紅葉賀

【内なる自分を表す】333文化・芸術の秋2024～(3)京ことば源氏物語「紅葉賀」秋の特別公演源氏物語では美しく移ろいやすい景色が人の心に重ねられているのです。（「京ことば源氏物語」読み手・山下智子さん談、要旨）＝＝＝今回もお読み頂き有難う御座います。◆花らっきょうの2か月に1度のお楽しみ、「京ことば源氏物語」。「もののあはれ」の源流をたどる旅、です。今回は、京都で特別公演があると聞いて・・・行ってきました(*´∀`)♪読み手は女優・山下智子さん。演目は3年前のCD記

急激に気温が下がっている。昨日の朝散歩の時に、結構寒いなぁと思ったが、同じ服装で出た今日の朝散歩では確実に寒さが増している。明日からは一段階厚いブルゾンにしなければならない。一昨日が暑くて、上着無しで歩いていたので、どうにも身体が付いて行かない。今年の秋も短めで、このまま冬になりそうだ。昨日、越谷の能楽堂で所属団体によるコンサートがあり、演奏してきた。NHK大河ドラマの影響で、今年は源氏物語が流行っているのを受けてか、「紅葉賀」の巻で光源氏と頭中将が揃って舞う「青海波」を主軸にしたプログラ

今日は寒い秋雨になりました・・・長袖を引っ張り出して着ていますさて、引き続き9月に行われた舞台のご報告です。そういえば、このころはまだまだ暑くて、衣裳をどうするか直前まで迷っていました。お彼岸なのに暑さはおさまらず、結局、単の着物にしたのでした。9月22日、江戸川区立中央図書館にて。「源氏物語を読む～光源氏の誕生と紫のゆかり」以前、書きましたように、私は与謝野晶子訳『源氏物語』全五十四帖の朗読をノーカットで収録してはいるのですが、この『源氏物語』の朗読会をするのは、今回が

【内なる自分を表す】328京ことば源氏物語S2-7「紅葉賀」後編まだ、こないなことは思いも寄りませぬ。この年齢（とし）になって身の恥どす。（中井和子訳『京ことば源氏物語「紅葉の賀」』より、源典侍）＝＝＝今回もお読みいただきありがとうございます。◆「京ことば源氏物語」。2巡目の第7回目「紅葉賀」の後編です。※前編（あらすじ）はこちら↓〓※中編（解説）はこちら↓〓「もののあはれ」の源流をたどる旅が、今年は猛暑を乗り越えて続いています。読み手・山下智子さん曰く、「今日

【内なる自分を表す】327京ことば源氏物語S2-7「紅葉賀」中編源氏の一生の中でこれほど純粋な恋は無かったのではないでしょうか。（「京ことば源氏物語」語り手・山下智子さん談、要旨）＝＝＝今回もお読みいただきありがとうございます。◆「今日はようこそお越しやしておくれやした」「もののあはれ」の源流をたどる旅は、読み手・山下智子さんのこの挨拶で始まります。それが、「京ことば源氏物語」。2巡目の第7回目「紅葉賀」の続きです。※前編はこちら↓https://ameblo.jp/

【内なる自分を表す】326京ことば源氏物語S2-7「紅葉賀」前編どんな世になったら、人づてでのうて、言葉がかけられるのやろか。（中井和子訳『京ことば源氏物語「紅葉の賀」』より、源氏）＝＝＝今回もお読み頂き有難う御座います。◆花らっきょうの2か月に1度のお楽しみ、「京ことば源氏物語」。「もののあはれ」の源流をたどる旅、です。読み手は女優・山下智子さん。今回は2巡目の第7回「紅葉賀」。会場はアトリエ第Q藝術です。（これまでのあらすじ）桐壺帝の皇子「光る君」は幼くして母と

【行ってきました】京ことば源氏物語を拝聴。2か月に一遍のお楽しみどすえ♪今回は「紅葉賀（もみじのが）」。語り手の山下智子さんは3年前にCDを制作、花らっきょうもその時買いました。せやけど、リアルな朗読の舞台はやっぱり宜しおすなぁ、CDで味わえへん空気感がありますさかい(*´∀`)会のレビューは後日改めて。#行ってきました#花らっきょう#京ことば源氏物語#源氏物語#紅葉賀#成城学園前#世田谷区#もののあはれ#紫式部

「その人なめり」と見たまふに、いとをかしければ、太刀抜きたるかひなをとらへて、いといたうつみたまへれば、ねたきものから、え堪へで笑ひぬ。【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、臣下に降ります。亡き母の面影を追い求め、恋に渇望した光源氏は、父帝の妃である藤壺宮と不義密通に及び、懐妊させてしまいます。光源氏１８歳冬。藤壺宮は、光源氏との不義密通の御子を出産しました。源氏は、年増にして色好みの源典侍（げんのないしのすけ）にちょっかいを出したのを、義兄

かうあらぬさまにもてひがめて、恐ろしげなるけしきを見すれど、なかなかしるく見つけたまひて、「我と知りて、ことさらにするなりけり」と、をこになりぬ。【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、臣下に降ります。亡き母の面影を追い求め、恋に渇望した光源氏は、父帝の妃である藤壺宮と不義密通に及び、懐妊させてしまいます。光源氏１８歳冬。藤壺宮は、光源氏との不義密通の御子を出産しました。源氏は、年増にして色好みの源典侍（げんのないしのすけ）にちょっかいを出した

好ましう若やぎてもてなしたるうはべこそ、さりもありけれ、五十七、八の人の、うちとけてもの言ひ騒げるけはひ、えならぬ二十の若人たちの御なかにてもの怖ぢしたる、いとつきなし。【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、臣下に降ります。亡き母の面影を追い求め、恋に渇望した光源氏は、父帝の妃である藤壺宮と不義密通に及び、懐妊させてしまいます。光源氏１８歳冬。藤壺宮は、光源氏との不義密通の御子を出産しました。源氏は、年増にして色好みの源典侍（げんのないしのす

女、「あが君、あが君」と、向ひて手をするに、ほとほと笑ひぬべし。【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、臣下に降ります。亡き母の面影を追い求め、恋に渇望した光源氏は、父帝の妃である藤壺宮と不義密通に及び、懐妊させてしまいます。光源氏１８歳冬。藤壺宮は、光源氏との不義密通の御子を出産しました。源氏は、年増にして色好みの源典侍（げんのないしのすけ）にちょっかいを出したのを、義兄の頭中将に気づかれ、密会中に乗り込まれてしまいます。源氏物

中将、「いかで我と知られきこえじ」と思ひて、ものも言はず、ただいみじう怒れるけしきにもてなして、太刀を引き抜けば、【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、臣下に降ります。亡き母の面影を追い求め、恋に渇望した光源氏は、父帝の妃である藤壺宮と不義密通に及び、懐妊させてしまいます。光源氏１８歳冬。藤壺宮は、光源氏との不義密通の御子を出産しました。源氏は、年増にして色好みの源典侍（げんのないしのすけ）にちょっかいを出したのを、義兄の頭中将に気づかれ、密

「誰れと知られで出でなばや」と思せど、しどけなき姿にて、冠などうちゆがめて走らむうしろで思ふに、「いとをこなるべし」と、思しやすらふ。【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、臣下に降ります。亡き母の面影を追い求め、恋に渇望した光源氏は、父帝の妃である藤壺宮と不義密通に及び、懐妊させてしまいます。光源氏１８歳冬。藤壺宮は、光源氏との不義密通の御子を出産しました。源氏は、年増にして色好みの源典侍（げんのないしのすけ）にちょっかいを出したのを、義兄の

ならひて、いみじく心あわたたしきにも、「この君をいかにしきこえぬるか」とわびしさに、ふるふふるふ、つとひかへたり。「誰れと知られで出でなばや」と思せど、しどけなき姿にて、冠などうちゆがめて走らむうしろで思ふに、「いとをこなるべし」と、思しやすらふ。【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、臣下に降ります。亡き母の面影を追い求め、恋に渇望した光源氏は、父帝の妃である藤壺宮と不義密通に及び、懐妊させてしまいます。光源氏１８歳冬。藤壺宮は、光源氏との不

内侍は、ねびたれど、いたくよしばみなよびたる人の、先々もかやうにて、心動かす折々ありければ、【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、臣下に降ります。亡き母の面影を追い求め、恋に渇望した光源氏は、父帝の妃である藤壺宮と不義密通に及び、懐妊させてしまいます。光源氏１８歳冬。藤壺宮は、光源氏との不義密通の御子を出産しました。源氏は、年増にして色好みの源典侍（げんのないしのすけ）にちょっかいを出したのを、義兄の頭中将に気づかれ、密会中に乗り込まれてしま

中将、をかしきを念じて、引きたてまつる屏風のもとに寄りて、ごほごほとたたみ寄せて、おどろおどろしく騒がすに、【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、臣下に降ります。亡き母の面影を追い求め、恋に渇望した光源氏は、父帝の妃である藤壺宮と不義密通に及び、懐妊させてしまいます。光源氏１８歳冬。藤壺宮は、光源氏との不義密通の御子を出産しました。源氏は、年増にして色好みの源典侍（げんのないしのすけ）にちょっかいを出したのを義兄の頭中将に知られてしまいました

「あな、わづらはし。出でなむよ。蜘蛛のふるまひは、しるかりつらむものを。心憂く、すかしたまひけるよ」とて、直衣ばかりを取りて、屏風のうしろに入りたまひぬ。【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、臣下に降ります。亡き母の面影を追い求め、恋に渇望した光源氏は、父帝の妃である藤壺宮と不義密通に及び、懐妊させてしまいます。光源氏１８歳冬。藤壺宮は、光源氏との不義密通の御子を出産しました。源氏は、年増にして色好みの源典侍（げんのないしのすけ）にちょっか

エル・システマ作曲教室でもお世話になっている笙奏者・東野珠実さんご出演の伶楽舎のコンサートへ。今回は「源氏物語を聞く」が、タイトル。もう、源氏物語ファンには大興奮な内容で！実際に紫式部が源氏物語の中で書いた楽曲を物語の様子に近い状況で奏でてくださる！という企画なのでした！例えば、「紅葉賀」で光源氏が若紫に筝の琴を教える場面で「保曾呂倶世利」を源氏の君の笛に合わせて若紫が琴を鳴らす、という箇所があるのですが、それを演奏しつつ、もっと人数の多い管弦でも聞くことができたり、はたまた、「胡蝶」の巻

おとなおとなしき人に、かく似げなきふるまひをして、見つけられむことは、恥づかしければ、【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、臣下に降ります。亡き母の面影を追い求め、恋に渇望した光源氏は、父帝の妃である藤壺宮と不義密通に及び、懐妊させてしまいます。光源氏１８歳冬。藤壺宮は、光源氏との不義密通の御子を出産しました。源氏は、年増にして色好みの源典侍（げんのないしのすけ）にちょっかいを出したのを、義兄の頭中将に気づかれてしまいました。源氏物

君は、とけてしも寝たまはぬ心なれば、ふと聞きつけて、この中将とは思ひ寄らず、「なほ忘れがたくすなる修理大夫にこそあらめ」と思すに、【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、臣下に降ります。亡き母の面影を追い求め、恋に渇望した光源氏は、父帝の妃である藤壺宮と不義密通に及び、懐妊させてしまいます。光源氏１８歳冬。藤壺宮は、光源氏との不義密通の御子を出産しました。源氏は、年増にして色好みの源典侍（げんのないしのすけ）にちょっかいを出したのを、義兄の頭中

風ひややかにうち吹きて、やや更けゆくほどに、すこしまどろむにやと見ゆるけしきなれば、やをら入り来るに、【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、臣下に降ります。亡き母の面影を追い求め、恋に渇望した光源氏は、父帝の妃である藤壺宮と不義密通に及び、懐妊させてしまいます。光源氏１８歳冬。藤壺宮は、光源氏との不義密通の御子を出産しました。源氏は宮中の女官に手を出すこともなかったのですが、年増の源典侍（げんのないしのすけ）には少し興味を持って、ちょっかいを

「かかる折に、すこし脅しきこえて、御心まどはして、懲りぬやと言はむ」と思ひて、たゆめきこゆ。【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、臣下に降ります。亡き母の面影を追い求め、恋に渇望した光源氏は、父帝の妃である藤壺宮と不義密通に及び、懐妊させてしまいます。光源氏１８歳冬。藤壺宮は、光源氏との不義密通の御子を出産しました。源氏は宮中の女官に手を出すこともなかったのですが、年増の源典侍（げんのないしのすけ）には少し興味を持って、ちょっかいを出していま

「いかで見あらはさむ」とのみ思ひわたるに、これを見つけたる心地、いとうれし。【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、臣下に降ります。亡き母の面影を追い求め、恋に渇望した光源氏は、父帝の妃である藤壺宮と不義密通に及び、懐妊させてしまいます。光源氏１８歳冬。藤壺宮は、光源氏との不義密通の御子を出産しました。源氏は宮中の女官に手を出すこともなかったのですが、年増の源典侍（げんのないしのすけ）には少し興味を持って、ちょっかいを出しています。源

頭中将は、この君のいたうまめだち過ぐして、常にもどきたまふがねたきを、つれなくてうちうち忍びたまふかたがた多かめるを、【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、臣下に降ります。亡き母の面影を追い求め、恋に渇望した光源氏は、父帝の妃である藤壺宮と不義密通に及び、懐妊させてしまいます。光源氏１８歳冬。藤壺宮は、光源氏との不義密通の御子を出産しました。源氏は宮中の女官に手を出すこともなかったのですが、年増の源典侍（げんのないしのすけ）には少し興味を持っ

「あまりはしたなくや」と思ひ返して、人に従へば、すこしはやりかなる戯れ言など言ひかはして、これもめづらしき心地ぞしたまふ。【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、臣下に降ります。亡き母の面影を追い求め、恋に渇望した光源氏は、父帝の妃である藤壺宮と不義密通に及び、懐妊させてしまいます。光源氏１８歳冬。藤壺宮は、光源氏との不義密通の御子を出産しました。源氏は宮中の女官に手を出すこともなかったのですが、年増の源典侍（げんのないしのすけ）には少し興味を

「人妻はあなわづらはし東屋の真屋のあまりも馴れじとぞ思ふ」とて、うち過ぎなまほしけれど、【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、臣下に降ります。亡き母の面影を追い求め、恋に渇望した光源氏は、父帝の妃である藤壺宮と不義密通に及び、懐妊させてしまいます。光源氏１８歳冬。藤壺宮は、光源氏との不義密通の御子を出産しました。源氏は宮中の女官に手を出すこともなかったのですが、年増の源典侍（げんのないしのすけ）には少し興味を持って、ちょっかいを出しています

我ひとりしも聞き負ふまじけれど、「うとましや、何ごとをかくまでは」と、おぼゆ。【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、臣下に降ります。亡き母の面影を追い求め、恋に渇望した光源氏は、父帝の妃である藤壺宮と不義密通に及び、懐妊させてしまいます。光源氏１８歳冬。藤壺宮は、光源氏との不義密通の御子を出産しました。源氏は宮中の女官に手を出すこともなかったのですが、年増の源典侍（げんのないしのすけ）には少し興味を持って、ちょっかいを出しています。

「立ち濡るる人しもあらじ東屋にうたてもかかる雨そそきかな」と、うち嘆くを、【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、臣下に降ります。亡き母の面影を追い求め、恋に渇望した光源氏は、父帝の妃である藤壺宮と不義密通に及び、懐妊させてしまいます。光源氏１８歳冬。藤壺宮は、光源氏との不義密通の御子を出産しました。源氏は宮中の女官に手を出すこともなかったのですが、年増の源典侍（げんのないしのすけ）には少し興味を持って、ちょっかいを出しています。源

弾きやみて、いといたう思ひ乱れたるけはひなり。君、「東屋」を忍びやかに歌ひて寄りたまへるに、「押し開いて来ませ」と、うち添へたるも、例に違ひたる心地ぞする。【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、臣下に降ります。亡き母の面影を追い求め、恋に渇望した光源氏は、父帝の妃である藤壺宮と不義密通に及び、懐妊させてしまいます。光源氏１８歳冬。藤壺宮は、光源氏との不義密通の御子を出産しました。源氏は宮中の女官に手を出すこともなかったのですが、年増の源典

「瓜作りになりやしなまし」と、声はいとをかしうて歌ふぞ、すこし心づきなき。「顎州にありけむ昔の人も、かくやをかしかりけむ」と、耳とまりて聞きたまふ。【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、臣下に降ります。亡き母の面影を追い求め、恋に渇望した光源氏は、父帝の妃である藤壺宮と不義密通に及び、懐妊させてしまいます。光源氏１８歳冬。藤壺宮は、光源氏との不義密通の御子を出産しました。源氏は宮中の女官に手を出すこともなかったのですが、年増の源典侍（げんの