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大したことないんですよ、他地域にくらべたら。それでも、白くなってるってだけで、近所の子どもたちがはしゃいで登校していきました。路面にはほとんど雪はありません。それにしても一日中寒かったです。。2024年の4冊目パッキパキ北京綿矢りさ著集英社2023.12.10発行144ページ東京のタワマン暮らしだったけど、歳の離れた夫の海外赴任地北京に行くことになった女性。コロナ渦中で隔離期間を過ごすのもリゾートホテルを手配してもらうなど、
今年の一冊目、綿矢りさの『パッキパキ北京』を読み了えましたよ。去年末に発売され、1ヶ月ほど積んでたんですが、今年に入って仕事の休憩中に読めるようになったので4日くらい前に読み始めたんですが、あっという間に終わってしまいましたね。ちょっと消化不良。……でも、それくらいにちょっと薄めの内容でございました。銀座でホステスをしていた菖蒲が中国に単身赴任している20歳年上の夫に招かれコロナ禍の中で中国に渡り、そこでさまざまな体験をしていく、……的なお話です。
べりぃ的今日は、映画感想文🎬勝手にふるえてろ原作綿谷りさ監督大九明子あらすじ松岡茉優さん演じる江藤良香(以降ヨシカ)は東京のある会社の経理課で働く24歳のOL。アンモナイトを購入して部屋に飾るほど、絶滅した動物が好きで夜な夜なWikipediaで調べて夜更かししていたり、タモリ倶楽部が大好きなちょっと個性的な女性。そんなヨシカには中学の時から、ずっと想い続けている人がいた。当時、同級生たちから“イチ”と呼ばれていた一宮(北村匠海さん)のことを、10年以上も想い続け
蹴りたい背中綿矢りさ第130回(2003年下半期)芥川龍之介賞受賞作。当時はずいぶん話題になった記憶がある。読んだことはあると思うけど、ほとんど覚えてなかった。作者は執筆当時まだ大学生だったそうだが、何冊も書いた作家のような書き慣れた感じがした。クラスの人間関係なんかは懐かしく読んだ。でも、この年齢でないと書けない作品、という気は正直しなかった。これはたぶん、私の感度の方に問題があるんだろうけど。苦笑音楽は自由にする坂本龍一個人的に、これまで最もよく聴いたミュージシャンの一
昨夜放送していたTBSラジオの「武田砂鉄のプレ金ナイト」のゲストは作家の綿矢りささんでした。綿矢りささん、ネットで調べてみると1984年生まれなんですね。京都出身、語りにほんのりと京都のイントネーションが感じられます。お話も知的な感じでなかなか聴きごたえがありました。芥川賞を最年少で受賞したのが2004年。当時、綿矢さんが話題になっていたころ、中野のあおい書店で『蹴りたい背中』を購入して読んだ記憶があります。また雑誌でこの若手作家の記事を読んで、くすぶっている自分はずいぶんとう
数カ月ぶりに小説を読みました。なんとなく選んだ本。それが今の自分の心境にぴったり合っていて、本との出合いの不思議を感じます。小説というより詩集のような本。芥川賞を受賞した綿矢りささんの言葉選び、行間のとり方、うまい。高校生のピュアだけど変わった恋愛の話。大学受験シーズンの話なので、臨場感がある。主人公の気持ちがわかるような、遠い昔の話で他人事のような、ふわふわした感覚になる。芥川賞作家でも自分の中では合う合わないがあるけれど、綿矢さんの文章は響くものがあった。☆☆☆☆「ひらい
パッキパキ北京(集英社文芸単行本)Amazon(アマゾン)駐在妻の北京滞在小説である。著者の綿矢りさも北京に滞在したことがあるらしく、その経験が基になっている。ところで、パッキパキとは何なのか。この小説の中では、次のように出てくる。「湖の水と同様、川の水もパッキパキに凍っていた」(59ー60頁)。どうやら、この擬音語は、余裕で零下を下回る厳しい冬の凍えるような状態を表す言葉のようだ。主人公は、次のようなラップさえ歌い出す。「冬の北京はパッキパキ」(60頁)。以前、なんかの本で「思想
綿谷りささんの本は「インストール」「夢を与える」以来、しばらく読んでいませんでしたが、今回は舞台が北京ということで、読んでみました。綿矢りささん自身が北京に滞在した経験があるのでコロナ終息後の北京の様子を、リアルに描いています。ショッピングモールで買い物したり、公園でスケートをしたり、街を歩く人の髪型やファッション、そして食べ物の描写が、とてもよいです。ザリガニ、鴨の首、鴨の血など、向こうでよく食べる食材もでてきますが、麺がウマすぎる問題はめ
お正月から天災や大きな事故等が起こってココロが落ち着かないときに、テレビを消してゆっくり読書でもしようと「椿ノ恋文/小川糸」を読み始めました。「ツバキ文具店」「キラキラ共和国」の続編で鎌倉の代書屋を舞台にした大好きな物語です。でも前作の内容をほとんど忘れていて登場人物の関係性がわからず字も細かくて疲れてしまい間違いなく優しい癒しの物語だとわかっているのに物語世界に入れず読み進めることが出来ませんでした。思いのほかメンタルが弱っていましたわ。ならばもう一冊と読み
新しい年になってもう10日以上過ぎちゃったけど去年10月、11月、12月に読んだ本のまとめ「徳川家康弱者の戦略」磯田道史大河ドラマは観てなかったけど、岡崎城へ行ったので家康の事が気になって読みましたとっても読みやすかったです。「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」岸田奈美ドラマ化されてたので読んでみました。神戸の方だったんですね「ブラタモリ」東京駅に行くので予習を兼ねて読んでみましたおかげで駅ポストからハガキ出せました他にも見学し
パッキパキ北京(集英社文芸単行本)Amazon(アマゾン)本の帯に「一気読み必至の痛快フィールドワーク小説」とあったが、これはほんとに勢いよく一気読みすべき。読後、スカっとするし、こういうふうに人生エンジョイしたいな~と思う。コロナ禍まっただなかの北京に、「駐在妻」として帯同することになった主人公、菖蒲(あやめ)。菖蒲は、中国に渡航する前にすでにコロナに罹患していて、そのときの描写が物語の冒頭にある。もちろんコロナには罹って3日くらい動けない日もあったけど
好きな作家さんと聞かれると一番に思い出すのは、「有川ひろ」さんです。図書館の蔵書を検索していてヒットしました。ただ、有川ひろさんだけが書いているのではなく、複数の作家さんの「女性が主人公」で「お仕事」の小説を集められています。それと、物理的な制約から「短編」に限ります。(当たり前)本当はアカンのでしょうが、この短編集の意図も知りたかったので、巻末の「解説」も少しだけ先読みさせてもらいました。編者の三宅香帆さんが解説を書かれています。今回の企画のコンセプトは「女性主人公を中心とした日本
読了。重い本が続いたので、軽めの綿矢りさ2作品め。作者26歳の時の作品。主人公は26歳の女性、ヨシカ。恋愛経験のない(文中に処女だと記載ある)オタク。中学時代の同級生(数字のイチ)に片思いしつつ、会社の同期(数字の二)から言い寄られて、理想と現実に葛藤する。松岡茉優が主人公役で映画化されたから、知っている人は多いだろうね。理想と現実、どちらを取るか。結局ヨシカが選んだのは現実なのだが、恋に爆走したのは将来(30~40代になって)甘い思い出になるだろうね。ただ、最後に現実を選ん
新年早々、お米の注文午前中に取りに来るというので精米済みのものを計量箱根駅伝を聞きながら読書大沼紀子「真夜中のパン屋さん第五巻午前4時の共犯者」年末から読んでいて、ようやく読了今後の展開を匂わせる記述があった年末に借りた綿矢りさ「パッキパキ北京」あっさり読了「勝手にふるえてろ」はギブアップ中パッキパキ北京は読みやすかった菖蒲さんカッコ良すぎ午後、ばあちゃんの実家に年始のご挨拶遊びに行った子どもたちは明日から仕事なので早めに帰ってきた
『蹴りたい背中』蹴りたい背中(河出文庫)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}小説の最初の一文にドキッとすることがある。この作品がそうだった。さびしさは鳴る。高校生でクラスのみんなとうまくコミュニケーションとらない主人公の女の子の感情が、周りと自分とのギャップとか、・・いや、それ、ちょっと違うんです、って思っている感情を、いろんな角度から見せられた小説でした。主人公の女の子はひねくれている。例えば、こんなふうに。〜私は、余り者も嫌だけ
ブログだけではなく作家活動もしております。もりこうたです。ネットでねURLhttp://brai5.wordpress.comさてブログを通じ読者感想文のコーナーをまとめ年間BEST小説を今回決めたいと思います。こうたの読書にかける想いを皆様にとどけてます。経費30,000円使っている太鼓判人気コーナだよブログが人気が出たのも小説の感想文があってのものと思っていま
★★★井村屋のあずきバーを思わせるパッキパキで折れない・ぶれない・超パワフルな36歳・菖蒲(あやめ)が主人公。20歳年上の夫は、3年前から北京で単身赴任中。適応障害気味な夫の願いで愛犬と共に北京へ飛んだ菖蒲。中国のあれやこれやを織り交ぜながら、菖蒲のぶっとんだ生活が描かれる。自分とは真逆な主人公。超ポジティブで人生を満喫する姿は、ある意味羨ましい。スピード感のある文章、冬なのに熱くなる。勢いそのままに読んでいると、時折物事の本質を突く言葉にハッとさせられる。
綿矢りささんパッキパキ北京先日放送された5時に夢中のコーナー、中瀬親方のエンタメ番付12月場所でも紹介されていました。綿矢さんの北京旅行記。ウキウキが止まらない。友好を結び尊敬し合える世界の一歩が旅行なのかなぁなんて思ったり。
有川ひろ、恩田陸、桐野夏生、田辺聖子、津村記久子、山本文緒、綿矢りさ。「女性の仕事について」の短編~中編を1冊にまとめたのが本書だ。好きな作家が何人かいるので、「まとめて読める」と思って読んだ。どれも、どこかの作品に既に収録されている。一番面白かったのは、山本文緒の「社畜」。短いが、登場人物を近くに感じられる良作だった。津村のも面白かった(特に設定が)が、話が少し長い。女性の仕事を描いた作品が意外と少ないというのが、解説で書かれている。
今月上旬くらいに最近買った本を紹介していたのに、それとは違う本を読んでいました。パッキパキ北京(集英社文芸単行本)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}今も北京にいる人々とSNSでつながっていて、そこでアップされていた情報から「こんな本があるんだ!」と知ってすぐに書店に走りました。いや~!私にとってはとても面白かった!最近の北京の様子はわからないので「こんな感じになっているのか」と新しく知ることができる点もありましたが、出
松岡茉優は20代の女優さんの中で、今、人気・実力ともにNo1だと思う。ここ数年のドラマ・映画での彼女の演技はついつい魅入ってしまう。この映画は綿矢りさ原作の2017年の作品。彼女の原作は読んだことないのだが、今回の作品含め綿矢りさの描く世界は好きかもしれない。当時まだ22歳だった松岡茉優の、渾身の演技が楽しめる一品。綿矢りさ原作映画では「ひらいて」(山田杏奈、芋生悠主演)を観たことあり。「ひらいて」の監督は首藤凛、「勝手にふるえてろ」は大九明子。ともに女流監督だが、綿矢の作
2022.6夫が中国広州に赴任2022.7私とむすこも渡航し帯同2023.10中国上海に引越しむすこ4歳,インターナショナルスクール(年中相当)通園中わたし80后,新卒から働いている会社を帯同休職中帰国子女(北京、シンガポール)駐在(北京)帯同(ソウル、広州、上海)馬車馬のように働いた20代から一転、30代は育休を含めて半分以上会社を休むのんびりライフスタイルで行きますえ、綿矢りささん北京で駐妻していたの!?パッキパキ北京(集英
読了。元々娘が買ってきた本。2004年当時19歳で芥川賞受賞しミリオンセラー。19年越しに読んでみた。一言で感想を言えば、これを19歳が書いたのか...という驚き。語彙の豊富さ、五感を文字にする表現力。19歳にしてどこまで大人なんだ。ハブかれている「私」の一貫した強さは著者自身の強さなのか。出だしからぶん殴られたような衝撃。「今日は実験だから、適当に座って五人で一班を作れ。先生が何の気なしに言った一言のせいで、理科室にはただならぬ緊張が走った。適当に座れと言われて、適当な所に座
昨日は10日ぶりにコメダに行きました。朝にお店でコーヒーを飲めるのは幸せです…今朝も行っちゃいました。先週は子の看病で早帰りだったので、テレビ&読書に勤しみました。AmazonPrimeVideoの『ここは笑いのふしぎ堂書店』全部見ましたが、設定が作り込み過ぎていて、あまり笑えませんでした。残念。本は『猿の見る夢』桐野夏生『ひらいて』綿矢りさを読みました。図書館で借りた本です。最後のページ(裏表白紙)に、手描きの文字がうっすら見えて「何かの仕掛けか?』と思ってよく見たら、
皆さんこんにちは。少し前、お友達とランチに行きました。久しぶりに会ったのでまずは近況報告沢山おしゃべりできてとても楽しかったです♪時間が経つのがあっという間でしたではここからは読書記録を書きたいと思います。今回は綿矢りささん『蹴りたい背中』です。綿矢さんの作品は初めて読みました!高校生が主人公のお話で、クラスの中であまり馴染めていないハツという女の子、ハツのお友達である絹代、推し活をしているにな川がメインの登場人物としてお話が進んでいきます。高校生の思春期の人間関係が描かれていま
『限りなく透明に近いブルー』村上龍限りなく透明に近いブルー(村上龍電子本製作所)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}言葉に意味をもたせようとすると、その言葉が嘘っぽくなるときがある。言葉は、コミュニケーションの一つだけれど、そのコミュニケーションを言葉が複雑にしているんじゃないかと思うときがある。村上龍さんの言葉は、その文字たちは、神経に伝わってくる感じがある。だから中毒になるんだろうな。村上龍中毒。
携帯電話とお財布とKindleと車のカギかなー。祝日でも仕事ですヒマだからお休みにすればいいのになあー。先日行ったイオンのラウンジ。やっぱり野菜ジュース頂きました。コーヒー飲みたいんだけど、今は身体を労わるのが一番😅こんな本読んでました。綿谷りささんの意識のリボンは短編小説が沢山載っていてよみやすいです。意識のリボン[綿矢りさ]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}意識のリボン(集英社文庫(日本))[綿矢りさ]楽天市場${EVENT
こんにちは。もうすっかり寒くなってほぼ冬ですよね???そろそろ私の地元も初雪降りそうですそういえば、1Q84、文庫本で全6巻読み直しを終えました!大人になってから読み返すとより集中して読めた気がします!こんなに面白い話だったんだと改めて感じました。本当に6巻もあるとは思えないくらい手に汗握りながら読みましたねそれとは別に読んだ本です!かわいそうだね?/綿矢りさ著綿矢りささんといえば蹴りたい背中、勝手にふるえてろを読んだことがあります。どちらも独特のワールドで面
痛快フィールドワーク小説#架空書店231114⑥🇨🇳パッキパキ北京綿矢りさパッキパキ北京[綿矢りさ]楽天市場1,595円#予約受付中#新刊#本#予約#読書垢#架空書店の本棚#231205on#パッキパキ北京#綿矢りさ#集英社気分よく生きるための私的解釈Amazon(アマゾン)【架空書店本店】https://kakuushoten.com/➡️【New✨】架空書店Amazon支店https://www.amazon
読書記録です。「オーラの発表会」綿矢りさ装丁がとても綺麗なので選びました実家から近い大学に入学が決まった海松子は両親から一人暮らし体験を提案される。彼女は実はとても美しいのだが、本人には自覚がなくて実家を出た途端、服装にヘア、持ち物…変人オーラが止まらない。実家暮らし、高校生までの制服、センスの良い母親が手を貸す毎日の身繕い。それが彼女独特の変人オーラをこれまで薄味に隠していたみたいまね師(人真似ばかりする友人)、あぶらとり神(大学の友人)、七光殿(彼女を好