肉欲の本質は、憎しみです。単なる性欲ではありません。単なる性欲なら、自分の配偶者で満足出来ます。しかし、肉欲はそうではない。むしろ、相手が配偶者でないからこそ、一層快楽を覚える。それが悪であるが故に、法に背くことであるが故に、秩序を破壊することであるが故に、それを欲し、それを喜ぶ(近親相姦、同性愛、倒錯等)。悪魔的です。それは神への憎しみです。当人の自覚の有無とは無関係に、そうです。神への憎しみ、人への憎しみ、自分への憎しみ、それらは分かつことが出来ません。肉欲の罪を犯す者が自分を憎んでいると自