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以前にも、腎臓病に罹患すると高血圧になりやすいことを書かせて頂いたが、実際、猫の血圧を測るのは難しい。そこで、前回サードオピニオンの病院で、正確な測り方を伝授いただいたので、紹介したいと思う。まず、動物用血圧計で、その動物のサイズに合った「カフ」(腕に巻くやつ)を用意し、心臓と測る位置が同じ高さになるようにする(猫の場合だと横に寝転がるような体制が1番やりやすい)測れる場所は、前足(手首)内側、しっぽの付け根(下側)で、それぞれカフから繋がっているチューブを()内の血管部分に合わせて、ぴっ
病を持った猫のうち、その病によって高血圧を引き起こす事がある。その為、普段から、その子の平常時の血圧を知っておくことは有用だ。病院では、ほとんどの動物達が興奮状態なので、恐らく測っても無意味な数値となる。せいぜい手術時に、全身麻酔時に測られる数値が、最も正確なものとなるのだろう。我が家の兄猫の遺伝性多発性嚢胞腎は、高血圧になりやすい性質を持っている。そのため、平常時の血圧をいかにして把握しておくかが重要だ。が、しかし、中々安定した数値を測定するのは難しい。測定に慣れてもらうため、なるべく
あまり、まめな方ではなく、でもそうは言ってられない状況におかれ、兄猫の病状把握と経過記録のため始めたブログ。操作方法などあまり詳しくなく、見づらく、また読みづらいかもしれない中、見てくださる方々には感謝でしかない。さらに最近、立て続けに同病の方々からコメントもいただき、大変心の支えとなり、改めてブログを始めて良かったと思い、コメントをいただいた方々および同病で戦っている最中の方々、残念ながら虹の橋に見送られた方々、大変なお気持ちの中、本当にありがとうございます。治療方の確立されていない病を抱
前回、2ヶ月に1回の多発性嚢胞腎のエコー検査で、嚢胞が増大していて、それまで夜7.5mg1回だったのを、朝晩の2回に増量。それから様子を見てひと月ほど経ち、様子に変わりがないので、出来ることなら、効果があると言われる3mg/kgまで持って行きたいところ。ただ、ステージ2〜3の兄猫には、いきなりだと腎臓への負担が大きく(トルバプタンは、腎臓への血流が減り腎臓状態が悪化するリスクがある)、でも、今の服用量では嚢胞の増大を薬で抑え込めておらず、体調の良い今、急遽3mg/kgの半分の105mg/kgま
トルバプタン7.5mg1日夜1回を、2か月続けての検診。前回、術後ということもあり(石の影響)、嚢胞の状態もかなり良く、その後の経過も楽しみにしていた。結果、約2cm大の猫の腎臓に、約1cm大の大きな嚢胞が出現していた。他にも細かなものが複数。明らかに以前より悪くなっていた。ショックだ。本来、トルバプタンの効果的および、副作用の出ない量とされているのが3mg/kgと言われているので、6kg前後の兄猫には、効果を出す量が全然足りていない。ただ、当初腎臓ステージが悪かったこと、尿管結石があったこ
トルバプタン15mg1/2を夜1回とラプロス、ウラリット1/27を朝晩を2ヶ月間続け、新たに薬の処方と嚢胞の状態を確認するため、かかりつけ医に向かった。体調は、すこぶる元気。我が家へ来てから、1番良いのではないかと思われるくらい。元々食が細かったのが嘘のように、食べてくれるようにもなり、今のところ薬の副作用等もない。検査の結果は、全て良好。エコー検査で嚢胞を、確認したところ、数も減り、大きさも明らかに縮小されていた。ただ、今回は尿管結石手術の影響も考えられることから、また2ヶ月後のエコー検
まず、スタートで副反応等、肝臓や腎臓数値を見つつ、特に変化もなく問題なさそうなので、投薬量を増量することとなった。スタート7.5mgの1/2から、15mgの1/2の量を1日1回で、2ヶ月続けたのち、嚢胞の様子を診ることに。ちなみに、人間で治療開始する場合、1日朝晩2回の服用で、最初の1週間は入院で様子を見て、その後退院し、服用を続けるらしい。人間の場合、仕事をしている間のトイレの回数が増えることの支障が、この薬の選択を狭める要因となっているようだ。が、しかし猫同様多発性嚢胞腎は、いずれ腎臓の
無事、尿管結石手術を終え、緑膿菌治療もひと段落したところで、当初より探していた多発性嚢胞腎治療薬の投薬を開始した。この薬を手に入れるまで、本当に大変だった。ネットで、岩手大学の論文を見つけ、人間の多発性嚢胞腎の治療薬として使用されているトルバプタンという薬を使って猫に効果があるかの治験で、結果、完治は出来ないが、嚢胞が出来るスピードを遅らせる効果は認められたとのこと。また、それにより延命につながったと書かれていた。この論文を元に、独自に薬を用いて治療を行っている病院を探すも、わたしの住んで
その後、皮下輸液を1日おき、2日おき、週に2回と通い、約一月後の検査で数値が一応、標準値に治った。<2021.11.26データ>一時的に、腎臓に負担がかかったものと判断され(急性腎不全)、その後も一月に1回の検査を2023.2まで続け、問題なしとのことで、一旦通院は終了した。それから数ヶ月経ち、突然食欲が落ち、嘔吐が続くようになり、何かおかしいと再び病院へ検査に向かった。すると検査結果に唖然となった。<2023.06.14データ>腎臓に関する数値が高値を振り切らんばかりに高くなってい
退院してからも、一向に食欲、体力も戻らず、痛みもあるらしく、熱も高め。サードオピニオンの病院で、痛み止め注射を処方してもらい、注射の仕方をレクチャーしてもらい、家で痛み止めを使用しながら看病を続けた。痛みが和らいでくると、少し動くことも増えて来て、それと同時に食べようとする仕草も増えて来た。それでも口にしても出してしまうので、食欲増進剤を、毎日左右交互の耳に塗布しながら、なんとか食べてもらうように、せめて水分だけでもと少しずつ食べさせた。その間もサードオピニオンのドクターとLINEで毎日のよ
【金曜】退院日1日中グッタリ、ヨタヨタ17:30おしっこ、体温40.1℃17:35お水18:30お水がぶ飲み、体温40.1℃18:40ミラタズ軟膏右耳20:30おしっこ21:00カリカリ5粒夜中〜朝おしっこ、うんち(軟便)40.5℃【土曜】08:30〜09:00おしっこ×309:30ニュートロウエット一口、お水少し12:30サードオピニオン病院40.7℃14:30注射おしっこ5〜6回15:30ペースト少量、抗
<手術前>【月曜】07:00ラプロス1、トルバプタン1/2、ウラリット1/208:305.385kg、ちゅーる1/4、おしっこ16mlPH5.009:30うんち少量10:00カリカリ少し17:30ラプロス1、トルバプタン1/2、ウラリット1/219:30ウェット1/320:305.735kg夜中〜朝カリカリ【火曜】07:00ラプロス1、トルバプタ
帰宅後、フラフラで歩けない兄猫。すぐに大学病院を紹介されたサードオピニオンの病院へ連絡すると、すぐに連れてくるようにとのこと。兄猫には、可哀想だが、退院した足でまた違う病院へと向かうことになった。そこで、検査結果(大学病院と連携されていて、報告も来るが、まだ届いていないらしかったので、飼い主が受け取ったデータを持ち込んだ)を見て、まず貧血が生死を争うくらいの悪い数値だと言うこと。大学病院では、この件について何か言われませんでしてか?と逆に質問を受けるも、その点については何も言われずだった。(再
昨日まで普通に過ごしていたのに、今朝から突然の頻尿と粗相。術後、やっと落ち着いてごはんも食べ出し、元気も出てきて、体重も元に戻ってきたところでの、突然の発症に、嫌な予感が頭をよぎる。また石で尿管が詰まったのか?それもと緑膿菌がまた増えて炎症を起こしているのか?または、腎臓数値が悪くなっているのか、、、悪いことしか浮かばない。とりあえず、何にしろ早く動いた方が良いだろうと、仕事から帰宅後、ご飯と薬をあげ、予約の電話をしたら、運よく30分後〜空いているとのこと。急いで準備をし、サードオピニオン(
手術当日。手術日は、お見舞いも不可、一般診察も不可の為、大学病院へ行くことすらできず、ただただ無事を終わる事を祈り、その連絡の電話を待つのみ。午後1番の手術と聞いてはいたものの、変更もあり得るとのことで、何時頃に行われ、連絡が来るのか見当もつかず、仕事も手につかない。猫の尿管結石手術には、3つの方法がある①尿管切開術②尿管膀胱新吻合術③皮下尿管バイパス術(SUBシステム)1番ポピュラーで昔から行われているのが①の尿管切開術だ。逆に言うとコレしか術方がなかったとも言える。猫の尿管は、
ここで、時系列とは少し外れ、今思えば的なことと、このブログを始めた経緯を書きたいと思う。兄猫と弟猫。血は繋がっていないが、同種の大型猫だ。ラグドールとペルシャなどを掛け合わせた、血統書付きのある雑種?とでも言おうか?ちょっと例外的な種。飼うのには、あまり部屋を傷つけることもなく、日本猫よりも運動能力が劣るのか、おとなしめでいたずらなどほとんどない。食べ物も人のものには興味がなく、何かを勝手に食べてしまう心配もあまりなさそうな感じ。(おもちゃなどの誤飲は別。)ただ性格は、個々により、同じ種
予約した大学病院へ、予約時間の朝一に向かった。説明書きに初心の方は、待ち時間が長いと書かれていたので、数時間は待つのかなぁと思いながら、昨晩から絶食、今朝から絶飲の兄猫が心配しながら、受付をし、待合で待った。一応、予約時間は開院の9:00となっていた。意外にもそれほど待たずに9:30頃には呼ばれ、兄猫と共に診察室へ。中には、助手の方がひとり。お願いしていたドクターは不在のまま、今までの経過の聞き取りと、資料を渡し、助手の方はそれを手際良くノートPCへ入力していく。その間、いくつか質問もされ、一
病名を聞いてから、食事も喉を通らず、ただ涙が止まらない。でも、そうやっていても兄猫が良くなるわけでもない。そう思ったら、何か出来ることはないのか?とりあえず、出来る限りの情報収集をした。まず、幹細胞治療というのが、絶対に効くというところまでは、言えないが、割と体調も良くなり、運が良ければ嚢胞も小さくなったり、現状維持をしてくれるという情報を得た。すかさず、現在の住まいの地で受けられる病院を検索し、何件か相談の電話をかけてみた。やはり、多発性嚢胞腎には、あまり効果が期待できないという答えが多
膀胱尿管新吻合Psoashitch法本日は子宮頸部・骨盤壁へ浸潤・進展する卵巣がんのIDS(Intervaldebulkingsurgery)の症例でした。片側はLEER(laterallyextendedendopelvicresection)で内腸骨動脈を切断し、尿管も切断、尿管膀胱新吻合を行いました。尿管膀胱新吻合の術式としてPsoashitch法を行いましたのでまとめました。膀胱尿管新吻合・Psoashitch法医原性の尿管損傷はほとんどが下部1
◆2022/5/22エリザベスカラーは金曜夜にかかりつけ病院へ行ってレンタルして来て、大きな病院で借りてたカラーは土曜にお返ししましたメルカリで、500円で買った安いカラーはSサイズにしたもののボタンの位置は大きい方で留めなければならずギリセーフ(少し苦しい...?)Mサイズで良かった着けた感想は...まぁそうなるわなって感じです(これでかかりつけ病院に行ったら笑われるやろうな...)↑気に入らんそうなりく↑腕上げにくそうやし、使い方違う...余談でした下記に手術費用記録しとき
◆2022/5/19長かったやっとりくに会えるとわくわく?うきうき?そわそわ?で病院に向かいました①りくの今の尿道の太さは?→3mm以上はあると思います②現時点で膀胱に石はない?→詰まった石がまだある(大き過ぎて取れない)③細菌等は?→今はまだ不明、検査するにしても陰部がもっと安定してから④体重→3.1kg膀胱尿管新吻合術の抜糸予定で元々5/21(土)に予約していたけど、その日もう1回診させてほしいとの事で通院決定にしかも今回は術後服は意味がないからずっとカラー...土
◆2022/5/12昨日先生に家に以前手術した時の術後服があるからカラーを外して術後服だけで良いですよね?→良いですよなんて言って、帰りの車でりくに帰ったらカラー外してあげるからもうちょい我慢してなと言い続けたのに帰宅後、捨ててしまっていた事に気付いたポンコツ...21:00までやったら...!と母の自転車を借りて近所の100均へ走ったのに閉まってて、別のスーパー内にある100均が開いてたから、お腹開いてる気しかしなかったけど、せっかく来たしで1枚買ってみました↑やっぱりお腹隠せな
◆2022/5/11結局昨日は退院出来ず、今朝の検査結果次第との事で電話頂き、退院決定となりました...長かった15:30に退社予定が会社で嫌な事2連発で16:00前に退社早くりくに会いたいねん朝の電話で16:00から来ても大丈夫だけど、手術入ってるとの事で17:30~18:00くらいに着ければ良いかなと話したので帰宅後直ぐに病院へ向かいました結局副院長先生は別に緊急オペ入ってしまったとの事で別の先生から状態や聞きたかった事を確認しました①石があったか?→CT結果:多分腎盂には石
◆2022/5/8今日もテンションかなり高めでした数値はやはり下がり止まりました後はカテーテルを抜いても腎数値が上がらないかを確認してからの退院ですが、面会時点では副院長先生へまだ確認中のようで、返信があれば連絡いただけるとの事でした↑許可頂いたおやつを必死に食べるりく↑動き過ぎるりく↑扉越しにしか顔を見せてくれないりく先日から下痢はしているようで毎回脚やら身体やら汚しているらしく、面会時も下半身はおしっこでも汚れてましたずーっと動きまわり、部屋に戻すと鳴きまくるりくは今までにな
◆2022/5/7りくのシッポがピンクになってました汚れないように巻かれてるらしいです...ピッグテール...↑ご飯がっついて外に出ようと必死のりく今日副院長先生は居らず、別の先生から検査結果を確認しましたクレアチニンの下がり具合が緩やかになってきたので、そろそろ下がり止まると思うとの事もう少し下がってほしい欲が出てしまいますカテーテルを抜いても維持してくれないと困るのでもちろん状態見ながらですが、退院について伺ったら、5/10(火)に出来るかを明日面会時に確認する事になりま
◆2022/5/5手術終えてから初めての面会でした↑鼻には栄養流す為のチューブ、お腹にも術後のパック、おしっこ出すカテーテル...盛り沢山のりく看護士さんから、ご飯は食べたと伺いました扉開けるだけならOKって事で開けたら、ホンマに術後かというくらいのパワーで外に出ようとしたので焦りました少しして副院長先生が血液検査結果持って来てくれました①HCTが4日と比べ上がってるのは少し脱水気味だからだと思う②おしっこも少し多めに出ている(今日のエコーでもちゃんと流れていた)③クレアチニンも
◆2022/5/35:00前に起床2階に下りてきて、ご飯置き場に行って何も無い...と感じる背中越しのりくにりくちゃんごめんね。今日はご飯ないの...と何回も伝えるのめっちゃ悲しかったです↑毛布掛けた私の脚の間から訴えるりく...出発まで約4時間あまり気にしないように、猫達を見ないようにしました...(でも気付いたら目で追ってます)ゴールデンウィークで混んでる事を予想し9:00過ぎに出発し10:00前に到着し受付けして、りくと車で待って、時間になり診察室へ↑車で自由なりく↑ず
■2021/6/5T先生診察。この日もポート洗浄、血液検査、点滴、抗生剤注射です。処置が終わった頃、診察室にM院長先生も様子を見に入ってきてくださいました。手術の話になり、別の術式を提案されました。先生の絵を元に私が描きました。結石の位置は以前手術をした頃の位置で今は動いている可能性があります。イメージ図程度とお考えください。SUBが閉塞しかかっているから、尿管の手術提案でした。・腎臓側に近い結石は切開して取る・膀胱側に近い結石の上で切断し、短くなった尿管と膀胱を吻合
今日のわたしは仕事お休み二男の先月の溶連菌でそのフォローとして尿検査提出。午前中に提出要結果だけ聞いてすぐ帰宅予定だったが、蛋白が±だった。二男の既往歴。先天性両側膀胱尿管逆流。〜症状〜膀胱尿管逆流逆流性腎症右腎委縮尿路感染生後3ヶ月の時に突然の高熱午前の診察に行き、再度、午後にも診察くる様に言われた。患者さんがひとりも居ない時間に診察。そして、エコー。上記の病名は言われなかった。Dr.『尿が逆流していてバイ菌による熱です』Dr.『大きい病院で診てもらいまし
手術が終わり、一安心で後は退院を待つだけ!と楽観視していたら、ここからが1番大変で辛かったもちろん次男が1番辛いんだけど‥‥身体拘束され、ほぼ一日仰向けの日々。DVDで大好きな電車をみたりしているけれど、動き盛りの次男にとって自由に動けないのはとてもしんどいだからと言って、動けないと説明しても理解できるはずもなく、本当にかわいそうな1週間でした朝、「おはよー」と病室に行って、笑顔で「ママ〜」という日もあれば、ブス〜として、面会の間ずっと不機嫌でいる時もあって‥‥何話かけても