今回、自殺した芸能人は神の目から見て、自己本位に生きた人であった。妻とは恋愛結婚をし、子にも恵まれた。しかしこの人の心の欲はそれでも満たされることはなかった。男としてではなく女として生きたいと云う欲があった。神が定めた性別がしかし、人が定めた社会的性別・性的役割に覆い隠されている現状を鑑みれば、そこまではまだ、許容範囲であった。パウロの手紙集に対する取扱いの誤りがその元凶となった側面があるからでもある(手紙の中身についてはその場限りに於いて有効であることと普遍的に有効であるもの両方が混在している