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5月の絵本棚テーマ:手紙5月のテーマは「手紙」。一通からはじまる…郵便屋さんが登場する…本に仕掛けがある…恋するふたりの…さよならの言葉を綴る…絵本、詩の本をならべました。爽やかな風に吹かれながらのんびりと、誰かに手紙を書いてみたくなる季節に。「お元気ですか」「あなたのことを想っています」――絵本を贈ることもまた、手紙を送ることによく似ていますね。(左上から)『ぼくのキュートナ』(荒井良二/講談社)、『風たんてい日記』(杉田比呂美/小峰書店)、『ゆかいなゆ
「子ども読書の日」の4月23日、FM上越&FMみょうこう同時生放送番組『ひるどきラジオぴっとイン!』にお招きいただきました。絵本コーディネーターとしての活動内容、函店主として参加する「本の長屋」の話、来るゴールデンウィークに開催されます「春の長屋フェス」のトークイベント、(4/27)「絵本とジャーナリズム~報道記者・加古紗都子と『少女兵士ピチャ』~」のご案内等をさせていただきました。声のプロ・佐藤委子アナ、愉快なリスナーの皆さま、まことにありがとうございました!(楽しかったです
春の長屋フェス・トークイベント◆4/27◆「絵本とジャーナリズム」ゲスト:加古紗都子氏(TBS記者)「絵本とジャーナリズム」~報道記者・加古紗都子と『少女兵士ピチャ』~日時:4月27日(土)11:00-12:30会場:本の長屋(東京・高円寺)HOME高円寺に2023年6月にオープンした本のコミュニティ「本の長屋」です。www.honnonagaya.comゲスト:加古紗都子氏(TBS報道記者)1986年、兵庫県神戸市生まれ。2009年にTBSテレビ入社。
4月の絵本棚春がきました。子どもの頃、地面にへばりついたタンポポが、やがて太陽みたいな花を咲かせ、ふわふわの雲みたいな綿毛をつけることが不思議でした。ふーっと息を吹きかけると、綿毛は空へ飛びたちます。わたしのかけた魔法がタンポポに生命をあたえたみたいで嬉しくて嬉しくて急に大人になったみたいな気持ちになって何度も吹いては「がんばれ」と唱えていました。ふーっふーっふーっ(左上から)『ジャスミン』(ロジャー・デュボアザン作、絵/さがの弥生訳/童話館出版)、『
3/164月1日〜改正障害者差別解消法の実施、義務化。罰則などなくても当たり前に、みんながより生きやすい環境を目指して、配慮できる私たちでありたい。リンク先のブログは「努力義務」から3年目、2019年講座の際。ほとんどの受講生が初耳だと言っていました。スペシャルサービス、ではなく少数派にも「あたりまえの公共」を。『◆研修講座「多様な人々が集まる場で働くということ」新宿区立図書館【研修講座】』2019.2『◆研修講座「多様な人々が集まる場で働くということ」新宿区立図書館【研修講
絵本で〈ジェンダー〉を考える機会を創出しております。子どもにとって絵本は「経験」そのもの。大人は自らの「経験」を通して絵本を読みます。社会状況を知り絵本を読む中で、私は、何をどう考えるのか?問いを立てる小さなアクション。でも、自他を捉え直す大きな一歩です。3/8は国際女性デー国際女性デー国際女性デーとは?1904年、ニューヨークで婦人参政権を求めたデモが起源となり、国連によって1975年に3月8日を「国際女性デー(InternationalWo
3月の絵本棚テーマ:旅に出るとき3月。多くの人が節目を迎える季節です。ここから先へ――知らないものに出会ったり、これまでの自分から一歩踏み出してみることも、りっぱな「旅」。そんな絵本を集めてみました。さあ、行きましょう。扉を開けて自分のタイミングで(左上から)『かぼちゃひこうせんぷっくらこ』(レンナート・ヘルシング文/スベン・オットー絵/奥田継夫、木村由利子訳/アリス館)、『空猫アラベラ』(アティ・シーハンバーグ・ファン・フーケロム
まちのてらこや保育園(東京都中央区)訪問記2月20日翻訳家の星野由美さんより「あたらしい保育園、ご一緒しませんか」とお声掛けいただき、東京都中央区の認可保育園「まちのてらこや保育園」さまを訪問しました。まちのてらこや保育園伝統と文化のまち、人形町にある認可保育所『まちのてらこや保育園』です。人形町駅から徒歩3分。0歳児から3歳児まで、約25名のお子さまをお預かりしています。少人数でアットホーム。働くお母さん・お父さんに寄り添った「手ぶら保育」「スマートフォン連絡帳
2/11【本の長屋(高円寺)】本の長屋は共有書店。私は「えほん+∞」の屋号で、特価古本その他を販売しております。寄稿した『望星』(2月号)も入荷。望星-ぼうせい-(発行:東海教育研究所)望星(ぼうせい)考える人の実感マガジン。『望星』は「考える雑誌」です。混沌として先の見えない世の中で私たちは何をどう考え、どう生きていけばよいのでしょう。環境、教育、健康、社会と暮らし……。こうした問題への「視点」を模索し、読者とともに考えていく雑誌です。www.tokaiedu.co.jp
1/14【塞の神】山の子供ふうこが、北風小僧のさぶろうに願いを叶えてもらう物語。どんど焼きの夜、火の粉を空高く舞い上げるさぶろう。雪の迫力、伝統行事の迫力、呪術的な雰囲気。初版1973年、舞台は黒姫高原とのこと。☆『ふうことどんどやき』(いぬいとみこ作/赤羽末吉絵/偕成社)***1/15個人的な話で恐縮です。本日誕生日を迎えました。皆さまのおかげでなんとかやれておりますので、感謝を込めてご報告させていただきます。いつもありがとうございます💐51という数のインパクトに慄
2月の絵本棚◇テーマ「つくるひと」本を、絵を、野菜を、花を、家を、船を、建物を、自分の・誰かの居場所を……作り(創り)(造り)生きる美しいひとたち。“彼女はたくさんの作家の一人にすぎない、ひとり机にむかい、自分の本がいつか人々の心に種子となって蒔かれることを願っている。”(M.B.ゴフスタイン『作家』より)「0」から「1」を生むかれらの祈り、想いに耳を澄ませすべてのつくるひとへ大いなる感謝とリスペクトをこめて――。(左上より)『作家AWRITER』(M.B.ゴ
月刊『母子保健』1月号(公益(財)母子衛生研究会)に寄稿しました。「絵本で学ぶ多様性社会」のテーマで7冊ご紹介しております。こちらは子育て支援者のための情報誌です。自治体職員の皆様―保健師、保育士、助産師といった方々に読まれると伺っております。現場で日々奮闘される皆様のお役に立てますように。「誰も取り残さない」多様性社会が、優しい街が、どのように実現できるだろうか?いつも考えております。被支援者である親、子、すべての人々への理解につながりますように。~月刊『母子
2024.1.13絵本コーディネーター東條知美選2023年の絵本こんにちは。活動開始から14年、「読んでたのしい」「眼と心がよろこぶ」「子育てが楽しくなる」「個と社会をみつめる」......様々な視座に立ち皆様に絵本の情報・その魅力をお届けしております、絵本コーディネーターの東條知美と申します。【2023年の絵本】は、2023年に出会った新刊絵本の中から、東條が「繰り返し読みたい」「贈
2024.1.12絵本コーディネーター東條選2023年の絵本こんにちは。活動開始から14年、「読んでたのしい」「眼と心がよろこぶ」「子育てが楽しくなる」「個と社会をみつめる」......様々な視座に立ち皆様に絵本の情報・その魅力をお届けしております、絵本コーディネーターの東條知美と申します。【2023年の絵本】は、2023年に出会った新刊絵本の中から、東條が「繰り返し読みたい」「贈りたい」
2024.1.6絵本コーディネーター東條選2023年の絵本こんにちは。活動開始から14年、「読んでたのしい」「眼と心がよろこぶ」「子育てが楽しくなる」「個と社会をみつめる」......様々な視座に立ち皆様に絵本の情報・その魅力をお届けしております、絵本コーディネーターの東條知美と申します。【2023年の絵本】は、2023年に出会った新刊絵本の中から、東條が「繰り返し読みたい」「贈りたい」作
2024.1.5絵本コーディネーター東條知美選2023年の絵本こんにちは。活動開始から14年、「読んでたのしい」「眼と心がよろこぶ」「子育てが楽しくなる」「個と社会をみつめる」......様々な視座に立ち皆様に絵本の情報・その魅力をお届けしております、絵本コーディネーターの東條知美と申します。【2023年の絵本】は、2023年に出会った新刊絵本の中から、東條が「繰り返し読みたい」「贈り
新年の絵本棚あたらしい一年のはじまりです。かたわらに置いて繰り返し開きたい、美しい絵本を並べました。バーバパパの優しさ、ルピナスさんのひたむき、パン屋のくまさんの誠実、ガンピーさんのおおらかさ、こうまくんの元気、そして……ジャスミンの自由な精神絵本の登場人物たちにあやかりたいと思います。引き続きたくさんの絵本を携えて、西へ東へまいります。2024年が皆さまにとって、穏やかで実りある一年となりますように。❀・*:.。。.:*・゚❀・*:.。。.:*・゚❀・*(左上よ
12/1家にある【クリスマスに読みたい絵本】どーんお子さま向け〜文章長め(短編小説)小さなサイズの村上春樹や東野圭吾まで。みなさんはどの絵本がお好きですか?***12/2劇場がなくなるニュースとか本屋がなくなるニュースは、なにかこう…虚構が、手で触って確かめることのできる世界と地続きだった時代の終わりをいよいよ告げられたような…だからざわざわするのかもしれない。***12/3お散歩がてら、同郷のパティシエ倉嶌克彦さんが営む洋菓子店「LePontDesAmis(ルポ
【年の瀬の絵本棚】静かにほがらかに祈りをこめて……年の瀬に読みたい絵本を並べました。❄『かさじぞう』(瀬田貞二再話/赤羽末吉画/福音館書店)❄『トムテ』(ヴィクトール・リードベリ詩/ハラルド・ウィーベリ絵/山内清子訳/偕成社)❄『じゅうにしどこいくの?』(すとうあさえ文/おくはらゆめ絵/ほるぷ出版)❄『十二支のおはなし』(内田麟太郎文/山本孝絵/岩崎書店)❄『十二の月たち』(ボジェナ・ニェムツォヴァー再話/出久根育文、絵/偕成社)❄『十二支のお節料理』(川端誠
贈りたい絵本「おつかれさま」「たまにはゆっくりしてね」「大好き」――Season’sGreetingsに想いを込めて。大人にも絵本のプレゼント、おすすめですよ🎁お友だちに、家族に、パートナーに、お世話になったあの人に贈る絵本わたしの定番の6冊をご紹介します。❁.。.:*:.。.✽.。.:*:.。.❁.。.:*:.。.✽.。.:*:.。.❁.〜贈りたい絵本🎁〜『こねこのミヌー』(フランソワーズ作/きしだえりこ訳/のら書店)原書(仏)の初版は1962年。いなくなっ
11/13【そろそろノミネート】紅白出場歌手の発表があるということは、そろそろ〚東條絵本大賞〛の候補があがりはじめる時期です。自分ではじめたこととはいえ、悩ましい季節……(ちなみに昨年は6作品が大賞を受賞。いずれも傑作。ぜひお手にとってご覧下さい)『【絵本コーディネーター東條知美が選ぶ2022年の絵本】~1冊目~『ねことことり』(世界文化社)』2022.12.21絵本コーディネーター東條選2022年の絵本6冊こんにちは。今年で活動開始から12年、「読んでたの
女の人生に静かにスポットを当て、その内に秘めた強さをみつめつづけた絵本作家バーバラ・クーニー(1917‐2000)。彼女の絵本はどれも実に美しい。青い海も花の咲きみだれる丘も木々も街並みも建物、室内調度品にいたるまで――ページをめくりながら眺めているだけで、ため息が出るほどだ。しかしながら、バーバラ・クーニーはただ「美しい絵本」を手がけた作家だったのか?といえば、それは違うと思う。1960〜70年代、彼女の国アメリカでウーマン・リブ(女性解放運動)が起き、世界中に広
デジタル時代のメディアマガジン・月刊『B-maga』11月号、連載シリーズ「新・地域メディア最前線」で、函店主として参加しております共有書店「本の長屋」が取り上げられました。〈本でつながる大人の居場所〉をつくりたいと、東條もインタビューにこたえております。月刊『B-maga』2023年11月号(11/10発行)via絵本コーディネーター東條知美Yourownwebsite,AmebaOwnd
来たる11/18〜11/26、「本の長屋」(東京都杉並区高円寺)で【本の長屋フェス】を開催します。ぜひこの機会に、東條も函店主となっております「本の長屋」へお運びいただきたく、お知らせをさせていただきます。「本の長屋」とは?本の長屋とは、1階には区画ごとに本棚を設け、個人や出版社が「函店主」として出品する共有書店です。2階はギャラリーや読書会などのイベント・交流スペースとなっています。本の長屋は、年齢や属性に関係なく本好きが集まり、本を通して人々がつながっていく場所を提供すること
☆『もりのかくれんぼう』(末吉暁子作/林明子絵/偕成社)今、はじめて思いました。お兄ちゃんがけいこをからかうあの歌、異世界からの出口に繋がるあの(いつもの調子の)歌は、からかいのつもりで早足で先を歩きすぎて、気がつけば本当に妹(けいこ)を見失っていた兄による、心配まじりのCallだったのではないかと――。(姉だった私にも心当たりがあります。)金色の季節に🍂子どもにも、大人にも、ぜひどうぞ。(2023/11/7)絵本コーディネーター東條知美
11月の絵本棚テーマ「深まる秋」本を読んだり、観劇や美術館に出かけたり、紅葉の森や街を散策したり……秋は、観たもの、感じたもの、心を動かす美しいものをじっくりかみしめるのにふさわしい季節ですね。深まる秋深める秋に絵本をひらいてゆったりとお過ごしください☕左上から『バレエ団のねこピンキー』(ノエル・ストレトフィールド作/スザンヌ・スーバ絵/田中潤子訳/のら書店)、『メルシーのすてきなおへんじ』(ぬまのうまき作、絵/ニコモ)、『いまはあき』(ロイス・レンスキー作/さくまゆ
10/16【戦争は】戦争は何も見ようとしないミルクの大切さをなにより人間の大切さを見つめることができないのよ戦争は☆『なぜ戦争はよくないか』(アリス・ウォーカー文/ステファーノ・ヴィタール絵/長田弘訳/偕成社)***10/16【安心で包む】だれにでも安心の場所が必要。とくにちいさな子どもには。はじめて出会う世界に目を輝かせるためにもふいに怖いものに出遭った日にもみんないるよ。あんしんなばしょにいるんだよ。☆『ここにいるよ』(竹下文子文/鈴
上越妙高駅前「フルサット」で10/30まで開催中の『パンダのどすん』展トークイベントにおじゃましました🐼📚✨handyさんは昨年『パンダのどすん』で絵本作家としてデビューされた親子ユニット。絵を担当されているゆみこさんが私の中高時代の先輩というご縁で、今回こちらにお招きいただきました。あいさん(『パンダのどすん』で文章をご担当)の読み聞かせは、可愛らしくも堂々たるものでした!ゆみこさん(同絵担当)は「大好き」だという巨匠、(ミッフィーの生みの親)ディック・ブルーナ氏への想い、氏と交わし
10/2朝からオンライン取材受け。絵本を9冊(3テーマ)ご紹介。ライターさん含む担当お三方(皆様企業内でお仕事中)に、唐突に絵本を読み聞かせはじめるわたしだ。ふだん絵本にはあまり縁がないとおっしゃる皆さまが、泣いたり笑ったりしてくださり、なんだか嬉しかったです。子どもに絵本を🍀大人にも絵本を🍀(某企業様メルマガにて特集される企画記事。公開の際にはまたお知らせします)***10/3【こどもの心】赤ちゃんのお世話で忙しいママ。りおちゃんはパンダのクゥクゥを抱きしめて頑張る。あ
【北京師範大学主催・オンライン講演会vol.2】10/6中国の北京師範大学主催・オンライン講演会にて、「絵本と”ジェンダー„~自分らしさを育む表現~」のタイトルの下、お話をさせていただきました。・主催:北京师范大学教育学部姚颖副教授外国文教专家项目・対象:学生、院生、一般・目的:日本の絵本を用いた教育、その他実践に関する紹介(投影データは中国語で)ご聴講いただきました大勢の皆様、北京師範大学の皆様、早稲田大学小林教授、今回も同時通訳と資料翻訳とい