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毎年の草刈は、自分ちの耕作放棄農地。30年ほど前に深く考えないで植えた、偽アカシア、ケヤキ、桜やら、自然発生したミズキ、山桑、が森になってます。そのほか、父と一緒に、花畑?を夢見て植えた、紫陽花と菖蒲、なんか知らない赤い花等々、いろいろありますね。背の高い雑草は、外来種だそうです。3M近く育つ。これ、今年は花の咲く前に刈れて、よかったかもしれない。種を撒かないから。小さな鳥の巣を見つけました。たぶん、子育ては済んでるとは思うけど。気になっていた「秋田蕗」
昔の道具は、しっかりしてるのが普通だった。道具に対して、それなりの銭を払っていたから、今のH,C品質は、とやかく言えない。先日、側溝の刈り枝を引き上げようとしたら、肝心のホーク部分がなんともないのに、スチールの柄が腐ってて折れた、小型のレーキ。鉄の硬さや、坂厚はわるくない品質なので、手を加えて、愛用道具に加えることにする。まず、山で使うのに、長柄がいい。で、持ち運びに、軽いほうがいい。よって、竹柄。竹棒は出番が多いので、H.Cで、沢山の竹棒の中から、特にまっ
杉に限らず、森の木は伐り倒したそばから「菌」が住み着いて、土に還る歩みが始まります。特に、水を吸い上げてる春から夏の木は、あっという間にシミができる。それも、極ごく自然のことなのですが、人にとっては、朽ちていくイメージは「病気」「死」のイメージにつながるために、嫌われます。だから、さっさと乾燥させて、油や漆やペンキやらを塗って、木のきれいな状態を安定させるために、知恵を費やしてきた。先の冬に切り出した杉。どのくらいシミたかを観るために、削ってみたら、冬切らしく
基本は、独り仕事の、人力。さすがに、手ノコと鎌というわけにはいきませんが。しかし、チェーンソーはほんとに、おもしろい機械です。下から55センチ~91センチにコの字の切り込みを入れた、2M長さの杉の丸太。木登りトレーニング用の、運搬可能な柱。林内から軽トラまでの距離が40Mくらいあるから、独りで運べるか?杉丸太は40キロ強はある。」と、思ったら、運搬車は偉い!!ちょうど、コの字のところを引っ掛けたら、簡単に運べて載せられた。杉の軽さにも助けられたけど、もっと太く
近くの竹林の整理を頼まれて、竹が手に入りやくなったので、いろいろ利用してみる。まずは、家庭菜園の支柱づくり。トマト、花豆、キュウリ、アスパラにそれぞれの形の、支柱がいる。プラの支柱は、いずれゴミになるから、地伏せすれば土に戻る竹は好都合。無尽蔵?に作れるのはきぶんがいい。そういうときにこれが役立つ。竹割。「壁」に垂直に竹の端を当てて、竹割をゴムハンマーでコンコンすると、こんなにきれいに刺さる。立てて、「地面」にコンコンすると、あっという間にバラバラ。
細竹とかいろいろ呼び方はあるらしいけど、この小さなタケノコは、とっても、おいしい。ふだんは、刈り払い作業中は山菜取りはしない。リュックの中で、ぐちゃぐちゃになるから。索道してると、竹林やその他山菜の群落はよく見かけるけど、道草は無し。竹林は、熊が派手に歩き回った痕跡で、迫力がある。旨いんだろうな~。いいサイズのタケノコは、伐採を手伝った山主さんからの頂き物です。けっこうな奥まで、カブで登る。高齢ドライバーの免許問題、かまびすしいが、山の爺さんたちの生きるエネル
チェーンソーは、木の繊維を、直角に断ち切る性能がすごい。でも、斜め挽きや縦挽きは苦手。伐採や薪にするにはいいんだけど、木を利用するには、「長さ」や「面」が、絶対欲しい。そうなると、「縦挽き」が必須になる。出来れば、きれいな面を出したい。けど、それは不可能ではないらしいが、今は技術的に無理。さいきん、グラインダー刃付けのレベルが一つ上がったので、「長物の縦挽き」に再挑戦してみた。腕はまだまだだけど、縦挽き、いけますね。やっぱ、「切れる刃」だわ。回数こなせば、こ
今回は、梯子でなく、細いロープを結んだ錘を投げて枝に引っ掛けて、スルスル降りたところに、14ミリのロープを結んで引き上げるという方法。これが、梯子よりずっと高く(約8M)セッティングできて大成功で。若干の引き起こしだったものの、高さが出ればテコが働くので、山主の70過ぎの細身のお年寄りの手でも、楽ちんで起き上がってくれました。楔は、保険。安定もするし。やっぱ、スローバッグ(錘)投げの腕を磨くのが、なんたって軽くてシンプルなのがイイ。今回は3投目でOk。枝が混み合
昨日の8時頃は、北風由来の霧が立ち込めているなかで、大きな胡桃の、切り出し。重さに負けて、今回は長いままで出すのを断念。独りで自力は、なかなか難しい。プロパン運搬車も、土にめり込むので100キロくらいが限界。だいたい、その重量でも軽トラに乗せられない。なんとかしたい、課題。大半は薪になるも、一部榾木として、大径部はまな板、ブロック等に加工してみます。胡桃って、心材はグレーなんですね!この太さだと、このくらい宙に浮いてるだけで怖い。切ってる側にドスンとなれ
ご無沙汰していた大クルミの現場。伐採の支障木で、ミズキを先に切ったことを思い出しました。ミズキは、下の写真のように、とてもきれいな白っぽい、清潔感のあふれる優しいベージュ色。こけしや駒の材料になります。あと、正月明けの団子刺しの木。森林の中というより、耕作放棄地の雑木林に自生しやすく、会津では普通に見かける。そこそこ成長も早く、大きくもなる。これからの時代に多く出てくるおもしろい樹種。これ、不思議なことに、伐採した後の樹液が、後日オレンジ色に変色します
大きい写真の4本杉を、朝仕事で伐採。大杉のついでというか、オマケで刈ることになったいきさつ。伐倒場所があるのでさほど難しくないけど、一年の多くに北風が吹く影響で、木が斜面後ろ側に少し傾いてるのを、起こして、斜め手前方向に倒す。木起しは、楔で足りるのでだいぶ楽。朝の1時間半作業時間なので、3本倒した時点で、林内を歩くための枝払い玉切に切り替え、1本を残して本日終了。帰りに、スウェーデントーチ用の15センチパイ*40センチ前後の玉を、3往復運搬。連休のイベント
初めてのイベント出店で、何を出せばいいのか。考えるのが面白い。中径木からは、何ができるか?木もだいぶ貯まってきました。先日の、桜。去年秋の朴ノ木。その前の、楢。柿なんかもある。この春の、クルミ。毎朝、山からせっせと運び出し。ここから、当日朝、めぼしいものを選んで持ってゆきます。まあ、薪やスウェーデントーチは、少しは売れるでしょうけど、山仕事の面白さは、チェーンソーや斧や鉈やらの、道具祭りなんだから、そこのところをどう伝えるか。危ない道具達でもあるし、チ
斜面を下る、Yの字型の道。幹と8センチまでの枝を、プロパンガスボンベ運搬車で運ぶこと、数十回。きれいになりました。運搬の道も、ほとんど荒れていない。空気ゴムタイヤは偉い。これを、伐採搬出片づけまで、人手で済ませるところが「ミソ」です。動力機械は、チェーンソーと笹刈刃の刈り払い機だけ。向こうの隣接地は、数年前に雑木林を皆伐しており、重機が登るためのスイッチバックの仮の道が、ジグザグに刻まれてます。伐採もユンボの補助で早いけど、斜面はけっこう危険。人力だと、昔の道
いよいよ、笹刈刃の出番。春は、伐採ばかりが続いてしまって、腰が重い。けど、これ(藪払い作業)が始まると、体幹が整うので気持ちもからだも楽になる。ほんと、孫ができたジイジにはこれが一番あってる。チェーンソーも楽しいけど、木を伐採するのは心苦しい気持ちもある。出来れば残したい気持ちの場合が多い。しかし、藪は、確実に?敵だ!!人の縄張りが、自然に浸食されてるという切迫感がある。これ、街に住んでると観えないけど、切実ですぜ。街内でも、低速回転で刈れると飛散が少な
先日、スローラインと釣り竿を使ってロープのセッティングした杉、持ち主に引きを手伝ってもらいながら、寝かせました。北斜面、北方向に電線があり。そっちは絶対ダメ。斜面方向片枝だから、重心方向に電線。しかし、重心傾斜はそれほど深刻ではない。楔のみで起こすのは、出来なくはないかもしれないけど、確実性のため、斜め後ろ伐倒方からのロープ牽引。楔も、安定のため複数、併用します。2枚目の写真が、伐倒方向から観たところ。プラロックは、じか引き350キロ。取り付け位置が7M超
2番目の写真。「2本のカラマツの間」に、絡まった2本の大きめの杉を、同時に2本「確実に寝かせる」のが今回の目的。ちょっと難しい作業。南の小屋も、北のハウスも絶対壊せない。本当なら、クレーンを使ったり、木登りして上から処理すべきだろうけど、それは私の範疇ではない。人に頼む予算もない。牽引はプラロックが350キロ引きのを、梯子に登って6.5M高さに、滑車を取り付けて2倍力にしてプラロック2000で、700キロ引き。枝の絡まり木は、自重以上に重たいので、余裕を見
午前中、何とか天気が持ちそうだったので、大クルミの伐採。競争相手が無く、のびのび育った沢ぐるみは、枝振りが堂々として威厳があります。こんな木は、なかなか無い。でも、いつかは倒れるかもしれない、他人に迷惑がかからないように、自分が元気なうちに始末しようという気持ちが、普通になってきてる気がする。それはそれで、一理ある。太陽をいっぱいに受けて、古い割に、元気なクルミでした。洞も予想してたんですが、北側に少しだけ。生育に、特別いい条件がそろったから。公園的なところに、
この場所の、最後の杉の伐採。木の素性を観察する。斜面の下方向に片枝。そっちが重そう。ところが、ここは北向き斜面で、北風の通り道なためわずかに上方に傾いている。よって、重心の傾きは微妙。下方向に、電線がありギリギリ接触の可能性あり、上方はタケノコの収穫できる竹林で、できるだけ痛めたくない。斜め上方向へ、まちがいなく倒れなければならない。片枝なので、通常の楔だけでは、重心を持ち上げきれないことも考えられる。念のためのロープ牽引。6Mのアユ釣り竿の先に、スローラ
杉の饅頭型は、まだ最終仕上げ前ですが、だいたいこんなんになります。山中で、大まかにチェーンソーで削って、家で、平ノミでコンコン地道に削って、この後、ベルトサンダーで荒目、中目、仕上げ目のサンディング作業、白木のままがいいか、オイル仕上げかはたまた浸透タイプか、表面加工は、その後の「長い目で観た質感」に影響大なので、迷うところ。形とか木目とか、塊感。なんとなく面白いと思うんだけど??ちなみに、白いところは、水の通り道。濃い色の部分は、渋、タンニンが腐らないよう
雪中作業は、寒いこと、歩きにくいこと、道具が運びにくいこと、が、難点。反面、虫がいない、いい防寒着、いい防寒長靴、で空気もきれい?であんがい悪くない気分。昔は、雪の中を滑らせて運び出したらしい。丈夫な箱大型ソリが欲しいけど、2~3万。デカイ!スキーの廃品利用で自作も考えたけど、めんどくさい。で、そこいらへんの除雪の「スノーダンプ」に乗せてみたら、意外にこぼれず、これ、使えます。ダンプ形状から、引っ張るより押す方が、荷物が安定する。コントロールしやすい。段差
松のりっぱな太い丸太は、うちの畑の枯れ松の玉。使い道を思案してきたものの、思い浮かばず、場所取りなので薪いき決定。松はよく燃えるうえに、火付きも最高。そして、杉の次に割りやすい。ここ数日、やっと会津の冬がやってきたという、寒波到来で、体を活性化する(温める)にも、ストレス解消にも?「適度な薪割」は、最高によろしい。さいきん、陽の目をみなくなった「男の仕事!」って感じ。確かに、4キロの斧は女子には扱いにくい?かな?ヤルキしだいだな。腕力じゃないし。ぜんぜんできる
今回の現場で一番大きな杉の幹を、玉切ります。残念ながら、「薪」にするしかないみたい。「もったいないオバケ」が行列しそう。板に挽いて、なにかと利用したい気持ちはあるんだけど、引き取り手が見つからない。杉玉もあんまりウケない?今のところ。諦めてはいないけど。そもそも、薪でも、量が多過ぎて持て余し気味。ほんとは今が、次の冬の薪集めの適期なんだけど、この杉は湿気ってるので、すぐには炊けません。割って、1年間乾燥が必要です。この太さ(60センチ超)だと、人力で運ぶの
杉の玉が、山の中に溜まって溜まってたまんない。2番目の写真。これを、林内から車道まで50Mほど、運び出すのが1輪車だのみの斜面なので、ヒト仕事です。ということで、できるだけでも自分で薪にして、どうにか売っちゃおう。やっぱ、他人任せにはできないもんだと、おもいます。まだ、切りたてで水分が多いので多少割りにくい筈なのですが、杉なので楽ちんです。薪割の台は、この春に、塔寺の農家の柿の伐採の際の、又の部分で硬くて自体が割れず、いい具合。斧は、3.7キロの大きめのもの。
杉林の片づけも、枝払いと折れた竹の処理が済んで、太い幹の玉切の段になり、先が見えてきました。雪が降る前に完了できるか?ってところで、時間が無さそうなのに、そういうときに、遊びたくなるもんです。このチェーンソーは、840と表記があるのに37CCのリョービのゼノアOEMで、同じ排気量のG37シリーズとは、機体そのものが違っていて、軽くコンパクトだけど、力がすこし弱い。その分燃費はいいような気がする。今回は、玉切作業中心なので、14インチ35センチの昔の?幅広バーに替えてい
先日、伐採が済んだ杉林と竹の混交林。冬は、積雪で足場が見えなくなるので、高い位置に幹が転がってるのは、危ない。脚が、挟み込んだりしたら大事です。今日は、朝仕事ができたのは、やっとのことの6時でした。日が短くなりました。7時半までで、1時間半。体力的にはちょうどいいけど、しんちょくよくない。でも、急がない。チェーンソーはマキタのMED430。35センチバーなのはどうせこの太さだと2回切りになるから。むしろ、短い機動性のほうが、こういう雑然とした場所では好都合
この現場は、竹林を優先するため、混生する杉を整理することになり、昨年あたりから少しずつ、伐採しては主に薪目主体の、運びだしをしてます。今回は、一番下の写真の中央2本の杉の伐採。通年に渡る風の影響だと思うのですが、山側の隣地右側に傾斜してるのが難点。伐採方向は、反対側左。重心の反対だけど、手前には電話線があって要注意。350キロ引きのプラロックと、複数の楔の両方で安全策。楔は重心方向にツルの支えを一枚入れるのから始まり、追い口の一番厚みのある部分に大きいものを、
ひどく扱った夏の終わりを告げる秋雨前線は、酷い干ばつが嘘のように、ふつうに雨を降らせてくれて、うちの山にも湿り気が戻ってきたと思ったら、キノコが一斉に生えてきました。キノコ採りは子供の頃に大人と一緒に行ったけど、見立てに自信が無いので今は雑キノコに手を出しません。もったいないけど。下の畑から見る山は、あいかわらず鬱蒼としてますが、この10年ほどで1H当り300本を超える大小の楢主体の雑木を間伐しています。一分は薪やまな板やらになってますが、大半は林内に寝かせてあり、
うちの山は、扇状地の山際にあって、西畑方向に辺縁木が傾斜してるのが10年来、気になっていた。畑が、それでなくても山の影になるのに、木が明らかに越境してる。ここに限らずどこでも同じようなものだから、気にすることでもないんだけど。木々の葉っぱが茂る夏のこの時期、林内は暗いですね。これでも、この10年間は毎年間伐を繰り返して、本数で5割は切ってる。まだ成長段階の木ばかりなので、縦間閉鎖が驚くくらい早い。どこのどの木を切っていいのか、皆目見当がつかないまま始まった自家林業?ま