは見たこともない相手にする綺麗事だけの愛の語らいは人間だけのものなのかもしれぬそんな人間の不思議さのものはこの私には全くそんな心が理解できない曇り空の中で相変わらず鳴き声を放ち澄んだ声のさえずり時折私は鳥の生まれ変わりだと思うことがあるだからこそ朝の小鳥のさえずりに心が宿るのだろうかと小鳥よ
物語詩作品【桜物語】【花化身〜花の化身】【作者/彩鳥桜花】今夜もまた、大好きな紅色の薔薇の果実を飲んでいる。微かな酸っぱさが口いっぱいに広がり、この薔薇の果実を砂糖もハチミツも入れず飲むのが、夜は心地がいい。微かな酸っぱさが、忘れかけた記憶の映像を連れてくる。あれは幻想だったのか。それとも現実であったのか。そんな不思議な中間点で、1年前の不思議な出来事が蘇る。そう。あれは、やはり薔薇の果実を飲み、体がほんのり心地がよくなり、近くの川沿いの夜桜を見に行ったと
詩【私は野に生きる草花】私は野に咲く草花だよ一輪の草花庭で大事に育てられた花ではないの風が吹き嵐も吹く雨は降り凍える北風すら吹き陽は射してそれらの中で咲くのが野に生きる草花だよ庭で大事に育てられた花ではないのその代わり花の種は自由に飛んでゆく大地のあちらこちらへと花をつけるのは大地のあちらこちらそれらと同じように庭で咲く花とは生きる場所も違うものだから同じ考えには至らないきっとね自由な羽根を持つのが草花なんだねそれらと同じように野に咲く草花
詩【朝陽は昇る心に】【少女に戻る】追加編《少女に戻る/連作の詩作品】⑤【全5作品】人よ答えを見つけ出そうとする人のそれらの答えを見いだす瞬間を取り上げるなかれ答えを出せない人もいるというのならばそれらの答えを教えるなかれ人よ人は皆生きてきた場所も生きてきた環境すらも違うのだから大切だと思う事柄すらも答えすらもおのずと違うのだから見つけ出そうして見つけるための時間はいつだってあるからそれらの答えはそれぞれに違う答えだからそっとど