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応仁の乱によって室町幕府は一気に衰退します、全国政権でなくなっただけではなく、将軍が統治できる土地がまったくない状態になります。細川京兆家、これは細川の宗家になりますが、京都にいて管領になって五畿内と阿波、淡路、讃岐を支配する家になります。応仁の乱のときの東軍の総大将の細川勝元の家です。管領は細川と斯波と畠山が回り持ちするとなっていましたが、応仁の乱で相続争いをやって斯波と畠山は没落したので、管領は細川宗家の家職になります。細川政元は勝元の子に産まれて細川宗家を相続しますが、修
「空も飛べた武将」スターシードの写真家小原里美です。いつもご覧いただきありがとうございます。2024年10月2日東京で神写天狗↓以前、人から天狗になったと思われる天狗を紹介しました。修験道を究めると天狗になり、普通の天狗より鼻が短いです。今回は、人からカラス天狗になったと思われるカラス天狗を紹介。カラス天狗と一緒に男性もいます。口がくちばしになっています。まげを結っているので、僧侶ではないです。修験道はさまざまな職業の方が修行していました。この方
ついに駿河今川家の内紛も終焉を迎え、当主として龍王丸に成長も見られるようになりました。長期間京都を不在にしている間に起こった大きな変化、それはまず蜷川新右衛門さん(『親元日記』を記したことで、当時の室町幕府の政務を知ることが出来ます)の死です。解説役がいなくなってしまいましたが、「だいたい説明した」という盛定の言葉もあり、解説が必要な場合でも今後は新九郎が盛定スクリーンをうまく使えば何とかなりそうですね。新九郎が政知の奉公衆となっていたという説も最新のもので、先の龍王丸家督相
京都で「応仁の乱」が起こってから、世の中は「戦国時代」になったと言われています。この「戦国時代」に、室町幕府将軍が、何をしていたのか。畿内の情勢は、とても複雑で、分かりづらい。足利将軍たちの戦国乱世応仁の乱後、七代の奮闘(中公新書)Amazon(アマゾン)この本、前書きで「高校日本史程度の知識があれば、分かるように書いた」と書かれている通り、とても複雑で、分かりづらい、戦国時代の畿内の様相や、足利将軍の動きが、とても分かりやすく書かれています。以下、その紹介です。
古本屋で見つけ、ちょっと立ち読みして購入。「幻談」「観画談」以外は分類不能な作品。しかし、いずれも面白い。まず語り口。落語のまくらを読んでいるよう。文末が「ですます」で、ゆるい七五調。明快かつ調子がいい。とぼけたユーモア。些細な話に惜しげもなく古今東西の知識が披露される。冒頭は以下。こう暑くなっては皆さん方があるいは高い山に行かれたり、あるいは涼しい海辺に行かれたりしまして、そうしてこの悩ましい日を充実した生活の一部分として送ろうとなさるのも御尤
田中聖被告の有罪確定へKAT―TUN元メンバー(共同通信)-gooニュースgooニュース田中聖被告の有罪確定へKAT―TUN元メンバー.2023/06/2310:42共同...永山絢斗容疑者来年のNHK大河「光る君へ」降板映画「東リベ」は予定通り公開か.カッコイイと思う「京都府の地名」ランキングTOP30!1位は「舞鶴市」【2023年最新投票結果】ねとらぼ-ITmediaねとらぼ調査隊では2023年6月4日から6月10日にかけて「京都府の地名でカッコ
乱都(文春文庫)Amazon(アマゾン)367〜2,475円「京は、人を滅びへと誘う魔性の地だ。京を制したいという欲求に、人は勝てん」権力に魅入られ、己の有利のために争い、騙し、裏切る。敵になったり味方になったり、まつりごとよりも権力の座をいかに掴むか。その結果生じる京の町や人々の苦難を顧みない。応仁の乱前後から信長、ちょっとだけ秀吉までの京の権力者の栄枯盛衰を描いています。畠山義就(はたけやまよしひろ):幕府から離れ河内に己の国を築きたいと望む細川政元(ほそかわまさもと)
蔵出し京都画像〜京都画像クイズNo.167は塔頭寺院の問題でした😊。山門この画像だけでどこの寺院か分かります🤭。受付はこの先ここ最近拝観料がアップしていますが、こちらは安定の300円🤣。ニャ♪2020年に20歳だったら、今も元気でいれば良いのですが🙂。それでは正解です妙心寺塔頭大心院大心院は文明十一年(1479)足利幕府管領・細川政元が景堂和尚に帰依して上京区大心院町に建立した寺院。細川幽斎によって天正年間に妙心寺に移建、中興されています🤓。参
伊勢宗瑞とそれをめぐる戦国時代初期の東国史への関心が高まる-カドブンカドブンレビュー·伊勢宗瑞とそれをめぐる戦国時代初期の東国史への関心が高まる――『疾き雲のごとく』伊東潤文庫巻末解説【解説:黒田基樹】.●伊勢宗瑞[1]・[2]信玄ゆかりの長沼城跡小学生が発掘作業を体験|NHK長野県のニュースNHK戦国武将、武田信玄がかつて軍事拠点とした長野市長沼地区の城跡で、夏休み中の小学生が発掘作業を体験しました。長野市長沼地区にあった長沼城…お気に入りはどのキャラ?
最近は歴史武将を攻略対象にした乙女ゲーが流行っていますが、絵柄が好みじゃないので、やったことがありません。でも私は、歴史人物に恋したことがあるんですよ。大河ドラマに出てくる有名な武将ではなく、偉業を成し遂げた立派な人でもないんですが、日本の戦国時代のキッカケを作った人なので、すごく興味を持ちました。Steam:信長の野望・蒼天録withパワーアップキット「下剋上」をテーマとした本作ではシリーズ初の配下武将プレイが可能に。「外交」では包囲網や三国同盟など多彩な外交
【問題】細川政元の家臣・赤沢朝経は、次のうち何の才能を認められて家臣に取り立てられたか?【選択肢】火縄銃連歌相撲鷹狩【正解】鷹狩【解説】赤沢朝経(ともつね)は、譜代の細川氏内衆ではなく、信濃国出身とされ、政元に鷹狩の才能を認められて登用されたという。以後、政元の軍事活動に大きく貢献した。
細川政元は実質権力を掌握し、足利義澄とも一応の和解をして、やりたい放題でした。特に奇行が目立ちだします。細川政元は修験道・山伏信仰に凝って、女性を近づけることなく生涯独身を通しました。そのため、空を飛び天狗の術を得ようと怪しげな修行に熱中したり、突然諸国放浪の旅に出てしまうなどの奇行がありました。『足利季世記』では「京管領細川右京大夫政元ハ四十歳ノ比マデ女人禁制ニテ魔法飯綱ノ法アタコ(愛宕)ノ法ヲ行ヒサナカラ出家ノ如ク山伏ノ如シ或時ハ経ヲヨミ陀羅尼ヲヘンシケレハ見ル人身ノ毛モヨタ
室町将軍の話を進めていきますと、かならずこの細川政元に触れないわけが行きません。この御仁、自分の都合で、室町将軍を挿げ替えることを平気で行い、無力化している室町幕府にとどめを刺すような振る舞いをしていました。足利将軍もこの細川政元には頭が上がらない状態で、足利義材は細川政元と対立したために、将軍職をはく奪されるという事態になってしまいます。細川政元は足利義材を将軍職から排除した後、足利義澄を将軍に立てるという暴挙に出ましたが、細川政元に盾をつく人はいないので、それが通ってしまいます。今回はその
足利義材が京都を留守にしている間に、京都に残っていた細川政元・日野富子・伊勢貞宗らは同年4月、清晃を11代将軍に擁立して、足利義材を廃する蜂起(明応の政変)を起こしました。細川政元の蜂起の最大の原因は、足利義材が将軍就任時は政務は当時管領だった細川政元に任せると言いながら、成長すると自ら政務を行おうとしたこと、すなわち将軍と管領のどちらが幕政の主導権を握るかにあったとみられています。京都では足利義材派の人々の粛清が行われて市中は騒然となり、自分が任命した将軍の廃立に怒った後土御門天皇は一時は抗
室町将軍第10代足利義材は強力な後ろ盾もなく、それでも、何とか権力を保持しようと、気に入らない大名を征伐するという悪手に出ます。このことで、自分で自分の首を絞めることとなります。足利義材は前将軍足利義尚の政策を踏襲し、丹波、山城など、畿内における国一揆に対応するため、1491年4月に近江の六角行高討伐の大号令を発し、軍事的強化を図りました。この六角征伐は細川一門をはじめ多くの大名が参加し、圧倒的な武力で六角行高を甲賀へ、さらに伊勢へと追い払い、成功裡に終わりました。また、細川政元がこの征伐に反
足利義政が無茶苦茶なことを数々してくれたおかげで、室町幕府というものがすでに名目上のものとなり、時の権力者が足利将軍を張子の虎に据えて、好き勝手するという時代になってしまいました。ですから、時の権力者に担ぎ上げられた将軍はコロコロ変わるという混沌の時代になっていきます。その先駆けが足利義材です。この足利義材は良い様に使われては捨てられてを繰り返しますが、権力という絶対的な力は終始持てず、振り回されていく人生となります。名前も3回変えることから、形だけは変えても、その流れは変えることが出来ず、戦
*2月14日エントリーの続きです。R大学文学部史学科のぜんざい教授と、継子の院生・あんみつ君の歴史トーク、今回のテーマは戦国時代の中国地方。本日は、天下人・大内義興のおはなしです。あんみつ「先生、応仁の乱で大内政弘が西軍に加わったのは、足利将軍家でなく細川氏との対抗上でした。大内氏は東アジア交易の要港である博多を領有し、細川氏は畿内・四国の守護として堺港と瀬戸内海を支配しています。明との勘合貿易の許認可権は足利将軍家にありますから、将軍家
2018年から連載が始まったゆうきまさみの本格室町大河もはや第8集。第7集まで主人公・伊勢新九郎盛時を表紙に据えていましたが、遂に新九郎の人生に大きな影響を与えた一人、今川上総介義忠が表紙を飾りました。表紙に違わず義忠が遠江へ出陣し大暴れ。この第8集に関しては『新五郎、奔る!』でもいいのではないかと思われる程義忠の従弟である小鹿今川新五郎範満が室町殿の意向に反する動きをする義忠をけん制し奔走する姿が描かれています。足利将軍家も9代義尚に代替わりし、急逝した父・勝元に代り聡明
◆◆◆くじょうみやび日録第二期◆◆◆あああ、このたびもありがとうございます、戦国炒飯TV!YouTubeで続いているこの番組。新シリーズはなんと、ボクらの戦国時代~戦国三愚人~で、3人の武将がトーク!大内義隆はうんそうだね面白いよね、今川氏真きたこれ、もしかして私の指針となる生き方の人、そして、なんとまさかの細川政元様、なのです!いや~もう氏真といい政元様といい誰得のキャスティング?私得???(しかもうつけ坂49では可愛い拾阿弥くんを演じた深澤大河くんではない
◆◆◆くじょうみやび日録第二期◆◆◆長らく行けずにいる“恋しき京都”。最後に行ったのは2019年秋なのですが、ブログ休止中で記事にしていなかったので、ちょっと古い話ですがハイライトをまとめます!(完結編)◆龍安寺の裏には天皇陵がいっぱい!石庭で有名な龍安寺は、一度訪れたいと思っていました。室町時代に細川勝元により創建されますが、応仁の乱で荒廃したところを、勝元の子・政元によって再興されました(政元ファンの自分にとってはここもポイントの一つ。勝元夫妻と政元の墓もあるという
謙信公は、本気で自分を毘沙門天の化身だと信じていた。だから生涯不犯、女性と交わったことがなかった、と言われています。そんな男がいるもんか、戦国時代に。大名は跡継ぎの男子を残すことが最大の使命でありそのために必ず妻と複数の側室がいるものだ。跡継ぎができなければ御家騒動になって家が滅ぶのだから、ある意味では戦争に強いか弱いかより重要なことだ。それを、毘沙門天だか願掛けなんだか、そんなオカルトな理由で疎かにする人間なんでいるはずがない。だから、これを「合理的に」説明できる説は、「謙信は女だ」、こ
いつも当ブログ歴史連載物語をご覧になって頂き誠にありがとうございます。みんな〜ありがとうございまーす長らく連載しておりました「天狗将軍」、本編、外伝、登場人物、こぼれ話…すべて終わり目次も完成しました。『天狗将軍・目次』『歴史連載物語『天狗将軍』目次』歴史連載物語『天狗将軍』細川政元各話をクリックすると、そのページが開くよ目次はじめに第1話政変の中の誕生第2話その名は聡明丸第3話応仁の乱勃発第4話初…ameblo.jp将軍の権力を傀儡化し実権を握った細川政元(ほそかわまさもと)
歴史連載物語『天狗将軍』細川政元各話をクリックすると、そのページが開くよ目次はじめに第1話政変の中の誕生第2話その名は聡明丸第3話応仁の乱勃発第4話初対面第5話深夜の遊び第6話西陣の館第7話宗全、見抜く第8話和睦へ向けて第9話懇願する母と酔う父第10話嫡男、聡明丸第11話祖父宗全第12話勝元の苦悩第13話15個の石第14話元服政元第15話動く幼児第16話両家和睦第17話西軍分裂第18話初めての遭遇第19話天狗の
今回は歴史連載物語『天狗将軍』のこぼれ話です。その④『天狗将軍』の目次はこちら⬇️目次応仁の乱(おうにんのらん)、明応の政変(めいおうのせいへん)、両細川の乱後、衰退、没落、滅亡する守護大名がいる中、細川氏はどうなったのでしょう?細川氏は常に争乱の中心にいたよね洛中洛外図にある細川殿細川高国(ほそかわたかくに)を倒したのは細川澄元(ほそかわすみもと)の子、晴元(はるもと)と三好之長(みよしゆきなが)の孫、元長(もとなが)でした。三好元長晴元は室町幕府12代将軍、足利義晴(あしか
今回は歴史連載物語『天狗将軍』のこぼれ話です。その③『天狗将軍』の目次はこちら⬇️目次戦国時代が始まったのは、応仁の乱(おうにんのらん)から始まったと言われてましたが、衰退したとはいえ幕府の中央政権は機能していた。応仁の乱その機能が失われたのが、細川政元(ほそかわまさもと)が起こした明応の政変(めいおうのせいへん)が戦国時代の始まりと新たに言われてます。将軍、足利義材(あしかがよしき)さんを外し、足利義澄(あしかがよしずみ)さんを将軍して傀儡化したんだよね守護大名は長引いた応仁の
今回は歴史連載物語『天狗将軍』のこぼれ話です。その②『天狗将軍』の目次はこちら⬇️目次『天狗将軍』の本編でも登場しましたが、細川政元(ほそかわまさもと)には異母姉がいました。名はめし、出家して尼僧の名は洞松院(とうしょういん)。容姿が不器量だったため、出家して父、細川勝元(ほそかわかつもと)が建立した龍安寺(りょうあんじ)の尼僧となった。不器量…ブサイクってことかい細川勝元しかし、異母弟、政元の策で還俗して赤松政則(あかまつまさのり)に嫁ぎました。赤松政則政則とめしの間には
今回は歴史連載物語『天狗将軍』のこぼれ話です。その①『天狗将軍』の目次はこちら⬇️目次細川政元(ほそかわまさもと)の生きた時代、天皇は2代と続きました。現在の京都御所最初は後土御門天皇(ごつちみかどてんこう)。在位中に応仁の乱(おうにんのらん)が起きた。後土御門天皇は乱を避難するため、当時の室町幕府将軍、足利義政(あしかがよしまさ)の室町第に避難し10年間、そこで過ごしたのです。室町第(通称、花の御所)政元が起こした明応の政変(めいおうのせいへん)に憤慨し譲位を決意するが、臣
いつも当ブログ、歴史連載物語『天狗将軍』をご覧になって頂き誠にありがとうございます。こちら⬇️は目次目次今回は第79話から最終話まで主な登場人物の紹介をコアラがします。細川澄之(ほそかわすみゆき)関白・九条政基(くじょうまさもと)さんの末子。2歳の時に細川政元(ほそかわまさもと)さんの養子になったんだ。政元さんから嫡男として聡明丸(そうめいまる)の名をもらったけど、後に廃嫡となるんだ。物語では政元さんの評価は高かったけど…悲運な運命を辿ることになるんだよ。細川澄元(ほそかわすみもと)