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グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。自分の気持ちがイヤと思っているのか?イヤではないのか?これを客観的にみつめることができると、そしてその気持ちを表現できると、自分に正直になれます。親業(ゴードンメソッド)では、内外一致をとても大事にします。自分の内の思いと、外への言葉や態度が一致していないと、それがダブルバインドになり、相手は混乱します。日本の美徳として、顔で笑って心で泣いてとか、耐え忍ぶ姿が美しいとか、我慢が美徳とされてきました。でもそれは武士の
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。子どもには呪いの言葉ではなく、優しい言葉をかけたいと思いながらも、つい子どもが何度も言っても同じことをしたり、それだけはして欲しくないことをするとカッ!となりますよね。その時は相手をののしるのではなく、ののしりたくなるぐらい「ガッカリした」「悲しい」「悔しい」と親の気持ちを正直に言います。その気持ちを隠して優しい言葉は言えませんし、それはとても不自然ですよね。言葉は「いいのよ」と言いながら声も顔を怒っていると、子どもに伝わるの
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。何度も書いてしまい、もしNHKの朝ドラのブギウギを見てない人には申し訳ありません。あれほど一人娘を溺愛して、コントロールしようとしていた主人公が、親として今朝はとても成長していて嬉しくなりました。良いお手本のような対応なので、少し詳しく書いてみます。娘は足が速いことが自慢で誰にも負けないことが自信になっていました。そこに足の速い転校生が来て、勝負をすることになり、学校へ行くのがイヤになります。勝負して負けるのが怖い
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。お母さんたちとおしゃべりしていて、何人かのお母さんから、「他人から言われた言葉でとても傷ついた」体験が出てきました。もちろん相手は傷つけようとして言っていないのですが、言葉は刃物と同じなので、言われた方が傷ついてしまうことがあるのです。特にまだ子どもが小さくて、つい自分の子どもが相手の子どものおもちゃを取ってしまったとか、何かの行き違いから喧嘩をしたりすると、親はドキドキしますね。何も言わないと「甘い親」と思われないか・・・、
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。親業(ゴードンメソッド)では、相手の行動を見て、それを自分がどう感じたのかを「行動の四角形」というツールで、客観的に整理します。これは練習が必要で、自分の気持ちを客観的に見る訓練になります。ただ漠然と自分の気持ちを見ようとしても、どうやって見てよいか分かりません。私はゴードンメソッドの「行動の四角形」が一番好きなんですが、それは初めて自分の気持ちを客観的に見ることができて、自分は長男を愛しているけれど、こんなに彼の行動は非受容
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。私は長男との関係で、なかなか気持ちを表現できない子どもに対して、能動的な聞き方できちんと確認しながら聞くことで、長男の気持ちが分かりました。そして人の気持ちを忖度したり、空気を読むのが苦手な長男に対して、ちゃんと親の気持ちをわたしメッセージで伝えることで、誤解が少なくなりました。言わなくても分かるタイプの子どもなら、親は何も言わなくても分かってもらえて樂かもしれません。でも発達障害グレーゾーンの子どもの場合は、相手が理解しやす
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。昨日は川崎市の高津市民館で「ゴードンメソッド『親業』から学ぶ親子のコミュニケーション」”子どものSOSが聞けていますか?”を開催しました。おかげさまでたくさんの方に参加していただき、私の岡山の親業インストラクターの仲間まで来てくれました。コミュニケーションは体験して感じてもらうことが大切なので、私が親になってコミュニケーションの障害になる12のお決まりの型も、12人の方に子どもになっていただいて、「ピアノの練習に行きたくない!」と1
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。いよいよ私の講演会が来週の9日(土)になりました。最初からかかわってきた「かわさき子どもの権利の日」の市民企画です。毎年テーマを考えて、講師を頼み、講演会や映画の上映会なども企画してきました。川崎の地元の親と子を幸せにしたい!と親業訓練インストラクターの仲間と作ったのが「川崎の親子を考える会」で、今は私が代表をしています。親業をお伝えして、親と子が気持ちを通いあわせる良い関係が築けると、親も子も生きるのが楽になり、幸せに
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。昨日書いたHSPやHSCのとても繊細な人や子どもと効果的に対応するには、どうしたら良いのでしょうか?私は長男のこだわりや、神経質な所がとても気になり、なんとかそれを気にならないおおらかな子どもにしたいと思いました。だからつい「そんな細かいことは気にしない!」とか「それは気にし過ぎで変よ」などと、長男の感じ方を否定していました。でも本人にはとても気になっていたのです。親業(ゴードンメソッド)で同感と共感の違いが分かり、その
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。子育てに苦しんでいた20代の自分に言ってあげたいことがあります。それは良い親になろうとするのではなく、表も裏もない人間としての自分で子育てするのが一番だと言うことです。内外一致することがとても大切だと言いますが、それは内の自分の本心と、外の言葉や行動が同じだと言うことです。考えたら、言っていることと、思っていることが違う人は信用できませんよね。それは子どもから見た親も同じです。親の言っていることや行動と親の本心が違
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。子どもの問題に口を出す親は本当に気をつけないといけません。それがたとえ良かれ!と思ってしていても、子どもにとってはありがた迷惑でしかない場合が多いです。母の友人のおばさまは、息子がとても可愛くて、働いて疲れている息子を運転させたり、お嫁さんが息子を使い過ぎると腹を立てて、お嫁さんの実家に「お嬢さんのしつけができていない」と怒りの電話をかけました。その話を聞いていて、こんなお姑さんは最悪だと思いましたが、いつもはとても常識的で優
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。私は子育てが本当に辛かった時に、親業(ゴードンメソッド)に出会い、もっと息子の話がちゃんと聞けるようになりたいと「いのちの電話」のボランティアになりました。当時はまだ親業訓練協会にはコースが少なくて、もっと傾聴を学びたいと思ったのです。今はたくさんコースがあって、どんどん学び続けることができます。その時の「いのちの電話」のチームリーダーが日本ルーテル教団の牧師さんだったので、たくさん話を聞いてもらい、自宅で聖書の勉強会もしても
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。イヤな気持ちをちゃんと子どもへ伝えることは、オーラで分かれ!と言わままで親の気持ちを飲み込むよりもとても大切です。親が何を考えているか分からないと子どもは不安になります。親が喜怒哀楽の感情をちゃんと表現したら、子どもは気持ちを言っても良いのだと学習することができます。でも親がいつも感情を飲み込んでいたら、感情は飲み込むものなのだと子どもは思ってしまいます。親が自分が言わないだけでなく「子どもの意見は聞いてない!」「黙って
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。こんなに世の中には情報が溢れているようでも、当事者にならないと耳に入りにくい情報があります。それが発達障害や不登校の問題で、自分の子どもに関係ないと、困っている人がいるみたい・・・でスルーできてしまいます。自分の家が当事者になると、初めてアンテナを張って周囲の情報を集めるようになるのですが、今では発達障害も不登校も関連の書籍や情報がたくさんあります。ただ逆に情報がありすぎるので、自分が必要としているのはどの情報か?が分かりにく
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。昨日は長男にイライラしなくなったと書いたのですが、今日はたまたま長男の幼稚園時代を思い出させるお子さんの話を聞いて、私の試練だった時の長男を思い出しました。なにしろ、長男の行動でイライラしたり、困ったり、怒ったりの毎日でした。初めての子どもだったのと、私は男の兄弟がいない一人っ子で育ったので、長男の行動がエイリアンのようで信じられない毎日でした。今日も同意して笑ってしまったのですが、世の中には子育てが楽しくて、子どもが可愛くて
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。実は昨日のブログで共感のことを書いたのは、どうしても親は子どもを愛してるから共感できないのだな・・・と思う相談があったからです。詳しくは個人情報のこともあり、あまり書けないですが、とても大事な疑問だと思いました。「どんなに慰めてもネガティブネガティブになってしまい、自暴自棄になって、自己肯定感が下がってしまう。聞き入れてくれないのでどうすれば良いか?アドバイスが欲しい」親としては、慰めたり、励ましたり、提案して、子どもが元気に
傾聴をぐぐってみたなんで急に「傾聴」なんて言い出したの?それは、「傾聴」がうまい人を見つけたから。そう言えば、私も傾聴的なの日能研で習ったけど、今はちゃんとできてるのかな~?と疑問に思い始めてきてしまい、、さらに。娘の通信制高校見学で、先生の傾聴力に感心したからです。娘も話しやすい、安心できる、って言ってた。絶対、あの通信制高校主任先生の聞き方で、娘に対応したら、絶対に精神安定する、、。ブログで上手な傾聴している人見つけた!!『ようやく傾聴が上手になってきたかしら?』バイト昨
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。丁度、今朝の東京新聞に『今年の「五月病」は違う』とのタイトルの記事がありました。その具体的な対応策として、私が今日書こうと思っていた聞き方を教育評論家の親野さんが『五月病が疑われる子どもには話をじっくり聞いて「大変だったね」と共感を示すのが大事』と書いています。共感するためには、相手の靴をはいてみることが大事なのです。この靴はイヤだとか、汚いとか、サイズが違うなどと思ってしまうと、相手の靴は履けません。なかなか言葉として
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。良い関係が一番大事なのは、他の人に言われなくても、みなさんは分かっていることだと思います。それなのに、なぜ事件が起こると他人とよりも、親子関係で事件が起こりやすいのでしょう。もちろん他人との事件も、恋愛関係のもつれがとても多くて、単純な強盗などの金銭関係よりも多いです。だから事件が起きると、被害者の周辺の人間関係を一番最初に警察は調べるのだと思います。私は自分が愛してる!と言いながら、少しでも自分の思う子どもに長男をコン
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。親業(ゴードンメソッド)の行動の四角形は、自分の気持ちを整理する最高のツールです。自分が相手の行動を見てどう感じているのか?それを心の窓と言って四角形を上下の二つに分け、上を受容領域、下を非受容領域にして、今の自分の気持ちがそのどちらにあるのかを、自分で確認します。好き嫌いではなく、その行動を受容してるか非受容かは自分にしか分かりませんし、正解はありません。自分の気持ちに正直になることで、子どもへかける言葉が変わります。
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。三回に分けて、子どもが問題を抱えた時の親の対応について書いてみましたが、みなさんは如何でした?実は心理学的なアプローチは、傾聴も、コーチングも、アドラー心理学などたくさんあります。私は親業(ゴードンメソッド)に出会えて、その理論の根本にある「行動の四角形」の考え方がとても分かりやすかったです。親が子どもの行動をイヤだと思っている(非受容)なのか、イヤではない(受容)なのかで、対応方法がまるで違います。私は長男を愛していま
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。「子どもが困っている!」と親が思えて、冷静に能動的な聞き方で「ママと離れるのが寂しいのね」と言えると、子どもは自分の寂しさを親が分かってくれたと確認できて、気持ちが楽になります。大人だって辛い時や寂しい時に「あなたが悪い」とか「大人なら我慢しなさい」などと言われたら、ますます悲しくなりますよね。子どもだって寂しくて辛い時に「学校は行くべきよ」とか「一人に慣れないとダメでしょ」などと言われたら、もっと悲しくなります。お母さんがそ
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。昨日のブログでは、子どもが「ママと離れたくないから、学校へ行きたくない」と言われたママが「これま困った!不登校にしたくない!なんとか学校へ行かせたい!」と思ってしまった時の対応を書きました。本当は寂しい思いをしていて、離れたくないと思って、辛い思いをしているのは子どもです。子どもが問題を抱えているのです。でも親は「学校へ行きたくない」とか「塾へ行きたくない」「練習したくない」などの子どもの問題を「それは困った!なんとかして行け
アクセス頂き、ありがとうございました年末年始とバタバタしていて本当にブログを放置しまくっていました本日無事に高槻での講演会が終了しましたコロナの感染等々でキャンセルも沢山あったようですが沢山の方々にご参加頂いて無事に講演会を開催することができました主催のひとまちみらい高槻様協賛の社会福祉法人明星福祉会様フィーカのみやちゃん等々皆様方のおかげで無事に講演を終えることができました
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。親業(ゴードンメソッド)は親子の関係で親に焦点を当てていますが、その親の歳は関係ありません。この夏に私の受講生の最高齢を更新してくださったのが、84歳のお母さんです。50歳を過ぎているお嬢さんが、自分が親業を受けてみて、とても良かったので、ぜひ母にも学んで欲しいと講座をプレゼントしました。お嬢さんは自分の娘たちとの関係が良くなり、たまたまお母さんとマンションの隣同士で住むことになり、お母さんとの関係を良くしたいし、お母さんにも
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。子どもをあるがままで受け止めるには、親が本当に大変です。どうしても良かれ!と思ってガミガミ言いたくなりますよね。私が親業(ゴードン・メソッド)が好きなのは、精神論で「何がなんでも受容しなさい」とは言わないとこです。非受容ならば、それをちゃんと私を主語にして、相手を責めないで、なぜその行動が受け入れられないのかを、ちゃんと相手に伝える練習をします。つまり偽りの受容をして、あとで不満になったり、言葉と思いが違ってしまわないよ
こんにちは。暑くてバテてるかもーーていうかちゃんと冷房効いてる部屋いるけどー笑トマトやらナスやらきゅうりやらトウモロコシやらズッキーニやら…夏野菜をよく食べる。スープは便利だよね。最近は、ひき肉と冷蔵庫の野菜を炒めてスープにして、その後カレールー入れてカレーにするという、手抜き料理がお気に入り。いつも、じゃがいも、にんじん、玉ねぎのカレーだけど、野菜スープをカレーに変身させたら、普段のカレーではやらない具で食べられるので新鮮。クタクタに煮込んでいるし、味わい深いKUです。
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。どうしたら子どもを信じられるようになると思いますか?私は信じても、信じても長男に裏切られる事が続いて、気がついたことがあります。子どもを信じるのは、まだ見えない子どもの将来を「この子は大丈夫!」と、根拠が無くても信じることです。見えないものを信じる努力をしていると、それは見えない神さまを信じる信仰にとても似ていました。理由や根拠は関係なく「信じる!」と自分で決めることです。私はどうしても長男を信じられなくて、愛せな
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。息子たちの思春期と反抗期を思い出すと、見事に一年遅れで次男にも反抗期が来ました。長男は中学三年生で、「うれせえ!タコ!」と父親に叫んでから反抗期が始まり、半年はイライラしていて、不機嫌で猛獣のようでした。私は猛獣使いになったつもりで、私が母に言われたように「反抗期がきたね!」「イライラするのね」「思春期と重なって辛いね」と猛獣の暴れたい気持ちを声に出して受け止めました。相手の気持ちを否定しないで、そのまま受け止めて、言葉にして
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。発達障がいグレーゾーンの子どもたちには、周囲の空気が読めないタイプもいます。我が家の長男はまさしく今ではKY(空気が読めない)と言われるタイプです。悪気ではなくても、相手の気持ちが分かりにくく、周囲の空気が読めないと困ることが多いです。長男も一番困ったのが、学校や職場で何を怒られているか、何をどうしたら良いか分からなかったことだそうです。それが分からないので、何を注意したら良いのか?何をしたらいけないのか?が良く分からな