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夢中になって読みました。「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」村上春樹著文藝春秋2013.4.15p.370村上春樹さんの13作目の長編小説、2013年の年間ベストセラーにも選ばれたご本です。図書館でこの本を手に取った時の重み。ページ数が多く、なかなかの厚み。読み応えがありそうだな〜って思いながら借りてきましたら・・・ストーリーに引き込まれ、没入し、あっという間に読み終えてしまいま
多崎つくるは、鉄道の駅をつくるのが仕事。名古屋での高校時代、4人の男女の親友と完璧な調和を成す関係を結んでいたが、大学時代のある日突然、4人から絶縁を申し渡された。何の理由も告げられずに…。死の淵を一時さ迷い、漂うように生きてきたつくるは、新しい年上の恋人・沙羅に促され、あの時なにが起きたのか、真相を探るべく一歩を踏み出し、旅に出る。主人公の多崎つくるが、旧友に傷つけらた、過去の「心の傷」を清算するために、旧友に会いにいく物語。忘れたい…心の傷の清算のために旧友に会いに行く
色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年村上春樹村上春樹さん何作目やろうな〜2013年とまぁ割に最近になって来た。村上春樹さんの古い作品から読んでたから大学封鎖とかワープロ?とか古い話が多かったけどスマホ使ってて現代やん。ってなったファンタジー要素のない現実の物語でした。過去向き合わなかった問題に向き合ってみたら思ったことと違うことってよくあることな気がする。多崎つくるくんだけじゃなくてつくるくんは沙羅に出会えてよかった。私はつくるくんは沙羅とうまく行くと思う。トラウマを乗り越えら
2015年のブログです*村上春樹さんの『色彩を持たない田崎つくると、彼の巡礼の年』(2015・文春文庫)を読みました。単行本が出た2013年4月に一度読んでいますので、久しぶりの再読です。記憶力の悪さに加え、老化現象もあって、あらすじはかなり忘れてしまっており、ほとんど新作のように(!)、ハラハラ、ドキドキしながら、読みました。そして、とても感動しました(一作で二度、三度と楽しめるところが、じーじの特権です)。前回もいいお話だなと思ったことは記憶していたの
こんばんは!みなさん、自分のパーソナルカラーは何色ですか?情熱❤️🔥の赤?🟥静寂の青?🟦人は人それぞれパーソナルカラーというものを持ち合わせています。多崎つくるにもそれはあったはずです。今回は、村上春樹13作目の長編。「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を紹介します!多崎つくる鉄道の駅をつくるのが仕事。名古屋での高校時代、四人の男女の親友と完璧な調和を成す関係を結んでいたが、大学時代のある日突然、四人から絶縁を申し渡された。何の理由も告げられずに――。死の淵を一時
文藝春秋から刊行された『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読んでみました。村上春樹(2013)『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』文藝春秋大学時代、一方的に親友4人に絶縁を申し渡された多崎つくる。何の理由も告げられずにー死の淵を一時彷徨い、漂うように生きていたつくるは、新しい年上の恋人・沙羅に促され、あの時何が起きたかを探り始める。本書は、そのタイトルが示している通り、色彩がキーワードの一つになっています。高校時代に仲の良かった5人は、それぞれタイプは全く異
もう少し読書感想文というか備忘録色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年の気になった部分☝️才能というのはな、肉体と意識の強靭な集中に支えられて、初めて機能を発揮するものだ。脳味噌のどこかのネジがひとつ外れ落ちてしまえば、あるいは肉体のどこかの結線がぷつんと切れちまえば、集中なんぞ夜明けの露のように消えちまう。ただの虫歯一本で、肩こりひとつで、すべての美しいヴィジョンと響きがひゅっと無に帰してしまうんだ、、そんな一寸先もわからない頼りない基盤に頼らざるを得ない才能に、
読みきった、、、、色彩をもたない多崎つくると、彼の巡礼の年村上春樹さん作ひさびさに、小説を読んだいやあ、、、ほんといつぶり?違う世界にいざなってくれ、なかなか考えさせられる、、読むことないわあ、、って方のためにあらすじを書いてしまうと(完全ネタバレちょっと興味ある人は読まないでください)※※※※※多崎つくるは、大学2年の時に唐突に高校時代の他4人から絶縁されたそれを引きずり、しばらくは死のギリギリのところをさまよったが、徐々にバランスを戻
高校生の頃、僕達5人は親友だった。僕だけが東京の大学へ進学したが、我々の仲は続くはずだった。大学2年のある日突然、僕は仲間から絶縁された。この本は以前読んだ様な気がして仕方がない(多分読んだのだろう)。つくるの話は聞いたので、他の4人とグレーの話も聞いてみたい。要チェック覚え書きフランツ・リストのル・マル・デュ・ペイ巡礼の年(スイスの巻)エルビス・プレスリーのラスベガス万歳ピアノ曲ラウンド・ミッドナイト
名古屋の高校に通っていた多崎つくるは、1年生の夏から、赤松慶(アカ)、青海悦夫(アオ)、白木柚木(シロ)、黒埜恵理(クロ)というその名に色を表す漢字が入った4人と完璧に調和する親密な関係を築いていました。ところが、大学2年の夏、ひとりだけ東京の大学に進学していたつくるが名古屋に帰省した時、突然、他の4人から絶縁を言い渡されます。その原因について全く身に覚えのないつくるは死を願う程の強いショックを受けます。ようやく生きる力を取り戻した彼は、ほとんど別人と言ってよいほどの変貌を遂げていました。やがて
村上春樹に関しては中学生のとき「1Q84」を途中で挫折して以来敬遠してきたのですが、最近「ドライブ・マイ・カー」という映画を見てなんだこれはと衝撃を受け、原作が村上春樹と知ったため再チャレンジした次第でございます笑いくつか読んだ中で特に印象に残ったこの作品。確かに難しい部分も多く、村上春樹自身が何か心の病を抱えているのかと思うほど登場人物の心理描写が上手く、それが突き刺さりすぎて読むのに時間がかかってしまいました。推理小説という意見もあるようですが、私はそのような考察が苦手なの
村上春樹さんの小説には、「人間ではない怪しげなもの」がよく登場します。物語がうまく進まない時に、無理やり辻褄を合わせる道具でしょうか。それとも、凡人では想像もつかない風景が、作者の心の中には現れているのかも。どちらにしても、そういう場面はあまり好みではないので、いつも「人間ではない怪しげなもの」が出てこないように願いながら読み進めます。幸いにも、今回読んだ「色彩を持たない多崎つくると・・」には出てきませんでした。物語は「あなたはどこかよそにいるみたいに感じる」という恋人のセリフ
今月は↑これを読むつもりでいたんだけど、あらすじ読んで、どうしても読むきになれなくて・・・。なんかいやで・・・。というこで、↑これを読み出した。・・・長い。BGMmillenniumparade/椎名林檎「W●RK」
これは面白いっ!村上春樹さんの小説を読んで、いや、読み始めてから読み終わるまで、中だるみすることなく、最初から最後までワクワク・ドキドキしたまま物語が完結したのは珍しいかもしれません。村上春樹さんの作品「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を完読したのです。色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年(文春文庫)Amazon(アマゾン)794円外出自粛が続く2022年のGW期間中に、何か小説でも読みたいなと思い、そのタイミングで「実質半額セール」と銘打ってセールが行われ
読み始めてほどなく、先が知りたすぎて、よせばいいのについつい先の部分を読んでは、自分で自分にネタバレさせるという愚行を何度もおかしました(笑)読者がどんどんページをturn(めくる)せずにはいられないほど面白い本のことを、英語で「pageturner(ページターナー)」と呼びますね。読者にページをturnさせるもの、という意味の。この作品は、まさしくそんなページターナーだった。多崎つくるを奈落の底に突き落とした、高校時代の同級生4人。その主導権を握ったのがクロだったとわかり、事の経緯が
「村上春樹の新作と宮部みゆきと」S4226・松山千春DATABESE総合TOPPAGENF・アーティスト別LIVEDATABESE総合TOPPAGENF◇更新履歴V1.0:2017.1.17初稿V1.1:2023.4.09是正及び追記◼️村上春樹の新作と宮部みゆきと。2017年1月24日に発売される村上春樹の新作長編『騎士団長殺し』。騎士団長殺し(第1部~第2部)合本版(新潮文庫)Amazon(アマゾン)2,508円2
「京都の暮らし*日常に喜びが!文学・読書・旅・自然・グルメ・スポーツ・膝のリハビリなどなど幸せに生きるメロハモの身辺雑記」にようこそご訪問ありがとうございますはじめましての方はこちらからこのブログについて*メロハモ・プロフィール前回のブログもたくさんの方に見ていただきありがとうございました(ホワイトデー2023】『【ホワイトデー2023】』「京都の暮らし*日常に喜びが!文学・読書・旅・自然・グルメ・スポーツ・膝のリハビリなどなど幸せに生きるメロハモの身辺雑記」にようこそ
こんにちは^^ちずですhttps://ameblo.jp/t20030723/entry-12265501114.html『*ちずさん家の手仕事lessonmenu【改定版】』コロナ渦と私の静養により長らくお休みをさせて頂きました。皆様にはいつもご支援頂き本当に感謝しております。長らくお待たせ致しました!本日より受付を開始致しま…ameblo.jp日本が世界に誇る作家、村上春樹さん村上春樹さんの13作目の長編小説。【色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年】村上春樹さんの
2023年読書3冊目は村上春樹著「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」あらすじは多崎つくるは高校時代、名前に「色」の漢字が入った4人の友人といつも行動を共にしていた。しかし、彼の名前だけ色の漢字がないことに疎外感を覚えていた。5人は名古屋市の郊外にある公立高校で同じクラスに属していた。友人4人はいずれも地元の大学に進んだが、多崎は駅を設計する仕事に就きたいと、東京の工科大学に進んだ。だが、大学二年生の頃いきなり友人のグループから追放されてしまい、死についてだけしか考えられな
全部読み終わりました~~久々に読んだ小説は、村上春樹氏の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』ですね~~タイトル長いですBOOK・OFFで、ドライブマイカーの原作、女のいない男たちの文庫ですら原価に近かったので、こちらのつくるにしちゃいましたね。読むと、さっそく自殺を考えてる主人公の多崎つくるという青年が出てきます。何でだろうてなっていると、名古屋の高校時代、それぞれ名字に青、赤、黒、白と色をもつ4人の男女と良い友人カンケーを築いていたつくる。しかし、つくるひとりだけ東京の大
大失敗したカルボナーラから数週間後、再び挑戦した『リベンジといってもカルボナーラ再挑戦』二度目の正直今回は卵の硬さはなかなかの出来。しかし、まだちょっと塩気が多いかな・・・・まだまだ極めよう。食事の後、ゆっくりと支度をして“色彩を持たない多崎つく…ameblo.jp見た目もそこそこ。まあ、許せる範囲でしょうか。食後、本日発売の村上春樹の小説。『色彩をもたない多崎つくると彼の巡礼の年』を買いに出かけた。本屋の1番、目に着く場所に平積みのはずが。。あと、残り2冊。何とかゲット。
どうも、気絶事務官です。皆さんは定期的に読み返す本はありますか?私にとっては「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」が定期的に読みたくなる本です。突如、そのような感覚が訪れます。ヘルシンキにいる友人に、アポなしで会いに行く自由さに強烈に憧れているのかもしれません。いや、何よりも、「親友に近い友人たちからの一方的な断絶について、どのように向き合っていくのか」この難題に対する苦悩を「何度も」追体験したいのかもしれません。フランツ・リストを聴きな
『色彩を持たない田崎つくると、彼の巡礼の年』今まで読んだ数々の本の中で1番長い題名かもしれない。村上春樹さんの小説は久しぶりだ。私の村上ワールドの始まりは『ノルウェイの森』だったか『海辺のカフカ』だったか。。精神世界の旅、というようなものが多い印象だがとりわけ、この物語が1番好きだなぁと思った。この本に触発されてラザール・ベルマンが弾くリストの『ル・マル・デュ・ペイ』(『巡礼の年』第1年、スイスより)を聴いている。“現存のピアニストでリストを正しく美しく弾け
こちらにおいでくださって、これをお読みいただく皆さまお一人お一人の新しい年が、ご健康でご多幸でありますようお祈り申し上げます。私の身うちにもなにか新しい風が吹いて、気分が一新されることを願っています。初夢ではないんですが、夢の話、一題。***ミシンを発明したシンガーは、夢で針の機械的処理に合点が行ったのだとか。私が昨年以下の夢を見たとき、「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(そのと間違えて書いていたのを「彼の」に直しました。まさに距離遠
またかなり空いてしまいましたが書きます😊この前ラジオをつけたら村上春樹さんがこの本のことをお話しされていて、本棚から引っ張り出して久しぶりに読んでみました📖8年前の本。すっかり内容忘れてた😅感想は「ないものにしようとしていた傷を苦しくても引っ張り出して癒さなければ、本当の調和には絶対に辿り着けない。」かな。久しぶりに読んで良かったです😊そしてこの物語には主人公が死にたくなる位追い詰められていた時にそれをやめようと思うきっかけになる夢を見たり、主人公の成長の過程で夢が大事なポイントに
【作品紹介:「Amazon」より引用】Amazon.co.jp:色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年(文春文庫)eBook:村上春樹:本Amazon.co.jp:色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年(文春文庫)eBook:村上春樹:本www.amazon.co.jp多崎つくる、鉄道の駅をつくるのが仕事。名古屋での高校時代、四人の男女の親友と完璧な調和を成す関係を結んでいたが、大学時代のある日突然、四人から絶縁を申し渡された。何の理由も告げられずに――。死の
生きろそなたは美しいなんやかんやで一日ぶりの更新になりましたこんにちは。さっそくですがみなさん、何色が好きですか?私は瓶覗が好きですねぇ。うっすーーーい水色なんですが、染料を入れた瓶を覗くように、藍染の液体にサッと付けて染めたのが由来というのがカッコいいですよねぇ。江戸時代の染物の技術の高さが分かりますよね。ちなみに世界で一番人気のある色は明るい青なのだそうです。でもアメリカでブルーフィルムはエロ動画です。不思議なもんですねぇ色って。というわけで、本日ご紹介する作品はこちら。村上春樹さ
皆さま、こんにちは。東京都在住、「ココロの色鉛筆」の関羽澄季(せきはづき)です。大好きな「東京幻想」さん個展にて虹いろバトンは、今週から「作品と色」というテーマでお送りします。色が効果的に使われていたり、このボトルっぽいなと感じる小説や音楽などの作品について書くことになりました。どんな作品が登場するか、私もとても楽しみです。さて、トップバッターの私は、大好きな作家、村上春樹さんの『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』という小説について書きたいと思います。なお、
夫が見せに来た動画の中で、NYの街を歩く人を止めて、「あなたが一番最近読んだ本はなんですか?」と質問していくというのがありました。来る人来る人十人ぐらいが例外なく「え〜と〜・・・・」と口ごもる中に、「え〜と〜、本、本ね・・・本・・あっ、もちろん読んだよ!え〜と、DemonSlyer!」と答えた人がいました。インタビュアーが、「それは漫画ではありませんか?」と問い返すとその人は、「え、そうだよ。え、漫画って本じゃないの?本は漫画・・あれ?」となっていました。新