かつてアベノミクスとかいうものがあり、3本の矢で成り立っているといっていた。一番国力にかかわるのは第2の矢で、財政出動について述べていた。しかし、それには、「機動的な」財政出動というように、妙な形容詞が付いているのである。機動的・・というのは、必要な時を選んでやるという意味であり、その必要な時は、消費税を増税するための地ならしの直前1年間というぐらいの意味でしかなかったのである。そもそも、減りすぎた財政出動は、元に戻さないといけないので、減りすぎた財政出動を元に戻す!というようなスローガンでない