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2025年10月12日、抗癌剤の副作用も落ち着いた週末は、日蓮宗日朗門流の大本山、長栄山本門寺(以下、池上本門寺:東京都大田区)を美月と参詣しました。(このポスターは参道の日蓮宗グッズ店で頂戴しました。歓喜)お会式(日蓮宗)とは、日蓮宗の宗祖である日蓮大聖人の命日に行う大法会で、特に池上本門寺のお会式は江戸時代より続く宗派の一大イベントになっています。(江戸自慢三十六興:ウィキペディアより)美月はかつて京急梅屋敷駅商店街(東京都大田区)に住んでおり、池上本門寺のお会式(万灯練供養)は、子
義兄が亡くなり富山へ日帰りでした。月曜に通院がある私と、仕事がある姪はお通夜の前の納棺式にだけ出席~富山の浄土真宗ではお通夜の前に納棺式があり、お坊さんのお経の後、遺族の前で納棺師の方が白いお布団の中で浴衣から経帷子へ着せ替えて行きます。終わった時は汗びっしょりだったので、大変なお仕事と思います。その後お棺にお入れして祭壇に置かれました。(父の時は足袋だけは母と私で履かせましたし、母の時はなぜか経帷子は着ませんでした)急死だったので驚きましたが、情に厚く、弟である夫含め子供や孫を可
納棺式に初めて参加した。通夜の始まる2時間前、色とりどりの花が飾られた祭壇の前に義姉のご遺体があった。光沢のある布団の上に横になっている姉は、経帷子の上に薄く緑色の上掛けを羽織っていた。そして首もとにはやはり光沢のある飾り襟が着けてあった。上掛けと飾り襟の色は私達が選んだ色である。綺麗に調和していた。若い男性と女性の納棺師の方の声掛けで、姉の旅立の準備が整えられていく。物腰がとても柔らかくこちらの気持ちが和らいでいく。参加した一人一人に清拭布が手渡され、それぞれが姉の手や足や首な
・女性用の経帷子(きょうかたびら)のお仕立て!ご訪問ありがとうございます職人たちの顔が見える着物のお仕立て屋さん、一級和裁技能士の磯部真理です。女性用の経帷子(きょうかたびら)をお仕立てさせていただきました。ありがとうございます。ご紹介させていただきますね。経帷子は、故人があの世へ旅立たれる際に身にまとう死装束のことです。帷子は単(ひとえ)で仕立てられた裏地のない着物のことをいいます。
・経帷子(きょうかたびら)のお仕立て!ご訪問ありがとうございます職人たちの顔が見える着物のお仕立て屋さん、一級和裁技能士の磯部真理です。経帷子(きょうかたびら)をお仕立てさせていただきました。ありがとうございます。ご紹介させていただきますね。経帷子は仏式で死者を葬るときに死者に着せる白い着物のことです。仕立てるときに、玉止めや返し縫いをせずに仕立てるのが特徴だといわれています。この世に執着
・ご夫婦用の経帷子(きょうかたびら)のお仕立て!ご訪問ありがとうございます職人たちの顔が見える着物のお仕立て屋さん、一級和裁技能士の磯部真理です。ご夫婦用の経帷子(きょうかたびら)をお仕立てさせていただきました。ありがとうございます。ご紹介させていただきますね。男性用と女性用の経帷子をそれぞれお作りさせていただきました。経帷子とは死に装束のことです。生前に作ると長生きをするとも言われています。
ブログを更新するとたくさんの方が見に来てくださってとてもうれしいですありがとうございます『いいね』や『コメント』もよろしければお願いします=========納棺の儀を進めさせて頂きます。3~4名の方が来られた湯灌の時と同じようにシーツの両端をみんなで持って父をお棺にいれた病院から来て着た服は足元に置いてもらったモリさん(仮)が「お父様、経帷子が良くお似合いですね」とまた褒められた(笑)「水戸黄門さまみたいでしょ?」とみんなで笑った笑
湯灌が終わって最後に花さんにもう一度お礼を言ったそしたら花さんがお父様がホントに良くお似合いでしたご家族さまがホントに仲が良いと感じさせて頂きましたこのようなご家族さまのお手伝いが出来てとても光栄でしたありがとうございましたと笑顔で言ってくれた。ウチは賑やかなだけです…と言ったらお父様の日常が垣間見えた気がしますあ、そうかお父さんの日常はこんな感じだったなと思ったらまた少し泣きそうになった涙腺が緩いな~========
待つこと10分~15分ふすまが開いて花さんが『どうぞお父様を見て差し上げて下さい』と笑顔髭も整えて顔色も少しだけ明るくしてもらって経帷子を着せてもらった父がいた経帷子を着た父は全然違和感がないむしろ似合っている(笑)横でオットと叔母が「なんかすごく似合ってるんだけど~」と笑ってる母も「あら、お父さん」と笑顔私も弟もそこにいた全員が一瞬で笑顔になった花さんが『こんなに経帷子がお似合いの方はなかなかいらっしゃらないです』『今までで一番お似合いの方です
和室から出てきた花さん『お父様のお身体なんですが…あまり状態がよくなくて(体液)が少しずつ染み出していますお洋服も少し汚れていて…肺のお水も1000㏄抜きました全体的にむくみが残っているのでこれからまだ染み出て来ると思います』1000㏄って1ℓじゃん!?お父さん苦しかったはずだよねホントにギリギリ最期まで点滴されてたからね身体中むくんでたし腹水も溜まってるって言われてたし『もしよろしければ…薄い肌着のようなものを着けるとこれ以上は染み出さな
四月は、出逢いと別れが交差する。春の花は、桜以外にも姿美しい花が数多くありますが、桜はどうしてこんなにも人々の心を魅了するのでしょう。花が開くまで待ち遠しく、一輪一輪の蕾が花が開けば、その美しさが集い、人を包み込む。咲いたかと思えば、春の風雨とともに、潔く舞い散る。風に舞い散る花びらも美しい。この儚さに、人は桜と人生を重ね合わせる。散る桜残る桜も散る桜良寛良寛さんの辞世の句と言われています。散らずに残っている桜も、やがては散ってしまう。命あるもの、いつか
こんばんは🌙先日の七五三着物手直しが終わりフォトスタジオへ納品が出来ました+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:経帷子故人様がお召しになる死装束経帷子(きょうかたびら)と呼ばれる白いお着物白羽二重でお仕立てをさせて頂きました。お仕立てには・糸の結び目を作らない。・返し縫いをしない。・一人で縫わない。・掛け衿をつけない。・背縫いのきせは反対にする。などの決まり事があり糸の結び目は、執着返し縫いは、
近頃俳句の行き詰まりに対して自分の短歌は面白くなっている。俳句が写生そのものや外在的であるの対して、短歌は寄物陳思でありながら内心吐露を直接的にも実行できるので、コロナ禍で引篭っている身には向いているのかもしれない。昨年末には庭の菊が次第に枯れていく様を観察したので、その感慨を詠ってみた。結果的には選者の手が入ったので一席にはなりそこなった。色失せし菊に初雪降り続く経帷子を纏はす如くにいろうせしきくにはつゆきふりつづくきょうかたびらをまとはすごとくに庭に
・経帷子(きょうかたびら)のお仕立て!ご訪問ありがとうございます職人たちの顔が見える着物のお仕立て屋さん、一級和裁技能士の磯部真理です。経帷子(きょうかたびら)をお仕立てさせていただきました。ありがとうございます。ご紹介させていただきますね。仏式のお葬式で故人が身に着ける着物のことを経帷子(きょうかたびら)といいます。白装束とも呼ばれることがあります。ご紹介の経帷子は、地模様が織り
・御高祖頭巾(おこそずきん)のお仕立て!ご訪問ありがとうございます職人たちの顔が見える着物のお仕立て屋さん、一級和裁技能士の磯部真理です。御高祖頭巾(おこそずきん)をお仕立てさせていただきました。ありがとうございます。ご紹介させていただきますね。細かい鱗文(うろこもん)が織り出された白生地を使用しています。前面部分を額に当てて、頭の後ろで紐を結びます。頭巾の裾をもって、後ろ側に垂らしま
・ワンタッチで取り替えできる被布飾りがついた被布のお仕立て!ご訪問ありがとうございます職人たちの顔が見える着物のお仕立て屋さん、一級和裁技能士の磯部真理です。ワンタッチで取り替えできる被布飾りがついた被布をお仕立てさせていただきました。ありがとうございます。ご紹介させていただきますね。昨日ご紹介させていただいた単衣仕立ての被布です。こちらの被布は経帷子(きょうかたびら=死装束)としてもご使用
自分の書いた詩がCDになる幸せこの秋、私が書いた詩を元にした歌がリリースされます。事のいきさつはこうです。日本の神話を語る時のプロローグとして本にあった序文を引用していたのですが、それがどうもピンと来ない。だったら自分の言葉で書いちゃえと作った詩がありました。ある会で、その詩を朗読したのですが、それを聞いた瀬下由浩(せしたよしひろ)さんが大変気に入り、「是非曲を作らせて欲しい」と言ってくれたのでした。瀬下さんはシンガーソングライター。瀬下さんの作る曲も歌声も素敵な事
・経帷子(きょうかたびら)単衣+5点セットのお仕立て!ご訪問ありがとうございます職人たちの顔が見える着物のお仕立て屋さん、一級和裁技能士の磯部真理です。経帷子(きょうかたびら)単衣+5点セットをお仕立てさせていただきました。ありがとうございます。ご紹介させていただきますね。経帷子(きょうかたびら)は、亡くなった方に着せる死装束のことです。白一色の布や紙布で作られます。ご紹介のものは、白
江戸の葬式と現在の葬式の違いは?現代では、臨終を病院で迎える人が多いが、江戸時代には、臨終は自宅で迎えるものだった。自宅で、家族や親しい人に見守られながら、最期のときを迎えたのだ。その後、遺体は頭を北向きにし、胸または枕元に刃物を置いた。北向きにするのは、お釈迦様が亡くなったときと同じ方向にするため、刃物はいわゆる守り刀、魔よけのためである。葬儀は自宅で行われるのが普通で、遺族は近所の人に手伝ってもらいながら、死に装
・経帷子(きょうかたびら)のご用意のお手伝い!〈お客様の声〉ご訪問ありがとうございます職人たちの顔が見える着物のお仕立て屋さん、一級和裁技能士の磯部真理です。経帷子(きょうかたびら)のご用意のお手伝いをさせていただきました。ありがとうございます。ご紹介させていただきますね。ご近所さんから、愛用されていた着物を、経帷子として着せてもらえるように準備しておきたいと、ご相談を受けました、。経帷子と
・淡い藤紫色の経帷子(きょうかたびら)のお仕立て!ご訪問ありがとうございます職人たちの顔が見える着物のお仕立て屋さん、一級和裁技能士の磯部真理です。淡い藤紫色の経帷子(きょうかたびら)をお仕立てさせていただきました。ありがとうございます。ご紹介させていただきますね。経帷子(きょうかたびら)は、亡くなった方に着せる死装束です。白一色の布で作ることが多いですが、今回は好みの色でのお仕立てです。
巡礼への訓戒詩メッカ巡礼(7)以下の巡礼への訓戒詩は、巡礼は身体の酷使であり、それこそその人物の信仰心を外に実証させるものである。身体を酷使せず、安楽に行をする者は偽善者に等しい。犠牲も、外なる犠牲は10日の犠牲祭で明らかになるが、内なる犠牲もまた巡礼行で試されている。他の人への思い遣りや布施もまたその主要な要素である。思い遣り無くば、信心深
経帷子(きょうかたびら)こんにちは。久しぶりの更新です。今年の夏は例年に比べ仕立ての仕事が結構ありまして・・・お盆休みもやっと取ったような状況でした。去年ですか?本木雅弘さん主演の『おくりびと』の影響でしょうか、経帷子の注文がありました。(白装束・死装束)などとも呼ばれます。ご夫妻で色違いの無地染めの着物と襦袢セット・・・色々調べてみると仕立てに関してだけでも決まりごとがあるのがわかりびっくりしました。早めにご準備なさると長生きできるなどの