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2023年5月某日。検査結果を聞く日、ワタシは妻と一緒に病院へと赴きました。診察室で担当医から告げられた内容は…「辛い抗癌剤治療に耐えたのはとても素晴らしいです。わずかに進行は抑えられましたが、これ以上投薬しても副作用で体力低下するだけで根治には至りません。病院でできる治療は痛み止めの緩和ケア…昔の言い方をするのであれば終末治療です。入院を続けるか、自宅療養するか考えて下さい。」妻はその場で泣き崩れました。ワタシは妻の身体を支えて、背中を摩ることしかできませ
ここ数年、1月に友の旅立ちが続いています。1年前の今日、TeamACCの仲間、猫舌さんが腺様嚢胞癌で旅立ちました。最後に会ったのが、世の中がコロナ禍に突入する直前の2019年末、大阪茶屋町でのキャンサーフォーラムでした。仲間に「大丈夫!大丈夫!」といつも明るく声をかけていた猫舌さんの笑顔が忘れられません。28年前の今日、阪神大震災が起こり6500人近くの方が亡くなりました。当時、私は宝塚に住んでいましたが、揺れが収まってしばらくするまで一体何が起こったのかわからない状態。真っ暗闇の中で「
おはようございます末期がんサバイバーですがん治療も基本は法律に基づいています10年前の、がん末期になった国会議員が動かして出来たがん対策基本法、推進基本計画で、通常の予防、早期発見、集学的治療、緩和ケア、患者会の充実の方向性が出され、4~5年に一回改訂、内容の充実を図っていますうち、患者会、相談会についてですが、各病院が独自に、ボランティアも入りますが、最近コロナで自粛がみられます患者会、がん相談会はがん末期になるとADLの低下から臥床時間が長くなり、外出も会話も困難に
こんばんわ。おかわりありませんか。今日不調で終日臥床していました。大分前から考えていたリビングウィルです、今の所こんな感じです。リビングウィルについてお願いします2020.04.27私の病気対応について延命処置をほどこさないで欲しい人工呼吸器、気管切開、心臓マッサージ、等、生命維持のための処置は希望しません。高カロリー輸液とか胃瘻などによる継続的な栄養補給は希望しません。万一人工呼吸器がつけられても、いったん電源を切って頂き私の自発呼吸が戻らなかった場合、人工呼吸器を
こんばんわ中咽頭腺様嚢胞癌末期局所制御不能の状態で在宅療養続けています。今朝起きたら口の周り、マスクが赤黒く染まっているのに気づき、昨日の夜に3回目の咽頭腫瘍破裂が起きていたんだと気づきました洗面所で顔を見ると、両口唇から赤黒い血性、粘液が流れ落ち、顔もところどころ血で汚れていて気味が悪いです顔を洗い、口腔内洗浄するに粘調な赤黒い紐がたくさんでてきました繰り返すうちに出血止まらなくなるだろうと思いながら終日臥床していました夜になっても少し出ているようです頭頚j部外科の予約日
こんばんはがんに対する積極的治療方法がなくったといわれ、1年になります下顎骨と咬筋へのがん浸潤が進み、先週CT検査でも順調に腫瘍増大、筋層への浸潤、骨溶解が進行中です発語略不可。咀嚼も不可、1日のうち5分の4は布団の中の生活で2週間に一回の診察日でした札幌医大に到着したのが8時半全体にコロナが流行り出してから患者数少ないようですまず試験管5本採血スタッフとのやり取りは筆談と声にならないうなり声と身振り手振りと笑顔で進んでいきます、その後、ランマークの注射。4回目でこれは痛いです。
こんにちわ在宅療養続けています昨日、3月2日、少しづつ大きくなってきた咽頭内ののう胞性腫瘍が2回目の破裂です朝、起床してみると、就寝時つけていたマスク、枕カバー、シーツが暗赤色の血性粘液で汚れていました夜間、痛みも音もなく、大きくなった腫瘍が破れ、出血しだしたようですこのまま止血しないと、覚悟した死を迎えることになるのかと思いながら、布団から起きて口腔内洗浄をするに鏡を見るに自分の顔ながら、口の中、口の周り血で赤黒く変色、異様な顔貌を呈していました慌てる家人をなだめながら
こんばんわ北海道から始まり、全国一部地域を除いてコロナ拡散予防のため小中学校の休校が実施されています生徒の感染症予防で休校処置に関係して、ふっと自分が50年前に読んだクローニンの城砦を思いだしています主人公のアンドリューが新任医師として田舎の炭鉱町に行ったとき、後で妻になる教師がはしかの生徒を、自宅隔離だと家庭的に大変なので学校に連れてきて給食を与え教室で不十分ながら隔離するのに遭遇する場面があります。今の当事者のやっている努力と全く同じです。この本強く印象に残ってます。がん
こんにちわ今日は定期受診の日でした現在は在宅療養をしながら、札幌医大病院に通院しています最初は別の総合病院で治療受けていましたが、重粒子してもダメ、手術してもダメで化学療法しか残された道はないという判断が出た時点で、転院することにし通うようになって1年が過ぎました。札医大では、腫瘍内科を中心に、歯科口腔外科、緩和ケアを目的にした麻酔科、頭頚部外科が相談して治療にあたってくれています。今朝は受診の日です昨日は痛みのためあまり眠れませんでしたいつものように妻と朝家を出て、タクシーに
こんにちわ中咽頭腺様嚢胞癌闘病中です重粒子治療でも原病巣制御不良で局所浸潤再発し、その後手術してもやはり局所浸潤再発し、2019年2月から、化学療法になっています。下顎骨、咬筋までがん浸潤がすすみ、オピオイドも使っていますが、痛みも徐々に進行、局所の突っ張りもまるで右顎右首が筋組織からコンクリートおような固い塊に感じるようになっています。手術後から咀嚼不可、術後1週目に腹直筋皮弁移植部位の縫合不全起こして全舌切除追加行い、うなり声のような声しか出なくなっています飲食は流動食を重力で流
おはようございます最初に重粒子、局所再発して手術、身障4級になり、ずっと構音障害、短語のみうなり声で出せる状態、コミュニケーションは筆談で行い、咀嚼不能、飲み込み不可で食事は全てペースト状にして重力で流し込む生活になり2年が過ぎました放射線と手術はもうできないということで緩和+化学療法が主になり、当初PCE行うも、副作用強く1クールで中断、オプジーボに変更、局所浸潤強くなり、再度PCEに変更、局所浸潤益々強くなり、時々出血もあり、TS1に変更なった所です手術した前医で気管切開し
おはようございます最近、局所の腫脹が自分ではっきり分かり、日一日進んできていますパクリタキセル、アービタックス、カルボプラチンを開始して、副反応つらいですが、一日でも在宅を長くという希望を聞いていただけ、早々に入院~外来ケモでの加療手配をしていただいたところです。外来ケモ時、事前の血液検査、結果待ち、診察時間、入れると7時間半かかり、6時間以上かかる人は入院ケモ(2泊位)すすめられますが、事前検査を治療日に前々日に行い。治療日は来院、すぐ抗がん剤点滴できるようにして、5時間くらいで済むよ