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こんにちは。フランス・ドイツ・日本と引っ越しながら日仏バイリンガルの子ども二人を育てた日本語教師海外での日本語教育サポーター【KOTOHOGU日本語】主催の聰子です。この間からお届けしている海外での日本語教育の難しさとその解決法が分かる無料動画講座。『国際結婚したら、子どもは日本語と相手の言葉が話せるようになるの?』こんにちは。フランス・ドイツ・日本と引っ越しながら日仏バイリンガルの子ども二人を育てた日本語教師海外での日本語教育サポーター【KOTOHO
継承語として日本語を学ぶ子どもたちとそれを支える家族の解決策を模索しているあーでもないこーでもないと読み始めては諦めて積み上げた本の山がどんどんどんどん高くなる日本語についての研究が広く行われているからかどこから始めたらいいのかどこへ向かったらいいのか脇道にそれてばかりいるそしてとうとう「古典」を知る必要がありそうで「俳句」の真髄を極めると答えがありそうだと思い始め我に返って頭を抱える古典のこの字も知らない私けれど人並みに日本語を理解してい
こんにちは。フランス・ドイツ・日本と引っ越しながら日仏バイリンガルの子ども二人を育てた日本語教師海外での日本語教育サポーター【KOTOHOGU日本語】主催の聰子です。私が住むフランスパリ郊外では2週間のバカンスが終わりまた学校が始まって数日が過ぎました。(フランスは、4つの地域に分かれていてバカンスによってそれぞれ時期がずれている時があるのです。だから同じフランスでもバカンスの時期が違うことがあるんですね。)最近は働いておられるお母さ
こんにちは。フランス・ドイツ・日本と引っ越しながら日仏バイリンガルの子ども二人を育てた日本語教師海外での日本語教育サポーター【KOTOHOGU日本語】主催の聰子です。先日、近所に住む日本人のお母さんたちとお話していたとき一人の方が最近国際結婚がますます増えていると感じるということをおっしゃっていました。その話を聞いて考えたこと。皆様ご自分の子どもが日本語を話すようになるのかどうかというようなことは考えておられるのかなと・・・。
先日(2024-04-18)「何から与えたらいいのか」という記事を書いた自分で書いておいて随分上から目線だったなあと振り返る与えられるものなど何もないだからこうして悶々としているのだでもきちんとした形にはなっていないけれど日本語で伝えることが出来るという事実がここにある与えるのではなく分かち合う私にあるものを受け取りたい人と「どうやって」に囚われ過ぎているかもしれない
こんにちは。フランス・ドイツ・日本と引っ越しながら日仏バイリンガルの子ども二人を育てた日本語教師海外での日本語教育サポーター【KOTOHOGU日本語】主催の聰子です。先日あるお母さまとお話したときのこと。このお母さまも海外在住でご主人が海外の方小学生のお子さまがおられます。周りで同じように日本語教育をされているご家庭を見ているとお子さんの状態というのは親の鏡であると感じることが多いとのこと。どういうことかというと日本語教
こんにちは。フランス・ドイツ・日本と引っ越しながら日仏バイリンガルの子ども二人を育てた日本語教師海外での日本語教育サポーター【KOTOHOGU日本語】主催の聰子です。先日21歳の息子に言われたこと「ママ、ボケないように暗算アプリで毎日計算したら?僕も毎朝やっているよ。暗算は脳の活性化に大事。計算機を使ってばかりではだめだから。」おしゃべりが上手だった娘と比べて息子はなかなか話し始めない子どもでした。今思えば日常的に四か
日本語教師になって日本語を外国語として客観視することを学んだそして日本語に対してそれまでには思いもつかなかった疑問を持つようになった最近入手した本によると「音には本来、意味があり、音のもつ意味には、万国一定の共通性がある」らしい
本好きなイギリス人の友達からメッセージが届いた(英語で)「興味深い新しい言葉に出会ったのよ''tsundoku''また日本語なの私自分が日本に繋がりがあると確信したわ」先週末にAmazonJapanで注文した本が届いたばかりの私神様はこんな手を使って「読みなさい」と催促してきた
こんにちは。フランス・ドイツ・日本と引っ越しながら日仏バイリンガルの子ども二人を育てた日本語教師海外での日本語教育サポーター【KOTOHOGU日本語】主催の聰子です。今日は先日あるお母さまから聞いたお話です。そのお母さまは海外の方と結婚されており(A国とします)現在はお二人お子さんがおられて日本でも、ご主人の国でもない第三国(B国とします)に住まれているのですが周りにはほとんど日本人がいないということなんですね。しかも日本とA国の親を
先日’’日本語を外国語として学ぶ’’というタイトルで日本語を外国語として学ぶ生徒が「を」「が」「は」などの助詞を省いてしまう問題についてブログを投稿した日本語教師としての教育実習の最中、「’が’自体に意味はないのですが……」と(英語で)口走った途端体が硬直したのを覚えているえ?あれ?本当にそうか?どこで習った?思い込んでないか?知らないだけじゃないのか?あれから2年近くになる「日本語は一音一音に意味があります」ようやくこう言い切ってい
日本語教師養成講座を受講していた時のこと日本語を学ぶ外国語が母国語である人たちを相手に教育実習があった実習中に私を大きく悩ませた問題は何を教えるかという課題より彼らが助詞を省いてしまうことだった色や形を変えて「を」「が」「は」など彼らが言い損ねるたびにパズルピースの形を用いてそれぞれの助詞と関連付けて描いたパネルで指摘する授業はこなせたけれどその場しのぎに過ぎない彼らが本当に理解して使えるようになったとは思えないからそうは言っても日
こんにちは。フランス・ドイツ・日本と引っ越しながら日仏バイリンガルの子ども二人を育てた日本語教師海外での日本語教育サポーター【KOTOHOGU日本語】主催の聰子です。さて先日ご近所にお住まいのお子さまとお母さまと一緒に「日本語で遊ぶ会」を開きました。以前もお話したことがありますがこの会は不定期なのですが年に3~4回くらい開催しています。『「日本語で遊ぶ会」開きました。日本の神話をお子さまに教えてあげてほしい理由。』こんにちは。フランス
こんにちは。フランス・ドイツ・日本と引っ越しながら日仏バイリンガルの子ども二人を育てた日本語教師海外での日本語教育サポーター【KOTOHOGU日本語】主催の聰子です。今日はお薦めの本の紹介をさせてください。私は日頃から子どもに日本語を話してほしいなら自分が日本人であるという感覚が持てるようにまた日本人であることに誇りが持てるような働きかけをしていくことが大切ということをお話しています。そのための方法の一つとして日本の歴史を正しく知るという
こんにちは。フランス・ドイツ・日本と引っ越しながら日仏バイリンガルの子ども二人を育てた日本語教師海外での日本語教育サポーター【KOTOHOGU日本語】主催の聰子です。先日マンガ家の鳥山明さんが亡くなられました。私が住んでいるフランスでもとても大きく取り上げられて皆さんが本当に悲しんでくださっていることがよく分かりました。私の所に来られている日本語の生徒さんの中にも本当に悲しんでいる人が多くてそれぞれが自分が好きな作品について話したり思
こんにちは。フランス・ドイツ・日本と引っ越しながら日仏バイリンガルの子ども二人を育てた日本語教師海外での日本語教育サポーター【KOTOHOGU日本語】主催の聰子です。先日町のお料理グループの会がありました。これは10人くらいのグループで大体月に一回誰かの家でその中の二人が新しいレシピの料理を作って紹介しみんなで食べるという趣味の会です。このグループの中には私以外にもう一人日本人の友達がいるのですが今回私のうちで彼女と一緒に和食のレ
ずっと悩んでいた有るのか無いのかわからない答えを探して「日本の家族と話ができるように」「外国語の環境でも日本語を話す私と会話ができるように」そのために日本語を学ばせているのに漢字を覚えさせなくちゃいけないし興味のない話を読ませなくちゃいけない友達と遊ばせたいのにゆっくり眠らせてあげたいのに家庭教師をつけることになったり宿題が出たりテストがあったり成績表があったり話をするって何?話ができるって何?それって伝え合うってことだよね日本
こんにちは。フランス・ドイツ・日本と引っ越しながら日仏バイリンガルの子ども二人を育てた日本語教師海外での日本語教育サポーター【KOTOHOGU日本語】主催の聰子です。皆さまは同じ人でも話す言語によって性格が変わるということを感じたことはありませんか。私は周りの人を見ていたり自分自身を観察してもそう思うことがあります。分かりやすく言うと英語を話す時は日本語を話す時よりジェスチャーが大きくなったりするというようなことです。うちは、夫も二
こんにちは。フランス・ドイツ・日本と引っ越しながら日仏バイリンガルの子ども二人を育てた日本語教師海外での日本語教育サポーター【KOTOHOGU日本語】主催の聰子です。今日は大人になった私の子ども達の日本語に対する姿勢についてお話したいと思います。私の夫はフランス人なんですが日本語も話すので子ども二人も家族全員が日本語とフランス語を使って話をします。家の中では規則がなくて誰かがフランス語で話してもそれに日本語で答えたりということもよくあり
こんにちは。フランス・ドイツ・日本と引っ越しながら日仏バイリンガルの子ども二人を育てた日本語教師海外での日本語教育サポーター【KOTOHOGU日本語】主催の聰子です。今日は日本語が伝える心情についてお話させてください。ヨーロッパに住んでいると英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語など色々な言葉に囲まれているわけですけれどそれぞれ違う言葉とはいえ語源的には近いのである程度置き換えが可能だと感じます。例えば、英語ではGo
こんにちは。フランス・ドイツ・日本と引っ越しながら日仏バイリンガルの子ども二人を育てた日本語教師海外での日本語教育サポーター【KOTOHOGU日本語】主催の聰子です。お子さまに日本語を話してほしい日本語でずっと会話をしたい日本語が話せることによってお子さまの将来に可能性を持たせてあげたい…いろいろな理由から海外で日本語継承をされておられるお母さまがおられると思います。今日はそんなお母さまの中にある宝についてのお話です。誰でもそうだと思うんです
2024-02-17に「ゴールは決めるものじゃない」という記事を書いた読み返していたらその時の子どもたちの気持ちが蘇ってきた小さな頃から聞き慣れていたのなら疑問に思うことなどなかっただろうにそう締めくくったがそれは私のやるせなさ日本語のない環境で生活させる中でどう日本語に触れさせてどう吸収させていくのか自分が憤悶し諦めた現状が我が家以外にも多くあることを目の当たりにした一例彼らは「ゴールを決める」と教えられ「はいそうですか」と受け入れなかっ
こんにちは。フランス・ドイツ・日本と引っ越しながら日仏バイリンガルの子ども二人を育てた日本語教師海外での日本語教育サポーター【KOTOHOGU日本語】主催の聰子です。先日私のYouTubeチャンネルの方にご質問を頂きました。それは海外在住のお母さまからで「日系の保育園に子どもを入れようと考えているが縦割り保育と普通の保育では縦割り保育の方が日本語の習得が早いだろうか」というご質問でした。縦割り保育というのは年齢ごとにクラス分けをするのではな
こんにちは。フランス・ドイツ・日本と引っ越しながら日仏バイリンガルの子ども二人を育てた日本語教師海外での日本語教育サポーター【KOTOHOGU日本語】主催の聰子です。お子さまがだんだん大きくなって現地の学校の勉強も大変になりお母さまと過ごすよりお友達と過ごす時間が多くなったり熱中できるお稽古事が見つかってそちらに時間がとられるようになってくるとよくお母さまから聞く言葉それは「うちの子の日本語はそろそろ潮時かな」という言葉です。「潮時」という言葉
「の」その1否定HouseのColourではないHouseのNumberではないHouseのKeysではないHouseのDoorsではない
「が」その1否定CloudがDriftingしていないBirdsがChirpingしていないTreeのBranchesがSwayingしていないSnowDropsがOpenしていないDaffdilsがShootingupしていないSpringがStartingしていないNewYearがStartしていない
「な」その1否定FreshではないMorningBlueではないSkyCoolではないAirBrightではないSunshine
私が日本語教師をしていたとき色々な感情表現を使った短い文を書く授業をしたサッカーの試合で自分がゴールを決めた時のその満ち足りた状況を説明したい生徒がいた英語で言う''ScoreAGoal''を日本語に他の生徒が知っていて「ゴールを決める」とシェアをしたところがクラス全体が反発の言葉で満ちあふれ「決める」は何か選択肢があってそこからどれかを選ぶ時に使う言葉だと怒りのあまり呼吸を忘れるほどの勢いになった言語が違えば表現も違うこれはあれだ
生徒の一人が手を骨折した別の生徒がこう聞いた「どう骨が壊れたの?」英語が第一言語の子どもたちただ訂正するだけでは腑に落ちない日本に住んでる子どもたち「骨が折れる」というのだと落とし込むまで一体どれほどかかるのか見たり聞いたり読んだり書いたりでもきっと学校の授業で「骨は折れる」ものだと教わらないよね
カタカナその1FryingPanを英語で発音しそれをカタカナで書いてくださいという宿題を出した英語を第一言語とする生徒たちから個性あふれる回答が寄せられたしかし日本語を第一言語とする人々からFryingPanの日本語が「フライパン」だと教えることが日本語学習だと有無を言わせず叩かれた「フライパン」というカタカナを「フライパン」と書く練習はカタカナを書く練習にはなるけれど彼らの日本語会話を上達させる近道ではないと思いついた