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このところ、北朝鮮が弾道ミサイルの発射実験を繰り返しており、東アジアの緊張が高まっていることはご承知のとおりである。特にトランプ米国大統領の誕生後、トランプ大統領は緊張を高めるように発言や行動をしており、それに応じて北朝鮮も活動を活発化させている。こうした外に敵を作り、脅威をあおることで国民の支持を得るという手法は、これまでも多くの政権が使ってきた方法である。そして、安倍総理大臣は、トランプ大統領と協力して、北朝鮮の脅威を必要以上にあおることで、森友学園や加計学園などの自身の問題が起こ
2017年7月2日に行われた東京都議選において、自民党は、歴史的大敗となった。選挙後、自民党の東京都議は、23議席となり、選挙前の半分以下となった。1人区の中で自民党から当選したのがわずか1区であり、とりわけ非1人区でも共産党にすら負けて1人も当選しないという最悪の事態となった。今回の東京都議選の責任が安倍総理大臣にあることは明白である。安倍政権は、発足当初から不祥事が続いてきたが、一強多弱の中で、安倍総理大臣は、他党を封じ込め、メディアを封じ込め、自民党議員までも封じ込めて
2017年6月、自民党の豊田真由子衆議院議員は、秘書に罵声を浴びせた上、暴行を加えるなどしていたことが明らかになった。豊田真由子衆議院議員は、かつて安倍内閣の内閣府大臣政務官(東京オリンピック・パラリンピック担当)、文部科学大臣政務官、復興大臣政務官を務めていた人物である。豊田衆議院議員は、被害を受けた元秘書の男性に対して、殴る蹴るといった暴行を断続的に行っていたことが報道された。さらに、「ハゲ」「これ以上私の評判を下げるな」などと怒鳴ったり、暴行をする音、男性が謝る声など、生々し
2017年6月、憲法改正推進本部長の保岡興治衆議院議員が日本外国特派員協会で会見を行った。2017年5月3日、憲法記念日に憲法改正派の集会で、安倍総理大臣はビデオメッセージを行い、その中で「憲法9条を中心に1項、2項を残したままで、自衛隊の保持を3項以降に付け加える改憲を行う」という考えを示し、「これは国民に理解される」という意見を述べた。その後、行政府の長として憲法改正に言及されるのはどうなのか、という指摘を受け、あくまで自民党総裁としての意見だと説明した。これにより、すでに存在
2017年5月、2018年4月開学予定の加計学園の獣医学部の設置において安倍政権による不正が行われていたことが発覚した。5月、加計学園の獣医学部設置に関して、「総理のご意向」などと書かれた文書が文部科学省にあることをメディアが報じた。しかし、菅官房長官は「怪文書」であるとして取り合わなかったが、これが後に隠蔽であったことが分かる。その後、文科省は共有フォルダを調査し、松野文部科学大臣は文書の存在を確認できなかったとし、追加調査を行わない方針を示し、隠蔽を行った。前文部科学省事
今、自由民主党(自民党)がかつてないほどに腐敗している。かつて、自民党は多様な意見が存在し、激しい議論が党の外まで溢れてくるような自由で民主的な政党だった。かつての自民党議員には離党覚悟で戦う強い意志と総裁や党幹部が推し進める政策であっても駄目なものは駄目だと貫き通す信念があった。一強多弱の中で安倍総理大臣(総裁)とその周りにいる党幹部の力はより強大なものとなっており、自由で活発な議論を許さないという風潮に満ちている。特に、官邸や党幹部が推し進めている政策については有無を言わさない