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美達大和『死刑絶対肯定論―無期懲役囚の主張―』|新潮社哀しい事実だが、犯罪者のほとんどは反省しない。監獄法の改正後、「自由」になった刑務所では、今日も受刑者たちの笑い声が響いている。裁判では頭を垂れるも内輪では「次は捕まらないよ」とうそぶく彼らを前に、何をすれば良いのか。犯www.shinchosha.co.jp著者の美達大和(みたつやまと、ペンネーム)は2件の殺人事件を起こした無期懲役囚である。初版発行時の2010年で「すでに塀の中での暮らしが20年弱になりました」と
本日の返却期限となっている本を何としても返却したくて図書館閉館30分前に駆け込んだ。延滞すると次の予約者の読みたい気持ちを削いでしまうおそれがあるため、読み終えなくても延滞はしないことを心がけている(読めなかったら再び予約して借りる)。予約本2冊とDVD2本を借りてきた。美達大和さんの本にハマっている…。人生を変える読書無期懲役囚の心を揺さぶった42冊(廣済堂新書)Amazon(アマゾン)4〜2,615円牢獄の超人Amazon(アマゾン)4,361〜
無期懲役囚である美達さんの本は以前何冊か読んだことがある。今回本書を読んで感じたことは、美達さんの凶悪犯に対する眼差しがソフトになったこと。LB級の凶悪犯は、獄中においても反省するどころか、捕まったのは運が悪かったから、とか空き巣に入った際に帰宅した被害者が抵抗するから殺したんだ、などと反省の色がない者が多い。以前の本ではこうした囚人に対して厳しい意見を述べていた美達さんだが、本書では批判めいた書き振りは少ない。これは、おそらく日本の刑務所が高齢化していたり、刑期を終えて
無期懲役囚の美達さんの小説。一応、フィクションとしながらもおそらくノンフィクションの私小説に近いのであろう。2人を殺害した美達さんの父親(菊山尚泰)が前半のメインキャスト。父親は10代で日本にやってきて、その腕力を武器に炭坑、用心棒、金貸しなどを経て成金になる。曲がったこと、負けることが嫌いであり何度も困難に見舞われるがその腕力と勢いで乗り切ってきた人物。作品の前半は、この父親の暴力シーンが多く、苦手な人も少なくないと思うが、後半に息子(著者)が誕生すると、父親と息子の絆の強
2022年読書48冊目は美達大和著「死刑絶対肯定論」あらすじは哀しい事実だが、犯罪者のほとんどは反省しない。監獄法の改正後、「自由」になった刑務所では、今日も受刑者たちの笑い声が響いている。裁判では頭を垂れるも内輪では「次は捕まらないよ」とうそぶく彼らを前に、何をすれば良いのか。犯罪者を熟知する著者は、彼ら自身を「死」と向き合わせるために「執行猶予付き死刑」を導入せよ、と説く。現役の無期懲役囚が塀の内側から放つ、圧倒的にリアルな量刑論。(Amazonより)感想は思
昨日ブログに書いた本の作者さんが書いた『人生を変える読書』の中で紹介されている42冊の本の中で読みたい本があったので図書館で借りてきました。『媚びない人生』ジョン・キム読みたくて借りてきた本だけど、他に9冊図書館で借りているので後で読もうかな?と思ったけど、ちょっと中を見てみたら韓国で高校生まで過ごした事が書いてあったので「韓国?アッ!」名前を見たら…「ジョン・キム」キム(金)さん…韓国の人だったんだ!なんですぐに気がつかなかったんだろう…?私はカタカナで名前が書いてあったからアメリカの人
先日図書館で借りて来た本がすごく良かったので今日ポチりました。いつでも読めるように…女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法美達大和・山村サヤカ&ヒロキもし、自分の希望や夢(いくつになっても持てるのです)に対して、へこたれず、愚痴らず、とにかくやり続ける精神力を手に入れたら、人生なんて自分の思うようになります。「とにかく、続ける」。これは最高の財産です。「亀の歩みでも、休まず、サボらず、楽をしようと思わず取り組む習慣を身につけること」勉強を始めた頃はすごくヤル気満々で続ける
秋のお彼岸夏が戻ったみたいに蒸し暑かった💦暑さも彼岸まで、かしら来週は台風ねさて最近、ちょっとだけゴルフの練習をしてます😅もともとわたくしは、練習も筋トレも一切せずに、ただ時々ラウンドだけする怠慢レジャーゴルファーだったあさ、ゴルフ場についても、一球も打ちませんでした。それよりコーヒー☕️ところが昨年から、ラウンドの機会が増えてきまして、、、(会食が無くなったからね)さすがに、お誘いくださる皆さまに失礼のないようにせねばと一念発起、、、と言っても、近所のビルの中
今回紹介する記事は2021年6月15日付けの「北海道新聞」の記事です。【獄中作家受刑者の心境聞き取り】というタイトルで、書評家東えりか氏が、最後の福祉士施設と呼ばれる刑務所に、多くの問題を抱えたチョーエキが収監されていることについて、紹介しております。いつもどおり、「4つ」の視点でこの記事を見ています。(4つの視点についてはこちらをご覧ください)☆新聞記事の紹介について(発信者が重視するテーマに関してはこちらをご覧くださ
無期懲役囚で仮釈放の途を捨てて、更正とは人の道とはを模索している人が接触した囚人たちの姿をあらわにした。ライターや作家がする取材とは違い、同じ囚人だからこそ本音を曝け出すところはあるのだろうし、さらに著者の聞き上手のキャラクターが登場人物を生き生きとしたものにしていて説得力が半端ない。囚人の持っている嫌なところは誰しも持っていて、我々の立ち位置もいつそうしたところへ落ちるところにあるだろうし、そうならないのは運が良いのだろう。
学ぶこと、働くこと、お金のこと、これからの日本のこと「今」から一生役に立つ、輝ける人生の送り方!80000冊以上の本を通して世の中と人間を見つめてきた無期懲役囚が、どうしても伝えたいこと。各章末にはテーマごとに厳選したおすすめの書を5冊ずつ紹介。
よく凶悪犯の裁判を見聞するにあたって、反省の言葉を被告人が口にすることが多い。私から見たら、そう易々とそんなことを口にしてくれたら面白くないというか、だったらやらなかったいいのにと思うわけだが、どこまで信じていいのかという観点となるとLB級刑務所で同房の話を見聞きする受刑者の著者によると、欲求や利得や価値観が絡むとエゴを丸出しにして、自分を客観的に見ることが出来ないようだ。刑の厳罰化、死刑制度といった事に対する凶悪犯罪者の考え方、そして自身の犯した罪とそれに向き合いべく獄死の決断をして
今日は、美達大和氏の「死刑絶対肯定論」についてです。著者は2人の人間を殺した死刑囚です。もう娑婆に出てくることのない人間が、執筆を通して何を世の中の人に伝えたいのか、非常に強い気持ちが伝わってくる本でした。まず、世の中に人が持っているイメージと誤解、それを払しょくしたいとのこと。たとえば、無期懲役、つまり、無期限の禁固刑と聞くと、平均どのくらいの期間だと想像しますか?死ぬまで?それは終身刑です。昔はだいたい10年から15年でしたが、現在は25年から30年です
奇書だ。タイトルを読むと、よくある啓発書だと思えるが、著者は二件の計画殺人を犯し服役中の無期懲役囚である。「人を殺すとはどういうことか」「死刑絶対肯定論」などのノンフィクション、自分の父親をモデルにした「夢の国」など現在10冊を上梓している。著者の美達大和は父親の特異な教育の影響もあり、極めて冷静に殺人を犯すが、深く反省をし仮釈放を放棄して一生獄で罪を贖うと決意している。子どもの頃はIQ150の天才児と言われ、社会に出てからは学習教材の営業で年収八千万円を稼いでいた辣腕営業マンでもあった。刑
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」②著者はアイルランド系英国人と結婚し、ブライトン(さらば青春の光!)に住む。元底辺中学校に通う息子とのやりとりが主軸だ。人種差別、EU離脱とリンクする移民問題、ジェンダー、LGBT運動、PC(ポリティカル.コレクトネス)、貧困などの世界の縮図のような日常をパンクな母ちゃんと息子は共に考えていくのだが、この息子の感性には驚嘆する。一例だが、学校で「エンパシー」とは何か、という試験が出される。empathyは訳すと共感とか感情移入だが、シンパシー(同
あくまで自分のこれまでと比べてやけど、2019年はこれまでで一番読書した。12/2の時点で122冊。これまで読んだ122冊全部の内容を覚えてるわけではないけど、いろんな本を読む事で面白くて、大きな刺激を受ける本と出会う確率も間違いなくあがった。面白かった本は何回も読んだり、同じ著者の別の本を読んだりもしてみてます。とりあえず人にオススメされた本は極力読む様にしたり、ジャンル問わずにいろんな本を読みよんけん、これまでそこまで読書をしてなかったっち事もあるけど、これ
岩田温は、当方には突如として出現した感があるが、最近では「WiLL」や「Hanada」といった保守系雑誌の常連として執筆している。まだ、知る人ぞ知る段階ではあろうが、保守言論人の若手(36歳)有望株である。本書においては、「リベラル派」と称される人々の偽善ぶりにスポットをあて、岩田氏がどストレートに鉄槌をお見舞いするといったわかりやすい趣旨。テッパンネタの憲法改正、安倍政治、安全保障など、当方もほぼ、我が意を得たりの感を強くしたが、それにも増して、岩田氏の実直さというか生真面目
私事ですがぁ‥昨日はお誕生日でしたぁ(*>ω<*)病み上がりなのでお友達が気を使ってケーキを持ってきてくれましたぁ(*>ω<*)マロンのロールケーキ╭(・ㅂ・)و̑̑グッ!"ちょっと、体調もイマイチだったのでお誕生日会は改めてやってくれると‥風邪をひきまして‥ベットでイルカちゃんと仲良くしてます。・゚・(>_<)ノノそしてーーお友達からオススメされた本読んでおとなしくしてます!!オススメの本はこちら!!逆文字になってしまった‥「塀の中の運動会」美達大和を読んでま
『マッド・ドッグ』著:美達大和マッド・ドッグ1,620円Amazon夢の国の加筆バージョン。再度、男の生き様、目標、目的を達成するための心構えや手段など学び直せました。意志のパワーは凄いってホント感じます。全受刑者に声高にして言いたいです!毎日×②TVばっかり見てうつつを抜かしておきながら施設の不満を言っても何も変わらない。そのことに、なぜ気付かないのか不思議です。施設側もとりあえずTV見させてコントロールしよう。って浅はかに考えているところがおもしろくもあります。人間に不
もっと太らせましょうよ、と加賀○くんが言い出した。うーむ、確かにそうやな。もう一回様子見てまた攻めっかな。マッドドッグ面白い!さすが美達大和!半端ない!!あそびあそばせ2巻、ギャングース7巻くる。ミシン一名追加されたが、思ったよりも数作れなかった。明日、職訓。メガネ、そっちの方がいいですよ、と言われる。そうなのかな?ピンクのメガネかけて、もしや変態みたいになってたのだろうか。
ペラ男、つまり嘘つきはダメだねーって話をする。3000万の件、○○さんからのレイプ事件の話で盛り上がる。ヤカラブ2読んだ。ご馳走さま。美達大和の、マッドドッグが届いているらしい。やべー楽しみすぎる。月曜からミシン1人増える。よっしゃ!
刑務所になれてきたな。デフォルト化っていうのか。慣れって怖い。そういえば、アンナカレーニナのトルストイかなんかの一説に、人間には慣れないものはないって書いてあると美達大和の本に書いてあったな。
『死刑絶対肯定論』と同じ著者による2冊目を読了。人を殺すとはどういうことか―長期LB級刑務所・殺人犯の告白1,400円Amazon彼の父の極端な性格や歪んだ教育の結果彼自身は気づいてないようですが父の願望に振り回された被虐待児だったようで彼も父による犠牲者だったのだろうと思い教育の大切さと怖さも感じました。子供の頃から大変な読書家で賢い彼だったのに何故、罪を犯す前に他者に対して思いやりや共感性が身につかなかったのかと悔やまれます。彼は自分が典型的なAC(アダル
『刑務所で死ぬということ』著:美達大和刑務所で死ぬということ無期懲役囚の独白(単行本・ムック)/美達大和/著1,620円楽天この作品からも美達さんの生き方と考え方を吸収させてもらいました。刑務所の在り方とは「犯罪者の心身の健康を維持し職業的知識および技能取得させて社会復帰に促進する。」と目的化されているのに実態は全然違うと私も常に感じている。LBもLAもA刑務所でも反省を促したり、これから先のことを真剣に考えさせるプランは、ほとんど用意されていないのが現状です。「服務