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昨日に引き続き、クストーの本を取り上げたい。クストー氏の主張の多くは興味深いものばかりであったが、一つだけ引っかかったものがある。それは、クストー氏がフランス科学アカデミーの会長だったジャン・アンビュルジェがなくなる前に聞いたことを、服部先生に語っている内容である。ここで、クストー氏は、裸のサル同然であった人類がいつの間にかになぜ地球を制圧できたのかという問いを立てて、二足歩行や道具の発明、火の発見以上に、大切なことがあると述べている。「すべての生物は<自然の法則>の中で生きている。