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時代の変化が早い昨今において、活動するにあたって大事な思考力のひとつである置換力についてです。置換力とは、ある事象から気づきを得て、自らの活動に置き換えて活用させる力です。何故、それが現代に必要されるのでしょうか?変化の早い時代において、あらゆる状況、状態に適応できる絶対的な正解はないからです。様々な状況において、都度最適解を導くことが求められます。そこで、活かせるのが置換力なのです。例えば、同じノウハウを用いても成功する場合もあれば失敗する場合も起こります。
接客の基本として、よく、「相手の立場に立ってものごとを考えることだ」という話を聞きます。この「接客の基本」について、マクドナルドの教育が、わかりやすいので、紹介します。マクドナルドが実践している『相手の立場に立って考える力』をスタッフに教育するには、3つのステップがあるそうです。《ステップ1:相手の立場に立って考えるための「基本」を知る》まずは、「お客様や仲間には、自分がされたら嬉しいことをする」を知ることだそうです。新人には、「お客様や仲間に喜んでもらうための最善策」に迷
2023年7月19日から、日本マクドナルドの「都心」価格が始まりました。人気商品のひとつ、ビックマックは、「都心店:500円」、「準都心店:470円」、「通常店:450円」となりました。ちなみに、「都心、準都心、通常」は、都市の規模ではなく、賃料や人件費を基にした区分けだそうです。以下に、2023年7月19日付のTBSの報道を要約し、考察しました。《TBSニュースの概要》日本マクドナルドは、7月19日から、都市部に位置する店舗での価格を引き上げました。価格差異は「都心店」
2023年7月8日(土)の正午頃に、札幌市中央区(すすきの)を車で通行していたら、比較的大規模な、規制線が張られ、消防車が何台も出動していました。車を停めて、Twitterで、この「規制線情報」をチェックすると、札幌中央区南6条西6丁目にあるメイトビルで、ガス漏れが発生し、爆発の可能性がある、とのことでした。その後、北海道のメディアで、このガス漏れに関する報道を探しましたが、特に報じられていないようなので、大事には至らなかったようです。「すすきの」の「事件」といえば、2023年
ISOマネジメントシステムの審査では、経営者へのインタビューを通じて、「組織の内部、外部の課題」についての確認があります。ISOマネジメントシステム規格は、共通テキスト文書(附属書SL)を採用しているので、ISO9001や14001など、どのマネジメントシステムでも同様の要求事項がありますが、ISO9001を事例として挙げます。(ISO9001:2015より引用)4.1組織及びその状況の理解組織の目的及び戦略的な方向性に関連して、品質マネジメントシステムの意図した結果に影響を与
(前編からの続き)厄介なのは「意見の相違」の相違でも、「過去に不適合として指摘されたか」、「口頭、あるいは観察事項等、懸念される系の話だったのか」によって、審査員の対応は変わると思います。後者の場合は、審査員のコミュニケーション能力で、乗り切れる場合が多いと思います。つまり、例えば、「過去の審査員が、貴社にそのようなコメントをしていたのなら、謝りますし、認証機関事務局にもその旨を申し伝えてます・・・」とか「観察事項での指摘なので、貴社で再検討して、環境側面に関連する順守義務とす
組織の仕事の仕組み(マネジメントシステム)が国際規格に適合し、有効に機能しているかを第三者が審査し、世間に公表するISOマネジメントシステム認証制度がある。このISOマネジメントシステムについて、最近、個人的に気になっている点を備忘録代わりに、何回かに分けて少しまとめておきたい。今回のテーマは、「意見の相違が生じた場合のコミュニケーション」について。組織審査に訪問すると、「過去の審査で、○○審査員には、こう言われた」と組織から反論されるケースがあります。よくあるケースのひ
2022年12月17日付けのBBCニュースが、「ベルリンのホテルで巨大水槽が破裂、魚1500匹の大半が死亡」という見出しの記事を報じていました。記事を要約すると、◆ベルリンのラディソン・ブルーホテルで16日午前5時50分ごろ、巨大水槽が破裂した◆破裂により、ホテルや近くの道路に水があふれだし、落ちたガラスで2人が負傷した◆水槽(アクアドーム)は、高さ15.85mで、100種類以上の魚1500匹が中を泳いでいた◆ベルリン消防局は、大半の魚は死んだ、低い外気温のため、助けるのは
約3年ぶりに風邪をひきました。振り返れば、2020年2月まで、約9年間に亘り、月間平均3レース以上、マラソン大会に出場していました。“これだけ、マラソン大会に出場しているなら、健康体なんでしょうね”、とまわりは思うかもしれませんが、実は、ランニングは、からだの免疫力を低下させます。医学的に論理的な説明は、私にはできませんが、感覚的には、月間、300~400キロのジョギングをしていて、長距離走は慣れていても、フルマラソンの大会を走った後は、からだが、相当にぐったりします。つまり、か
(前編からの続き)ただ、IAFでは、コロナ禍においては、特例措置を表明しています。(以下、引用(抜粋))<「IAF発行の新型コロナウィルス感染拡大にかかるよくある質問(2021年1月26日更新)」抜粋>Q14:OH&SMSの場合、IAFMD5:2019(2020年5月7日から適用)によると、遠隔審査手法は、文書/記録の確認と、スタッフや労働者へのインタビューに限定されるとあります。OH&SMSでのプロセス管理とOH&Sリスク管理は、遠隔審査手法を使用して審査する
(前編からの続き)事例に上げた「金属部品の設計、製造及び建設資材の仕入販売」であれば、・分野17と分野29の製品、それぞれについて、適用不可能な箇条があるか否か・適用不可能な箇条がある場合は、その正当性の理由・分野17と29の設計開発プロセスや製造プロセスの検証結果や具体的な運用事例・仕入製品(分野29)について、商品企画や商品開発提案の有無とその事例・仕入先メーカーの選定評価とその記録・・・といったことは、審査報告書への記載が必要でしょう。よくあるパターンは、分野17
組織の仕事の仕組み(マネジメントシステム)が国際規格に適合し、有効に機能しているかを第三者が審査し、世間に公表するISOマネジメントシステム認証制度がある。このISOマネジメントシステムについて、最近、個人的に気になっている点を備忘録代わりに、何回かに分けて少しまとめておきたい。今回のテーマは、「認証決定に必要な情報と審査報告書の記載」について。言わずもがなですが、ISO認証審査における「審査報告書」は、審査において収集し、検証した情報を基に、認証の可否を決定します。したがっ
先日、出張先で朝の身支度をしながらNHKの「あさイチ」を見ていたら、「謎ルール」について、特集していました。特集を担当したNHKの森花子アナウンサーの実家は「剣道一家」で、「自宅を歩くときはすり足」というルールがあるそうです。これに対し、スタジオでは「えー」という反応が多かったです。私も小学生時代は、6年間、剣道を習っていたので、個人的に、自宅の板の間では、「すり足」、歩くときは「かかと上げ」を一時期、実施していました。私の場合、これは、誰に強制されたわけでもなく、「なんとなく」
2022年11月23日付けの朝日新聞デジタルが、『出世望まぬ公務員「勉強時間ない」「昇進よりも家庭」自治体は苦悩』という見出しの記事を報じていました。記事によれば、(以下、筆者が編集)◆課長や係長になるために公務員が受ける昇任試験の人気が低迷している◆13の都府県と政令指定都市に聞いたところ、8自治体で受験率が下がっている◆理由は、「仕事が多忙」、「昇進より家庭を優先したい」という意識の変化があるとのことです。記事では、・川崎市では、昇進試験の受験率が2012年の5
FSSC22000Version5.1Part3(認証に対する要求事項)の5.2には「複数サイトにまたがる複数業務」の要求事項があります。「5.2.1本部の業務」の要求事項を以下に引用します。(以下、引用)1)認証に関わる業務(調達、サプライヤの承認、品質保証など)を本部が管理している全ての場合において、スキームは、その業務を審査し、食品安全マネジメントシステムに、それらの業務に関して権限及び責任をもつ(委託された)と記載されている人に面談するように要求している。この
「残りの人生をどのように生き抜くか」がテーマになっている私です(笑)「こういう時間の過ごし方をしなければダメだよなぁ」と思いつつ、自分では実行できていないのに、人にはアドバイスしている過ごし方のひとつとして、「無の時間を意識的に作る」です。多くの現役世代の人に「毎日、どう、過ごしていますか?」と聞けば、・あくせくと毎日、仕事に追われて過ごしています・ビンボー暇無し、毎日忙しいです・今日もバタバタと仕事です・・・などという答えが返ってくるでしょう。月並みですが、「仕事だ
(前編からの続き)この議論をすると、「ある建築資材部品には、金属だけでなく、樹脂もある」「大企業なら仕入販売をやっていることは多い」とややピンボケな回答(議論)があります。それは、当たり前の話で、組織の業態が「組立屋(assembly)」ですから、金属部品にEリング(樹脂製)を付属することはもちろんあるでしょう。また、取引先から、「御社が、組立部品の資材として調達している××メーカーの金属部品をうちに卸してくれないか」といったケースもよくある話です。ポイントは、その組立
組織の仕事の仕組み(マネジメントシステム)が国際規格に適合し、有効に機能しているかを第三者が審査し、世間に公表するISOマネジメントシステム認証制度がある。このISOマネジメントシステムについて、最近、個人的に気になっている点を備忘録代わりに、何回かに分けて少しまとめておきたい。今回のテーマは、「組織に該当する産業分野について」について。「産業分野」については、何度となく、コラムで取り上げていますが、最近経験した事例を挙げておきます。JABに認定されているISO審査登録機関(
2022年11月4日付けのテレビ朝日器「グッドモーニング」が、ファーストクラスで、子連れの夫婦が席を替わって欲しいと他の乗客に依頼し、拒否された話題を報道していました。ご存知の方も多いと思いますが、簡単に経緯を以下に記します。・2022年10月に、アメリカの飛行機の中である女性が経験した出来事・この女性が、購入したのはファーストクラスのチケット・座席に座っていると、ファーストクラスの子連れ家族から座席の交換を依頼された・子連れ家族は3人で、席が離れており、女性が隣に移ることで並
怒らない!褒めない!叱らない!勇気づけ子育て14年!!アドラー心理学勇気づけ子育て講師の前川公美子です!クークーって呼んでくださいね二学期もスタート!!部活もあったり、塾もあったりするので、夏休み感も少なめだけど、少しいつもよりのんびりとできた夏休みでした!みなさんはいかがお過ごしでしたか??20歳の青春我が家の子どもたちは、20歳、18歳、16歳なんですが、まさに、青春ですよねとくに、20歳のNaさんは、面白いのです。面白いなんていうと、プリっとしちゃうかもしれま
組織の仕事の仕組み(マネジメントシステム)が国際規格に適合し、有効に機能しているかを第三者が審査し、世間に公表するISOマネジメントシステム認証制度がある。このISOマネジメントシステムについて、最近、個人的に気になっている点を備忘録代わりに、何回かに分けて少しまとめておきたい。今回のテーマは、「組織のレベルに合わせた指摘」について。ISO認証審査では、・マネジメントシステムが認証基準に適合し、継続的な改善がされているか・マネジメントシステムが効果的に運用され、能力が維