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命よりも大切な尊厳がある犯されたのは故郷だけじゃない魂の拠り所が奪われたけれども力がない知恵も無い今日も生きるのすらままならないそれでも進む未来は朱の荒野の先にある松岡圭祐さんの【黄砂の進撃】―――「確かに成長は必要だ。―――けれども義和拳にそんな暇はないんだ。彼らの故郷は疲弊してる。干ばつが続き、のうちは荒れ果て、食べ物もろくに口にできない。外国勢は、先祖代々の信仰を捨てるように迫って来る。改宗しなきゃ医者にかかることも、ひとにぎりの米を求めることもできない」「だ
義和団事件ソレは事件と呼ぶにはあまりにも世界的危機だった眠れる龍がついに目覚めた死をも厭わぬ中華の人津波何のために戦うのかこんなにもバラバラで苦難の先に何がある?死ぬために戦ってなどいない生きて生きるためにこそ命はある松岡圭祐さんの【黄砂の籠城】上下巻柴中佐は、満州人や漢人が面子にこだわるのを見越した上で、あえて腰を低くしたのではなかったのか。だが柴は今、こういう民族だと断定してはいけない、そういった。実のところ、柴が策を弄して人づきあいをしているようには思えない
日本は日清戦争に大勝利をして、1895年4月17日に下関条約を結びます。日本はロシアが干渉してくること見越して、多めに清に吹っ掛けていました。やはりというか、4月23日に露独仏三国干渉がありました。1週間で来るのですから、イキってます。三国干渉では、『日本の友人として勧告する。遼東半島は清に返せ。それが極東平和のためだ』とキレイごとを言ってきました。日清戦争終結直後ですし、日本はこの3国、1国にも戦争では勝てませんので、泣く泣く、この三国干渉を受け入れます。しかし、遼東半島を清に返す代わりに賠
美樹と圭介が居間のソファに腰を下ろしたかと思う間もなく再びドアホンが軽快な音を響かせて美樹を驚かせた。「まぁ、またあの人戻って来たのかしら?」「まだ何かあるのかな?いいや俺が出る」今度は圭介がドアホンに応える。しかし丸い魚眼レンズの映像の中に映っていたのは先ほどの侘しい作業服姿の男とは異なり、この街では珍しい白麻のスーツに身を包んだ恰幅のいい紳士だった。「失礼します、ご主人様でいらっしゃいますでしょうか?」「そうですが何か?」「突然で申し訳ございません。先ほど玄関前に運び込ま
私はそもそも何故満洲にやって来たのか。私の叔父や多くの職のない若者の様に特別目的も無く、所謂満州浪人と揶揄される様な軽い気持ちで、満洲に渡って来たわけではないのは確かであった。私は故郷の役所に勤めていたのであるが、薄給な為愛しい妻に贅沢な暮らしをさせてあげられない日々に嫌気がさしていたところに、満州映画協会の支那語通訳の求人募集の広告を目にして思い切って応募したのであった。実は私は子供の頃、北平が義和団事件で揺れていた時に、私の父の建設会社が北平にあり、そこで家族が生活をしていた為に、支那
¶1901年9月7日、義和団事件が終結しました。清が列強に分割される中、西太后が「扶清滅洋」を叫ぶ義和団の支持を受けて欧米諸国に宣戦布告した一連の動乱を義和団事件と呼びます。この事件を通じて、イギリスは秩序ある日本の行動を評価し、1902年の日英同盟締結の契機となりました。pic.twitter.com/UjojpQR0Cg—RekiShock(レキショック)@日本史情報発信中(@Reki_Shock_)September6,20231901年9月7日、義和団事件が終結しまし
・・・第二次世界大戦中の日本のプロパガンダ地図、1942年、アジア・パシフィック・ジャーナル経由BYÔngTuấnDũngpic.twitter.com/CCpGhct5YU—carl林-忘れられる帝國南方島嶼(@carl_lin_tw)November6,2023【午後0:47·2023年11月6日】/#昭和レトロ/1942年(昭和17年)>第二次世界大戦中の日本のプロパガンダ地図https://t.co/H6HkbAU5oN—虚実歴史・漢字論・ナツメ
浅田次郎さんの「珍妃の井戸」を読みました。物語は、義和団事件から2年経った北京が舞台です。事件のどさくさの中、皇帝の最愛の妃である珍妃が井戸に落ちて亡くなりました。その経緯は謎に包まれています。義和団事件を取り上げた「北京の55日」という映画を見た覚えがあります。中身はあまり覚えていませんが、軽快な音楽は耳に残っています。ブラザースフォーや、「エイトマン」の克已しげるさんの曲を聞いてみました。久しぶりで懐かしかったです。小説の主人公は四カ国の貴族です。イギリスのソールベリー伯爵
//平成25年tw(X)〔蒼穹の昴を見ていて思ったのですが、イエホナラという民族の女性(西太后)が清朝を滅ぼすというセリフがありましたがどういうことでしょうか...-Yahoo!知恵袋〕/#知恵袋_-検索/X(twitter.com)/〔午前4:26·2013年2月11日〕平成26年tw/@kyojitsurekishi/〔ファイル:Chinaimperialismcartoon.jpg-Wikipedia〕〔午前2:39·2013年5月29日〕
1日の終わりに哲学で運命愛を深めるひと時。令和哲学者Noh先生とチームで開催している第647回令和哲学カフェ。6期のテーマは「アモールファティ(運命愛)~集団武士道の進化」月曜日:冨沢亮太さん火曜日:塩見典子さん水曜日:荒牧明楽さん木曜日:原田卓さん金曜日:長岡美妃さん「明治〜令和154年間を解き明かす!」zoomでディスカッションやYouTubeでチャットをしながら楽しめる。物質文明の黒船AIに対し、人間の再定義が必要な時。認識対象である
1日の終わりに哲学で運命愛を深めるひと時。令和哲学者Noh先生とチームで開催している第642回令和哲学カフェ。6期のテーマは「アモールファティ(運命愛)~集団武士道の進化」月曜日:冨沢亮太さん火曜日:塩見典子さん水曜日:荒牧明楽さん木曜日:原田卓さん金曜日:長岡美妃さん「明治〜令和154年間を解き明かす!」自分とは?真摯に向き合い、問いを持ち続けることで明確になる。知識ではAIに勝てない時代、次の技術は?今までは存在を他の存在に変える科学技
今夜も令和哲学カフェを視聴しました。令和哲学カフェ#642☕️令和哲学カフェのご案内☕️令和哲学カフェ今ここスッキリBeyondEverything時代のパラダイムが大きく変化しています。新型コロナウィルス感染拡大、そしてAIの台頭。今までの当たり前や常識が大きく揺さぶられ、「哲学」や「軸」がなければ、環境に左右され、変化に対応するだけで精一杯になってしまいます...www.youtube.com水曜日は、明治中期から明治の終わりにかけての歴史について解析しています。今回は、義和団事
1日の終わりに哲学で運命愛を深めるひと時。令和哲学者Noh先生とチームで開催している令和哲学カフェ。6期のテーマは「アモールファティ(運命愛)~集団武士道の進化」月曜日:冨沢亮太さん火曜日:塩見典子さん水曜日:荒牧明楽さん木曜日:原田卓さん金曜日:長岡美妃さん今週の月曜日から始まった令和哲学カフェ新シリーズ!「明治〜令和154年間を解き明かす!」未来を統制するには過去を、過去を統制するには現在を統制できること。子供達にどんな未来を残したいのか。
感染症病棟の脇の植え込みから,金木犀の強い香りが匂ってきた。本来は切り花には向かない植物だが,短い枝を手折ってカップに移し部屋を満たす秋らしい芳香を楽しんだ。我々昭和世代は金木犀の香りを嗅ぐとトイレの消臭剤を連想するが,平成生まれの若者たちはそのようには感じないらしい。先週土曜日に池袋のジュンク堂に寄ったついでに,松岡圭祐・著の『黄砂の籠城』(上・下巻,講談社文庫)を買ってきた。清朝末期の1900年に起きた義和団事件を描いた小説である。ちょうど雪組公演の『蒼穹の昴』に登場する叶ゆうりさ
世界史の偏差値80超えの娘が寝る前に見ると言い、一緒に途中まで見ていたが。後半ガクッと眠ってしまうも、眠りながら欧米列強と日本及び中国の異常に複雑な関係を理解しようとしていた。娘に終わったよと言われピクンとなって起きた。(´・ω・`)https://youtu.be/ciEClec_Pno第61位:義和団事件列強の思惑が中国で交差する世界史に影響を与えた出来事ランキング眠れる獅子と言われた中国の命運は?前動画:第62位https://youtu.be/UzidAuB4qkEス
1899年、イギリスは植民地である、南アフリカの反乱に手を焼いていました。ボーア戦争です。これに、ヴィルヘルム2世は拍手喝采をしています。他人の不幸が三度の飯より好きな性格の人はいるものです。1900年、清国で義和団というカルト宗教集団が暴動を起こします。暴動は波のように広がり、革命前夜の様相になりました。このカルト集団は外国人排斥を掲げ、首都北京に集まります。北清事変です。清朝政府は取り締まるどころか、義和団の尻馬に乗り外国に対して宣戦布告をするような有様です。日英米仏露独墺伊の八か国の外交
第1時世界大戦とアジアの民族運動19世紀末以来、中国は英仏などの西欧列強諸国に分割されて半植民地状態であった。第1次世界大戦(1914~18)によってアジアを支配していた欧米列強諸国がアジア市場から撤退してして本国に戻ると、日本はアジア市場に綿織物などを輸出し、ヨーロッパ市場に軍需品や日用品などを輸出するなど輸出超過になった。日本では資本主義が発達して造船業・海運業・製鉄・電力・化学などの重工業も発達した。このようにして日本は工業生産額は農業生産額を上回った。その結果、都市労働者が増
みなさん、こんにちは。これなんのパロディか分かりますか?奇しくも120年前の義和団事件の時出兵した列強兵士たちが記念写真を撮った時の物です。元ネタはこれ↓です。うまくできていますね。G7の代表の位置に各国兵士の画像が埋め込まれています。インド兵が左の端に代表たちの後ろにひっそり立っているのも面白いです。当時のインドはイギリスの植民地でしてグルカ兵が傭兵として参加していました。なおロシアはG7に参加していませんね。この画像に対して中国でも賛否両論があります。僕はとてもよくで
第1次世界大戦の背景と原因⑴帝国主義時代における列強の対立19世紀末から第1次世界大戦の時代にかけて欧米列強が軍備を増強してアフリカやアジアの植民地や勢力圏を拡大していった帝国主義の時代が列強の競争や対立を生み第1次世界大戦の原因のひとつとなった。帝国主義の特色とは何であろうか。①独占資本主義欧米列強は資本主義が高度に発展して独占資本主義段階に入り、原料の供給地や商品市場だけではなく、(金融)資本の投下先として海外に植民地を求めたために世界分割競争となった。企業や銀行が独占や合
世界近代史入門(清④義和団事件・日露戦争・韓国併合・辛亥革命)日清戦争(1894~95)で清は敗北して賠償金(2億両=約3億円)の支払いなどで財政難になり、清の弱体化が暴露されると、清は借款(国際間の資金融資)を受ける代わりに、鉱山採掘権・鉄道敷設権•租借権(条約によって清の領土の一部を借りて、行政・司法・立法権を掌握)を与えたので列強は勢力範囲の設定などを行い、利権を獲得して、中国分割に乗り出し中国は半植民地化された(前章の清③を参照)(変法自強運動)清は日本の明治維新にならって公
乾隆帝「大清帝国展完全版」東洋文庫ミュージアムに行ってきました。これは、昨年2020年2月の「大清帝国展」のつづきみたいなもので、去年は、アヘン戦争、南京条約あたりで終わってましたが、今回はそのあとの部分もありました。前回までの記事は、こちら是非こちらから見てください。『「大清帝国展」東洋文庫』「大清帝国展」東洋文庫http://toyo-bunko.or.jp/museum/daichin-detail.pdfを観てきました。清の時代の歴…a
日露戦争の宣戦の詔勅についても、一度、読んでみてください。露国に対する宣戦の詔勅天の助けによって先祖代々皇位を継承してきた家系に属する大日本国の皇帝は、忠実にして勇敢な汝ら国民に以下のことを知らせる。朕はこの文書で、ロシアに対する戦争を行うことを布告する。朕の陸軍と海軍は、ぜひとも全力をつくしてロシアと戦ってほしい。また朕のすべての部下らは、それぞれの職務や権限に応じて国家の目的が達成されるように努力してほしい。国際的な条
前回は日清戦争を振り返りました。今回は日清戦争後から日露戦争に至るまでを振り返ります。日本は大国「清」を破り朝鮮を独立に導きました。が、朝鮮王朝内部は足の引っ張り合いばかりで、方向性が決まっても民衆が邪魔する事がくりかえされて、日本が近代化を進めようとしましたがなかなか近代化をなす事は出来ませんでした。一方、日清戦争で攻略した遼東半島と山東半島を割譲させるという天津条約を締結させましたが、その内容を知ったロシアがついに動き出しました。ロシアとフランスとドイツで遼東半島を返還せよと脅しを