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父は初回の手術のとき、雑誌やテレビで「名医」と取りあげられている先生に診ていただきたくて、自宅からは遠いがんセンターに紹介状を書いていただきました結局はその先生ではない別の先生が主治医となったのですが、手術の日に病院で待機しているときに、たまたまその名医が目の前を通り過ぎました何度も何度もその先生の動画や記事を見ていたのですぐわかり、咄嗟に追いかけて「父が膵臓癌で今日手術しています!先生の記事で希望をいただいてこの病院に来ました!」と話しかけました。先生は驚いた顔をしながらも、「それ
湯治も終盤に差し掛かり、今のところ倦怠感や痛みなどなく体調よく過している父。毎日、その日食べたものや景色のLINEがきます(霧がかかって益々神秘的です…)夕飯に毎日フルーツがたくさん出るようで、果物大好きな父はついつい食べ過ぎてしまうみたい。今日は血糖値が480だったらしく、心配です近くの病院まで一時間かかるような場所なので、あまり無茶しないで欲しいのが本音ですでも毎日5時に起きて温泉に岩盤浴に、、と精力的に湯治に励み、ご飯を食べて20時には寝る生活を送っているようで、とってもいい時
父が一緒に湯治に行っている方は膵臓癌の術後の入院生活で仲良くなった方です。11月に手術をしたあと、術後の病理検査の結果ではリンパへの転移もなく再発なく過ごされていると聞いていたので安心していたのですが、、先月の検査で再発が分かったそうです転移もあるようで、父と同じ抗がん剤治療を開始したとのこと。父も今回の旅でそのことを聞き、だいぶショックを受けていた様子でしたでも2人とも気持ちを切り替えて、「また情報交換しながら闘病頑張ろう!」と前向きに乾杯したよと言っていました。一生懸命頑張ってい
CVポート埋め込み手術と初回の抗癌剤投与の為にまたも入院。CVポートこんなのを埋め込みます👇全身麻酔だと…手術室に入ってバババババッーと準備が始まって背中の麻酔して…、その後に吸入麻酔をするとすぐに意識がなくなり、目が覚めると手術が終わっている。CVポート埋め込みは局所麻酔なので、ずっと意識がある。意識があるので看護士さんが準備している間になんだか怖くなってくる⁈不安になってくる⁈。右腕に刺した点滴の薬の入りが悪いらしく…「マックスにしてもこの速さです」「なんでここから取ったの
今週は湯治に専念したいとのことで、自ら抗がん剤のスキップを決めた父。主治医の指示で月一の腫瘍マーカーの測定だけはやりました。その結果、、なんと腫瘍マーカーのCA-19は200まで減少しているとのこと父、つらい副作用に負けずに頑張ってくれてありがとう神さま。幸せな日々をまた延ばしてくれて、本当にありがとうございます。2022年1月120002022年3月80002022年4月200抗がん剤、順調に闘ってくれています!!ただ、腫瘍マーカーの減少と比例す
昨日は結局全然寝付けず、諦めてリビングのソファで2時間ほど仮眠しました今日は出勤日なので、眠眠打破を飲んでなんとか一日がんばります!昨日、父の故郷から沢山のトマトが届きました。フルーツよりもみずみずしくて甘いので、トマトが食べれない子供たちもフルーツだと思い込んで「おかわり!」するくらい大好きなトマトです送ってくれたのは父の実家の隣に一人で住んでいるおじちゃんです。体調を崩して入退院を繰り返していると父から聞いていたので、心配でたまに手紙を送ったりしていたのですが、連絡がつかないままで
どうしよう昨日の夢が頭から離れなくて目を瞑ると辛いシーンが浮かんできてしまう、、涙こんなに夢を引きずるのは初めてかもしれないです。また今日も同じ夢を見てしまいそうで、怖くて寝たくないです父が、この先何年も生きていてくれるという希望は捨てていないけれど、頭のどこかでは数年以内にくるかもしれない別れも覚悟しています。昔に観た主人公が病気で亡くなる映画とか、ドラマとか…そんな映像がふいに浮かんで、主人公を父と重ね合わせて勝手につらくなったりします。「すいぞうっていう臓器がはじめから無かっ
父はよく「薬が多すぎてお腹がいっぱいになっちゃうんだよなー」と言っています。今日じっくり観察してたら、その意味がよくわかりましたまず、食前に血液で血糖値の測定、そしてインシュリン注射。そのあとに食前の薬をまず飲み、ご飯を食べて食後の薬を飲みます。そのあとに、漢方をヨーグルトに混ぜて飲み、やっと一連の流れが完了。私たちも、毎食後に薬を飲むことはありますが食前食後に薬を飲むことってなかなかないですしかも薬を飲む時には大きいコップにいっぱいの水で飲むので、それはお腹がいっぱいになるよなぁと
今日は実家に来ましたピンポンを押すといつも父が玄関まで迎えに来てくれるのですが、ドアを開けて父の姿を見るまで勇気がいります。髪の毛のない父の姿にまだ慣れず、、何度も会ってはいるのですが、毎回ショックを受けてしまいます。でも、少し話しをして、全く変わらない優しい笑顔を見ると、ホッと安心しますついに眉毛が抜け始めたようで、少し人相が変わっていましたが母から体調を聞いて想像していたよりは元気そうでした「孫が来るから」とシャトレーゼでアイスをたーくさん買って嬉しそうに並べて選ばせていました
寒暖差がすごいですね…おとといの暖かさに先走って衣替えをしてしまったので、もう一度冬服を引っ張り出しましたこの変な気候の影響と抗がん剤の副作用で、父はとても体調が悪く寝込んでいます…主な症状は、倦怠感、頭痛、高血糖…あと鼻血。特に頭痛がひどくて辛そうです目がチカチカするくらい痛いみたいで私も吐くほどの偏頭痛もちなので、頭痛のつらさはよく分かります。。でも、そんな中でもちゃんと食欲があるのは父のすごいところ今は「お寿司なら食べれる」期間のようで、毎日2食お寿司か海鮮丼を食べているよ
今日は休暇をいただいているのですが、届け物があり少しだけ会社に寄りました。そこで、後輩から衝撃の一言が「ちょうどさっき、部長とみんなでひまわりさんのブログ読んでたんですよー」ま、まさか、、みんなに私のブログだってバレてたーー上司まで読んでたー全然誰にも言ったことないのになぜ…と不思議だったのですが、冷静に考えると父の病気の話しはみんなに伝えていますし、「ケセラセラ」っていう上司、そんなにいないですもんねそりゃわかるか!と納得しました!しかも後輩に言わせると、私のブログいつもの私
私はスマホの検索履歴を定期的に削除しているのですが、今日削除しようとした際に「検索履歴に楽しいワードが増えてきた」と気付きました父が膵臓癌疑いとなってから先月までの約半年は、検索履歴はほぼ「膵臓がん」関連のワードで埋め尽くされていて、自分でも「私、ノイローゼなのでは?」と思ってしまうような状態でしたでも、今は「美味しいラーメン屋さん」「美味しいパン屋さん」「楽天セールのスケジュール(笑)」と、、物欲と食欲を感じるような検索ワードも増えていて、なんだか嬉しくなりましたとはいえ、今でも
父からLINE。「血糖値が490!最高記録更新!」いやいやいや、最高記録とか言ってる場合じゃないーーーってなりましただんだんと血糖コントロールがうまくいかなくなってきています。。ネットでも「血糖値が500以上になると、吐き気や嘔吐、あるいは意識が遠のく、昏睡に陥るなどの危険な状態に陥ります」と書いてあるし、心配で心配で仕方ありません糖尿病の主治医に電話で聞いてみたのですが、抗がん剤をやっているとどうしても血糖値上昇は避けられないようで、インシュリンを使いながらうまく調整していくしかない
入院中の食事🍽撮っておいたので載せます!今回はコーヒーOKだったので、下のコンビニでコーヒー買って飲むのが楽しみでしたまた、今回もパン🍞に変更。前回の食事🍽👇https://ameblo.jp/mizutoko/entry-12684286740.html?frm=theme『入院中の食事』流動食の後の食事本当にいきなり固形に…お腹の調子が不安だったので、お粥を長めに続けてもらいましたが…すごい量のお粥で全く食べきれませんでした↓もっと早目…ameblo.jp
昨日、上司と今期のタスクについて話し合う面談がありました。最後に「家庭のこととか、体調のこととか、何か心配なことや伝えておきたいことはありますか?」と聞かれたのですが、「心配なこと」を考えたときに父のことが頭に浮かんでしまい、涙が出てきてしまいました「心配なこと」と聞かれて一切自分のことが浮かばないくらい、私は父のことが心配なんだなぁと改めて気付きました。すると涙で察した上司は、「お父さんのことかな?癌は心配な気持ちを餌にするから、泣かない泣かない。ずっと希望を持っていればアイツらはそれ
今日も無事に抗がん剤の投与が完了したと連絡がありました貧血がかなり進行しており新しい薬が追加されたようですが、まずは治療が続けられていることにありがたい気持ちですそして気になっていた父の新しい主治医。お医者様になったばかり?のとっても若い先生だったようですその情報だけを聞いたときには正直、「えっ大丈夫なのかな?」と思ったのですが、父は「物腰柔らかくて丁寧で、いい先生だったよー」と嬉しそうなんでも、1人1人の診察にゆっくり時間をかけてくれるらしく2番の番号札だったのに1時間近く待ったそう
おはようございます!今日も暖かくていいお天気ですね大嫌いな火曜日ですが、おひさまのおかげで気持ちのいい朝を迎えました昨日、寝る前に父と少しだけ電話で話したのですが、父が手術のときの話をし始めました。父「俺はもう手術はできないんだよね?」私「可能性はゼロではないと思うけど、手術は身体への負担も大きいし、別の方法でいくんじゃないかな?」そんな会話の流れで、、「手術のあとは本当につらかったから、もしもう一度手術ができたとしてもやらない選択をするかも」と父。続けて、「緩和ケアってさ、ど
早いもので父のハイパーサーミアも7回目が完了しました。今日も最高出力でMAXの時間できたとのこと直腸温度も理想の温度まで上がったようなので、今頃間違いなく癌さんは弱っています最初の数回は体力を消耗して辛そうだったのですが、今では余裕で50分間気持ちよく過ごせているようで、人体の適応能力の高さを感じますこの間ブログに書いた、「保険適用期間が終わったらどうするか問題」は2週間に1回(月2万円)だけ継続して通うことに決まりました父は「次の保険適用まではやらなくていい」と言っていたのですが、家
【術後5日目】看護実習生の子が2日間だけつく事に。一生懸命でとっても可愛かったですこの日、体重を量ったら…なんと!術前よりも増えていてビックリ先生に聞いたら、術後で腹水が溜まっているらしく、「特に心配する事はない」ということで安心しました。リハビリは階段。平らな道を歩くよりも階段の方が傷口が痛くない!洗髪もしてもらえる!ありがたい背中の麻酔を一段階減らす。(背中の痛み止めは普通はこんなに長く使わないらしいです。「明日には外したいから今日は一段下げておきましょう」との事でした
父は誰とでもすぐ仲良くなれるので、昔から友達が多いタイプ。誰でもそうかと思いますが、友達の中でも1・頻繁に会う、特に中のいい友達2・月に一回、定期的に会う友達3・年に一回、連絡してみようかなくらいの友達4・年賀状や同窓会だけの付き合いの友達と「仲良し度」があります父は今、1の友達ですら特定の2人としか連絡を取っていないみたい「携帯に連絡がつかない」と心配した友達から自宅に連絡があり、母が出たのですが父は「もうしばらくは会えないよー」と伝えていたそうです。父の年賀状の宛名印刷は私
【術後3日目】痛みが少し楽になる。今回は術後2日目がピークだったのかも⁉️この日は午前中に尿管が抜けて、付き添いありだけれど、レントゲンへは歩いて行けました🚶♀️。立って撮るレントゲンは楽勝!寝て撮るレントゲン台が…補助してもらいましたが…かなり痛い今回は尿管を抜いた後に尿の量を数日間量らないといけなくなっていました。尿管を外した後、尿が出づらくなってしまう人がいるので、そのチェックをしないといけないらしい。これが結構、面倒臭い…カップが大きくて意外と大変で、お年寄りの方は
父のメンタルが下がっているようで心配です「新しい主治医の先生、どんな先生かね?」と会話しているときも、「俺はもう治る見込みはないし、未来のある若い人に優秀な先生がついた方がいいよー」とか言いますハイパーサーミアも、また保険適用になるまではやめようかな…と去年から今年にかけて、膵臓癌宣告、手術で転移発覚、再発でステージ4、、と色々な局面がありましたが、いつも父は前向きに受け止めてくれていたので、逆に家族が励まされることが多かったです。それは家族に心配かけまいという、父の優しさだったんだろう
父の最近のお気に入り。生チョコパイたっぷりクリーム350%で作りましたってすごいお菓子でなくスイーツなのですが、人気で品切れも多いようです…でもふわふわで最高に美味しいみたい今のブームは、「薬味とチーズをたっぷり入れた辛ラーメンのあとに生チョコパイで締める」ことらしいです30代の私でもその組み合わせ結構ヘビーなような…しかも組み合わせ的になんか、、辛くて甘くて、、体に悪そうーでも、今は食べられることが一番ですよね食べる意欲があることをまず先に喜ぼうと思います来週はついに
手先のむくみが少しずつ良くなる。体も拭いてもらえた!そして…お昼から食事再開…何とビックリ…普通食手術前👇からの〜手術後食べられるわけもなく…普通の健康な人でも断食の後は回復食があるのに…果たして、大丈夫なのだろうか…先生に聞いてみたところ…「今回は腸の手術ではないので大丈夫ですよ。でも、食べられそうな物だけ少しつまむぐらいで、無理して食べなくてよいですからね。徐々に食べられる様になりますから」との事でした。一人で歩く🚶♂️許可が出る!そして…なんと…午後に背
今日は父と2人で癌封じのお寺にお参りしました「悪いところを撫でると病気が治る」と言われているお地蔵様のお腹部分を真剣に撫でていると…1人の若い女性に話しかけられました。「初めて来たんですけど…やり方とかあるんですか?」父がやり方を教えて、その方と少しお話しをしたのですが、何か様子がおかしい…やたらにお寺の歴史とか、ご利益とかを聞いてきます。。そんなのお参りしている側の父に聞いても詳しくないよなぁ…と思っていると、次の瞬間。その女性は「住職さんもどこか悪いんですか?」と。笑私も父も
数回吐いたら、吐き気も少しずつよくなっていき、吐き気がほとんどなくなった時点で背中の痛み止めを最大にあげてもらいました!背中の痛み止めのお陰で、HCUから部屋への移動が嘘みたいに痛くなかった(大腸の手術の時は吐き気と痺れがとにかくひどくて、背中の痛み止めが原因かもしれないという事で背中の痛み止めを一旦やめて、点滴の痛み止めのみ。ベットへの移動もストレッチャーでの病室への移動の振動もとにかく全てが痛かった)❗️背中の痛み止めパワーがすごい❣️そして、恒例の…病室に戻った午後に歩かされる🚶
兄から「父ちゃんが実家の査定を依頼したんだってよ」と聞きました最近の父は口座を整理したり、色々と自分なりに終活を進めているように見えます…父はまだ余命も言われていないですし、自分の病気について調べてもいないと思うので、「病気になったし念のため」の行動なのかもしれないのですが、実家の査定はダメージが大きいです父が思っていたより査定額が高かったらしく、「何かあってもお母さんや子供たちは安心だな」と言っていたそうですがお金なんて一円もいらないから、今のまま大好きな実家で夫婦仲良く過ごして欲しい
父がソファーで寝ていると、愛犬のトイプードルは必ずお腹の上に乗って寝ます。父が「重いよー降りてねー」と愛犬に言っている姿をよく目にするなぁと思っていたのですが、ふと気付くとこれは父が病気になってから始まったことなんです。それまではいつもお気に入りのもふもふベッドで丸まって寝ていて、「たまには隣で寝てもらおう」とソファーに連れて行っても、いつのまにか自分のベッドに戻っていたのにたぶん、父を心配しているのだと思います。たまたまかもしれませんが、癌のあるお腹に乗っているし。。そこに何かあるこ
父は抗がん剤と併用してハイパーサーミアを取り入れています。この治療を選んだ一番の理由は、保険診療だからたとえ効果がなくても、保険診療なら金銭的な負担はそれほどないし諦めもつくかな…という後ろ向きな気持ちで始めました。あとは、「癌が死滅する温度まで加温し、熱の効果で腫瘍を死滅させる」という仕組みが素人の父にも私にも理解しやすく、取り入れやすかったこと。それに、副作用が少ない点や、近くにたまたま治療を受けられる病院があった点も決め手になりました今のところ順調に癌は小さくなっていて、私は抗が
今日はお天気も悪く、寒いです。こんな日はメンタルも体調も下がりがちになりますね私は昨夜から偏頭痛がひどいのですが、父も体調が悪いようで「お父さん、昨日から眠り姫になっているわ」と母から連絡がありました。家の手続き関係とか保険のこととか、色々聞きたいようなのですが、できないようで困っている様子母は結婚するまではバリバリのキャリアウーマンでしたが、結婚後はなんでも父に頼ってきた部分があり、1人ではできないことも多いです。センスやひらめき力はとても優れていると思うのですが、申請関係やお金の管