母方の祖母は秋田県でも有数な地主であった小川家の分家の出身だった。小川本家の住宅は今ではツルハと北都銀行湯沢店になってしまったが、昭和後期でも間口が20間(36m)以上あり塀も高くてどんな建物が建っているのか分からない住宅だった。母から聞いた話だが小川家はいとこ婚を繰り返したので、身体が弱く当主が早逝していったことで没落していったそうだ。祖母の家も本家からかなり血の濃い分家だったそうで母の実家に色盲とハゲの遺伝子を持ち込んだ。幸運にも自分は色盲もハゲも受け継がなかったが、母の実家は娘2人でその男