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完成した45・2A3兼用コンパチブル・シングル・アンプですが、前回の投稿で45と2A3を使用した場合の音の違いなどを紹介しました。今回は45でも更に古いナス管の245を使用して聞いてみました。ドライブ管がMT管なので少し見た目のバランスが悪いのですが、シールド・ケースを使用しているので、それほど見た目も悪いとは思いませんがどうでしょう・・整流管の80もナス管の280を使用してみました。3本のナス管が並んだアンプは見ていてもレトロ感があり、楽しくなります。さて、音
あらゆる物体は原子から出来ていて物体は互いに引き合う上下左右も無い宇宙空間で二つの物体が引き合うと衝突して合体する合体すると質量が大きくなり物体の質量が大きいほど引力も強くなる慣性の法則によって二つの物体は衝突した後もそれぞれがの方向へ進もうとする為、回転し始める複数の物体が引き合う場合引力は複数の物体の中心点に向かう近くに物体があると引力によって衝突・合体を繰り返し大きくなり宇宙空間には上下も左右も無いので大きくなるほど球体になってゆく球体の周りに物体があ
昨日(4月29日)、茨城県那珂市の中央公民館視聴覚室で「常陸管球の会」の第20回自作真空管アンプ試聴会が開催されました。新型コロナ感染症により3年ぶりの開催となりましたが、会員の高齢化など、いろいろな諸事情により、今回の第20回の試聴会が最後の開催となりました。今後は、時期を見て不定期で有志による試聴会が再び出来ればと考えています。今回は、最後の試聴会と言うこともあり、昨年、亡くなられた「常陸管球の会」の会長と親交があった「彩球オーディオ倶楽部」の方や、HIROちゃんのブログの
双三極管プッシュプルステレオアンプの計画部品レイアウト最初の迷い(最良のトランスの方向で迷う)トランスのレイアウトを間違うと完成しても本当の完成とはいえず、だからと同じシャーシ上では変更も出来ない最悪の結末を迎える・・・。そうならないためにどうすれば良いか、また参考になるレイアウトがないか色々探ってみたのですがネット上では見つかりませんでした。昔の初歩のラジオなどがあればいろいろ探せそうなのですが、無い物ねだりと思われても仕方がないので半ば諦めムードです。なかなか参考にはなりそ
長野市のホクト文化ホール主催の表記催しに地元オーディオ仲間3名で行ってきました。とても膨大な機器とソフトなので、ハード編とソフト編に分けて書きます。今日は使われたオーディオ機器です。以前アコースティックリバイブ石黒社長のコメントも引用しながら、ビートルズは音質を落とした機器でいいことは絶対になく、現代ハイエンドの高解像度、ワイドレンジ、低歪、音場豊かな装置と環境で聴いて初めてメンバーが部屋に降臨する話を書きました。SP盤も同様です。SP盤の保護も含めて、深圧大きく、盤を削る蓄音機で聴く
常日頃疑問に思ってきたのは、プラグとケーブル導体との接合方法には昔からあるハンダ付けの他に圧着やネジ留めがあり、さらには沖縄の知名オーディオさんだけだったと思いますが、溶接(溶着)という方法も例外ながらあり、それぞれどのような違いがあるかということです。ちなみにうちの自作真空管アンプなど、どうしてもハンダ付けが必要な箇所はウエスタンエレクトリック指定のナッソーのハンダを使用しています😀ちなみに溶接(溶着)と半田は違います。溶着はレーザーで端子とケーブルを溶かして融着させますので、導通特性は
昨日は久しぶりに日本橋へ部品を買いに行きました。デジットでブロックコンデンサーを20個買ったけど、コンデンサーバンドが品切れで在庫無しです。困ったなぁと思いながら1階下の共立電子で探すと、ありました。30φコンデンサーバンドを15個ゲット、不足分は35φ用を買ってコンデンサーにマスキングテープを巻いて太らせて使います。日本橋に行ったときは金属被膜抵抗器を買うようにしているので、いつものお店の抵抗の棚に行きます。そこでびっくり仰天!!!前までは金属被膜抵抗器1/2Wは1本10円だっ
昨日は自作真空管アンプのスライドショー動画の3本目エレキットTU-8230を作りました。これまでの2本はちょっと駆け足で作った動画だったので、今回は少し時間を掛けて細かいところを調整しながら作っています。調整って何を調整したんや?と思われるでしょう。そんなにたいした事ではありませんが、1.テロップの表示とナレーションを合わせた。2.ナレーションのアクセントが不自然なところを修正した。3.テロップの表示場所を画面により見やすい位置にした。4.ナレーション音声ファイルが崩れた物
2012年10月60歳の時に初めて作った真空管アンプエレキットTU-8100です。定年後、残りの時間をどうやって過ごすか考えた時、何の趣味も無いのではダメだと思い前からやってみたかった真空管アンプ作りに挑戦しました。挑戦と書きましたが、真空管アンプを作ると云う事はかなりハードルが高く製作雑誌を読んでも知らない単語がたくさんあって理解出来ませんでした。部品を調達は大阪の日本橋に行けば揃うだろうと思い、見に行っても昭和60年代のように真空管アンプのパーツを置いているところは少なくなっていま
昨日は自作真空管アンプの製作過程をスライドショーで行う動画をYouTubeにアップしました。使用したソフトは動画製作にはWindows7に付属している「ムービーメーカー」ナレーションには「VOICEPEAK商用可能6ナレーターセット」BGMとナレーションのミックスはDAWソフト「PreSonusStudioOne5Professional」スライドショー構想の時は、「ムービーメーカー」でBGMとナレーションの2系統がミックス出来ると思っていました。しかしやってみたら、「ムー
過去に製作した自作真空管アンプの製作過程をYouTubeにアップしようとした時を想定してどんな風に作るかを考えました。動画と書きましたが基本的には静止画を順に再生するとします。製作する時に撮影した写真があるのでこれを使います。動画編集ソフトはWindows7に付いているムービーメーカーを使います。ムービーメーカーは凝った編集は出来ませんが、普通の編集は出来るのでこれを使います。なんせ無料ですから。他の動画編集ソフトは毎月使用料を払う方式が多く、大きなコストが掛かります。
長年愛用で、音楽室の音質の要のアンプ、テレフンケンEL156。この弟分にEL152というのがあることや、形は写真だけで知っていましたが、偶然にこちらのジャズ喫茶で聴くことが出来ました。一つ前の歯科医院のジャズ喫茶から5kmくらい。安曇野(旧豊科)ICから数キロで、車で数分の良いロケーションにありました。定年を前に、元レストランの居抜き物件が見つかって、厨房設備もそのまま使えるので購入。念願の自宅兼ジャズ喫茶とされたそうです。それも、このアンプを作られたのは、まだ40代。東京でオーデ
送信管の211シングル・アンプを完成させてから暫く真空管アンプ作りはお休みしていました。最近は新規にアンプの部品や真空管は全く購入していません。今後も購入する予定は全くありません。予備にある手持ちの部品や、既存のアンプを壊せば部品はたくさんあります。新たにアンプを作ろうとしても、真空管はたくさん手持ちであるし、ほとんどお金はかかりません。今回、計画しているアンプについてもシャーシから電源トランス、出力トランスまでほとんどが壊して解体した既存のアンプからの中古品を使う予定です。そんな
暫く、このコーナーへの投稿がありませんでしたが、今回は古典管・・直熱5極出力管の47です。これまで47のアンプについては、46三結/47三結の兼用アンプ等として紹介していますが、47真空管そのものについては投稿していませんので、あらためて47真空管の紹介とアンプの製作例3台を紹介します。47は1929年に開発されたナス管の247が始まり・・それまでバイアス電圧が深く、ドライブしにくかった直熱3極管とは異なり、バイアス電圧がプレート電圧250Vで16.5Vと低くドライブしやすい
2021/07/02写真を1枚追加しました。(211のフィラメントの光が美しい)電源部を見直し211の動作を変更しました。UV-211シングル・アンプですが、電源トランスのB電源容量の関係上、総電流を90mA程度に抑えるため、電解コンデンサーの耐圧等も考え、プレート電圧を少し低めにしたのですが、211のEp-Ip特性曲線から見たバイアス電圧(-Eg)の動作点をみると少し動作点がずれています。そこでEp-Ip特性曲線から見たバイアス電圧(-Eg)の動作点が出来るだけ適正にな
※追加投稿:6SL7と6SN7の文章を修正、訂正しました。誤:6SN7は、やや繊細・・・正:6SL7は、やや繊細・・・今日は夏至ですね・・・今日は仕事が休みなので、午前中は家庭菜園の草むしり・・・凄い雑草だらけで、まだ終わりませんが、夕方の16時に新型コロナの第1回目のワクチン接種があるので今日はもうやりません。完成したUV-211シングル・アンプですが、今日は出力を測定したり、中国製211をGEのVT-4Cに挿し換えたり、ドライブ管を6SN7から6SL7に挿し
UV-211(VT-4C)シングル・アンプが完成しました。しかし、今後、電源部など改善が必要ですが、とりあえずはこのままで・・・下の写真では中国製211を使用していますがGEのVT-4Cもあるので、次回紹介し、音の違い?も報告します。これまでにUV-211シングル・アンプを2台製作しましたが、1台はテストアンプ、もう1台は低電圧動作のアンプで、これは元々845用のアンプです。今回は、少しだけ本格的?な高電圧動作の211アンプを作ろうかと計画したのですが、211用の電源トランス
※2021/03/1418:25追加投稿アルミ板の加工が、終わりました。末尾に記事と写真を追加投稿しました。※2021/03/1514:05追加投稿サイドウッドを作りました。末尾に掲載しました。※2021/03/1519:05追加投稿シャーシが、ほぼ完成しました。(仮組み立て)記事と写真を追加しました。今回ほど、ゆっくりとしたテンポで、のんびりと真空管アンプを作るのは、初めてです。今回はシャーシ作りから始めたので、それだ
一昨日、天気が良かったので出力トランスの再塗装をしました。同じように電源トランスと、チョーク・トランスもサビを落とし、艶消しのアクリル塗料のスプレーで再塗装しました。今日は、アンプのレイアウトを考えてみました。シャーシは、これから製作するため、アルミ板のパネルの上に電源トランス、ヒーター・トランス、チョーク・トランス、出力トランスを並べてみました。シャーシの上面に使うアルミ板は400mm×300mm×2mmです。まだ、回路を決定していないのですが、いくつかの回路を想定して
UV-211シングル・アンプの製作ですが、まだ本格的には進んでいません。結構寒い日が続いているので、表の濡れ縁での作業もあまりヤル気が起きません。仕事も春休みに入ったので、のんびりやるつもり・・・今日は、天気が良かったので、古いコンパチブル・アンプを壊して取り出した出力トランス(タンゴFW-50-7S)の再塗装のため、紙やすりで剥げた塗装落としと、サビ落としをしました。だいぶ塗装も剥げ、サビが出ています。目の粗い紙ヤスリ(#120)で剥げた部分を中心に磨
211シングル・アンプの製作計画ですが、前回はトランス結合回路案を紹介しましたが、今回はCR結合による電圧増幅回路を考えてみました、具体的にはトランス結合にするかCR結合にするかは決めていません。前に投稿したように、今回使用する電源トランスは211用のものではなく、B電流が多く取れません。そのために211の動作は、大体ですが、Ep:850V、Ip:40mA、-Eg:-50V(Rk:1.2KΩ)位を考えています。211はEpが1000V以上の動作だと、Ipも50mA以上、バイアス電圧も60
前回は電源部の予定回路の設計について投稿しましたが、今回はアンプの出力段の回路設計です。出力管に使用するUV-211(VT-4C)ですが、211族として多くのメーカーで生産された最大プレート損失(Pd)が100Wという送信管です。メーカーや開発年度によって75Wという規格もあります。日本でも211Aとして日立、東芝、NECなどで生産されましたが、この211Aの最大プレート損失は75Wです。海外の211Cは125Wというのもあるようです。フィラメントの規格は10V/3.25Aで、トリウム
高電圧動作による送信管211のシングル・アンプの製作準備のため、部品を集めています。自作するシャーシを除いて、あらためて購入した新規の部品は前回、紹介した10V5A用のヒーター用トランス1個のみ。トランス類や、抵抗、コンデンサーも含め全て家にあるストック品か中古品、あるいは既存の自作アンプを解体して部品を取り出して使います。今回の211アンプの製作に当たっては、出来るだけ大型の出力トランスを使いたいところです。そのため、大型の出力トランスを使用しているVT-52シングル・アンプ(2A3/45
低電圧動作の845シングル・アンプですが、回路定数を変更、バイアス抵抗(Rk)を1KΩから510Ωに変更したことは前回報告したとおりです。これによりプレート電圧(Ep)は402Vと低電圧となり、プレート電流(Ip)は74.5mAと増えました。Rkが510Ωというと、かなり低い値に思われるかもしれませんが、この時の845のプレート損失(Pd)は、402V×74.5mA≒30Wですので845の最大プレート損失100W(75W)よりはるかに小さい値です。低電圧のこの動作でも6Wの出力が出ました。84
近いうちに送信管の211(VT-4-C)を使用したシングル・アンプの製作を考えています。かなり昔、実験的に高電圧でアンプを作ったことが1度だけあるのですが、壊してしまい今はありません。その時に使用した出力トランスを使って再度、211シングル・アンプを作ろうかと・・・そこで、現在、手元にある845の低電圧動作のシングル・アンプで、少し実験をしてから211に挑戦することに・・・845は211とは全く特性も異なり、送信管ではありません。しかしソケットが同じでどちらもプレート電圧1000Vクラスの高電
現在、手元に送信管の211が4本あります。そのうち2本は同等管でGEのVT-4-C、あと2本は中国製の211ですが、現在211(VT-4-C)を使ったアンプはありません。これらの送信管を遊ばせておくのはもったいない・・・急に211(VT-4-C)のアンプを製作してみたくなりました。今から30年位前にプレート電圧900V位で実験的に作ったことはあるのですが、壊してしまい電源トランスもありません。しかし、この時に使った出力トランス(タンゴFW-50-7S)は残っています。現在はVT-
今回は完成したコンパチブル・アンプの最終報告として、各出力管の音の違い等について投稿します。写真は71A(整流管は5Y3-G)を挿しています。前回の投稿では正しい使い方ではありませんでしたが、出力トランスのF-475を10KΩとして使用し、7.5V管のVT-25について、遊びで挿し換えた動作データーを報告しました。小出力ながら素晴らしい音を聴かせてくれました。これには驚きの連発・・・輪郭のしっかりした中域音と伸びのある輝きのある高域音、低電圧での動作ですが送信管らしい音を聴くことが
久しぶりに製作したコンパチブル・アンプですが、以前に投稿したとおり、今回のアンプはタムラの出力トランスF-475でいろいろな出力管の音を聴いてみたいために製作したもの。F-475の安全電流は規格では45mAとなっているため、出力管によっては軽い動作となっていますが、出力管のEp-Ip特性曲線からみた-Egの動作点は、出来るだけ適正になるよう実験の上、最終回路を決定しました。アンプの総電流も100mA以下なので、電源トランスはB電源100mAのものを使いました。今回のコンパチブル・アン
今回、完成したコンパチブル・アンプですが、なぜコンパチブル・アンプを作ろうとしたか・・・それは単純に手元にあった、お気に入りのタムラ製のシングル出力トランスF-475を使って、いろいろな出力管の音を聴いてみたいと思ったのが始まりです。F-475の規格を見てみると以前に紹介したとおり、電流は45mAまでとなっていますが、使用例として6BQ5などと書いてありますし、普通に50mAくらいで製作したPX-4などの製作例もあります。そんなことで安全電流は45mAでも50mAくらいなら普通に使用が
※2020/10/2423:07追加投稿300Bの挿し換えについて末尾に追加投稿しました。※2020/10/2508:57追加投稿300B動作時のRk値(バイアス抵抗)を変更しました。末尾に追記します。今日は予定していた用事をやめて、午前中から家の濡れ縁で配線作業をしました。そしてアンプが一応、完成しました。まずは配線作業から、午前中には100V電源、ヒーター(フィラメント)配線、B電源部の作業が終わりました。100V電源と、ヒーター(フィラメント)配線及び5V